月: 2007年11月

  • ジャンプスクエアすごいね

    • ジャンプスクエア:完売相次ぎ10万部増刷 32年ぶり、マンガ誌では史上初(毎日新聞)(記事削除)

    なんかすごいっすね。さすがジャンプというか、なんというか。

    集英社は月刊誌の発刊数が伸び悩んでいた中、月刊ジャンプを事実上廃し、これら連載陣(と編集陣?)を整理。
    そして、週刊ジャンプの連載陣(終了組含む)と集英社外からの漫画家を投入、これらを主要執筆陣として、まさに漫画出版界に「鳴物入」で投入されてきた。

    まぁ出版ビジネスは、作家や編集の人柄や手法がどうであろうが、とにかく部数が取れれば「勝ち」の業界なので、あとは発刊部数をいかに維持するかが勝負どころ。
    というのも、週刊漫画誌は編集と作家が一緒に作品を作ることもあるし、何よりも出版社の「看板雑誌」であれば経営陣も含めて、それなりのテコ入れがあると思う。

    それに対し月刊漫画誌の経営は、どこも厳しい模様。理由として、月刊誌編集部の独立性の高さがある。
    月刊誌の多くは事業部制、もしくは編集プロ制作というような感じで、独立採算的な面が結構ある。ということは、刷り部数が増えなければ、あっという間に編集部の台所事情は悪くなり、結果、原稿料が上がらない→作家陣のモチベーションが下がる→よい作品が生まれない→雑誌が売れない→原稿料……というような負のスパイラル、もしくは原稿料の関係で人気作家を投入できないなど、これはあくまで一例ではあるが、少なくともリスクが途端に増えることにには変わらない。

    まぁ、実際には社内の政治的駆け引きとか、集英社にこの構図が当てはまるとはあまり思ってはいないが、いずれにせよ発刊部数が維持できなければ、休廃刊の危機に晒され、関わった編集陣は戦犯扱いとなってしまうというのは、どこもあまり変わらないかと。
    作家陣・編集陣ともども、ぜひがんばっていただきたいと思う。 初陣は、追加増刷という御祝儀までついたが、この先どこまで続くかが見どころ。

    ちなみに、僕は買い逃してしまったので、増刷を手に入れて読みます。。。

    (さらに…)
  • ニコ動は「技」の見本市。

    まぁ、お気づきの方も多いとは思いますが、ニコニコ動画そのものは、目新しい技術ってわけじゃないんだと思うんですよ。
    どちらかというと、発想(アイデア)と技(テクニック)によって人気を得たコンテンツなのではないかと。

    あとは、技術者の「やる気」かな。これ一番大事。