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エアコン

熱交換器内蔵型のポータブルクーラーは、風向き・騒音・排水・猛暑時に課題あり。

この記事は、2023年購入時の製品「アイリスオーヤマ ポータブルクーラー 4.5~7畳 airwill IPA-2223G」を元にした記事です。

こちらの品、市場在庫のみで既に終売されているようですが、アイリスオーヤマの室内型クーラーは、年毎に機能改善された後継モデルが販売されていることがあり、型番や形状から、後継であることが類推できたりもします。

そのため、後継機にも同様の問題があることが予想できるため、その点を読み取って貰えればと思い、記事にしています。

仕事部屋が納戸に移転した関係で、ポータブルクーラーを購入した。ポータブルクーラーを選択した理由は、以下の5点。

  • 我が家は賃貸契約の関係、家に穴を空けることができない。
  • PC機材&長時間作業するため「氷で冷やす」タイプは、性能麺や氷を都度追加する煩雑さを考えると、選択不可。
  • ルーバー窓がある。
  • 熱交換器型の乾燥機を所有しており、熱交換器の性能を知っている。ちゃんと、よく冷えることが期待できる。
  • 冬はエアコン不要。PCの廃熱&机下のパネルヒーターで十分イケる。

ちなみに築年数を考えると、家主と交渉して、室外機用の配管穴を開け(勿論ちゃんとしたダクト穴に加工する前提)、普通のエアコンを取り付けても良かったのかもと思ったが、家主との交渉や電源の増設とか、色々と面倒なのでやめた。

だが、それがベストだったことに今さら気付いてしまった。
なのでこのポータブルクーラーが壊れたら、ダイキンのエアコンを設置しようかと、今は思ってる。

性能面では、ほぼ問題ない

機器本体は、社長とタレント(高齢)がテレビで紹介する、某○グループとか、通販会社などでよく採り上げられている「氷を利用した簡易的な熱交換」ではなく、エアコンと同じ構造の「熱交換器」内蔵。
室内に複数のデスクトップPCがあるとはいえ、4畳弱の納戸であれば、エアコンとしての機能は問題なく発揮している。問題なく寒いぐらいに室内を冷やすこと自体は可能。

では何が問題か?

問題点1:風向きの問題

まぁこれは、この機器独特の問題なのかも知れないが、実はこの機器、室内吸気は機器正面から見て左側の側面部にメッシュ状の穴が空いていて、そこから吸気している。

しかも冷排気は正面上部のように見えるが、実際は「正面および左側に冷風が向く」ようなセッティングになっている。

ちなみに正面にあるルーバーは、水平〜上方向にしか向かない。
そして、その中(奥)には横向きのルーバーがあるのだが、そちらは左側固定となっている。

我が家の納戸の場合、窓や機器設置場所の位置関係で正面右側に執務席や機材があり、左側は壁なので、その壁を常に冷やしている感じ。

ポータブルクーラーそのものを横向きに設置する事も勿論考えたが、機器後ろ側にある廃熱ダクトが長くなる・ルーバー窓を全体的に塞ぐ形の設置になってしまうなど、デッドスペースがかなり大きくなるため、不採用。

これだと流石に室内の冷熱循環がとても悪いし、電気代も勿体ないので、別途サーキュレータを設置して効率アップ。

問題点2:廃熱ダクトの取り回し

窓に廃熱ダクトを設置する必要があるのだが、このダクトが直径15センチほどあり、狭い部屋では、これが意外と邪魔になる。

当方の納戸は、腰高の位置にルーバー窓があるため、ポータブルクーラーを床面に設置した場合、廃熱ダクトの長さは1メートル以上にもなる。

そしてこの廃熱ダクト、文字通り「廃熱」するため、ダクト自体も熱くなり、それが「熱源」にもなってしまう。

そのため我が家の場合、ルーバー窓の前に机を設置し、その上にポータブルクーラーを設置。廃熱ダクトが極力短くなるように工夫している。

もちろん机上にポータブルクーラーを設置することによって、床面設置よりも不安定になることから、転倒防止用のチェーンなどの配慮もした。

問題点3:排水

熱交換式クーラーは、構造的に排水(ドレン水)の問題がどうしても発生してしまう。

この「極太ダクトを接続するような一体型エアコン」の場合、内部に一定量排水を溜める「トレイ」があって、そこに廃熱をあてて、発生した水蒸気を極太ダクトから廃熱とともに出すという構造にはなってはいるのだが、正直「焼け石に水」の構造ではある。

湿度が高い日本で、このような構造はほとんど役に立たず、ダクトからの水蒸気排水の処理よりもドレン水の流入が上回る。
そのため、あっと言う間にトレイの排水が満タンになって、安全装置により停止してしまう。

そのため「常時排水」の手段が必要になり、機能的にも排水が可能な構造にはなっているのだが、これが意外と面倒。
取扱説明書には排水口に付属のホースを繋いでバケツなどで受けて排水しろとは書いてあるの、排水口は(中栓はあるものの)ネジ式のキャップで留めてあるだけで、止水栓などが装備されているわけではない。
そのためキャップを外してホースを繋ぐまでの間、雑巾を床下に敷くなど上手く工夫しないと、床面が水浸しになってしまう。

かと言って常時バケツに水を溜める方式にしても良いのだけれども、バケツに溜まる水も意外と半端ないため、適度にバケツの水を捨てなくてはならないのも、かなり面倒。

そのため、ここにも工夫が必要で、我が家の場合は排水ダクト近くのルーバー窓から排水することにした。
ちなみに我が家のルーバー窓には、内窓構造の「網戸」があるため、網に穴を開ける必要が生じたが、「排水の手間を考えると、致し方なし」という事で、穴開け。。

