- なるほドリ:プレミアム商品券はお得なの? /和歌山(毎日新聞)(記事削除)
まぁ、国が地方創生目的で4000億もの税金をバラ撒いた結果が「これ」。
「おカミの『おこぼれ』に群がる卑しい人達」にも嫌気が刺すんだけどね。なんすかこれ?
前日早朝から並んで商品券買うとか、「清貧であれ」とは言わないし、日々の生活が厳しい人には垂涎のものかも知れないけれど、自分はとても恥かしくて、できない。
これが国が目指した施策の結果であり、国が地方に対してカネを急にバラ撒いた事による、地方の「応え」。
国「お金あげるから、これで地方創生考えて」
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地方「こんなカネいきなり貰われても困る。」
↓
誰かが、こう助言「プレミアム商品券でいいんじゃね?」←こいつが犯人
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地方「そ れ だ !」
まぁ、多分こんな感じではないかと。
麻生が2009年に国民全員にカネをばら撒いた「定額給付金」制度と同じ。
ただ「現金」が「金券」に代わり、責任が「国」から「地方」に転嫁されただけ。
国民 「こんなアホな施策、誰が考えたんだ!」
国 「施策は地方が考えました。」 ←こうやって責任を地方に擦りつけ。
とはいえ、国も「ハコ物」でしかカネを使うことはできないんだから、しかたないけどね。
でも、こんな事に税金を使うんなら、まだハコ物、、、そう、「国の威信にかかわるオリンピック、新国立競技場」にカネ使ったほうが良かったんじゃないかな?
でも、国のスタンスにも理由もある。
生活保護対象者や所得税・住民税が免除されている人に対して、減税したり特別給付金を出しても、経済界は納得しない。だって、ギャンブルや既存の借金返済に使われても、経済界としては意味がないんだから。
それに対して「プレミアム商品券」は、有効期限が定められていて、必ず使用しなければならない。しかもギャンブルには使用できず、地域で必ず消費されるものだから、経済界に直接の利権はないけれども、納得はできる。
個人的には「国民全員に『プレミアム商品券』を均等に行き渡らせる施策にすれば良かったんじゃない?」と思うのだが。
でも、これだとカネが商品券に変わっただけで、「ばら撒き」には変らないか。うーむ。
社会保険への施策をしても、今の医療界は、「治療という」の名の下、やらなくてもいい治療も促すし。
これは「穿った見方」ではないと思うんだが。