本当によかった。

  • 全日空機:後輪だけ接地、機首宙に浮いたまま緊張の20秒(毎日新聞)(記事削除)

航空機事故は、交通事故よりも遭遇率が低いとはよく言われるが、発生した際には大惨事を招く事もあるため、絶対に事故を起こさない姿勢と体制が常に望まれる。

子供の頃の話だが、夏休みに家族で関東に旅行に行くことがあった。父親は渋滞を避けるため、夕方に出発して明昼頃に着くようにしたのだが、今回もその日程。
さらにいつもは東名経由のところ、今回はようやく恵那山トンネルの上り線も貫通し、上下線とも道路整備が終わった中央道を経由して移動することになった。そしてあの事故が起きた。

そう、この日は1985年8月12日、JAL123 便、日航ジャンボ機墜落事故の発生した日。

今でも、NHKのニュースが夜通し乗客名簿を朗読していたのを覚えています。

そんな過去の記憶が頭を過ぎったが、それから20年以上、機体の安全性もさることながら、訓練機器やノウハウの向上によってパイロットの能力なども飛躍的に向上した今の航空業界。
今回は幸いにして負傷者もでていないようで、とりあえずは機長や乗員乗客の冷静な判断と対処の賜物だったと思います。
まぁ、機体が小型だったこと、出なかったのは前輪で、後輪は出ていたこと、エンジンなどのトラブルではなかったことなど、きっとラッキーだったのでしょう。

ところでボンバルディア DHC8 という機体、就航してからも、かなりの回数やトラブルを見舞われているようですが、何が起きているんでしょうかね。徹底した原因究明が待たれます。

ちなみに ANA、JAL 各社の運行状況照会を追ってみました。

胴体着陸した ANA1603 便は、11:08 に「到着済み」として表示されてました。
そのあとに就航した ANA1605 便は、9:43 と表示されているように、先発しトラブルの発生した 1603 便よりも先に着陸させた模様。(高松空港の滑走路自体が何時に閉鎖となったかわからないが、こういう現象も場合によっては発生するようです。)

(些か不謹慎だが)好奇心ついでに JAL の発着案内も覗いてみました。

同型機が多く就航している就航している大阪-松山線を見てみたところ、国土交通省から TCD(耐空性改善通報)の通達が出るまでは就航させていた模様。

ちなみに、中標津でも同系列機がオイル漏れで欠航しています。

  • ボンバルディア機:オイル漏れで欠航 北海道中標津空港(毎日新聞)(記事削除)

個人的にはプロペラ機は乗ったことないので、いつか乗ってみたい思ってはいるのですが、事故があるとちょっとコワくなります。


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