ルーバー窓(というか窓枠下部のフレームやレール部分)をよく見ると、「穴」や「切り欠き」が施されている。これは結露など、万が一フレームに水が溜まらないようにするための構造で、我が家の場合はこれを利用して、排水する形にした。

ただし、この「穴」や「切り欠き」は、あくまで「窓枠としての機能」であり、ドレン水用の設備ではない。そのため、構造などについては十分注意と確認が必要だし、あくまで自己責任という事で。

特に排水されたドレン水が適切に屋外まで排水されているかは、ちゃんと確認した方がよい。
建物の施工不良や経年劣化などで外壁の内側に排水してしまう可能性は、十分あり得るの話。

問題点4:騒音

これも熱交換式のエアコンの構造上、仕方ないのだが、結構うるさい。
通常のエアコンだと「室外機」が騒音源と主たる部分ではあるので、室内はそこまで騒音とはならない。
しかし一体型の場合、当然ながら構造上「室内機+室外機」となってしまうので、騒音源が室内に入り込んでしまう。

まぁ、本機の推奨されているような大きめの部屋の端っこ設置し、その対面端で生活するような空間であれば問題ないのかも知れないけれど、我が家の納戸は当然そのような広さでも、レイアウトでもないので、この騒音と共存するしかない。

とはいえそのままだと耳がやられてしまう可能性もあるため、自分はヘッドホンをして納戸で作業をしている。

問題点5:共振? ひずみ音?

しかももう一つ別の問題として、機器本体の機械的な振動が、機器の外装を共振させ、それが新たなノイズになっていることが判明。
指で外装を押さえてみるとノイズは収まるものの、指を離すとノイズ発生。

我が家の場合、(見た目はかなり不格好ではあるものの)5センチ厚の化学繊維でできた防音シートを吸排気する部位を避けた状態で、ベルトで巻き付ける事で対策した。

これはこの機種独特というか、もしかしたらが同じ機種でも、ロット固有の問題なのかも知れない。

あと、設置する部位や方法によっては、この事象は起きないのかもしれない。しかしながら、性能上「これが仕様」となると、正直、いただけない。

問題点6:猛暑では能力不足

まぁ通常のエアコンに比べれば、所詮「小型」ではあるので、猛暑日だと、どうしても能力不足は否めない。
木造2階建(断熱もヨワい安普請の建物)の2階、北東側にある4畳弱の納戸部屋なんだけども、天井や隣室押し入れ内、外壁部が暑くなる。

曇った日でも、30℃前後を超えてくると、冷房温度を下げないと効果が出にくくなりはじめる。
そしてガンガンの晴れ日や、昨今の「猛暑日」とされている35℃を超えてくると、明らかに能力不足。しかも建物自体「壁」から直接伝わる熱も相まって、明らかに暑い。

空気の循環を考えてサーキュレータと扇風機を1台ずつ稼働させているので、なんとか作業はできるものの、暑いものは暑い。

まとめ

そんな感じで、家庭用で製造されている熱交換一体型ポータブルエアコンの使用感からの問題点一覧はこんな感じ。

個人的にこのタイプは、工場とか広い場所でのスポットクーラーとして生産されるのが現状メリットが高いと思う。

結論、機能面としては問題ないけど、共存するのは「かなり、人を選ぶ」のではないかと思う。

昨今生活家電というのは「便利になる」「快適になる」ことが前提であっても、今回のような「トレードオフ」になるような問題点がある家電は、万人に正直受け容れられにくいのではないかと思う。
特に今回の場合、少なくとも、「ドレン排水」「極太廃熱ダクト」「騒音」このうち2つは解消されないと、生活家電としてはかなり手間のかかる部類ではないかと。

それほどに今回はポータブルクーラーの欠点を思い知る結果であった。

捕捉:エアコンを選ぶとき

あくまで個人的な意見です。

エアコンを買うときは、今までの経験から、以下の点に気を配ってます。

マルチエアコン(「室内機複数台&室外機1台」のタイプ)は避ける

昨今の省エネ事情やコストパフォーマンスを考えると、室外機1台タイプも考えたりしますが、室外機が故障したり、冷媒ガス漏れが発生した場合、すべてのエアコンが使えなくなります。

とはいえエアコンの故障は「室内機」が圧倒的に多いと思いますので、リスク考慮でしかないのですが、室外機本体と、室内・室外を結ぶ配管系の故障は「一蓮托生」なので、それをどう考えるか次第。

故障は初期不良や、経験・能力不足な業者による施工不良もあるけれど、多そうなのは、室内機故障の場合、「清掃不足」によるものや、高稼働など、おもに「使用者側の知識・配慮不足」が原因の故障が多そう。

対して室外機の故障では、塩害の生じやすい海岸付近での利用や、過酷な気象条件に晒される場所や換気の悪い場所での故障ではないかと。
夜間早朝など、定期的に霧が発生しやすい地域だと、結露も発生しやすくなる。エアコンが効きにくくなったったり、それが原因で故障もする。

ちなみに故障しても、修理はすぐに来てくれません。
たとえ来たとしても、部品交換の必要な故障となると、何週間も待つことになります。
あと「出張修理」前提なので、恐ろしく高いです。
たとえ修理しなくても、出張だけで1万円以上取られる可能性は高い。
そして修理となると、新しいエアコンが手に届くぐらいな場合もあったり。

あと、季節の境目とか、パソコンを多用されている家「あるある」なんですが、室外機が1台だと、部屋別で「冷房」「暖房」を併用することができません。

ビルトインエアコンは避ける

メンテナンス性や故障時を考えると、ビルトイン型は、おすすめできない。

お金持ちの皆さんは、景観とかを意識してエアコンを隠したくなる気持ちは判るのですが、故障すると修理代(技術料)が嵩む。
町中の業者では対応できない場合もあったりするのではないかと。

