第2試合、桐生第一-東洋大姫路の2回裏、東洋大姫路の攻撃中に正午を迎えた。
毎年、この日の正午、甲子園では合図のサイレンで黙祷しているが、私も時間の許す限り、このシーンを見ながら、テレビに向かって一緒に黙祷している。
戦後60年以上経過し、今の子供達にしてみれば、この行為は些か怪訝に思うかもしれないが、
- 甲子園での高校野球は、その戦後以上の長い経歴があり、それが今でも続いているという事。
- 過去に甲子園へ行きたくても、行くことが叶わなかった球児がいたこと。
- 戦争によって高校野球をはじめとする、平和な未来が叶わなかった人々を偲び。
- そして現在、甲子園で高校野球が平和に開催されることへの感謝。
など、色々な思いをひとまとめにして、この場で、今年も黙祷している自分がいる。
- 全国高校野球選手権大会(朝日新聞、ABC朝日放送)