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東京⇔三重、弾丸帰省

最近、オヤジの調子が悪くなってきた。
まぁ昔から糖尿病で薬漬けの生活を送ってきて、年々その副作用やら何やらで、身体中のあちこちにガタがきている感じではあるし、まぁ自分もその自覚はあるようなので、まぁ「なるようにしかならん」という感じなので。

まぁ子(自分)としても、親の周辺事情(手続きやら何やら諸々)を粛々と進める昨今。

そんな動機ではありますが、用事のため、この週末に弾丸帰省してきました。
行程としては以下。

  • 金曜夜に夜行バス(池袋⇒四日市)
  • 土曜終日、用事やら諸々。
  • 土曜夜に夜行バス(四日市⇒池袋)

まぁ見事な弾丸帰省。

高速乗合バス、鳥羽線(通称)

愛称なし、西武と三交で路線名も統一されていないような路線ではありますが、1988年から30年以上運行されている夜行バス。

ルート自体は色々と変遷があるが、今も昔も高速夜行バスとしては中々硬派な部類の路線ではないかと思う。

以下は1便2便(磯部始発終着〜立川新宿池袋経由)の話。
3便4便(鳥羽始発終着〜横浜羽田経由)は若干ルートが異なるのだが、利用客の境遇(?)はほぼ同じ。(コロナ禍以降、3便4便は運休中)

理由その1:寝られる時間が短い。

まぁ「ドリームなごや」などもそうなのだが、夜行便としては運行距離も短いので、寝られる時間そのものは短い。

実際それはダイヤを見ると明らかなのだが、1便(下り)の場合、乗車最終地が立川駅22:45、消灯はされるものの、ほぼ寝られずに一時間強ほど走ると、唯一の開放休憩となる足柄SAに0時過ぎに到着、そこから新東名⇒伊勢湾岸道は道路状態の良い区間なので睡眠可能だが、三重の最初の到着地が桑名駅という、愛知の県境に近い場所。そこには4時頃に到着してしまうので、実質睡眠時間は3時間ぐらいしかない。

それ以外の区間でも睡眠できるのでは?

大宮⇔(首都高)⇔池袋と新宿⇔(首都高・中央道)⇔立川間は一部高速を使うものの、橋脚の継ぎ目とか意外と振動が激しい。それ以外の都心区間は一般道で信号や右左折もするので、寝るのはかなり難しい。
この区間、およそ2時間30分。。。

そして三重区間は、もっと過酷。
桑名駅最寄りの高速出入りである長島ICから三重県内は全線一般道を走る。
理由は、県内唯一の高速道路が県内の内陸側を走っているため、遠く、利用できないため。

まぁ、概ね国道23号線を南下するルートであり、線形などは比較的良い。
でも桑名から先、四日市・鈴鹿・白子・津・三重会館・松阪・伊勢市・三交伊勢・二見浦・鳥羽・磯部と、近鉄特急停車駅以上の県内の主要箇所を全停車してゆく。
この三重県内の桑名⇔磯部バスセンター間、およそ4時間。これも都心区間同様、睡眠はほぼ難しいと思う。

理由その2:バスのサービスも、今となっては中々の硬派

実はこの鳥羽線、利用客がそこそこいらっしゃる(特に週末便は利用者が多い)のと、距離と停車バス停の多さなどの理由から、座席数を絞るような車両導入で運行するのが難しい。

今は1×3列車による運行となってはいるが、シートピッチはいわゆる夜行標準仕様のみ。身長の高い自分にとっては中々の厳しさ。

プライバシーカーテンも、着いているのは窓際のA・C席のみ。中央のB席はカーテンなし。A・C席のカーテンも、あるのはサイドのみで、前後は仕切りなし。(ただこれは、もしかしたら、車両によって多少違いがあるのかも?)

リクライニングやレッグレスト・フットレストは付いているが、レッグレストとフットレストはお互いが干渉するため、利用に難あり。
フットレストを利用すると、前席下には足が入らなくなるため、背の高い人には不向き。

まぁ、路線の運行距離的に「硬派にならざるを得ない」という感じの車両。

結論、年寄りにはかなりツラい。

今回、土曜日に用事を済ませて帰ってはきたものの、日曜は自宅でほぼ爆睡してました。とにかく睡眠時間が稼げないのと、首が凝るのが難点。

それでも利用する理由

新幹線は東京⇔名古屋

つまり自宅の最寄り駅から東京駅まではJRや私鉄を乗り継いでいかなくてはならない。これが1時間以上かかる。対して池袋であれば、西武線1本だけ。

これは三重側も同じで、名古屋から実家についても1時間以上かかる。

これが意外と面倒なうえ、荷物を持って移動するには疲れる。
しかも新東名の開通と、自分の場合、四日市乗降(三重側のバス停でも最初・最後のほう)な点、四日市からはカーシェア移動で深夜早朝でも移動できるなど、新幹線を経由するルートに比べて、バスで移動する時間も殆ど変わらないし、荷物を持っての移動が楽。

余談:料金的「対抗馬」を調べてみた

この記事を作成した2023年6月時点における夜行バスの対抗馬としては、激安4列シート車運行の JAMJAM、WILLER、三重県にあるバス会社が運行する「あおぞらライナー」、あとは東京⇔名古屋間のドリーム号および JR 高速バス昼行便をはじめとする各社各路線が対抗馬となる。

まぁ、これらを敢えて利用する事は、自分の場合「ない」ので割愛。

となると新幹線を調べてみたところ、「ぷらっとこだま普通車プラン」が東京⇔名古屋 8,600 円で最安値。
ただし実はこれ、いわゆるJR東海が発行する「きっぷ」ではなく、JR東海ツアーズ(グループ会社ではあるが、JR東海とは別の会社)の取り扱う「旅行商品」でなる。そのため、様々な制約がある。

たとえば、JRの乗換改札は一切利用できない
名古屋駅の場合は、駅中央に自由通路があり、そこに新幹線の外改札もため特に問題ない。
しかしながら東京駅の場合、丸の内側の在来線改札はJR東日本の改札のため、今回のしかも JR 東海ツアーズ「旅行商品」で、この改札は通行することはできない。そのため、八重洲口側の外改札まで大きく迂回する必要がある。
それ以外にも、列車変更や座席変更、目的地変更(短縮・乗り越し)などは一切できない、都区内・市内在来線との通用ができない、払戻手数料が切符よりもかかる、運休時の取り扱いが切符と異なる等の違いがあるため、注意が必要。

ただ、これらを加味しても敢えて利用するのであれば、自分の場合、名古屋発着でカーシェアを借りる前提で、以下の新幹線(こだまの始発が終電)を利用することになると思う。

  • 東京 6:30 発 ⇒(こだま701号)⇒ 名古屋 9:06 着
  • 東京 20:27 発 ⇒(こだま757号)⇒ 名古屋 23:06 着
  • 名古屋 6:45 発 ⇒(こだま700号)⇒ 東京 9:30 着
  • 名古屋 20:46 発 ⇒(こだま754号)⇒ 東京 23:24 着