建物設計の段階からタワマンのような「メンテナンス性にも配慮ビルトインエアコンの設置を考慮した建物」であれば話は別だが、一般的な「戸建て」の場合、無理矢理ビルトインエアコンを設置するような設計や構造になっていることが、結構ある。
そうなってくると、(たとえメーカー推奨の設置基準を満たしていたとしても)設置上のムリが祟って故障に繋がる可能性は否めない。

しかもビルトインエアコンは、本体を室内中央部天井に設置するため、壁面設置型のエアコンに比べ、配管が長くなる。
そのため、通常よりも能力の高い室外機が必要になったりする(=初期コストが高くなる)場合もあるのではないかと。

それにエアコンの普段の清掃・メンテナンスにしても、天井にあるものと、壁面設置型に比べると、明らかに大変さが違う。

高級タワマンとかに住まう人には、関係のない話ではあるかもですが、庶民が背伸びしてビルトインエアコンをチョイスするのは悪手ではないかと思う次第。

隠蔽配管は避ける

御洒落云々は「トレードオフ」です。
ビルとエアコンと同じ理由。特に交換時においては、エアコンの機種が変わると、サイズや配管の場所が微妙に変化します。

隠蔽配管は一般的に簡単には交換できない。なので配管を延長する自体となると、継ぎ足した部分の冷媒ガス漏れリスクがあるし、いずれにせよコストとリスクが大きくなります。

配管の化粧パネルは避ける

これも御洒落云々との「トレードオフ」。
配管と化粧パネルの間の空間は、ムシの格好の住処となり、通り道。

パネルの出入口部分はいくらちゃんと塞いでも、劣化はする。
そして奴等はどこからでもやってくる。(「奴等=ゴキブリ」)

多機能型・高機能型は避ける

昨今、エアコンのフィルター掃除を自動でやってくれたり、「ドライにしても温度は下げない」といった、多機能・高機能なエアコンが増えている。

まぁ家電(というか商品)に付加価値を追加されるという流れは、市場原理に即しているとは思うのだけど、当然ながら構造が複雑になるので、故障するリスクも高い。

特にフィルター自動清掃タイプは「一切の清掃・メンテナンスが不要になる」わけでない。商品も高くなるだけなので、普通のエアコンを購入するのが無難。

海外メーカー製は避ける

エアコンは故障時に修理に来てもらう必要性の高い家電なので、そういったアフターフォローが、ほぼ皆無な海外メーカー製の購入は避けるべき。

まぁ販売店が、そういった時の交換を考慮した「延長保証」など販売店独自の保証制度を設けている場合があるけれど、保証制度で解決できるのは「おカネ」のみ。
修理・交換に発生する手続きや手間はかかるし、保証される費用を販売店(保証会社)に請求する手続きや手間も生じる。これがとにかく面倒。
この部分が、とにかく誤解しやすい。

「海外メーカー製すべてが悪い」とは言わないが、国内メーカーにくらべると、品質やアフターフォローなど、信頼性は段違い。

とはいえ、昨今は国内メーカーであっても、海外OEMを日本で組み立てただけのような製品や、ほぼ代理店販売みたいな製品も多いし、海外製造の国内メーカー品もある。
まぁグローバル社会なので、仕方ないのではあるけれど。

今回の小型エアコンは大手メーカーではないけれど、設置型エアコンの場合、我が家は現状、ダイキン一択。

昔はナショナル(現パナソニック)製をおもに使っていたけど、多機能・高機能化路線に舵を切ったうえ、いわゆる「パナソニックのお店」で直せる製品も減ってきて、いわゆる「お付き合い」も疎遠になってきた。

以前のダイキン家庭用エアコンは、室外機の騒音が他社製に比べてあったけど、現在はそんなこともなく。

安定的に単純構造のエアコンを、長寿命(低故障)・高メンテナンス性・アフターフォロー万全に提供してくれるメーカーが好まれるのは、当たり前の話。

同人誌

「個人サークル」とは?

「サークル」というのは、もともと趣味や研究をする人の「集まり」を指すので、「個人サークル」というのは、相反する単語を繋げた、ヘンテコな言葉のような気がする。

この「個人サークル」という言葉。おそらく現代の同人誌(業界?)で生まれた言葉ではないかと思う。
もともと同人誌は、同じ趣味・趣向などを持つ者らがグループを設立したり、大学などのクラブ・同好会などの延長線で、集団からサークル活動が生まれ、それが主な流れとして捉えられたため、そこから「サークル」というものが標準的に使われ始めたのではないかと推測される。

もう一つは、この「サークル名」、好きな名前を付けることができるし、しっくりこなかったり、別の活動をするときは別の名前を付けるなど、商業的な意味を持つ「屋号」よりも、もっと自由度が高い。

そして、もともと同人誌活動は、別にグループではなく、個人でも制作・活動できる。
そう言った過程で「個人サークル」という言葉が誕生したのではないか思われる。

とはいえ、同人誌のサークルにおいて、本来の意味であるところのグループとしての「サークル」だろうが、「個人サークル」であろうが、同人誌の「読み手」としては別に変わらないのではないかと。

ちなみに「同人」という単語も、元々、その名の通り、同じ趣味趣向や志を持っている「グループ」を指すところから生まれた言葉だと思う。

ただ現在における同人誌における「同人」は、グループというか、同じ趣味趣向や志を持っている「人達」という、もっと漠然とした繋がりで指しているのではないかと思う。

選挙

基地問題や戦争問題を中心にしても、選挙には勝てない

各政党が普段から市民に対して、どのような活動と実績を踏んできたかの結果ではあると思う。
政治というのは、市民の支持を得られなければ、得票に繋げられないという、根本的な数の論理。

そんな中で、長年続いている基地問題を持ち出しても、市民生活に直結するような問題、雇用や物価、治安、福祉、医療など、市民生活に直結するような問題に対して、真摯に訴え、向き合ってきたのだろうか?
もしその実績があるのなら、それを前面に打ち出せていなかったのではなかろうか?

