おぉ、同じ想いの人がいて、しかも記事で、的確に自分の言いたい事を書いておられました。同感、同感。
まさに「カネに群がるハイエナ」ですよねぇ。
最近、車内広告とかで法律事務所を宣伝されているのとかよく見ますけど、でっかく「サラ金」「債務整理」「破産」とか書いてあって、まるで「僕らはサラ金の金を回収してマージン抜きます」とか「破産とか整理は大変だろうけど、手伝います。○○万円で」みたいな感じがして、よく臆面もなく広告出せるよなぁ、と思ってみたり。
まぁ、近くにローンの広告が一緒にあったりするんですけど。
でも確かに、そこにはもう「非営利目的を使命」とした人達ではありませんな。
仕事で知り合いの弁護士さんがいて、その弁護士さんは債務整理は専門ではないのですが、たまたま裁判所で債務整理を専門の人と一緒になったとき、もぅ明らかに「羽振りが違う」ような感じがしました。
確か知り合いの弁護士さんはそのとき、「同じ弁護士の仕事でも、訴訟の弁護と債務整理などの弁護は仕事の内容が全然違う」ような話をしてくれました。
確かに通常の訴訟の弁護は、弁護士としての仕事だとは思いますが、債務整理とかの弁護は、どちらかというと税理士に近く、依頼された人から資料を預かって、代わりに書類を作成しているような感じになるそうです。しかも個人破産の場合、ほとんどは同時廃止になることが多く、管財人になることもありませんし、債権者集会を開くこともありません。そうなると、必要な書類(債務の記録とか)をまとめて、裁判所に提出するのと、指定された日に1回だけ裁判所へ一緒に行くだけの仕事となり、ある種のルーチンワークになってしまうんだと思います。そして、そこにいわゆるの弁護はありません。
まぁ、その部分に目を付けた弁護士がいるんでしょうねぇ。