月別アーカイブ: 2010年8月

日本の黄昏

  • 政策、自民に協力要請=消費税「結論の期限切らず」―衆院予算委で首相(時事通信
  • 名古屋市議会:解散署名27日開始 市長、トリプル選視野(毎日新聞

まぁ、最終的には税金問題になってくるとは思うのだが。

国家財政も地方財政も総合的に見ると破綻寸前なのは明らかで、個人的には責任問題とか政争なんかよりも、日本の運営をなんとかしてもらいたい。

とはいえ、自民党には戦後60年のツケを払っていただきたいと思うので、政権政党にはなって欲しくない。彼らは、彼らなりのビジョンで戦後日本を建て直してきたのだとは思うが、結局そこで掛けてきた税金は官僚とグルになって無駄使い。国内外問わず、ろくな政策運営を行ってきた、その事実は翻すことはできない。
それに民主党も所詮自民のドロップアウト組で職業政治家とか、イロモノ政治家ばかり。別にパフォーマンスなんかしてもらわなくても構わない。
今は政治家や官僚の思い云々なんか正直どうでもよくて、日本の赤字と政策の弱さを何とかすべきではないかと、本当に思う。

このままでは、日本の経済は遠からず成り立たなくなるのは事実。今や日本で誇れる技術はますます先細り、日本人そのものの意気込みなんてものも、幻想に過ぎず。

…いっそ金(きん)でも買い込んで、少しでもリスクを緩和しておくべきとかと、最近本当に思ったりする。

テレビ買ったよ

まぁ、自慢とか自己満足の何物でもありませんが、個人的な感想と経験談を記事にしてみました。

購入の「きっかけ」

ここ最近、PC のノイズがアンテナ線に乗ってしまい、アナログの一部チャンネルについては見るに堪えない状態になっていたのが理由の一つだったりします。

我が家のレイアウトの関係で、アンテナ線(しかも壁のプラグ)の近くに PC 本体が設置されてまして、その PC の電源が最近故障しました。そのため PC 電源だけを交換したところ、どうもそれからノイズが酷くなったようです。画面に表示される文字が識別できないこともありました。

もう1つは地デジ施策で、この7月からニュースなど普段よく見る番組がすべてワイドサイズでの放送になったこと。
しかも、余白には地デジ化のアナウンス。これが見ていて非常に腹立たしい。

あと財政的な余裕。カネが余っているわけではありませんが、幸いテレビを買う費用が捻出できそう。

とまぁギリギリまで粘ろうかと思っていたところで、国策に屈しました。(言い訳)

なぜに 42 型にしたか?

「今使っているテレビと高さが同じか、+αぐらいのサイズのテレビを購入する」というのが理由。「安直」といえばその通りではありますが。
我が家は仕事や趣味の関係で、リビングシアターとまではいかないものの、それなりの臨場感を求めることができるサイズとして、42 型にしてみました。
あと 42 型は、ハイエンド機の最低サイズと位置づけられているメーカーも多く、その性能にあやかりたいというのもこの大きさにした理由の一つだったりします。

我が家の場合、リビングが長方形の短辺が約 2.5m、長辺が約 4.5m とあまり広くはありません、しかも家具レイアウトの関係で、画面との視聴距離が 1.8m 弱しかありません。
という訳で、こちらのサイトで画面とソファー(視聴場所)までの間隔から、42 型というサイズが妥当かも一応検証しました。

結果としては「ギリギリセーフ」な感じ。

【横道】リビングシアターは先送り。

まぁ、リビングシアターも導入検討したのですが、普通にニュースやドラマも観るため、生活用も兼ねているのにリビングシアターはさすがに大仰かなぁと思いまして、そこは敬遠。
今後の検討課題という事で。

機種選定

Panasonic 縛り。というのも、CATV 契約を元々予定してまして、その CATV 会社の提供するブルーレイ & HDD 内臓セットトップボックスがビエラリンクに対応しているため、結果的にそうしました。
でも、結果的に CATV にはしなかったんですよねぇ。

【横道】CATV にしなかった理由

最大の理由はコストパフォーマンス。我が家のある地域の CATV 局は、スカパーのチャンネルを中心に構成されており、CATV でしか受信できないチャンネルは、地デジだと受信できない近隣地方 U 局ぐらい。
まぁ、我が家としては AT-X、WOWOW、地方 U 局が見れるとありがたいのですが。
ちなみにマンションのアンテナは、CATV による供給で地デジパススルー。これは高層ビル等による受信障害地域のため自治体で整備されたもの。あとマンション独自に BS/CS も集合アンテナで供給されている。なので、CATV 契約しなくても、スカパー e2 に直接契約が可能。
金額比較してみると、スカパー直契約だと基本料金 500 円弱で、CATV 直契約だと 2,000 円弱。AT-X と WOWOW はいずれもオプションチャンネル or 別契約となり、ほぼ同じ値段。そうなると近隣地方U局が見られるだけで 1,500 円の差はデカいなぁ。

