同人誌」タグアーカイブ

同人誌

「個人サークル」とは?

「サークル」というのは、もともと趣味や研究をする人の「集まり」を指すので、「個人サークル」というのは、相反する単語を繋げた、ヘンテコな言葉のような気がする。

この「個人サークル」という言葉。おそらく現代の同人誌(業界?)で生まれた言葉ではないかと思う。
もともと同人誌は、同じ趣味・趣向などを持つ者らがグループを設立したり、大学などのクラブ・同好会などの延長線で、集団からサークル活動が生まれ、それが主な流れとして捉えられたため、そこから「サークル」というものが標準的に使われ始めたのではないかと推測される。

もう一つは、この「サークル名」、好きな名前を付けることができるし、しっくりこなかったり、別の活動をするときは別の名前を付けるなど、商業的な意味を持つ「屋号」よりも、もっと自由度が高い。

そして、もともと同人誌活動は、別にグループではなく、個人でも制作・活動できる。
そう言った過程で「個人サークル」という言葉が誕生したのではないか思われる。

とはいえ、同人誌のサークルにおいて、本来の意味であるところのグループとしての「サークル」だろうが、「個人サークル」であろうが、同人誌の「読み手」としては別に変わらないのではないかと。

ちなみに「同人」という単語も、元々、その名の通り、同じ趣味趣向や志を持っている「グループ」を指すところから生まれた言葉だと思う。

ただ現在における同人誌における「同人」は、グループというか、同じ趣味趣向や志を持っている「人達」という、もっと漠然とした繋がりで指しているのではないかと思う。

同人誌

駿河屋通信買取のポイント(2024年現在の追補・訂正)

たった数年の経過ですが、状況は変わってきました。
補填的な話として、記事を追加します。

こちらの記事は、数年前の記事「駿河屋通信買取のポイント」の補填版です。

必ず駿河屋の買取について、あらかじめホームページを確認し、取引のルールを十分に理解したうえで、この記事をお読みください。

買取事情は刻一刻と変化します。買取方法も含めて変わる可能性があるので、必ず駿河屋のホームページから最新の状況を確認のうえ、自己責任でお取引ねがいます。
当然の話ですが、取引上のトラブルがあったとしても、当方では一切関知しません。

検索するときは「セーフサーチ」機能に気をつけよう

最近、駿河屋の検索機能の「セーフサーチ」が機能強化された。
これはいわゆる「18歳以上ですか?」の Yes/No 選択とは別に、検索画面上にそもそも商品がヒットしてこないレベルの機能強化
つまり、この設定を正しく行わないと、検索そのものがヒットしない品物が出てくる。

この機能、おそらくセッションとかクッキーなどのインターネット・ブラウザにある一般的な仕組みを使っていると思われる。
そのためログインし直したり、駿河屋側の機能修正、セキュリティなど様々な理由によって、セーフサーチが有効に戻ってしまうことがある。
この点、注意が必要。(自分も最初これに気付かなかった)

「あんしん買取」は、色んな意味で「ほぼ絶望的」ではないかと。

実際に手持ちの同人誌・コミックス・ゲームソフトなどを「あんしん買取検索」で調べてみるとわかるが、買取金額欄は、ほぼ「メールにてお見積」。となる。
直近のものであれば、話は異なってくるのかもしれないが、数年以上前の作品となると、90%以上は「メールにてお見積」。その場での見積はほぼ不可能。

そしてこれはおそらく、ほぼ「0円買取」もしくは、それに近い「低額査定」と言う事を意味するのではないかと思われる。

こうなってくると、「メールにてお見積」を実際に依頼し、買取の見積もり額の提示・確認できるようになるまで、待つしかない。
しかしながら、ダンボール1箱分の同人誌(数百冊)をすべて入力し、その結果が「送料無料+買取時の振込手数料」(概ね3,000円前後)に満たなければ、そもそも通信買取を依頼する意味はない。「選別⇒入力⇒発送」の労力を考えると、尚更。

ちなみに「あんしん買取検索」の商品詳細ページから「この商品の販売ページ」リンクを辿ると、在庫がある場合、その商品の「販売価格」がわかる。
たとえば、そこから「買い取り価格=販売価格の数%〜数十%」と推測するのもアリ。

