月: 2023年7月

  • 泥ブロック製造機の考察

    泥ブロック製造機の考察

    1.19から実装された泥ブロックについて。

    「泥」は「泥塊」⇒「泥レンガ」にクラフト可能で、デザイン的にも有用なのだが、クラフトで目的のブロックにすることになる。

    そのための素材として「泥」ブロックが必要になるのだが、これが意外と面倒。通常だと「土」ブロックに「水入り瓶」を使わないと、泥ブロックにならない。
    しかも「水入り瓶」はスタックできないので、いちいち手に持ち替える必要がある。

    という事で、各所で自動機が考案されている。

    半自動タイプは「クセ」がある

    ところが、いわゆる上記のようなプレイヤーが自ら回収するタイプの「半自動タイプ」は、色々と「クセ」があって、これが意外と使いづらい。

    というのも、「土」「水入り瓶」⇒「泥」になる過程に若干のタイムラグがある、これが環境やプレイヤーの持つシャベルの強さ、立ち位置(採掘する泥アイテムまでの距離)などによってはタイミングを合わせるのが難しい。
    タイミングが合わないと、「土」のまま回収してしまったり、水源内での「ガラス瓶」⇒「水入り瓶」変換が間に合わず、ディスペンサーに「ガラス瓶」がそのままセットされたり、その「ガラス瓶」がディスペンサーから発射され、周囲に飛び散ったりなど、色々と問題が生じる。

    「クセ」に対する「コツ」

    そのような問題点に対しては、とりあえず以下のような「コツ」で対処することができる。

    強いシャベルは使わない

    ダイヤモンド・ネザライト・金のシャベルは破壊速度が 0.1 秒と速いので、これが「土」「水入り瓶」⇒「泥」変換のタイムラグと噛み合わない。
    ちなみに、この状態は「効率強化」エンチャントの付いたシャベルでも同じ影響が生じる。

    対策として一般的には「エンチャントされていない鉄のシャベルを使え」とよく言われているが、鉄のシャベルでも破壊速度は 0.15 秒で早いほうなので、環境によっては 石(0.2秒)、木(0.4秒)にまで落としたほうが良いかも。
    でも、石とか木だと、今度は耐久値に問題が出てきてしまう。「耐久力III」のエンチャントを付与しても、それほど長くならないのが、悩ましいところ。

    別の半自動タイプを構築するのが安牌?

    Webで調べてると、このタイプとは別の半自動タイプがヒットする。

    こちらは、土ブロック自体を設置したタイミングで、①ピストンで土ブロックを押し出し、②押し出された「土」にディスペンサーから「水入り瓶」が射出され、「泥」に変わる。プレイヤーはピストンで押し出される都度、「土」を所定の位置に設置するだけで①②が繰り返され、最後に生成された「泥」をスコップでまとめて回収するというもの。

    このタイプの場合だと、プレイヤーは単に「土」をセットするだけなのと、最後に「泥」をまとめて採掘・回収するだけなで、先のタイプよりも簡単、ではある。

    しかしながら、生成された「泥」をある程度そのままブロックとしてストックする場所が必要なため、先のタイプほどにはコンパクトにならない。

    ただし個人的には、マイクラでコンパクトに拘る理由も、必要性もないので、先のタイプで目詰まりを起こすたびに復旧するストレスよりも、こちらのタイプを作った良いような感じがしている。

  • マインクラフトの「鎖」について

    マインクラフトの「鎖」について

    基本的には装飾系のブロックなので、デザイン的な利用が中心ではないかと思うけど、デザイン面に於いても、設置には注意が必要。

    塀やフェンスと鎖横向きには繋がらない

    縦方向については、チェーンは繋がった状態のテクスチャになるが、横方向については、設置は可能なものの、繋がるテクスチャにはならず、若干ダサい表現になる。

    ちなみに通常ブロックの場合は、ちゃんと左右が繋がった状態のエフェクトになる。

    余談だけど、左右の鎖と上下の鎖についても繋がらない。

    鎖と鎖の間は、Mob が通過できる

    避雷針を縦2本に接続したものを2列並べた物でも、同じような効果となる。

    これを横2本に繋いだ場合、通常の Mob は通過できなくなるが、コウモリやニワトリ、シルバーフィッシュなどの小型 Mob については、おそらく通過可能。

  • パワードレール

    パワードレール

    あくまで普通のトロッコ1台で単体走行する場合の話です。
    連結トロッコやかまど付きトロッコなど、状態や特殊なトロッコの場合は、状況が変わると思います。

    最大速度は変わらない

    パワードレールをいくつも連接しても、最大速度は 8 m/s で変わらない。

    連接した場合、減速するまでの間隔が変化するが、パワードレールを2枚連接しても減速するまでの間隔が2倍になるわけではない。
    そのため、減速しない間隔でパワードレールを1つ入れるのが最も効率的。

    坂道

    上り坂で速度を落としたくないのであれば、通常のレールと交互に入れる必要がある。

    逆にパワードレールを節約したい場合、通常レールx2に対しパワードレールを挟むのでも良いかと。

    ただしその場合、次のパワードレールを踏むまで間で減速するため、登坂速度は少し遅くなる。

    ちなみに「通常レールx3、パワードレールx1」の場合でも坂を上ることは、速度はかなり遅くなるが、辛うじて可能。
    それ以上の間隔だと、上ること自体、できなくなる。

    また、高さ10ブロックの坂道の場合、「最初の5ブロックをパワードレール、後半の5ブロックを通常のレール」という並び順にしても、坂道は上ることが可能。

    これは、おそらく「坂道の場合、連接したパワードレールから与えた「動力」が、ブロック数に応じて積み上げられる」という考え方があるからだと思う。ただしこの考え方は、おそらく「上限」が儲けられているような気がする。
    (例えば「作用するパワードレールの連接数は最大15まで」という仕様とかありそう。)