という事で CATV 契約は断念しました。
まぁブルーレイ & HDD 内臓セットトップボックスというのには、少し惹かれますが。DIGA でいいかなぁ。と。

ちなみに、この時点でテレビのメーカーの Panasonic 縛りは最早必要なくなったのですが、とりあえず Panasonic なら品質やら耐久性、修理(近所に Panasonic の店がある)などの面において信頼できるのと、VIERA リンクも使いたいと思い、そのままいくことにしました。まぁ、ぶっちゃけここでもう一度機種選定するのも面倒なのもありますが。

でもって購入

今回の一連で購入した機器は以下。

大型のゆえの弊害

でも「今使っているテレビと同じ高さのテレビを購入する」というコンセプトを元にしたのは、さすがにちょっと無理がありました。
しかもこのコンセプトも結構曖昧で、具体的には画面のサイズではなく、本体の高さをコンセプトにしただけ。これが誤算の発端。

とにかく、横幅がかなりデカい

そうなんです、4:3 のテレビの高さに併せて 16:9 のワイドテレビを購入すると、横幅は相当大きくなるんです。まぁ、倍とは言いませんが3割増ぐらい。
これは例えば、今までのテレビが高さ 60cm × 幅が 80cm 余りとすると、これがワイドテレビになると比べ 106cm 余りとなる。まぁ画面外枠のサイズなどもあるので、実際は一概には言えなませんが、およそ 1.3 倍以上、26cm ぐらい横幅は広がることになります。ちなみに他のサイズでも、およそ横幅は 1.3 倍拡幅する考えてもらえばよいと思います。実はこれがかなりデカい。

…もちろん横幅は把握したうえで購入しました。でもこれはテレビを設置する壁面に併せて厳密に計測したわけではなく、サイズからおおよその大きさしか判断せずに買ったので、これが大誤算。壁面に置いてあった棚や物品をかなり移動させることになりました。もっと厳密に計るべきだった。。。

あと横幅とか関係なく、42 型は普通に大きいです。お世辞にも「広い」とは言えないリビングの短辺(しかも横に扉あり)に、横幅 1m 以上もある 42 型のテレビは、さすがに大きすぎたかと。36 ~ 38 型でもよかったかも知れん…でも「あとの祭り」なわけで。

設置が大変

はい、1人で設置は多分無理です。まず1人では箱から出せません。スタンドが取り付けできません。
まぁ頑張ればできるかも知れませんが、失敗すると大惨事の予感。テレビが壊れるか自分が壊れるか。

プラズマゆえの弊害

購入前に、某先達様に忠告されてはいたので、知ってはいたのですが。。。

「プラズマ」はとにかく熱い!!

室内温度は確実に上昇します。しかも我が家の場合、壁の反対側が玄関とトイレなんですが、壁がいい感じで温まってしまい、暑い。日によっては、玄関外の通路よりも暑い気がします。
最近のプラズマは昔のに比べて省エネにはなっているらしいのですが、省エネと熱さは関係ないのでしょうかね? 今までもブラウン管だったので、発熱は結構ありましたが、それに比べても熱いような気がします。
それにブラウン管の場合は奥行きがあったため、画面表面ではなく、どちらかというと後方部分が熱かったように思う。それに比べてプラズマは本体が薄くなったためか、それともプラズマゆえの特性なのか、画面表面も含めて機器全体が熱くなります。
夏はテレビを見るのにエアコンが必要。冬は暖房代わりになる…のかな?