ただし、たとえ駿河屋で現在販売されている商品であっても、古い商品(およそ数年以上前の商品)については、そもそも「在庫として抱えたくない」という考えもあるはず。

あと「大手サークルの同人誌だから」と言って、買い取ってくれるわけでもない。
結局のところサークルの人気度(列ができるサークルか)は正直あまり関係なくて、古書としての希少性と流通性が高いというバランスのとれた、つまり内容が販売者・購入者両方にとって魅力的な同人誌でないと、買取の値段は付かない。

(もちろん中には、超有名な雑誌に連載を持つようなプロの作家さんがアマチュア当時に出していた作品でもないような同人誌が、半ば伝説的に高額な買い取り価格のものもある。ただ、こういう同人誌は、あくまで例外的。)

それに、たとえイベント直後など一時的に買い取り価格が高騰することはあったとしても、そんなのは一時的だし、そんな目的で持ち込む人は、この世の中、たくさん居ると考えた方がいい。
店も、そんな目的で大量に持ち込まれてくる同人誌が、それこそ「全部売れるとは限らない」のは判っている。リスクを考え、在庫見合いでの査定(つまり「一定量以上は買い取らないor二束三文での買取」)になるのは、市場の理かと。

そんな様々な理由で、現時点で在庫のない商品であっても、販売価値の低い商品については「0円買取」「買取不可」となる可能性が高いと考えた方が良いという事になる。

(あと、ずいぶん前に買い取った商品が、いまだ数百円で販売されている可能性もあり、その場合、それらは「売れ残っている」と推測することもできる。)
そのような状況の商品を買い取ってくれる可能性は、ほぼ皆無ではないかと。

「重量ゆうパック」は不可

駿河屋が通信買取等で指定して配送業者である「ゆうパック」は、最大 30kg まで送れるが、うち 25kg を超える場合は「重量ゆうパック」というオプションサービスとなり、料金が一律 500 円以上の追加となる。
駿河屋は基本的に、この「重量ゆうパック」には対応していないため、注意が必要。

ちなみに、100 サイズのダンボール箱に同人誌をギッシリ詰め込んだ場合、かなりの重量になる。25kg はおろか、30kg を超える可能性もあるので、これにも注意。

B5 サイズの同人誌 100 冊の重さを参考に量ってみたのですが、およそ 10kg 前後と見てよいかと。

そして 100 サイズのダンボールを満載にすると、200 冊以上の同人誌が入るため、重量ゆうパックの重量すら超えてしまう可能性あり。
(そもそも 20kg を超えるてくると、運搬もかなり大変。手持ちは無理かと。)

「100冊≒10kg」は、あくまで自身が所有していた同人誌からの重量ではあるが、よほど厚めの同人誌が大量に含まれていない、一般的なページ数の同人誌であれば、そこまで個人差はないかと。

重さの体感したい方は、スーパーで 5kg の米を買ってください。4袋で20kg。

これとは別に、300 冊以上の本については発送前に連絡が必要で、いきなり大量に送ると、受取を拒否される可能性もある。
「あんしん買取」の場合は、見積もり時点で駿河屋も判るけど、「かんたん買取」でいきなり300冊以上は送らない事。

取引日数はかなり長い

取引開始から入金(買取終了)まで2〜3週間との案内が掲出されているが、場合によっては1ヶ月弱は見た方がよいかも知れない。
たとえばメディア(CDやゲームソフト)などや機器類は、内容や動作の確認が必要なうえ、「状態難」「セット品不足」など査定に手間取る。書籍や同人誌のようには簡単ではない。

しかも、それらを混載して送った場合、査定する担当者も複数に跨がる事に繋がるはず。
それだけで、かなり遅くなる原因になってしまう。

ちなみに同人誌だけ、商業誌(コミックス)だけという感じであれば、いわゆる「繁忙期」ではないとか、価値の高い品が混ざっている場合など、例外はあるものの、概ね2〜3週間程度で、すべての取引が完了できる。

逆にこの期間で取り引きが完了できない場合は、これらの例外や取引上の不備、査定に手間のかかるような品が含まれていた場合ではないかと。

少なくとも、店舗側が意図的に査定を遅らせるような事はないはず。
(そもそも、そんな事をやる理由がない。)

そもそも同人誌の買取は、値下り傾向。買取の労力が見合わない。

同人誌の話になるが、もともとコアな分野の発行物なのと、オタク文化の認知によって大きく裾野は広がったものの、昨今の趣味嗜好の変化、買取可能な同人誌古書店舗の減少、同人誌即売会という紙媒体のムーブメントの縮小によって、全体的に販売価格は下落傾向にある。