家族ドライブ旅行

正月の三が日をちょこっとだけ避けた三重弾丸帰省

  • 子どもが冬休みなど長期休みの時にじゃないと、家族で帰省できない。
  • でも大人はそこまで休みじゃない。
  • 6日には仕事があるので、戻っている必要がある。
  • 三が日は帰省ラッシュに捲き込まれる。
  • 実家周辺で買い物移動するため、車が必要。
  • 「さわやか」に行きたい(子どもの希望)

こんな感じの課題から、今回は3〜5日の弾丸帰省と相成りました。

帰省記事というよりかはドライブ記事です、はい。

キャンピングカーも考えた、けど

バンコンならまだしも、キャブコンは小回りが効かない。そんな中、混雑する「さわやか」や実家まわりの各種買い物に行くのは正直厳しい。

途中でカーシェアに乗り換えるのもアリだけど、それはそれで色々と面倒だし、乗り換えるにしても、キャンピングカーを駐車する場所が必要。

という事で今回は見送り。

バンコンクラスのキャンピングカーを使う場合は、キャンプ場や道の駅・SAPA・RVパークなどの大きめな駐車場や休日などを混雑する時期を避けたショッピングモールやスーパー等をある程度目星を付けて移動しないと、色々とハマるので。

とはいえ、3ナンバー車のミニバンで帰省したのですが。

カレンダー的な考察

年始の帰省なので、行楽や帰省Uターンのラッシュに捲き込まれる可能性があった。

ただ今年の場合、カレンダー的に3日前後が土日ではなく、4日以降が普通に平日だったので、ラッシュピークは2日と3日。
しかも我々の向かう下り線ではなく、上り線のほうが渋滞予測のメイン。

とはいえ、3日の日中は普通に東名下り線も混雑する。
しかもトラックではなく乗用車がかなり多いうえ、みんな車間詰め詰めで運転されるので、そのまま運転するとかなり疲れる。

1月3日(火)、 1日目

上記を踏まえて、中央道⇒富士山東側を南下⇒東名というルートにて移動。

8:30 出発

中央道までの一般道は、調布ICを目指すいつものルート。

⇒(富士街道)⇒ 保谷中南 ⇒(伏見通り・新武蔵境通り)⇒ 境一丁目東 ⇒(アジア大学通り)⇒ 境五丁目 ⇒(天文台通り)⇒ 上石原 ⇒ 調布IC

まぁ2車線に拡幅された新武蔵境通りをそのまま南下しても良いのだけれど、50km/h の割には交差点が多いので、加速停止が頻繁。下石原交差点の右折で詰まることも多い。
なので自分は途中で天文台通りに移動して、上石原交差点を左折して調布ICにアプローチしている。(時間的には若干劣るかもだけど、新武蔵境通りに比べると混雑も交通量も少ないので、まだ走りやすい。)

10:30 谷村PA

調布IC⇒(中央道 E20)⇒ 大月JCT ⇒(中央道 富士吉田線 E68)⇒谷村PA

往路最初の休憩。ほぼ順当。

11:30 愛鷹PA

谷村PA⇒(中央道 富士吉田線 E68)⇒ 富士吉田IC⇒(東富士五湖道路 E68)⇒須走IC⇒(R138 須走道路・御殿場バイパス)⇒ 仁杉JCT・新御殿場IC ⇒(新東名 E1A)⇒ 御殿場JCT ⇒(東名 E1)⇒ 愛鷹PA

以前は新東名延伸前の利用で、須走IC⇔御殿場ICは一般道経由、しかもバイパスも一部未整備だったので、かなり便利になった。
このルートだと実は、調布の上石原交差点以降、信号交差点なしで新東名にアプローチできるという大発見!!

しかも天気が良ければ富士山も近くで見られるという、素晴らしいルート。

個人的には外環が出来るまでは、環八&東名渋滞に捲き込まれるか、もしくは圏央道の海老名JCT付近で渋滞に捲き込まれるかの二択しかなかったので、思わぬ収穫。(とはいえ、中央道も八王子まで都市部の渋滞があるけれど。)

ちなみに愛鷹PAの休憩は「さわやか」の混雑状況確認のため。このタイミングでどの店舗に行こうか考えようかと思っていた。

「さわやか」店舗チョイス

まず御殿場インター店の選択は、最初から「ない」。
というのも、開店の30分前の時点で400分以上待ちとか、正直待つ気にならないので。

余談だが、近所にアウトレットや富士サファリパークがあるので、そこで時間調整するのはありかも。
でも、富士サファリパークを1周してきても、まだ有り余るレベルの待ち時間。
昼に夕飯を予約するレベル。

そもそも今回は帰省目的だし、ホテルの夕飯時刻もあるので、ここで大きな足止めを喰らうわけにはいかない。
なので、ここで他の店舗を検索することで目的地を決める。

ちなみに上記の店舗一覧では待ち時間が表示されるので、予定を組み立てるのには便利。

以下2023年1月時点の情報です。
今後店舗の増減や客の流れに大きく左右される事柄なので、あくまで考え方の参考とし、利用は自己責任でお願いします。

「さわやか」は以下の店が、一段と混雑している。

  • 利便性の良い静岡市内の都市部の店舗。
  • 関東圏の行楽エリアにあたる以下の店舗。
    • 御殿場インター店(関東圏からみて東名インターの最初にある店舗。)
    • 函南店(伊豆半島の付け根付近。伊豆行楽地の道中・箱根からも近い)

なので個人的には、以下の店を使うようにしている。

  • 富士錦店(東名富士IC)
  • 富士鷹岡店(新東名新富士IC)
  • 静岡瀬名川店(東名日本平久能山SIC)

今回の場合は「富士鷹岡店」を利用した。
ただ、やはりそれでも180分待ちだったので、近所のイオンモール富士宮で買い物しつつ、時間調整。

ただし「富士鷹岡店」も、隣りに「田子の月 鷹岡店」という、地域では有名な菓子店があるのを知り、駐車場にて時間まで待機しつつ、ちょっと立ち寄り。

田子の月はサービスエリアや都心でも期間限定の店舗出店していたりするので有名かも。
元々は和菓子店だが、ブッセやカステラ、フィナンシェなどの焼き菓子も扱っている。
富士山をモチーフにしたお菓子がいくつかあるのも良いし、お値段も良心的。

17:15 浜松SA

富士IC⇒(東名 E1)⇒清水JCT⇒(清水連絡路 E52)⇒新清水JCT⇒(新東名 E1A)⇒ 浜松SA

15時前後に遅い昼食。まぁ、仕方ない。
定番のげんこつハンバーグを食べ、移動再開。

当初は最寄りの新富士ICから新東名直行しようと思いきや、ラジオで新富士IC ⇒ 新清水ICで事故渋滞の情報を偶然キャッチ。確認したところ「渋滞5km、通過40分」とかなり詰まってそうなので、東名経由に一旦変更。