個人的に基地や戦争・平和問題に関しては、あまりにもメディア騒がしく、沖縄の日々の記事を見ても、大量に出てくる。
確かに重要な話題ではあるが、社会生活などの実情との乖離・違和感を、市民は感じているのではないか?

結局、そのあたりのバランスを欠いた県政を行ってきた結果ではないかと思う。
先の静岡県知事の件もそうだけど、意固地に拘るべき問題が何処にあるのか、見極めなくてはならない。

同人誌

駿河屋通信買取のポイント(2024年現在の追補・訂正)

たった数年の経過ですが、状況は変わってきました。
補填的な話として、記事を追加します。

こちらの記事は、数年前の記事「駿河屋通信買取のポイント」の補填版です。

必ず駿河屋の買取について、あらかじめホームページを確認し、取引のルールを十分に理解したうえで、この記事をお読みください。

買取事情は刻一刻と変化します。買取方法も含めて変わる可能性があるので、必ず駿河屋のホームページから最新の状況を確認のうえ、自己責任でお取引ねがいます。
当然の話ですが、取引上のトラブルがあったとしても、当方では一切関知しません。

検索するときは「セーフサーチ」機能に気をつけよう

最近、駿河屋の検索機能の「セーフサーチ」が機能強化された。
これはいわゆる「18歳以上ですか?」の Yes/No 選択とは別に、検索画面上にそもそも商品がヒットしてこないレベルの機能強化
つまり、この設定を正しく行わないと、検索そのものがヒットしない品物が出てくる。

この機能、おそらくセッションとかクッキーなどのインターネット・ブラウザにある一般的な仕組みを使っていると思われる。
そのためログインし直したり、駿河屋側の機能修正、セキュリティなど様々な理由によって、セーフサーチが有効に戻ってしまうことがある。
この点、注意が必要。(自分も最初これに気付かなかった)

「あんしん買取」は、色んな意味で「ほぼ絶望的」ではないかと。

実際に手持ちの同人誌・コミックス・ゲームソフトなどを「あんしん買取検索」で調べてみるとわかるが、買取金額欄は、ほぼ「メールにてお見積」。となる。
直近のものであれば、話は異なってくるのかもしれないが、数年以上前の作品となると、90%以上は「メールにてお見積」。その場での見積はほぼ不可能。

そしてこれはおそらく、ほぼ「0円買取」もしくは、それに近い「低額査定」と言う事を意味するのではないかと思われる。

こうなってくると、「メールにてお見積」を実際に依頼し、買取の見積もり額の提示・確認できるようになるまで、待つしかない。
しかしながら、ダンボール1箱分の同人誌(数百冊)をすべて入力し、その結果が「送料無料+買取時の振込手数料」(概ね3,000円前後)に満たなければ、そもそも通信買取を依頼する意味はない。「選別⇒入力⇒発送」の労力を考えると、尚更。

ちなみに「あんしん買取検索」の商品詳細ページから「この商品の販売ページ」リンクを辿ると、在庫がある場合、その商品の「販売価格」がわかる。
たとえば、そこから「買い取り価格=販売価格の数%〜数十%」と推測するのもアリ。

ただし、たとえ駿河屋で現在販売されている商品であっても、古い商品(およそ数年以上前の商品)については、そもそも「在庫として抱えたくない」という考えもあるはず。

あと「大手サークルの同人誌だから」と言って、買い取ってくれるわけでもない。
結局のところサークルの人気度(列ができるサークルか)は正直あまり関係なくて、古書としての希少性と流通性が高いというバランスのとれた、つまり内容が販売者・購入者両方にとって魅力的な同人誌でないと、買取の値段は付かない。

(もちろん中には、超有名な雑誌に連載を持つようなプロの作家さんがアマチュア当時に出していた作品でもないような同人誌が、半ば伝説的に高額な買い取り価格のものもある。ただ、こういう同人誌は、あくまで例外的。)

それに、たとえイベント直後など一時的に買い取り価格が高騰することはあったとしても、そんなのは一時的だし、そんな目的で持ち込む人は、この世の中、たくさん居ると考えた方がいい。
店も、そんな目的で大量に持ち込まれてくる同人誌が、それこそ「全部売れるとは限らない」のは判っている。リスクを考え、在庫見合いでの査定(つまり「一定量以上は買い取らないor二束三文での買取」)になるのは、市場の理かと。

そんな様々な理由で、現時点で在庫のない商品であっても、販売価値の低い商品については「0円買取」「買取不可」となる可能性が高いと考えた方が良いという事になる。

(あと、ずいぶん前に買い取った商品が、いまだ数百円で販売されている可能性もあり、その場合、それらは「売れ残っている」と推測することもできる。)
そのような状況の商品を買い取ってくれる可能性は、ほぼ皆無ではないかと。

「重量ゆうパック」は不可

駿河屋が通信買取等で指定して配送業者である「ゆうパック」は、最大 30kg まで送れるが、うち 25kg を超える場合は「重量ゆうパック」というオプションサービスとなり、料金が一律 500 円以上の追加となる。
駿河屋は基本的に、この「重量ゆうパック」には対応していないため、注意が必要。