もちろん一部には高額な同人誌もあるが、商業誌のような市場流通品と異なり、古書としての査定はとても専門性が必要で難しい。
しかも大量発行・経年・ジャンルの流行変化などにより、価格の付けられないレベルの同人誌が大量にある。

このような状況を考えると、古い同人誌の売却で「思わぬ利益を出す」というのは、あまり現実的ではない。

駿河屋の編み出した「あんしん買取」は、買取店側の労力を緩和する素晴らしいシステムだ。
ただし逆を考えると、買取を依頼する側としてみれば、こちらであらかじめ検索によって作業する必要が生じる。

今回試しに100サイズのダンボール1箱分、およそ200冊強の同人誌を「あんしん買取」のためにパソコンで検索、入力⇒査定依頼してみたものの、それだけで6時間程かかった。
しかもこれは、あらかじめ事前に、ある程度サークル別に整理した状態の200冊超の同人誌の買取査定依頼でかかった時間。

実際に、これら同人誌(概ね2000〜2015年頃の男性成人向け中心)を「あんしん買取」で見積依頼してみたものの、半分以上は「買取不可」となった。
(ちなみに「0円買取」も含まれていたものの、数冊程度。なので実質「値段が付かない ≒ 買取不可」と見て良さそう。)

残りは価格が設定されたものの、見積総額は高くても1万円前後。場合によっては2000円前後の見積になってしまう事さえある。
しかも表紙焼けなど状態の悪い品もあるので、手数料差し引くと、数千円程度という事もある。

ちなみに駿河屋の場合、一定の買取基準以下の場合、送料が自己負担になる。
自分の場合はそれを見越して、送料が自己負担にならない程度の品を追加(「あんしん買取」扱い)し、箱を満載にして送付している。

このような一連の仕分け→入力→発送作業という手間を考えると、正直さすがに「労力に見合う利益」とは言えないレベルで、利益は低い。

しかも見積の結果、「買取不可」となった品は、発送物から除外する必要がある。
この仕分け作業も手間となる。

ちなみに買取不可品を一緒に送ってしまうと、不可品が返送(返送料は買取額から減額)されたり、最悪の場合、買取拒否(取り引き中止)として全品送り返される可能性もあるので、注意が必要。

最後に

おそらく同人誌買取としては、かなり守備範囲の広い、日本国内唯一の企業だと思う。
ただし1箱あたり 1,500 円以上の買取にならない場合は、送料を請求される可能性がある。
しかも買取金額の振込手数料も考えると、およそ3,000円以下の見積金額では採算割れの可能性すら出てくる。
労力を払って通信買取するどうかは、かなり悩ましいところ。

でも現状ここまで買取金額が判らない状態で「かんたん買取」を依頼するのは、それはそれでリスキー。

それでもこの記事の内容に懐疑的に思うのであれば、実際に各自1箱分の同人誌を見積もり依頼してみて、その労力を以て判断してみるのが良いかと思う。

ちなみに送料をケチる手段として、見積もりだけネットで行い、買取は池袋や秋葉原の買取センターに持ち込む「020買取」というサービスもある。
これも選択肢ではあるが、それはそれで交通費や労力・時間も要するので、悩ましいところ。

以上、このように(前回の記事にも記載したが)時間があって、気長に取引ができるような酔狂な人でないと、通信買取には向かない。
そうでない方は、リサイクルや一般ごみとして手放すのが、一番よいのではないかと思う次第。

実際に「不要になったら、古書として流通させずに、リサイクルに出してください」と公言されている作家さんもいらっしゃいます。

【2024/11/01追記】
以前からかも知れませんが、駿河屋の Web ページについて、夕方頃から繋がりにくくなる状況が頻発していますね。
以前は週末とかに発生していたのですが、最近は平日の夕方、割と発生してるような。

特にマイページ内の履歴画面や商品カート、商品検索時、商品詳細画面の遷移時など、ECサイト特有の画面にて、固まったり、急にメンテナンス画面に差し替わったりします。

システム上の問題なのか、アクセス過多が問題なのかは判りませんが、障害が発生したら、その時間帯から数時間は不安定な状態になってしまうのが、困ったところ。
利用者としては、待つしかありません。

同人誌と表現を考えるシンポジウム

5/19に「同人誌と表現を考える会」主催のもと、シンポジウムが開催されました。

今回のシンポジウムにおいては、同人誌はあくまで法的なラインを見極めて活動していることをアピールするのと、現状では法律に基づく著作者やイベント主催者側の自主規制にに基づいているという点、そして今後どう行動していくべきかという点が話し合われた模様。