とは言え、同様の理由に東名に流れてきた乗用車が増えてきたようで、交通量は多め。東名は新東名に比べると坂や勾配が多く、車線も狭いので、若干詰まる箇所もあったものの、清水連絡路から新東名に復帰しても問題はなさそうだったので、そこから新東名に復帰。

浜松SAにて本日2回目の高速での休憩。

19:15 ホテルナガシマ、宿泊

浜松SA ⇒(新東名 、伊勢湾岸道 E1A)⇒ 湾岸長島IC

しっかし、相変わらず車線を詰めすぎな乗用車が多い。
ACC でも車間詰め詰め設定のままで走ってるのか知らないけれど、これだと確かに玉突き事故になるわ。

「さわやか」待ちで時間を取られたものの、夕食バイキングには十分問題ない時間にホテル到着。

三重実家は現在、父親介護の影響で、実家宿泊が憚れるので、定宿になりつつあるホテル。スパ施設や遊園地、夏はプールもあるという、昭和の頃からのリゾート施設で、バイキングも定番なので、家族旅行の際は便利に使わせて貰っている。

隣接の「ホテル花水木」が有名で、客室種類も多いのだが、こちらだと食事が部屋食やレストランの決まったメニューになってしまう。
なので子どもに好評なバイキングもあり、スパ施設も近いホテルナガシマの方が、個人的によく使う。

1月4日(水)、2日目

11:30 一路実家へ

湾岸長島IC ⇒(伊勢湾岸道 E1A)⇒ みえ川越IC ⇒(四日市・いなばポートライン)⇒(シドニー港通り)⇒(R23 名四国道)⇒

朝食後に精算は早々に済ませ、遅めのチェックアウト(鍵返却)。

実家に帰省しつつも買い物のため、母をピックアップして早々に出発。

この辺りは気張って普段行かないショッピングモールに行く寄りかは、地元民の勝手知ったる店に行くのが、一番良い感じ。

そこで昼食も食べた。(定番の「すがきや」)

帰宅して父の帰りを待ってから、暫し歓談ののち、帰路へ。

19:00 なばなの里⇒湯あみの島(予定変更)

⇒(R23 名四国道)⇒ なばなの里 ⇒ 湯あみの島

夕食ついで&ライトアップを見るために「なばなの里」への立ち寄り変更。
先日ホテルナガシマに宿泊した際、付属していたチケットの中には「なばなの里・ナガシマスパーランド(遊園地)・湯あみの島」3箇所、2日間有効の通行証が付属しているので、こちらを行使することにした。
(無料になるのは入場料のみ。遊園地の遊具等は別料金。)

1月5日(木)、3日目

0:00 鞍ヶ池PA

日を跨ぎつつ、帰路に就く。
新東名経由のほうが早く帰れるんだけども、交通量が多いのと、中央道経由でも道路凍結の可能性はあれど、雪はなさそうなので、中央道経由で帰ることに。
(冬用タイヤチョイスしてよかった。)

湯あみの島 ⇒ 湾岸長島IC ⇒(伊勢湾岸道 E1A)⇒ 豊田東JCT ⇒(東海環状道 C3)⇒ 鞍ヶ池PA

帰路最初の休憩。トイレ&コーヒー入手。

2:00 小黒川PA

鞍ヶ池PA ⇒(東海環状道 C3)⇒ 土岐JCT ⇒(中央道 E19)⇒ 小黒川PA

中央道上り、仮眠の定宿。
この PA には普通車用「離れ」の駐車スペースがあり、そこがお気に入りの場所。

ここで3時間ほど仮眠。

5:45 諏訪SA

小黒川PA ⇒(中央道 E19 E20)⇒ 諏訪SA

仮眠後、小黒川PAのトイレまで歩くのが寒いので、早々に移動開始。
諏訪SAのトイレ近くに車を駐車。

7:30 談合坂SA

諏訪SA ⇒(中央道 E20)⇒ 談合坂SA

ここで朝食やお土産調達など、少し眺めの休憩。
途中、富士山と朝焼けがよう見えた。

12:00 帰宅

談合坂SA ⇒(中央道 E20)⇒ 調布IC ⇒ 上石原 ⇒(天文台通り)⇒ 境五丁目 ⇒(アジア大学通り)⇒ 境一丁目東 ⇒(伏見通り・新武蔵境通り)⇒ 保谷中南 ⇒(富士街道)

特に渋滞に巻き込まれる事もなく、帰宅。

途中、八王子IC手前で追い越し車線走行中、覆面にパトライト回された時はかなりアセった。この辺りは下りが続き、都内に入るので、調子にノってると取り締まりに遭遇する可能性があるかも。日中の高速走行、速度には注意。
気が付くと後部にヤツがいる。

最後に

現在、外環の大泉⇔東名間の工事が行われているが、たとえ通じたとしても、東名の東京〜足柄の断続的な渋滞が継続されるかぎり、帰省ラッシュの時期や日中の混雑を避けるために別ルートを考えなくてはならない。

個人的には今回の富士山ルートは、東名の足柄⇔御殿場超えよりも楽な気がする。

それとUターンを夜行かつ途中仮眠前提であれば、中央道の選択もあり。
夜行バスも新東名全通した今では少なくなってしまったものの、その前は中央道経由で運行される便もそれなりにあった。
交通量の少ない道路を選択するのは、正直ストレスが少ないですし。

とはいえ中央道も週末の行楽渋滞はあるので、その辺りを見極めたいところ。

車間詰めすぎは危険

車の流れに乗って巡航するのは構わないけれど、車間詰め詰めで運転してる車のとても多いこと。

免許取得の際に適切な車間距離に学んでいるはずなのに、命を引き換えに車間を詰めるのは正直どうかと思ってしまうのだが。

ドラレコの普及しつつある現在、そのうち車間詰めすぎの事故は、自己の過失として保険支払いを渋られるような時代が来るかも知れん。

三重、弾丸帰省。再

実家のオヤジが退院したのだが、頸椎の疾患の影響で、寝たきりではないけど、歩行困難(移動は基本、車イス)など、介護が必要な状態なったので、様子見にレンタカー弾丸帰省することに。

これはその際の記録。

オヤジは元々持病もあるので、この先のことは判らないけど。
まぁ「それはそれ」、別の話という事で。

レンタカーの話

以前は近所にトヨタレンタカーがあったので、複数日利用とか商用車利用の際はそちらを使っていたが、閉店してしまい。

もともと自分が住んでいる場所には、レンタカーやらカーシェアスポットが多いので、競争率は高い。

そんな中、トヨタレンタカーはメーカー系ということで、車両を準備する能力は高いのだから、本来であれば、ディーラーを利用するなどして駐車場確保さえできれば、最強のレンタカー業者になれるはず。

でもどのメーカー系レンタカーがそれをやらないのは、おそらく「レンタカーの普及=新車が売れない」というジレンマを抱えているからだと思う。

そのため今回は、ニッポンレンタカーをはじめて使ってみた。
まぁ老舗チェーンなので、トヨタレンタカーとサービス自体は遜色ないのだが、予想通りというか、カーナビが使いにくかった。

カーナビ

ニッポンレンタカーは基本、ECLIPSE(デンソーテン)のカスタマイズ品(機能制限版)を採用しているのだが、カーシェアを使っていると carrozzeria (Pioneer) が搭載されていることが多い。

そのため純正も含め、他社製品のカーナビは、どうしてもUIの使用感が異なるため、まずこれが使い難く感じてしまう。

しかもニッポンレンタカーの場合、機能制限が結構キビしいのか、ナビそのものの仕様なのかは分からないが、色々と細かな調整ができない。
たとえば、オート・サウンド・レベライザー(車速・走行音に応じて音量を調整する機能)などが調整できなかったり、(こちらもナビの所為なのかは不明だが)ラジオが聞き取りづらくなる場面が多かった。

特にラジオの性能については、carrozzeria ではそう感じる事が少なかっただけに、残念な気がした。

でも最近は、ラジオ聞かない人も多いのか?
だからメーカー自体も性能追求が適当になってるのかも?