  • マイクラの氷ブロックの違い

    マイクラの氷ブロックの違い

    マイクラには氷ブロックとして「氷」「氷塊」「青氷」の3つがある。

    マイクラの世界において、これらの「氷ブロック」は、基本的に高速移動のための手段に利用される事が多い以外に、利用手段は少ないような気がする。

    そんな氷ブロックではあるが、細かく違うところがあるので、まとめてみた。

    ざっくりまとめてみると

    • 「氷雪」バイオームに隣接する水性バイオームとして「凍った海」「凍った湖」「凍った川」などで自然生成。
    • 雪が振る高度やバイオームでは「水」が「氷」に変化する
      • 雨が雪に変わる高度はバイオームによって変化するため、一概には決まっていない。
      • バイオーム毎に基準温度(Y=64の温度)が決まっており、その温度から高さ30ブロック毎に基準温度は0.05ずつ減少するため、計算すれば雪の降る高度は解る。
      • でも現実的には面倒なのと、雨の降らないバイオームもあるので、雨のときに雪のテクスチャーが出る高度を探せば、自ずと「水」が「氷」に変化する高度を発見するのが一番簡単ではないかと。
    • 硬度 0.5、爆発耐性 0.5(干草の俵と同じ、ガラスよりも少し固い程度)
    • 太陽以外の明るさ11以上の光源で溶ける
    • 滑りやすさ 0.98
    • ボートで滑った時の最高速度 40 m/s(氷・氷塊のほぼ倍速)

    基本的に松明とか光源が近いと溶けるので、そのままでは使いにくいブロック。

    氷塊

    • 「氷雪」バイオームの「氷樹」、もしくは「氷雪」に隣接する水性バイオーム「凍った海」に生成される「氷山」などで自然生成。
    • 氷 x 9 ⇒(作業台)⇒ 氷塊 x 1
    • 硬度 0.5、爆発耐性 0.5(氷と同じ)
    • 光源では溶けない。
    • 滑りやすさ 0.98(氷と同じ)
    • ボートで滑った時の最高速度 40 m/s(氷と同じ)

    基本的には「氷」の溶けない版が「氷塊」という理解で良いかと。
    (実際のところ、それ以外の特徴も効果もないので。)

    よって、いわゆる「氷ボート」(氷塊の道路+ボートで作った高速移動ルート)を作る場合、氷塊もしくは青氷で作ることになる。

    ちなみに「エリトラ」で移動する場合 30 m/s(花火で最大加速しても 38m/s)なので、「氷塊」で作った場合、「エリトラ」で移動している程度の速度にしかならない。
    (それでもトロッコの 8 m/s よりも 4 倍近い速さ。作業台でクラフトするにしても、青氷よりはコスパ的には見合う。)

    青氷

    • 「氷雪」バイオームに隣接する水性バイオーム「凍った海」に生成される「氷山」の水面付近や底面、「凍った深海」に生成される。
      • 水面付近や水面下に部分生成されるので、氷塊よりも生成量は少ない。
    • 氷 x 81 ⇒(作業台)⇒ 氷塊 x 9 ⇒(作業台)⇒ 青氷 x 1
      • 「青氷」1個作るのに「氷」が81個必要なので、クラフトのコストは高い。
    • 硬度 2.8、爆発体制 2.8
    • 光源では溶けない。(氷塊と同じ)
    • 滑りやすさ 0.989(氷・氷塊よりも滑る)
    • ボートで滑った時の最高速度 75 m/s(氷・氷塊のほぼ倍)

    つまり「青氷」で氷ボートを作成すれば、エリトラ移動の倍の速度で移動できることになる。

    ただし前述の通り「青氷」を「氷」からクラフトするには、コストが高く、現実的ではない。
    少なくとも8個でクラフトできる「氷塊」を簡単に手に入れることが可能な「氷雪」バイオーム(特に「氷樹」「凍った海」など)を見つけるまでは、氷ボートを作るのは非効率だと思う。

    またサバイバルで氷ボートを作成する場合、ネザーに作成するのが最も効率的な移動手段となる。(ネザーの1/8の移動+青氷ボートだと、5千〜1万ブロック単位の移動が、ものの数分程度で完了できるようになる。)

    もう一つ注意しておいた方がよい点として、高速移動は、描画処理が追いつかなくなるリスクに伴うあるため、クライアント(マルチプレイ環境の場合、クライアント・サーバ両方)のマシン性能に余裕がない場合は、あまりお勧めしない。

    最悪の場合、ロールバックによって入手したアイテムがロストしたり、マルチプレイ環境の場合は、サーバ側がエラーでダウンしてしまう可能性もある。

    (番外)薄氷

    上記以外の例外として「薄氷」というブロックがある。
    これは「氷渡り」エンチャントの付加されたブーツで水辺に近づいたり、水面に乗ると、プレイヤーとその周辺の水が凍ってしまうのだが、その時に生成されるのが「薄氷」。

    見かけ上「氷」にかなり似たテクスチャーではあるが「氷」ブロックとは異なる別物。
    「氷」はシルクタッチのついた道具で破壊するとドロップはするけど、「薄氷」の場合は何もドロップしない。

    あと、時間と経過によって、自然に溶けてしまい、水に戻る。
    (夜や洞窟内など光量の少ない場所で自然には溶けない。これは「氷」と同じ)

    そんな感じでクラフト等にも一切利用できないブロックなので「番外」という事で。