とはいえ、当日はちゃんと聞くことができなかったので、別途内容を入手して報告したいと思います。

さて、いわゆる「児ポ法」の施行後3年が経過し、法律に定められている見直し検討の時期になるわけですが、今夏は参院選が控えているので、選挙が終わるまでの間、大きな動きはないというのが、業界の相場になりつつあります。
ただ、昨今は、やはりというか、なんというか、ある程度の自主規制は見え隠れするものの、中には同法施行前とほとんど同じ(それ以上?)レベルの、かなり激しい描写があるマンガを掲載している商業出版もあり、問題として世間が取り上げるための火種は着々と育ってきているのが実情だと思います。
おそらく今回のシンポジウムは、そんな状況を踏まえての開催と言えるのではないでしょうか。

まぁ、ゲームソフトや映像においては、CESA やビデ倫など倫理審査機関があるので、倫理機関を通過した作品について、特に問題は起きるというのはあまり聞きません。つまりこれによって、製造側の責任は回避されているわけです。これで問題が起きるとすれば、未成年に成年向けの商品を売ったというような、販売側の責任だけとなります。

ただし、メディア関係でも出版界においては、会社によっては審査部署のようなものがあるかもしれませんが、上記のような業界各社を渡る倫理審査機関というのは、ここ日本において存在しません。
これには、過去の歴史の経緯などから、表現における規制につながり、「表現の自由」という権利を侵しかねないという理由で、敬遠されて続けているのが根底にあるのでしょう。
まぁ最近は、知的財産保護の観点から権利を保護するための機関(まぁ、いわゆる JASRAC の出版界バージョン)創設に向けて話し合いが行われたりしているようですが、倫理面における審査機関とは、ども異なるようです。

ただ、いわゆる官界からも「自主規制でもいいから、一定の共通基準を司るべき組織がほしい」というのが本音として見え隠れするのは、気のせいでしょうかね。

「遊び」と「生活」の分かれ目

  • 6570万脱税、同人誌漫画家「品川かおるこ」を起訴(読売新聞

まぁ、大手がこんなことやっちゃあいかんです。

個人的には、こんな余波で脱税が発覚するよりも、これを出版社が見て「大手って、儲けているじゃん」という流れが出て、著作権関係で訴えられるほうが、同人誌界としては非常にマズイかと。ムーブメントとしての同人誌界を揺るがす事態に発展します。
特に著作権収入の関係で色々とキナ臭くなりつつある昨今、この手のネタは敏感かと。

つか特に女性系は、最近オイタが多すぎ。

  • ヤフオクでのチケットの転売や買物請負での小遣い稼ぎ。
  • イベントに対するサービス要求。(イベント参加は金払っていても基本的には「参加者」であって「客」じゃねぇ)
  • 性描写に対する修正の甘さ。
  • 低年齢層への暗黙的な販売。(たとえ18禁と書いて対面販売していても、販売そのものが事実と異なれば、当然問題になる)

意図的であるにしろないにしろ、関心が薄いとか、盲目的な姿勢は非常に命取りです。「知らなかった」というのは、警察や法廷の前では、ほとんどの場合なーんの役にも立ちません。(…情状酌量の余地くらいあるのかな? でも些細かと。)
交通法規といっしょです。「知らないで済んだら警察はいらん」のです。日本というか、多分地球上のどこの国でもそうなんじゃないかなぁ。

また自己中心的な事を公言することも、今後の人生が非常に過ごしにくくなるのではないかと思います。
(自己中心的:判りやすく言いますと、自己中心的=自分勝手って言うことです。)

さらに言うと、サークル参加は、基本的に一般的な同人誌即売会においては、あくまでアマチュア向けの参加形態です。たとえ税金対策会社を作ったからと言って、会社の売り上げ、しかも「利益」という形でのサークル運営は、もはや企業と変わりません。イベント主催者側も参加を認めにくいのではと思います。
ちなみに「自己の生計だけで貯金なんか一切してませんよ」という言い逃れも駄目。
生計を立てられるだけの「利益」を得ている以上、それは所得であり、立派な営利活動です。

