Eclipse よ、今までありがとう

およそ10年弱の今まで、Windows の IDE として使ってきたけれども、そろそろお別れの時がきたよ。

今思えば、キミとの付き合いは紆余曲折の連続だった。

私がサラリーマンの頃、まず出社してやることは、パソコンの起動、そして次に Eclipse。そう、キミの起動だ。
会社から支給されたパソコンはとても非力で、キミの起動には数分の時間を要したのをよく覚えているよ。そのお陰で、起動操作ののち、僕はトイレやコンビニに行って、朝の優雅な時間を過ごすことができた。

でもそんな怠惰な生活に嫌気がさして、NetBeans に一度浮気したこともあったね。
その Netbeans も、一時オラクル社に浮気したお陰で(?)、バージョンアップがパッタリ止まったりしたことがあって、そんな浮気騒動も一度きり、僕は目が醒めて戻ってきてしまったけど、君は文句も言わず、相変わらずの怠惰な起動で優しく出迎えてくれた。
そんな出来事も含めて、いい想い出だ。

でも僕は、新たな旅に出たいと思う。そう、いよいよ戻らない、新たな旅に。

今までありがとう、Eclipse。
きっと君のことは忘れないよ。(多分?)

…というわけで、Visual Studio Code(VSCode)に鞍替えです。
だって起動が速いし、Extentions も沢山そろってるし、PHP の各種フレームワークバリエーションにも対応してるみたいだし。
それに C/C++、Java、Python、Perl、Ruby など、仕事柄、多言語を使用する立場として、各言語対応なのは、とても有り難い。

UI も Windows ライクなのも良い。
Visual Studio ライクな感じで、本家の血筋なのも良い。

要するにミーハーなだけなんですが。
でも使い勝手が良ければ、それを利用するに越したことはないかと。


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