利用した車種

シエンタ、7人乗りのタイプ。
シエンタはフルフラットシートにできないものの、コの字型に畳んで、床面や荷室部分を荷物やクッション等で埋め、厚めのマットを入れれば、座面は斜めにはなるものの、就寝可能。個人的にはコレでかなりイケる。

でも最近は5人乗りタイプ FUNBASE もある。
こちらのほうはセカンドシートが凹み収納でき、フルフラットになるうえ、室内高も稼げることもあり、居住性は高い。

ちなみに就寝定員は、5ナンバー車の場合は大人2名が限界。個人的には1名で贅沢快適に使うのがベスト。

仮眠であれば、座席定員のままでもイケるかもだけど、そこそこ快適な就寝を目的とする場合、既成車両での就寝はかなり限界がある。

大人2名+未就学児1名ならアルファードなどの3ナンバー車、それ以上の車中泊の場合はキャンピングカーをレンタルしたほうが良いと思う。

またシエンタは、レンタカーとして大量に導入された時期のモデルの場合、クルーズコントロールが標準装備されていない。そのため運転は普通に必要。(最新モデルは知らん)

ガソリンとか燃費とか回転数とか

普通車の場合、関東⇒東海圏超えたあたりで給油が必要なのだが、シエンタも概ねそれに沿ったレベル。片道で1度給油が必要。

ちなみにカタログ燃費で20km/L前後のところ、高速道の巡航走行で15km/L前後だったので、これもほぼ想定内の結果。

高速道のエンジン回転数は、新東名の 120km/h 巡航走行 で 2000rpm 強で安定する。

帰りは中央道経由で戻ってきたのだけど、坂道などでも、それほど気後れするような挙動はなかったと思う。
とはいえ3ナンバー車や走り重視の車ではなので、それらに比べれば加速は劣るけど、別に困るほどでもない。
「速い車は、とっとと抜いていけ」というスタンスで車線を譲るメンタルで運転すれば問題ない。

ちなみに今回は自分1人だけの移動で家族乗車がなかった。
そのぶん荷重も少なかったから、運転も快適だった可能性もあるのかも?

準備まわり

セットアップに時間がかかる

仮眠前提の装備で出発するときは、いつもそう。永遠の課題。
夜間の仮眠のため、寝具やシェードなどはアウトドア並みの機材を持ち出した。
そのためセットアップにどうしても手間がかかってしまい、出発が遅れてしまった。

この辺り、前準備をもう少しできないか試行錯誤してるのだけど、なかなか難しい。

忘れた物

虫刺され薬

車には必須。虫除けスプレーしてても、蚊には刺されます。対策してても刺されるときは刺される。
なので、小さくても1つないと困ります。

あったほうが便利なもの

虫除け機器

「どこでもベープ未来」とか「カトリス」とか。
人体用の虫除けスプレーは持ってたけど、衣類や肌がベタ付くので、それとは別に虫除け機器もあったほうが良い

ちなみに屋外(キャンプなどの完全アウトドア)であれば蚊取り線香もいい。
でも今回は車内で使うので、非加熱・非ボンベ式のものが良いかと。

スペースクッション

寝台にする際、座面以外の部分にクッションなどの「詰め物」がないと、マットレスが沈んでしまい、具合が悪い。
荷物などがあればそれを詰めれば良いけど、そうでない場合は、空気で膨らませることができるクッションなどあったほうが良いかも。

充電式空気入れ

マキタ MP100DSH が気になっている。(やり過ぎ)
クッションを膨らませる際に便利。

フロントカーテンを抑えるための小道具

仮眠用にカーテンを所持しているのだが、フロントガラス用カーテンは傾斜に合わせて、斜めに抑える道具が必要と感じた。

まぁ小物類の収納をうまくやって、就寝時はそれらをダッシュボード上に設置できれば良いとおもうので、その方向で検討してみようかと。

持っていかなくても良かったもの

パソコンまわりの小物

事前にバタバタしたため、厳選できなかった。
コード類やUSBメモリ、マウス、モバイル機器など、もっとスマートにしたい。

次持って行くもの

ビデオカメラ用の架台

ダッシュボード上固定用。
以前購入したものが、使用開始5分で雲台下の部分がへし折れた。
そのため急遽架台を撤去し、カメラをダッシュボード上に直置き。でもそのままだと車の動きでカメラが暴れてしまうので、滑り防止に小物を置いてみたが、結局暴れてしまい、複数回映像が傾いてしまった。

次回購入の際は、ビデオカメラは重いので、ちゃんとした土台を購入したほうが良さそう。

余談

新東名の3車線化、全線120kmは強力

3車線化が整備された効果は、やはり大きかった。

今回は深夜帯の走行に終始したので日中の状態は分からないが、深夜帯はトラックが多く、乗用車はかなり少ない。
そのため以下の「暗黙のルール」が確立されている状態になっていると感じた。

  • トラックは第1第2走行車線をほぼ占拠。
  • 120km 走行が容易な乗用車は、ほぼ追越車線走行。
  • 後方から高速車が来たら、追いつかれる前に第2走行車線に退避する。
    速い車とは張り合わない。とっとと退避して、先へ行かせる。「事故ろうが捕まろうが自業自得、知らん」のスタンスが大事。

ただし新東名は長距離区間ということもあり、また開通後の微調整なのか、工事している場所も多い。
そのため2車線、場合によっては1車線になる事もあるので、交通情報や前方には常に注意する必要がある。

それに夜間でも交通量がそれなりに多い。
中には「何をしたいのかよく分からない」運転をする車両は何処にでもいるので、その辺は注意が必要。

今回仮眠した場所

新名神、鈴鹿PA(下り)

深夜到着・夜明け前出発なら大丈夫かも知れないが、普通車の仮眠は、正直お勧めできない。
理由としては、盛り土をした高台に設置されたPAだから。
朝日をモロに浴びるし、それを樹木がほぼ一切ない。
そのためエンジン停めたままでは、とてもじゃないが、室温が急上昇し寝ていられないくなる。

仮眠するなら、湾岸長島PAがオススメ。
こちらは駐車場周辺に樹木が植生されてるし、高台ではないので。

中央道、小黒川PA(上り)

