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興南、優勝しましたねぇ。

  • 興南、春夏連覇 県勢初の夏頂点 東海大相模に13-1(琉球新報

沖縄は縁あって、今や我が心の古里。
本来の地元である三重が早々に敗退したので、ずっと沖縄興南を応援してました。

そして、こんなに夏の甲子園をテレビで観るのも、そしてはじめから応援していた高校がそうのまま優勝するのも、私自身、初めての体験でした。

そして「深紅の大優勝旗」が初めて沖縄に渡ります。沖縄には復帰後「大臣が先か、甲子園(優勝)が先か」という言葉があり、県民にずっと待望されてました。
そして今年の春夏の連覇によって、沖縄の底力が見事に証明されたことは、大変喜ばしいかぎり。
優勝が決まったとき応援席の「万歳」を見たとき、私も本当に嬉しかった。

しかも沖縄は今、お盆の季節。地元に帰郷されている人も多いと思います。一緒に祝杯を挙げていることでしょう。

そして興南の玄関には、当分の間、春夏の大優勝旗が誇らしく並んで飾られることでしょう。

本当に、沖縄県の皆さん、興南高校の皆さん、おめでとう。
いやぁ、めでたい、めでたい。

8月15日、正午、甲子園。

第2試合、桐生第一-東洋大姫路の2回裏、東洋大姫路の攻撃中に正午を迎えた。

毎年、この日の正午、甲子園では合図のサイレンで黙祷しているが、私も時間の許す限り、このシーンを見ながら、テレビに向かって一緒に黙祷している。

戦後60年以上経過し、今の子供達にしてみれば、この行為は些か怪訝に思うかもしれないが、

  • 甲子園での高校野球は、その戦後以上の長い経歴があり、それが今でも続いているという事。
  • 過去に甲子園へ行きたくても、行くことが叶わなかった球児がいたこと。
  • 戦争によって高校野球をはじめとする、平和な未来が叶わなかった人々を偲び。
  • そして現在、甲子園で高校野球が平和に開催されることへの感謝。

など、色々な思いをひとまとめにして、この場で、今年も黙祷している自分がいる。