ちなみに、100 サイズのダンボール箱に同人誌をギッシリ詰め込んだ場合、かなりの重量になる。25kg はおろか、30kg を超える可能性もあるので、これにも注意。

B5 サイズの同人誌 100 冊の重さを参考に量ってみたのですが、およそ 10kg 前後と見てよいかと。

そして 100 サイズのダンボールを満載にすると、200 冊以上の同人誌が入るため、重量ゆうパックの重量すら超えてしまう可能性あり。
(そもそも 20kg を超えるてくると、運搬もかなり大変。手持ちは無理かと。)

「100冊≒10kg」は、あくまで自身が所有していた同人誌からの重量ではあるが、よほど厚めの同人誌が大量に含まれていない、一般的なページ数の同人誌であれば、そこまで個人差はないかと。

重さの体感したい方は、スーパーで 5kg の米を買ってください。4袋で20kg。

これとは別に、300 冊以上の本については発送前に連絡が必要で、いきなり大量に送ると、受取を拒否される可能性もある。
「あんしん買取」の場合は、見積もり時点で駿河屋も判るけど、「かんたん買取」でいきなり300冊以上は送らない事。

配達日数に注意(到着が遅くなることが多い)

見積日から5日以内に届いた場合、買取品の状態に難がなければ見積価格が保障されるものの、地域によっては配達日数がかかったりする。

しかも土日を挟んだ場合、ゆうパックを取り扱っている郵便局が休みになってしまうなどの影響もあるため、それだけで配達日数が嵩む。

もちろん別にゆうパックを取り扱っているコンビニなどに持ち込めばいいし、集荷に来てもらえればいい話ではあるのだけれど、うまく都合がつくとは限らない人もいる。
(ソース俺w)

さらに、ここが落とし穴。

買取品の送り先は概ね、通販買取拠点のある静岡、もしくは買取体制が整っている店舗の多い東京になっていると思う。しかしながら最近はちゃんと「配達日の指定」をしないと、さらに1日余計にかかる可能性が高くなっている。

これは、別に駿河屋が悪いわけではない話なんだが、郵便局は地域によって、到着した荷物を一手に引き受ける拠点局、そしてそれらを配達する局に中継する体制が整備されているところがある。そして東京や静岡行きの荷物の場合、どうも配達日の指定をしていない配達物は、荷物の中継が後回しとなるような体制となっいているようだ。

実際に直近で通販買取拠点(静岡)に送った「配達日の指定なし」の荷物を複数追跡してみると、物流拠点のある静岡郵便局に一旦到着したのち、配達局となる静岡南郵便局への到着へは、そのさらに翌日となっていた。

つまり配達指定をしていあに荷物の場合「翌日」に到着できる荷物は「翌々日」となるという意味。
駿河屋に送る荷物の場合、配達日数がシビアなので、配達日を必ず指定するのが安全と思われる。

余談だけど、別にこのような物流体制が「郵便局の怠慢」とは思っていないし、地域によって郵便事情は大きく異なる。また今後変化する可能性もある。
ここでは論点が異なるので、この話は別の機会に。

取引日数はかなり長い

取引開始から入金(買取終了)まで2〜3週間との案内が掲出されているが、場合によっては1ヶ月弱は見た方がよいかも知れない。
たとえばメディア(CDやゲームソフト)などや機器類は、内容や動作の確認が必要なうえ、「状態難」「セット品不足」など査定に手間取る。書籍や同人誌のようには簡単ではない。

しかも、それらを混載して送った場合、査定する担当者も複数に跨がる事に繋がるはず。
それだけで、かなり遅くなる原因になってしまう。

ちなみに同人誌だけ、商業誌(コミックス)だけという感じであれば、いわゆる「繁忙期」ではないとか、価値の高い品が混ざっている場合など、例外はあるものの、概ね2〜3週間程度で、すべての取引が完了できる。

逆にこの期間で取り引きが完了できない場合は、これらの例外や取引上の不備、査定に手間のかかるような品が含まれていた場合ではないかと。

少なくとも、店舗側が意図的に査定を遅らせるような事はないはず。
(そもそも、そんな事をやる理由がない。)

そもそも同人誌の買取は、値下り傾向。買取の労力が見合わない。

同人誌の話になるが、もともとコアな分野の発行物なのと、オタク文化の認知によって大きく裾野は広がったものの、昨今の趣味嗜好の変化、買取可能な同人誌古書店舗の減少、同人誌即売会という紙媒体のムーブメントの縮小によって、全体的に販売価格は下落傾向にある。

もちろん一部には高額な同人誌もあるが、商業誌のような市場流通品と異なり、古書としての査定はとても専門性が必要で難しい。
しかも大量発行・経年・ジャンルの流行変化などにより、価格の付けられないレベルの同人誌が大量にある。

このような状況を考えると、古い同人誌の売却で「思わぬ利益を出す」というのは、あまり現実的ではない。

駿河屋の編み出した「あんしん買取」は、買取店側の労力を緩和する素晴らしいシステムだ。
ただし逆を考えると、買取を依頼する側としてみれば、こちらであらかじめ検索によって作業する必要が生じる。

今回試しに100サイズのダンボール1箱分、およそ200冊強の同人誌を「あんしん買取」のためにパソコンで検索、入力⇒査定依頼してみたものの、それだけで6時間程かかった。
しかもこれは、あらかじめ事前に、ある程度サークル別に整理した状態の200冊超の同人誌の買取査定依頼でかかった時間。