山間部かつ大型車が駐車できない「離れ」の駐車帯があるので、個人的には、かなりお気に入りの仮眠場所。

最近SICが設置され、その影響で「離れ」の駐車帯が減ったうえ、SIC利用者が意外に多いので、以前にくらべれば静粛性は減った。
ただそれでも、まだ個人的には便利に使わせて貰ってる。

ただし夜間は売店等が閉まるので、自販機(飲み物)以外の食料調達が困難になるのが難点。
あとハイシーズンや週末は、おそらく利用者が増える。そのため「離れ」に駐車できない場合もある。

ちなみにこのような「離れ」や「樹木植生」があって、仮眠し易いPASAはいくつかある。個人的には以下が候補。

  • 北陸道、黒埼PA(下り)(新潟、離れ)
  • 上信越道、妙高SA(上下、離れ)
    (冬期は積雪のため、おそらく利用できない)
  • 東関道、酒々井PA(上下、植生)
  • 中央道、双葉SA(上り、植生)
  • 東名、富士川PA(下り、植生)

ただし雨天荒天時は、木々から落ちる雨粒音がうるさいので、あくまで天候次第。
個人的に天候が悪い場合は、宿泊施設か某満喫チェーンを利用。

戦争の記憶・記録。

  • ベニヤの特攻:ある生き残り兵の証言/1 三重海軍航空隊、5000人戦死/三重(毎日新聞)(記事削除)

うちの父親がちょうどこのあたり出身で、子供の頃はよく帰省がてら帰ってました。
まぁ祖父は私がまだ小さい頃に他界したので、そういう話は聞きませんでした。
ただ、墓参りでよく墓地に行く機会がありまして、その際に他家の墓石を見たりすると戦死した人が結構いたことを、今でも記憶しています。

そしてここ十年、インターネットが普及してきたお陰で、当時あの場所に何があったのかを知ることができ、ちょっと感慨に耽ったり。

確かに地元の人とか戦地に実際に赴いた当人からしてみれば、あまりよい思い出ではないのかも知れません。
ただ当時あった出来事、その場所に縁のある者として、郷土を愛するとかそういうのとは別に、どんな悪しき記憶としても我々は知っておくべき事があると思う。
記憶から削除することは簡単だけど、それでは後生の糧にならないし、その時代を生き抜いた人々の存在意義が消えてしまう。
そんな意味のない事はしてはならいと私は思う。

今後の日本がどの方向に進むべきかを考えるにあたり、必要な知識・記憶が、そこにはあると思う。

長太の大楠

  • 長太の大クス:保護に参加を! きょう、稲わら敷き詰め作業 -鈴鹿/三重(毎日新聞)(記事削除)

まぁ、今の場所に住むまでの 10 年間を過ごした地なので、何かと縁があるのだが。
私がいた 20 年ぐらい前の時点で、すでに葉っぱが少なくなっていたのと、当時から神木として祀られてはいたものの、別に祭事があるわけでもなかったので、ただの大木程度の認知だったのはないかと。
当時も、たまにテレビやら地域で取り上げられることはあるが、自治体も地域住民も特に何かをするわけではなかったと思う。
ただ子供の頃は集落から「遠くに遊びに行く」という冒険的精神(笑)から、地域の子供にはよくそのターゲットとなっていたような気がする。かくいう私もその1人であったり。

そんななか、こういう記事が載っかると、懐かしい気分になりますな。

  • 長太の大楠 (Wikipedia)
  • 長太の大楠(三重県教育委員会 みんなで、守ろう!活かそう!三重の文化財)(閉鎖)

震度5弱、でも実際は震度4ぐらいかと

  • 地震速報(平成19年04月15日12時41分 気象庁地震火山部 発表)(気象庁)(削除)

まぁ、ウチの実家近辺だったのですが。
今回の地震は山のほうだったので、海に近い私の実家は「ん? 揺れたけど、何にもなかったよ?」との親の談。
うちの場合、新築して1桁年しか経過していないのと、建物自体に耐震構造をいれているので、まぁ、かなりの地震でも被害は出にくいのではとの事。
それと私も知らなかったんですが、建物自体に地震や水害対策で実験的な構造を入れてるらしく、近々家を建ててくれた専門家が点検にやってくるとの事だそうな。
さすが我が親。変なツテだけは沢山ある。

あぁ、土蔵代わりにしているコンテナ倉庫も、ビクともしなかったそうです。
庫内の棚も耐震対策してあるので、一切転倒なしとの事。

でも、さすがにビビりましたヨ。

だって、すぐ電話したんだけども、とにかく繋がらない。

  • 自宅の家電話 ⇒ 実家の家電話 = 繋がらず
  • 私の携帯 ⇒ 親の携帯 = 繋がらず
  • 私の携帯 ⇒ 実家の携帯 = 繋がらず

これを30分以上繰り返したが、全く繋がらない。
……んで、ふと「公衆電話のほうが繋がりやすい」という話を以前聴いたことがあったのを思い出し、自宅の近くにある公衆電話まで行って実家の家電話に架けてみた。すると、あっさりと繋がったではないですか。へぇー、覚えておこう。
あと、災害時伝言ダイヤルなんてのがNTTは整備されてるので、使い方ぐらいは覚えておいてもよいかも知れません。「備えあれば憂いなし」ってやつです。

ちなみにウチの実家に近い観測拠点は以下。

  • 四日市市楠町北五味塚(1番近い)「震度4」
  • 鈴鹿市神戸(2番目に近い)「震度4」

いずれも気象庁の観測拠点ではなく、自治体が設置している協力拠点。

観測地域名だと

  • 三重県鈴鹿市

今回の場合、鈴鹿市神戸の隣町で震源にも近い方向の「鈴鹿市西条」という観測地点が「震度5弱」で観測された。
しかもこれは気象庁直接の観測拠点。

結果、観測地域で発表される速報では、三重県鈴鹿市「震度5弱」と発表された模様。
あと、今回の震源からは10Km以上離れていますね。それに今回の地震は、あまり長い揺れではなかったみたいですし。
というわけで、実家では揺れたけれど、何も被害はなかったって事で。(まぁ、小さい頃は今回震源の亀山にも住んでいたのですがね。)

ちなみに親に電話が繋がって言われた言葉。

「あんた、半月ぐらい前にみかん送ったのに「お返し」が来てないよ。」

…とのお叱り。
はいはい、すぐにでも送らせていただきますよ。。。「福砂屋」のカステラあたりでよいですかね?

