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議会制民主主義の黄昏…なのかなぁ

  • 阿久根市:7カ月ぶり定例議会 怒号飛び19分で休憩(毎日新聞)(記事削除)

まぁ、自治体運営は企業運営とは異なる。議会政治を真っ向から否定している。
そうしたいのであれば、国政で主張すべきこと。

「自分が市を建て直している」という自負があるのはわかるが、結果最優先のために議会・行政を無視するというのは、議会制民主主義の理念を無視することを意味し、法律で謳われていないからと言って無視してもよいというのは、もはや人としての倫理感を疑う。
確かに議会や行政は「馴れ合い」「無駄」「無能」の集団かも知れない。だからといって、法律上の穴を掻い潜ったり、勝手な解釈で市長という肩書きを利用すべきではない。
それは器が違えどもやっていることは独裁者と同じ行為なわけだし。そして、そんな市長を支援している方々の気も知れんし。
「市を良くしてくれるから」という理由であれば、誰でもいいんでしょうかね? うーん「○○さんだから」で人を選んでいる人が、かなり多いような気もする。

まぁでも、ここの市長さんからしてみれば「外野からとやかく言われる筋合いはない」と言われるだけなんでしょうが。

個人的には好きになれんし、彼の政策に効果があるのかは判らないが、名古屋市の河村たかし氏のほうが、まだ議会を尊重しているぶん、まだマシ、なのかなぁ。

議会政治が悪いとは全然思わないが、なんか日本の議会政治って、かなりヤバくね?

アイデアは天才。でも人としてダメ

  • 阿久根市長選 竹原氏が再選、改革手法に支持(読売新聞)(記事削除)

まぁ 52%(8,449 票)対 48%(7,887 票)と 500 票の僅差で再任されたした市長。
もともと阿久根市がどういう背景を持つ市なのか良く判らないが、記事を見る限りでは支持できる市長ではないんだけれども、52% の方々は指示しているという現実を考えると、そんなに悪い施策を行っていないのかも知れない。

まぁ、あくまで真っ当な市民が投じた 8,449 票であることが前提ではあるのだが。
もしくは相手候補がよほど微妙だったのか。

結果的に市の行政を混乱させた張本人となるので、まぁ棘の道ではあるには違いない。

確かに市政改革については、色々と問題を抱える地方行政において確かに重要な用件ではあるとは思う。
でも、人として好感が持てるかというと、どう考えても支持できるやり方ではないと思う。

世の中には「アイデアは天才。でも人としてダメ」なんて人もいるという事ですし、そういう人は大概報われないように社会はできていたはずなんだが…はて?