実際に、これら同人誌(概ね2000〜2015年頃の男性成人向け中心)を「あんしん買取」で見積依頼してみたものの、半分以上は「買取不可」となった。
(ちなみに「0円買取」も含まれていたものの、数冊程度。なので実質「値段が付かない ≒ 買取不可」と見て良さそう。)

残りは価格が設定されたものの、見積総額は高くても1万円前後。場合によっては2000円前後の見積になってしまう事さえある。
しかも表紙焼けなど状態の悪い品もあるので、手数料差し引くと、数千円程度という事もある。

ちなみに駿河屋の場合、一定の買取基準以下の場合、送料が自己負担になる。
自分の場合はそれを見越して、送料が自己負担にならない程度の品を追加(「あんしん買取」扱い)し、箱を満載にして送付している。

このような一連の仕分け→入力→発送作業という手間を考えると、正直さすがに「労力に見合う利益」とは言えないレベルで、利益は低い。

しかも見積の結果、「買取不可」となった品は、発送物から除外する必要がある。
この仕分け作業も手間となる。

ちなみに買取不可品を一緒に送ってしまうと、不可品が返送(返送料は買取額から減額)されたり、最悪の場合、買取拒否(取り引き中止)として全品送り返される可能性もあるので、注意が必要。

最後に

おそらく同人誌買取としては、かなり守備範囲の広い、日本国内唯一の企業だと思う。
ただし1箱あたり 1,500 円以上の買取にならない場合は、送料を請求される可能性がある。
しかも買取金額の振込手数料も考えると、およそ3,000円以下の見積金額では採算割れの可能性すら出てくる。
労力を払って通信買取するどうかは、かなり悩ましいところ。

でも現状ここまで買取金額が判らない状態で「かんたん買取」を依頼するのは、それはそれでリスキー。

それでもこの記事の内容に懐疑的に思うのであれば、実際に各自1箱分の同人誌を見積もり依頼してみて、その労力を以て判断してみるのが良いかと思う。

ちなみに送料をケチる手段として、見積もりだけネットで行い、買取は池袋や秋葉原の買取センターに持ち込む「020買取」というサービスもある。
これも選択肢ではあるが、それはそれで交通費や労力・時間も要するので、悩ましいところ。

以上、このように(前回の記事にも記載したが)時間があって、気長に取引ができるような酔狂な人でないと、通信買取には向かない。
そうでない方は、リサイクルや一般ごみとして手放すのが、一番よいのではないかと思う次第。

実際に「不要になったら、古書として流通させずに、リサイクルに出してください」と公言されている作家さんもいらっしゃいます。

【2024/11/01追記】
以前からかも知れませんが、駿河屋の Web ページについて、夕方頃から繋がりにくくなる状況が頻発していますね。
以前は週末とかに発生していたのですが、最近は平日の夕方、割と発生してるような。

特にマイページ内の履歴画面や商品カート、商品検索時、商品詳細画面の遷移時など、ECサイト特有の画面にて、固まったり、急にメンテナンス画面に差し替わったりします。

システム上の問題なのか、アクセス過多が問題なのかは判りませんが、障害が発生したら、その時間帯から数時間は不安定な状態になってしまうのが、困ったところ。
利用者としては、待つしかありません。

民主的ではない国での取引

気になるのは、この中にある中国への進出事情に関する部分。
自分も海外と表面的な取引しかしないのは、コレでして。あまりにもリスクが高すぎる。
当事者(国)は認めることはない話ではありますが、他人の腹の中は見えませんし。

さらに一番コワいのは、法律や制度として決まってないところが大きい点。
アメリカみたいに連邦と州の間における法令や制度の矛盾とかなら、まだ理解できるのですが、中国のような国々だと、そもそも法令や制度からはどうしても読み取れない「何か」があって、そのリスクが読みきれない。だって「当局のさじ加減」でなんだってできるわけで。
そもそも提出した書類ですら「そんな物は届いていない」と言われれば、それで終わりになってしまうんですから。

そんな「当局」のある国で経済活動なんて、リスクが大きすぎる。記事にもある通り、まさにジャックポットとまでは言わないけれど、博打のような酔狂を受け容れないとできない。

まぁ自分はチキンヤローなので、そんな取引はできませんがー(棒

検閲と規制は違うし、秩序は必要

大陸の国ではインターネット検閲をはじめとする様々な国家介入は「公然の秘密」「なかった事」として行われているようだが、以前の記事では「明日は我が身」的と捉えられるような記事があった。

勿論、事実を歪曲したり、消去するするような国家介入は、たとえそれが国家の威信に繋がることであったとしても、覇権主義であり、論の外。
そのような事は絶対あってはならないのですが、かと言って、背景を含めた、ありのままの事実を伝えなかったり、勝手な解釈を誘導するような、リテラシーの低い情報を流布することは、こと実社会とインターネットが綿密になってしまった現在、その影響を考えると、もはや野放図なままにしておく必要はないと思う。

特に実在はおろか、権利物に対して誹謗中傷や毀損する行為は、絶対に許されるべき事ではない。
ましてやそれを「表現の自由」と称して行う行為は、「表現の自由」という事柄そのものに対して泥を塗る行為であり、軽蔑されるべき行為だと私は思っている。

インターネットは、匿名性によって自由意志や表現に対して大きな利益をもたらしたが、実体・実社会に於いては不利益ももたらした感もある。
担保のバランスを取ることによって、社会や個人の意識・リテラシーの回復することを個人的には望む。

公立の学校教育施策は色々と煮詰まってるなぁ。。

志願者が減っているから…東京都の教員採用試験、大学3年から受験可能に 「現場に魅力がないと」の懸念も(東京新聞)

私立とかはもちろん、公立でも地域によって大幅に異なるとは思うが、都教員で倍率2倍とか恐ろしいな。

給与面の優遇とかもある程度は考えるにしても、仕事量とかが明らかに多いのは、うちの子が通ってる小学校の担任を見ていても明らか。

いや、仕事量も多さもそうなんだけど、どちらかというと「全員に理解させる」というところに教育の重点を置いているから、かな?