さらにひとつ。

× アマチュア=商業誌デビューしていない同人作家、プロ=商業作家

ではありません。

○ アマチュア=素人、プロ=くろうと

つまり、アマチュア・プロという表現において、利益を得ている、報酬を得ているというのは、あんま関係ないです。
語源を突き詰めているわけではありませんが、どうも誤解(というか、個人で勝手な解釈)をされていることが多いような気がします。その点もご注意。

社会は、皆さんの知識やスタンスなんて考えてくれません。
社会で生きていく以上、必ず考えなくてはならないことですし、無知であることほど、ろくな結末にしかなりません。
そこんところご注意あれ。

ちなみに、挙げられていないサークルも結構いるんじゃないかなぁ。
とは言っても、同人作家に一斉税務調査が入る可能性は低いと思います。
税務署のほうも、数年前に広範囲に仕掛けた税務調査の結果、

税務調査した人件費 > 挙げることできた追加税収

というのが判明し、割りに合わないことは判っているので、業種を絞って調査することは、あんまりないと思います。
ということは、利益のありそうなターゲットに絞ってくるのは確実かと。
という事で、ちゃんと税金対策やってないサークルの皆さんはご注意を。

ちなみに、一本釣りした長野の税務署はエラい。(つか、都会ならまだしも、田舎でこんだけ利益上げてれば、わかっちまうか。それとも、タレコミ? それともハデな金遣いしたのがバレた? まぁ、どうでもいいけどさ。)

ちなみに某イベントの参加サークルの抽選的には、会社名=サークル名なんていうのは、事実と判り次第、原則落選の対象になります。
だからといって、現地の法務局とか帝国データバンクとかで会社の開業調査なんていうクソメンドくさいウラ取りを能動的にやることはありません。イベント主催者は税務署じゃなし。それにイベント主催者がサークル収益調査なんて、できるわけありません。
つか、そんな事やっても、無駄な時間と費用ばっかりかかってしまいますので、普通の会社でもあんまやらないでしょ。
まぁ、公平性という点ではやるべきでしょうが、そんなことでサークルの受付費用が浪費するのは微妙ですしねぇ。まぁ、サークルに直接問い合わせることはあるかもしれませんがね。

それにサークルでたとえ利益を上げていても、自分や自分の絡んでいる会社で計上してる場合もあるとは思いますし、抜け道も色々とあるのですよ。

善意の方々からのタレこみ? それこそ益々ウラ取りがムズかしいじゃないですか。

という事で、よほどの事がなければ、ウラ取りなんて事は、どのイベントもやらないと思います。
それこそ参加者のモラルですよ、モラル。

それはさておき。

同人誌界における参加者はオタクでもあるとは思いますが、「お祭り」や「非日常的」なムードに惹かれて参加される事が多いとは思います。
ただしその気分だけに酔いしれて、商売っ気とか、調子に乗ると、途端に目を付けられるという(今風に言えば「タタかれる」)のは、日本の社会というかご時世。

その結果「良くないこと」と認知され、会場を貸してくれない→イベントが開催できない、という現象が発生してしまっては遅いのです。
もう20年前になってしまいますが、かの連続幼女殺害事件やロリコン描写に関する社会問題の表面化などの影響で、コミケットの千葉幕張メッセでの開催予定が、会場側の判断で借りれなくなったという前例があります。
また、さまざまな地域事情や会場での参加者のトラブル(たとえそれが単なる混雑であっても)同人誌即売会そして会場が貸してくれないという事は、よくあると思います。

それが、インターネットの普及やアキバに関する一連の流行などで

「敷居が下がった」=「良くなった」

と誤解すべきではありません。

「敷居が下がった」=「社会問題として表面化しやすくなった」

と考えるべきではないかと思います。

レヴォが終了しました。

色々な話はありますが、今回ファイナルの真相については、私は一切知りませんので。
某、同総研の人にでも聴いてください。(教えてもらえるかは知りませんが。)

なにはともあれ、終わってしまったものはそれとして、今後この業界がどうなるかを見据えていくのが大事。
最近の東京圏は、イベントが小規模化&多様化していて、大規模なイベント(団体)は5本の指で足りてしまう程。

さすがに、日曜日の都産貿とかは、上から下まで全部イベントとゆー、異様な雰囲気満杯ですが。
そこはそれ、時代の流れという事ですから。。。生暖かい目で見ていただければよいかと > 世間の人。

ただ私は、あんまり行きませんので(笑)。
理由は、、、察してクダサイ。。。

私は、非常にハライタなイベントでした。トイレ2回篭ったヨ。しかも、閉会まで会場に居たのは7年ぶり。。。