- 山形女子高生自殺:遺族が遺書公表 いじめ再調査を要請(毎日新聞)
このような自殺事件の多くで「いじめはなかった」とされる学校や教育委員会の報告があるが、彼らは何をもって「いじめ」としているのかが、甚だ疑問に落ちる事がよくある。
まぁ、物事や知識を教えるという面では、日本の教育は優れているのかも知れないが、生徒の心や精神を養う・育む場としては、日本の学校の殆どは及第点に届いていないと思う。
もちろん、その原因には子供の社会の変化や地域性なども多分にあると思うが、それを察知できない先生や親・大人の社会、それを結果的な察知できない・関知できないようになっている教育システム・組織となってしまっているのが、最も腐っている部分だ思う。
それに「遺書は根拠の見えないもの」とした校長のコメントも、明らかにおかしい。彼らからしてみれば、自殺した一人の生徒よりも生きている生徒のほうが大事なのかもしれないと勘ぐってしまう。
でもまぁそうじゃないでしょ、両方を大切にすべきであって、そのためには生徒も遺族も同じバランスで捉えなくてはならないはず。
そんな中で、この校長のコメントはあまりにも遺族への配慮が足らないコメントであると私は思う。まぁ、校長のコメントなのか、背後にいる教育委員会のコメントなのかは、よくわからないけど。