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旨かった

  • 平和苑(livedoor 東京グルメ)(閉鎖)

いやー、久しぶりにすごい店でした。
確かに「すき焼き」1人前¥6,000- は高いと思うかも知れないけど、都心で同じレベルのものを出したら、多分5ケタの世界。
つか、この肉を出せる店自体がそんなにないかも。

店自体は、いい感じに使い込まれた(つまり、古)、いわゆる「焼肉屋」。店内もすごく狭いです。多分 30 人は入れないんじゃないかなぁ。
まぁ、近隣にも小奇麗な焼肉屋はあるけれど、そちらは閑古鳥。この店が繁盛しているのは、それなりの理由があるわけです。

基本的には、マスターの半分道楽でやっている店だとは思います。だからこそ、そこいらの肉とは全然違うし、おいしい日本酒も色々あるわけで。
マスターは素材とか酒にこだわりがあって、それを僕たち「客」に分けてくれている。そんな感じかなぁ。

しかも、なんとそれらが「それなり」の値段で飲食できるところが、すばらしい。

そして、なんと言ってもすごいのが、今回食べた「すき焼き」、初っ端50分で、ぺろりと駆逐。
肉はすごいし、すき焼きの出汁も濃口な割にはそんなに甘くない。それを日本酒(これも凄い)を飲みながら食べる。これが意外に合う。
そして最後には、手打ちのうどんがでる始末。
これがまた「すき焼き」後の出汁と絡めて食べると、ほんと絶品。

もうひとつ凄いのが「日本酒」。ほんと口当たりは「水」。でも段々日本酒の「香り」や「温かみ」が口内から食道、胃に広がっていく。
「芳醇な銘酒」とは、こういう酒のことだと、つくづく思う。普段はあまり日本酒飲まないんだけど(体質的にノドに引っかかるので)ここのは普通に飲めます。
必然的に高い日本酒しか飲めないので、まわりからしてみれば「ヤなやつ」です。ごめんなさい。

あ、ちなみに今回飲んだ日本酒は通常メニューではありません。マスターの機嫌とか親しみ度とか、登場させるにはそれなりの時期・タイミング・スキルとかが要求されます。でも、いわゆる「頑固者オヤジ」とは違います。えぇ、いいマスターですよ。
それに、これ以外にも、メニューには普通に旨い酒が普通にあります。でも普通の店よりも、この店のほうが多分安いかと。我々も、メニューにある旨い酒を飲みました。
まぁ、おいしい物を出してくれる店共通の合言葉「今日オススメのお酒(お肉)はなに?」を駆使してみてはいかがかと。

ご注意いただきたいのは、別に「牛○」とかみたいに、激安なわけではありませんので。
普通じゃない肉が普通の値段で楽しめるってことが、「幸せ」かと。

あと「すき焼き」は予約制で、しかも冬季限定なのかな。
当然「いい肉」がなければ、やらないメニューかと。

今回、人に連れて行ってくれた方に感謝感謝。

丸市ミート「三枚肉の燻製」(正式名ワスレタ)

正式名は、現地人に要確認。

ブラックペッパーを外側にまぶした状態で燻製風に仕上げてあるらしく。

脂っこいのだが、チャーシュー並に薄くスライスしてレンジで暖めて食すと、味のするジューシーな肉汁(油)が口の中に広がる。
非常に香ばしいこと。

酒のつまみ系。1 本 900 円位。(ちと高い。)
普通に切って食べてもいいとは思うけど、少し脂っこいから。
この辺はお好みで。

通販で買おうかと思ったんだが、なかったんよ。現地の食材かのう。

沖縄みやげ。
旨かったら、夏に大量発注の予感。(夏なのに。。。)