昔はそこそこ勉強不得意な子がいたけれど、今までの教育施策や積み重ねによって、授業の内容がかなり精緻化されてきているのでは。

そして「どうすればみんなが理解できるか」をつきつめて行った結果、先生⇒生徒児童の接し方が変わり、指導に向けた計画もより緻密になり、それらが神経を磨り減らしながら教職を全うするという、負のスパイラルに繋がっているような感じなのでは。

さらに昨今の人材不足が拍車をかけている。

実際うちの小学校でも(学校側は詳細を伏せているがおそらく)メンタル的な事情で休職されている先生が何人かいる。

しかも先生の休職や退職については(理由は不明だがおそらくプライバシー云々とかの理由で)担当学年やクラスの保護者にしか共有されない。

そのため問題が表面化しにくいが、実際のところ担当教員が不足しても、教委から補充が積極的に行われるわけではなく、他の担任や、場合によっては学校長が担任を一時兼務するとか意味不明な事が起きている。

まぁ個人的には、社会(=保護者)の子どもに対する教育指導ニーズに対して、施策が寄り添った結果。

別に保護者だけが悪いわけでもないし、施策を担った行政だけが悪いわけでもない。

ただまぁ施策がかなり煮詰まっているのは事実なので、個人的には「教職者を守る」という立場から、ある程度教育システムを見直す方向に倒してもいいような気がしている。

具体的には地域の事情に併せてしてもらって構わないという話にしてもいいかもしれない。

教職が不足している地域については「うちは教員が不足しているので、細かな教育配慮まではできない、国レベルのガイドラインまでの指導とする」としてもよいとは思うし、余力があったり、戦略的な地域については、もっと踏み込んだ指導体制を組めばよいと思う。

あと高校については「実質義務教育」だとか何とか言われることがあるけれど、勉強する気がない子については、正直そこまで救済指導する必要はないと思っている。

メンタル的な理由で「勉強できない」は別の話なので、それはそれでケアの方向性が必要だとは思うけど、遊びたいからサボるとか非行的な理由など、やる気はないけど「義務」で来ている子などを教室に無理に座らせておくのは、正直ほかの生徒にも影響しそうな気がするし。

こういった状況は正直、早々に声掛けをして適材適所に誘導していった方がよいと思う。

そして何よりも、学校は塾と違って教育をサービスするだけの設備ではないということを、親に対してしっかり理解してもらう事が大事。

国葬を考える

どうも腑に落ちない。

安倍さんに恩義がある方々や、そもそも(安倍さんに関係なく、自民党や国家という感じのものに対して)信奉的な考えのかる方々、政治に関連する方々における独特の考え方や礼儀(?)思想や信念がある方々など、様々な人が「国葬」を容認されている方が非常に多く、そしてこれらが国葬推進におけるキーパーソンになっている関係上、押し込まれてしまった感しかしない。

もちろん、安倍さんが凶弾に倒れたことに対しては、憤怒すべき出来事ではあるが、国葬を以て弔う必要のある方なのかを問われると、正直疑問を感じる。

それをこんな曖昧な状況で認めてしまうことは、日本における(見てくれは与党における多党政治ではあるが、事実上の)一党独裁政治の象徴であると認識されても、間違いではない。

個人的には国葬として妥当なのは、天皇陛下が崩御された場合における「大喪の礼」(これは厳密には国葬ではない(別次元の何かであるそうだ)が、事実上の国葬かと)、政治家であれば現役の首相(国家元首)が凶弾で亡くなった場合に限るのではないかと思っている。

それぐらい、国葬というのは「重い」という位置づけであるべきではないかと。

正直なところ、現代の民主主義社会において「国葬」という考え方は、そもそも馴染まないと思っている。
理由としては、その故人そのものを「神格化」するような誤解を与えてしまうから。

立憲君主制であるならまだしも、「覇権主義」的な国家、独裁国家が好むような行為を、習熟された議論もせずに国事で行うのは、その根幹は「それら国々と何ら変わらない」という事を、自ら認めてしまっているのではないかと。

改めて言うが、これはあくまで安倍さんの話ではなくて、国葬というものが「どうよ」という話。
長年の課題であるに関わらず、十分な議論もないまま、時間に流されて国葬が行われてしまう社会・政治の流れに対しての批判。

若い頃の「出来ちゃった結婚」は、将来を不幸にすることが多い

意見には個人差があります。

リンク先の内容に直接的な関連性はないですし、倫理観云々も話はありますが、要するにここでは「避妊はちゃんとしろ。学校でもちゃんと教えてやれ」という話。

自分の周りにも、妊娠しちゃって「そのままゴール(結婚)」という話は沢山あるし、結婚すること、子供が生まれてくること自体は、確かにめでたい話ではある。

でも、このような結婚・出産を経た家族について、その先で必ずしも幸せな家庭を維持されているかというと、正直そうでもない。

理由はいくつかある。

人生経験が未熟

良くも悪くも、親自身が「遊び足りていない」「経験が不足している」という状況下において、子供を授かるのは、正直リスクでしかない。

20歳で子供を授かったとして考えてみる。
25歳で子供を授かったとして考えてみる。
30歳で子供を授かったとして考えてみる。

たしかに子供が生まれたあとでも、可能な人生経験は沢山あると思う。
でもそれは現実的に、本当に可能なのか?
よく考えたほうがいい。

ちゃんと「避妊」「中絶」を考えよう

確かに「中絶」は、一般的な女性にとって、大変なインパクトだと思う。
でも子供を産むことに対して、将来的なビジョンを、カップル揃って、真面目に検討できない状況である場合や、少しでも不安があって、それを払拭できない場合があれば、直ちに「中絶」を視野に考えておいたほうがいい。

