長年、ESET Syber Security を使っているのだが、mac 版の唯一の不満として、これが存在する。
ネットでも色々と断片的に対応方法が記載されていたのだが、一旦解決したので、まとめてみた。
Time Machine の影響
外付けなどので Time Machine (バックアップ機能)を利用している場合、それらイメージファイルの大きさや多さ、構造などが影響して固まることがある。
Docker イメージの影響
VIrtual Box をはじめとする、他の VM でも発生する可能性が高そうな話として、これら仮想環境のイメージなどを ESET が検査したタイミングで固まる可能性がありそう。
また、そもそも、これらイメージファイルを検査する事によって、仮想環境そのものの挙動が不安定になったり、クラッシュする可能性もある。
では、どうすべきか
これら対象のディスクやディレクトリ、ファイルに対して「除外」設定するのが最も効果的。
ただしこれは、セキュリティ上のリスク(特に仮想環境イメージを場外設定する場合、イメージを構成するファイルのダウンロード元が信頼あるサイトでない可能性)を考えると、トレード オフの関係となる。
そもそも企業内PCなどの場合、除外設定そのものを禁止していたり、できないように設定されている場合もあると思うので、その点は十分注意されたし。
ちなみに他のウイルス対策ソフトでは、この問題は発生しないものが多い
しかしそれはおそらく、ウイルス対策ソフトそのものが、これらファイルやディレクトリについての検査そのものを除外(もしくは簡略化)しているからではないかと思います。
これらイメージファイル内の検査については、それぞれのウイルス対策ソフトによって、その検査ポリシー(例えば「イメージの中身を検査したいのなら、ゲストOS側にウイルス対策ソフトを別途導入して検査しろ」とか?)なども含めて、色々ありそうなので、何とも言えないところ。