まぁ、このサイズで LED の選択は、コストパフォーマンスや視聴するコンテンツの種類・視聴場所・残像などからしてあり得なかったので、元からプラズマしか選択肢はなかったのですが…。

最近のテレビはパソコン並み

1年程度の保証では心許ないのと、修理代が怖いので、長期保証を入れました。昔のテレビは、何もしなくても 10 年は壊れませんでしたし、修理といっても Panasonic なら近隣にある「Panasonic のお店」からの出張修理で 1 ~ 1.5 万円ぐらいで直りました。でも最近のテレビはパソコン並みの集積回路が搭載されていて、ちょっとだけ修理というだけでも、もの凄い値段になります。
あと、熱による機器の早期劣化も心配。てか修理代で 5 万とか、さすがに払えん。。。

でも、最近の技術革新は凄く早いので、壊れたら素直に買い直せば、その時々の最新機能に触れることができるとは思います。
そういう観点で割り切ってしまうのも「あり」ですが、小心者の私としましては、長期保証を入れておくのがオススメです。

迫力は最高

…ここまでの記事だと、なんだか批判記事みたいになってしまうので。一応個人的な評価を。

元々、ブラウン管の非ワイドアナログテレビを使用していたので、それとの画質や性能は歴然とした差があります。友人に言われてたのですが「地デジに慣れると、アナログテレビには戻れない」というのは本当だと思います。

あと、42 型でハイビジョン放送を視聴するとスゴいですね。臨場感は今までのアナログテレビとは比べ物にはなりません。

音についても、別に我が家の場合、シアターは不要かな。あればより臨場感溢れるとは思いますが、とりあえずが満足できるレベル。

「ジー音」(ウー音・ヴー音・ビー音)

ジー音プラズマでよく問題になるこの音。我が家で今回購入した機種でも発生しまました。どうも個体差はあるようですが、どのプラズマであればどれでもこの音はするのはないかと思います。我が家で購入したテレビも、調整のためにテレビ電源を入れたまま裏面に回ったらこの音がするのを発見しました。

調べてみたところ、この音の原因はどうやらプラズマの駆動音らしいです。そしてこれは概ね「仕様」との事。

それに壁や家具などによる音の反射具合や、音に対する反応は人間の個人差もあるそうです。
でも、確かに誰もが聞いてもこの音がするようであれば、メーカーに相談すべきだと思います。我が家の場合、通常使用する状態で設置・視聴してみたところ、特に問題はないみたいなので、そのままとします。

通販での購買タイミング

個人的な経験談ですが。
ボーナス商戦に併せて新製品が発表される事があります。というか、メーカーとしてはボーナス目当てで売上を伸ばしたいですから、そういうタイミングでの新製品発表は多いです。
で、通常であれば発表1ヵ月後ぐらい後で発売となるわけですが、その前のタイミングで従来製品は一気に値下がるタイミングがあります。
これは、新製品が発表されてからでは旧製品の売れ行きが落ち、これが不良在庫になるリスクが高くなるため、在庫が残り気味の販売店の場合、このタイミングで値下げ放出してきます。
そのタイミングで購入をオススメします。
あと底値の見極めとしては、1クラス下の製品の価格帯が参考になります。同じタイミングで販売している1クラス下の製品よりも下がることは「ない」とまでは言い切れませんが、可能性は低いので、下限の参考値にはなると思います。

スカパー e2 とか WOWOW の契約について

テレビの B-CAS で契約してはいけません。録画で面倒なことが発生します。ビデオの B-CAS で契約するようにしましょう。

ちなみに、テレビ・ビデオのチューナー両方で視聴したい場合、それぞれの B-CAS で契約する必要があります。但し当然それぞれに費用がかかるので、割引があるとはいえ、高くなります。
うちはさすがに両方契約する程のヘビーユーザーではないので、ビデオデッキの B-CAS でのみ契約です。
確かに有料チャンネルの都度、ビデオにチューナーを切り替える必要はありますが、我が家の場合、テレビ OFF、ビデオ OFF の状態でテレビを ON にして入力をビデオに切り替えると勝手にビデオの電源が入ります。チャンネルもテレビのチャンネルでそのままビデオのチャンネルを切替。このあたりが「ビエラリンク」の機能なんすかね。

とりあえずはこんな感じです。(以後、適宜修正加筆予定)

朝鮮半島情勢

  • 「対米決戦の時が来た」 米韓演習で北朝鮮紙(産経新聞)

日本は折りしも終戦記念日を迎える8月、最近の朝鮮半島情勢はとても「きな臭い」。
尤も、同じ民族でもある韓国からしてみれば、日本と北朝鮮の問題は比べものにならないかもしれない。でも拉致問題を抱えているのは事実だし、色々な軋轢や矛盾を抱えているのは事実。このまま時間だけが経過することによって解決するとは、到底思えない。

まぁ日本も 300 年ぐらい鎖国していたので、もしかしたら北朝鮮も 300 年ぐらいは今のままでいけるかもしれない。

でもその先の時代で北朝鮮の国民が胸を張れるような未来となっているかは、わからない。