しかしながら、将来に家族としてパートナーと幸せに暮らせることができるか。そして何より、子供が成人するまでの間、幸せに育むことができるのか、よく考えたほうが絶対にいい。
倫理的な理由があることは理解しているし、様々な課題はあるが、現時点において日本では「中絶」が法令的に整備されているので、それを行使することに対して、どうこう言われる筋合いはない。

云々言われるご家系もあるかも知れないが、今の時代、ナンセンスだと思う。「幸せな家族を営む」ビジョンが描けない状況で子供を産むことは、子供だけでなくその親にとっても、とてもリスクが高い。

そのためには女性は、パートナーと性交渉をする機会になった際は、自身の生理周期や特性を把握し、いざ妊娠した場合は、それを早く察知できるよう努める必要がある。

そして男性は、もっと女性の妊娠や子育てに対して、もった真剣に考えるべき。
性交渉だけで満足して、はい子供が生まれた、はい所帯を持った、それだけで愉悦や満足している時代ではない。

今や日本の現代社会において、核家族化に舵を切った以上、自分だけでなくパートナー、子供を幸せにするために考えることから逃げていたり、楽観的に考えたりすべきではない。

もっと真面目かつ現実的に考えていかなくてはならない。

かと言って「中絶」ありきは問題?

もしそう思うのであれば、もっと「避妊」について真面目に考えるべき。
ちゃんと教えるべきだし教わるべき。
必要に応じて法整備もすればいい。

それを忌避してきたのは、どの社会なのでしょうか?

本来「避妊」の話は、「中絶」よりもはるかにハードルの低い話であり、学ぶ場・社会を築くことは、より簡単なはず。

それに男性にしか主たる避妊策ができない日本の偏りもおかしい。倫理とか日本伝統の云々で、女性に対する避妊がまったく普及していないほうが、おかしい。

日本の伝統云々を前提として子作り・子育て施策をしたいのであれば、もっと正しい教育と親も含めた経済的・社会的保障を包括的にバランス良く展開していただかないと困る。
もはや一部の信念や理想だけで、社会発展や国家国民の幸せは見出せないことをいい加減に理解したほうがいい。

本来であれば

こういう話は、小学校・中学校・高校・大学とずっと学校で学ばせるべき事柄と思うし、もっと時間を割いて、真剣に教える・諭すべき事柄のはずなんだけど、日本の道徳や総合、性教育という分野は、本当に表面的な事しか教えていないし、教えられる教師が少ない。

己の人生は己の責任かもしれないが、国の社会を発展させるうえで、必要な知識・教養を身につけさせるという観点でいうと、日本の教育はあまりにも歪ではないかと思う。

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マイクラ 1.19 にアプデしてみた。

こちらの記事は今後随時追記していきます。

こちらは Java Edition に関する記事です。統合版とは仕様が異なる点がある場合がある等、ご注意ください。

大型アプデからおよそ1ヶ月経過したので、アプデしてみた。

ちなみに1ヶ月空けたのは、自鯖で spigot 使ってたり、大バグを警戒しての理由。
あと、Dynmap や OptiFine, Forge といったプラグインや mod の 1.19 対応を待っていたから。

アプデの話

基本的には、1.17 ⇒ 1.18 にアプデした時と手順は同じ。
今回 Java のアプデは必要なかったので、そのぶん手順は減ったけど、modのアプデが、現時点では一部間に合っていない。

Forge

41.0.100 の話

1ヶ月経過してもβ版

いつ安定版になるんやろか。

やっちまった

Spigot をアプデして、クライアントはノーマルな状態で動かしたら問題なかったのだが、その後β版 Forge をインストールしたところ、起動時に見事クラッシュ。

おそらくその出かけた普通の自分の場合、手懐けたネコの種類(ネコの柄)が、すべて Tabby になってしまっている。
でもって data コマンドで調べてみたところ、CatType というネコの種類を指定する値がどうも見つからない。
おそらくこれが原因で CatType=0 つまりTabby になってしまっている模様。

これがクラッシュの影響なのか、β版を入れた影響なのかは判らない。

OptiFine との同居不可

1.18.2 の環境では Forge の中に OptiFine も同居できたが、1.19 対応の現バージョンでは同居不可。起動時に Java がクラッシュする。

追加された仕様とかの話

泥ブロックとかカエルとか古代都市の話は、他サイトの記事で沢山取り扱われているので割愛。

チェスト付きトロッコ・ホッパー付きトロッコ・かまど付きトロッコ・TNT付きトロッコ、破壊時にトロッコと別々に分解されなくなった

なので一度これらの合体トロッコを作成すると、永久にそのまま使うことになる。
これが意外と鬱陶しい。

というのも、ここ数年のバージョンは(地下が深くなったり、バイオーム分布の影響で?)地下廃坑がかなり多く生成されやすくなった感じがするので、地下の湧き潰しがてらブロック収集していると「チェスト付きトロッコ」が割と見つかる。

これが今まではチェストとトロッコに分解できたので、それぞれ別用途に流用できたけど、今後は永久に「チェスト付きトロッコ」のままなので、使い道が限定されてしまった。

個人的にチェスト付きトロッコの使い道は、現状ほぼゼロ。
そのため当面は死蔵品。今後チェスト付きトロッコを使うような仕掛けを作る機会は…あるのかなぁ…