続・善意の匿名の第三者

以前つぶやいたか、ブログ記事にしたかは覚えていないが、相変わらず2ちゃんねるに触発された「善意の第三者」からの通報に悩まされている話の続報を聞いた。
わたしの結論としては、複数人から別々のアプローチで相談されたら動くけど、1 人の「匿名の」チクりメールと2ちゃんねる内の記事だけで動くことは、組織の対応としては、あまりにも脆弱な情報源であり、影響のあるような行動は困難という判断。

それに当件については、既に情報を掴んでいたので、当事者と話をしたそうな。
彼らは「浅はかな行動」をした点、批判を受けている点について反省はしているし、それに対する「彼らなり」の対応を行った。
我々も彼らの行動が様々な場面で「浅はか」であることは指摘し、我々の企画に影響しないよう注意を伝えている。

我々としては、余程のトラブルであり、当事者の行動や企画の推進状況に甚だ疑問があれば、企画の中止、撤回、引継ぎも考慮する。
でも今回の企画については、トラブルの元となった件とは内容そのものが異なり、同様のトラブルは発生し難いと考えている。
企画の推進という点においては、若干不満が残る点はある。でもそれはスタッフ内部の企画推進でも起こる事象であり、すでに遅れている企画はあるという点。
それに企画の内容が過去に我々が直接行った企画に似ており、会場・スタッフ内部でも特に異論が出ていない点。
企画内容が既に告知されている点においても、現時点で企画を我々が引き取った場合、企画者当人らの「面子を潰す」ことになってしまい、彼らの信用を更に陥れてしまうことに繋がり、それは我々の本意ではない。
当事者の応対を見る限り、確かに「隙」はあるが、それなりの対応は進められており、彼らの面子を潰してまでの対応を取るには、あまりにも大人気ない。

それに対して、通報者は1人。しかも情報ソースは2ちゃんねる。しかも匿名。
彼らの行動によって直接迷惑を被ったのかも知れないが、そうであっても被害者は当事者に直接苦情を言うのが常套手段なはず。

それを「あの人はあんなトラブルを起こした人だから、企画をさせるな」と匿名で告げ口するなんて。
たとえ遠まわしな内容であっても、人の品格を疑う。
しかも先に送られてきたメールには「会場に連絡する」とか書いてるし、脅迫・強要に値する。
督促などのTPOを弁えていない。

メールの内容を見ても、明らかに「自身が受け容れられない人を排除するタイプ」であり、他人のミスを許せないタイプ。
そんな顔の見えない、自身の主張を繰り返す匿名の1人と、ミスは起こすけど、真摯に行動して顔の見える人であれば、現時点ではまだ後者のほうが信頼に値する。

自分が嫌だから、他人の行動を受け容れられない人は、それらに参加すべきではないと思う。
同人誌即売会も然り、2チャンネルに投稿も然り。
受け流すことができない人、割り切れない人は参加してはいけない。トラブルを起こすだけ。心労を増やすだけ。

もちろん企画が失敗することがあるかも知れないし、中止することだって、今後あり得るかも知れない。
でも現状においては、中止するほどのトラブルが我々自身に発生していない。
そもそも企画を広く募集し、推進も任せているのは、スタッフのリソースだけで楽しいイベントを作るのは非常に困難であり負担が大きいため。
そこで参加者に協力してもらい、みんながより楽しめるイベントを作り上げるられるように考えたシステム。

通報者には理解・容認できないかも知れないが、その点を踏まえても、企画は現状のまま進めていくことになる。

同人誌即売会というムーブメントを支え、共有する者として、失望させてないで欲しい。
これは企画の当事者にも通報者にも伝えたい。

…まぁ匿名の人に回答しても、きっと「失 望 し ま し た。」的なメールが返ってきて後味悪く終わるんだろうなぁ。まったく。
この人のおかげで、とても後味の悪い記念イベントになりそうだ。。。


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