2006 ⇒ 2007年越強行軍ツアー

すみません。書きかけの項目です。写真とかも、別途アップします。

今年は、訳あって実家方面に帰る必要が発生。ただ、12/31 の夕方までは某ビックサイト方面で作業してまして、さらに 1/3 には仕事があるので、自宅に帰らなくてはならない。
そんな中、こなした旅行(?)です。(ただし、家関係のネタはブログに書くのが憚られるので割愛します。)

ちなみに、ちょこっと「水曜どうでしょう」っぽくしてみました(笑)

12/31(土)16:00 ここは東京ビッグサイト。6時間後には伊勢入り

16:00 ビッグサイト出発

某イベント会場での作業も3日目最終日。まぁ、朝 4:00 に起床して 24:00 に寝るという、めちゃくちゃな作業を3日やってきましたが、それも最終日。いつもなら、撤収作業をして自宅に帰るのですが、今回は違う。

そう、そのまま自宅に帰らず、実家のある三重に行くことになったのです。

その経緯や理由については、至極プライベートな事なので割愛しますが、28 ~ 31 日に引き続き、さらに年始1月2日までの長期ロードになっちまいました。。。

そんなこんなで、16:00 で切り上げて、出発…と行きたかったのだが、後片付けが終わりきらない。
それでもなんとか約 30 分遅れで東5ホールを出発するも、電話などが立て続けに鳴って作業が追いかけてくる。
さらに問題だったのが東京駅までの移動。
はじめは、国際展示場 ⇒ りんかい線 ⇒ 大崎 ⇒ 山手線 ⇒ 東京でいこうと思っていたのですが、りんかい線のきっぷをあらかじめ買ってない。
そんな状態でりんかい線の国際展示場駅まで歩いて、さらに混雑する国際展示場のきっぷ売場でどれぐらい時間がかかるのかものすごく不安になる。

そして色々と考えた結果、バスターミナルから都バスの「直通 東京駅ゆき」(いわゆる国展 01 系統)に乗ることにしました。

バス乗り場にやってくると列がそこそこあったのだが、バス停のほうが近いし、東京駅まで直通だし、200 円で安いということで、列に並ぶ。
ちなみにこのイベント日における直通バスの乗車列は「着席列」と「立席列」で別々に並ぶようになっており、乗車時における一時的な列の混乱(=時間ロス)が軽減されている。
すごく関心した。
まぁ、それでも結局乗るまでに 20 分。そんな中でもメールやら電話がかかってくる。そして乗車 ⇒ 発車。それでもメールがやってくるので、揺れに揺れるバスの車内で返信。
ちなみに「都バスは、とばしません」。法定速度を守っているのか(それにしても遅い!)運転の遅いこと遅いこと。ビックサイトから東京駅に向かうタクシーにバンバン抜かれます。

しかも東京駅に近づくにつれ、赤信号の多いこと多いこと。
ビッグサイトを出発して 20 分後の 17:30 ごろ、ようやく東京八重洲口に到着。

ちなみに、到着はバスターミナル内ではなくヤンマービル前、つまり八重洲の交差点の反対側。仕方ないので重たい荷物(カートバック)を担いで、八重洲地下に入り大丸方面へ。
大丸の中は正月用品の最終販売でごった返し。実家の土産でも買おうかと思ったが、大混雑に負けてしまい、早々に通り過ぎて東京駅の改札へ。
ここで、新幹線の乗車券を購入。ちなみに、長距離の乗車券は「指定席券販売機」(紫の券売機)で買う。これ以外では窓口に行かないと買えない。

そして改札の中へ、久々の大晦日の東京駅。それなりに混んでました。

ここで池袋の事務所で仕事してたIと合流。新幹線の中で食べる弁当とケーキを購入。
いざ新幹線改札口 ⇒ ホームへ

東京 18:50 発 「のぞみ 51 号」博多ゆき(東海道新幹線)

以前、500 系新幹線に新大阪~東京を乗ったのですが、狭い3人掛けのBC席、これが見るからに通勤電車 or 観光バスみたいに狭い。しかもオヤジがA席(窓際)でイビキかいて寝てやがって、頭にきてその場でグリーンに切り替えるという事をやってみたり。 え? 心が狭い? だってあの時は疲れてたしねぇ。
そして今回は、初めての 700 系新幹線、指定席は少し不安だったのですが、やはり広く 500 系より居住性も高い。名古屋までなら指定席でいいですね。そして弁当&ケーキを食べ、仮眠をして名古屋へ。

名古屋 20:33 着

つきました。名古屋。。。
………いつも思うのは、駅出口案内の判りにくいこと判りにくいこと。南口とか北口とか書かれていても、どっちが南で北かが、すぐにはわからん。新幹線の長いホームをウロウロ。そしてコンコースをウロウロ。ようやく近鉄のりかえ口へ。

「ここでは「ゆめもうで切符」は売っていないので。向こうの改札に行ってください。」

あ、企画券は連絡改札の窓口では売っていないのね。JR線・新幹線連絡改札口から地下改札口へ抜けるためのチケットを持って通常の切符売場窓口へ。名古屋~北楠までの片道切符と北楠からの「ゆめもうで切符」を購入。
というのも、帰りは実家最寄の駅で下車してしまうため、そこまでの片道という事で名古屋~北楠の片道切符を購入しました。

あと、特急券。
事前にクレジットで購入していたので、特急券自動発売機で取得しようとする。
まず、どこのボタンを押せばよいのかが全然わからん。
よーく見ていると、右上に「インターネット予約」(だったかな)という、とってもとってもと~~~~~っても小さなボタンを発見。

…………………わかんねぇよ!!

てっきり、何かのマークだと思ってました。ふぅ。
目に入りにくい表示なので、ほかのボタンと同じ並びに表示してほしいものです。
そしてようやく購入。ちなみにネット購入の場合、発車3分前までに発券しないと、特急券を取得できないらしいので、使う人は要注意。
クレジットカードと暗証番号を入れるだけで即発券してくれると、ありがたいなぁ。
きっとセキュリティ的に駄目なんだろうけどさ。

ちなみに名古屋駅はJRも近鉄もコンコースはものすごく閑散。まぁ、みんな紅白みてるんかなぁ。

名古屋21:02発 「特急」宇治山田ゆき(ビスタカー)(近鉄名古屋線 ⇒ 山田線)

実は、「初ビスタカー」だったりします。
実家が近鉄沿線にもかかわらず、ビスタカーには乗ったことがありませんでした。
というのも、実家に住んでいた頃、名古屋や伊勢には急行で1時間圏内だし。
大阪に遊びに行くこともあったけど、だいたいタダの特急。
もしくは早朝に出て、普通&快速急行を乗り継ぐことが多かったなぁ。

今のビスタカーは3代目ながら、初期 1978 年から製造。
最後期のものでも 1985 年製なので車齢は 20 ~ 30 年弱で実は古い車両だったりします。
そこで 1996 年以降に随時改装されて「ビスタEX」となりました。
まぁ若干見栄えや内装は変化したものの、椅子暖房が熱いとか、やはり最近の電車よりは古臭さが見え隠れします。
また2階建てであるが故に、天井が低いとか座席上の荷物台が狭いなどの問題もあります。
まぁ最近は「物珍しさ」よりは「快適さ」や「速達性」が特急に求められている時代なので、それで近鉄でもアーバンライナーなどが生まれたんでしょうね。
でも個人的にはこういう「変り種」の列車、個人的には好きなんですよねぇ。ふぅ。

伊勢市 22:25 着

ようやく伊勢市に到着。東京から4時間半。早いっすねぇ。
今回泊まるホテルは外宮側。つまり近鉄側のショボい出口(失礼)ではなく、JR側の出口。エスカレータやエレベータなどはなく、カートバックを「担いで」えっちらおっちら階段を上がり、長い連絡橋通路を通って、JR側の出口へ。
伊勢市駅は近鉄線ホーム・JR東海伊勢車両区・JR線ホームという構造で、真ん中に車庫線があるため、連絡通路が長いんですよ。

ようやく伊勢市駅前に到着。駅前広場では大きな焚き火をしています。おぉ、暖かい。

とりあえず、駅からホテルに電話をして道順を確認し、ホテルへ。(と言っても、外宮への参道でした。)

  • 22:40「ビジネスホテルサンドー」チェックイン

ちなみにビジネスホテル。ツイン2室、あとはシングルばかりのホテルですが、東京のワシントンホテルとかよりは全然広かったです。うん快適だ。
まぁ、ボロいという点は仕方ないという事で。

  • 【暖房】
    切と弱、中、強の3段切替。ちなみに、冬でも裸で寝なければ「切」でもOKなぐらい、暖かいです。
  • 【テレビ】
    地上波は無料。よくあるエッチな放送は有料。
  • 【電話】
    古いダイヤル式の電話機。ちなみに携帯は普通に圏内です。
  • 【ユニットバス】
    完備。
  • 【タオル】
    バスタオルと普通のタオルが1枚ずつ。
  • 【歯ブラシ】
    歯磨き粉があらかじめブラシについていて、水で濡らして使う「あれ」。
  • 【洗髪】
    シャンプーのみ。リンスなし。
  • 【石鹸】
    先頭で1個60円売ってる「あれ」
  • 【浴衣】
    あります。
  • 【コンセント】
    あります。
  • 【お湯】
    魔法瓶にお湯が入ってます。
  • 【冷蔵庫】
    部屋にはありません。各フロア毎の階段付近に共同で使える冷蔵庫があります。
  • 【インターネット】
    モジュラー式ではありませんので、ホテルの回線を使ってのネットは一切ダメです。携帯で繋ぐか、もしくは、セキュリティ対策していない無線LANスポットでも探してください。
    (「市」とは言ってもドが付く田舎ですので、公衆無線LANスポットは充実していません。多分、駅周辺のごく一部のホテルだけかと思いまぷー。)

ちなみに、年末年始でも1人1泊¥4,500(素泊まりのみ)とゆー、激安価格。
しかもファミマが近所にあるので、困ることはあまりない。
それに美味しいものが食べたければ、地場の美味い店に行けばよいし、「伊勢 庄や」という居酒屋も年中無休でやってます。
ちなみに「庄や」ですが、伊勢うどんとか、地場の海産物、酒があるらしく、地元地域に特化しているみたいで、結構いいっすね。

23:45 ごろ「伊勢神宮(外宮)」到着 ⇒ そして元旦

手前で、NHKが「ゆく年くる年」の中継やってました。
その場所で年越し。「あけましておめでとうございます」。
そして、中継が終わったのを見届け、外宮の拝殿へ。
年始を廻った直後なので人が多い。
お詣りして、お神酒ももらいました。

0:45 ごろ 「外宮前バスターミナル」(内宮へ移動)

伊勢神宮周辺は、かなり昔から三重交通の周辺営業所(場合によってはかなり離れた営業所)から掻き集められた余剰バス(しかもB特急車だけでなく、昼行高速バス(A特急車)も含む)を使って、夜通し伊勢地域を走り回るという、空前の輸送体制を取っている。
外宮 ~ 内宮の間は、臨時バスがほぼ定員を満たすと出発し、日の出前になると、今度は「伊勢神宮~二見浦」、「伊勢神宮~朝熊山」方面の「初日の出」見物のバスとなる。
私も外宮のバスターミナルから、乗車券買って乗車。うーむ、ここにきてかなり眠くなってきたぞぉ。

1:00ごろ「伊勢神宮(内宮)」到着

うつらうつらしているうちに、内宮前バスターミナルに到着。
こちらは外宮と異なり、入口である「橋」から拝殿まで結構距離があります。
途中、大きな焚き火とかがあって、中々の雰囲気。

平安神宮や熱田神宮、明治神宮などの都会にある神社とは違い、大焚火も幻想的。
しかも、都会ではないので、晴れた今年の夜空は星も良く見え、まさに「天に轟く劫火」のよう。あ、神聖な場所で「天に轟く劫火」はないですね。すみません。

そして、やはり都会の神社と異なり、拝殿が非常に狭い。なので、お参りするまですごく並びます。ちなみに、私も時間的なタイミングが非常に悪く、夜詣りの一番人出の多い時間帯に来てしまいました。
ちなみに、途中で拝殿正面と側面の2系統に「なんとなく」分かれます。現地や毎年お詣りする方は知っての通り、いわゆる「右と左」です。拝殿正面にこだわらなければ、右よりに並びます。そうすると夜詣りの人出の多い時間帯でも、多分1時間ぐらいでお詣りできると思います。ちなみに私は頻繁には来ないので、今回は拝殿正面にこだわり左寄りに。1時半から3時半ごろまでの約2時間は並びました。。。最後には足の感覚がなくなりました。。。

4:00「おはらい町」

完全に冷え切った体を温めるべく、内宮前から続く「おはらい町」へ。寒さで眠気とふらふら彷徨いつつ、出店の伊勢うどん屋さんを発見。食べました。これがすんごい旨かったー。やっぱ伊勢うどんは、飾らずどんぶり片手に食すのが一番旨い!!
そして、お馴染みの赤福へ。

ちなみにこの「伊勢だより」、たしか1年365日、毎日変わるんでしたよね?

このあと、ちょっと散策したものの、寒さと眠気に耐えられず、あえなく断念。
内宮前 ⇒ 外宮前ゆきのバスで戻りました。
元気だったら、散策したあとで二見浦か朝熊山方面の「初日の出」見物のバスに乗っていたかったなぁ。

6:00「ビジネスホテルサンドー」(1泊目)

ホテルに戻ってきたのは明け方。この時点でもうフラフラ。とりあえず、あとは寝るだけでした。

祝!! 元旦「ペンギン」ミッション(笑)

12:00 起床

2~3箇所くらい遊びに回れるかなぁと思っていましたが、無理でちた。
だらだらしながら、ようやく外出したのは 14:00 頃。

とりあえず、「CAN ばす(三重交通の伊勢二見鳥羽の観光用路線バス)」で二見浦へ行くべく、伊勢市駅前のバスターミナルに移動。
伊勢市駅でバスのホーム(のりば)をようやく探し出し行ってみると、職員が立っていたので、出発時刻を尋ねるつもりで聞いてみる。

僕「あの~、CAN ばすで二見浦に行きたいんですけれども。」
職員「外宮前に行ってください。」

との事。「へ?」てな感じ。まぁ、きっと正月の臨時運行をしているために区間運休しているんだろうと思い、外宮前のバスターミナルへ移動。そして、またもや職員が立っていたので、尋ねてみる。

僕「あの~、CAN ばすで二見浦に行きたいんですけれども。」
職員「今日は、ここからは出てませんよ。」
              :
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僕「ええええええっ!! だってだって、伊勢市駅前の職員はそんな事一言も言わなかったよー。」
職員「(しばし考えて)…………、CAN ばすは内宮前のバスターミナルから出発しているので、外宮前 ~ 内宮前は臨時バスで移動して、内宮前から乗ることになります。」

…はぁ。まぁ仕方ないので、ちょっと内宮前ゆきの臨時バスのりばを見てみると、結構ならんでいる。
しかも、臨時バスも料金がそれなりに高い(おとな¥410)。
という事で、短気な私は、そこからタクシー乗って二見浦へ行くことにする。
つか、CAN ばすのページにちゃんと書いておいてくれよぅ(泣)

14:30「二見シーパラダイス」到着

タクシー代、3,000 円ぐらだったかなぁ。無駄遣いしてしまった。orz
しょんぼりしながらも、とにかくハラヘったので、遅い昼食。ビールも飲みながら。

そして夫婦岩へは行かず、今回最大の目的地「二見シーパラダイス」へ、ご入場~♪

アシカショーとかやっているのと、ここの動物はとにかく触れたりすることも可能。なんと言っても、とっても動物と人間がとっても近い。

そして、ぺんぎんぺんぎんぺんぎん。

閉館の 17:30 まで粘って、買物してました。

17:30「夫婦岩東口」バス停前

バスの来る 18:12 まで、暗いバス停で待ち合わせ。

暗いよー。寒いよー。

19:00 宇治山田駅到着

(なんだか食べてばかりだが、)晩御飯に有りつくべく、駅前にある「めいりん村(明倫商店街)」方面へ。
でも正月という事で、人は皆無。開いてる店もほとんどなし。駅前通りに面して営業していそうな食事屋さんを発見。ご飯ご飯。

帰りにサークルKに寄ってみると、「ポリンまん」発見。
こんな場所で、なんだか現実に引き戻された気分に。

  • サークルKサンクスのオリジナル中華まんにラグナロクオンラインの人気キャラクター「ポリン」が登場!!「ポリンまん」2006年12月20日(水)発売決定!(サークルKサンクス)
  • 中華まん(サークルKサンクス)

21:00 伊勢市駅に戻り「ビジネスホテルサンドー」に到着(2泊目)

ホテルの部屋に戻り、風呂入って、とっとと爆睡。

1/2 最終日「実家に9時間だけ滞在」ミッション

忙しい身なので、今日中に帰りたかったんだよぅ。それでスケジューリングしたらこんな事に。

8:00 起床

まだ寝れる感じだったのですが、そういう訳にもいかないので、起きて歯磨き・洗顔。

9:45頃 チェックアウト・出発

サービスというサービスは全然なかったけれど、個人的には煩わしくなくて、これで十分。
外に出ると曇天。これは雨になるかも、傘もっていないけど大丈夫かな?

9:07 伊勢市駅

ちょっと気になったポスター。

「クマのコドウ」=「熊野古道」だそうで。。。

伊勢市 9:07 発「急行」上本町ゆき(近鉄山田線)

途中の伊勢中川まで移動。

伊勢中川 9:07 発「急行」名古屋ゆき(近鉄名古屋線)

乗り換え。雨が降ってきたのでビニ傘を購入。

津にて記念撮影。

伊勢若松 10:03 着

久しぶりに降りた駅。こんなにホームの幅狭かったっけ?

伊勢若松 10:23 発「普通」名古屋ゆき(近鉄名古屋線)

さらに実家の最寄り駅へ移動。

長太ノ浦 10:26 着

近鉄名古屋線の駅は、駅舎自体は建て替えで綺麗になっていたりしているんですが、ホームは古いまんまってのが多いっすね。
普通しか止まらない駅とか、上り下りの各ホーム間に跨線橋なんかなくて「構内踏切」っていう駅も多いですよ。
まぁ、こっちの方が階段昇り降りしなくてすむし、ぜんぜん楽なので、跨線橋は作らないでほしいですが。

雨が降っていたので、両親が車で迎えにきてた。まぁ、家まで歩いても5分くらいのところなんですけどね。
ちなみに以前住んでいた家は、老朽化で解体され、新築になったのが8年ぐらい前。初めて帰りました。
あーーー親不孝者で、ごめんなさい。

まぁ、一家団欒しつつ、町の周囲がどうなったのかが気になり、とりあえず外出。
近所の海です。

この辺は遠浅の海ではないので、昔から海水浴はできませんでしたが、子供の頃はよく砂浜にきて遊んだりしてましたね。
それも堤防護岸工事の影響で砂浜が随分なくなってしまいました。。。

あと、長太の大樟(なごのおおくす)(長太の大楠)

寒かったので、近くまで行かなかったですが。

まぁ、寒かったので1時間くらいで戻ってきました
それにしても、正月だからでしょうか、人が歩いていない。。。
しかも雲っているから、さらに町の荒廃感が伝わったり。
なんだか、元々ここに住んでいた同級は、結構、実家を出て行った人がいるみたいです。
まぁ、田舎だし、親元から離れて住みたい人もいるでしょうしねぇ。僕もそんな一人。。。
でも、周囲の田んぼが侵食されて、住宅地になっているので、そんなに人口が少ないわけでもなさそうです。名古屋から一応1時間圏内ですし。(平日は名古屋 23:01 の急行か、23:05 の特急に乗れば帰れるので。)

そんなこんなで、探索終了。寒いので何処にも行かず、家でマッタリしながら晩飯。
帰りは塩浜まで車で送ってもらいました。

20:33 塩浜駅

お。「はかるくん」だ。

塩浜20:54発「急行」名古屋ゆき(近鉄名古屋線)

21:00 名古屋着

ここで1時間ほど時間調整。
お土産を買いつつ、土産として売っているものを買って、その場で開けて食べたり。

ちなみに、いわゆる普通の菓子土産の紹介。

いわゆる「どら焼き」みたいなものです。粒あん好きの方にはおすすめ。

伊勢の定番みやげ。
名古屋の新幹線ホームでも売っていますが、ケーキと同じ生菓子扱い。しかも、生あん&生もちなので、冷蔵庫にいれると硬くなってしまう。よって、常温冷暗所保管。日持ちもしません。
また、中身が小分けされていませんので、会社の土産には不向きかと思います。(最近は小分けされているものもあるそうですが。)
ちなみに、パッケージが非常に似ている「御福餅」というのもありますので、ご注意を。

名古屋 22:09 発「のぞみ52号」東京ゆき

最近、長距離の乗り物は、必ず「夜」に乗っている事が多い気がします。景色が全然楽しめない。

23:48 東京着

0:30頃 自宅に到着

とまぁ、ハチャメチャな詰め込み旅行でしたが、それなりに楽しかったので「良し」とします。こんな旅行は、体力のあるうちにやっとかないとねぇ。

という事で、お粗末様でした。