地方選後半

まぁ、私が選挙権を持つ地域については、特に感想もなにもないのですが。
首長選自体は、前回選挙と同じカードで、現職は大きなトラブルは起こさず、そこそこ実績を出したので、実質の信任投票みたいなもの。
議員選に至っては、もう誰が誰やら。。。とりあえず投票はしたけれども、その人自身、見事最下位異落選したぐらいかと。

あと「若さ」を売りにして20代の候補者は全員落選(まぁ70超えている人も落選だが)。
定数の元職が当選率75%以上。新人の当選率40%以下てな感じで、絵に描いたような保守的な結果でした。
とはいえ、余程の争点がない限り、革新的な結果となってしまうと、結構ヤバいとは思うので、まぁこんなもんかなぁ。
首長は革新的でも議会が保守的であれば、いくら首長がアホでも大したことはできないしね。まぁウチの地域の場合、保守・改革がほぼ均衡を保ったので、まぁちゃんとした議会運営が成立しそうです。

しかし地方選の時はいっつも思うのですが、選挙カーは何とかなりませんかね。
ただでさえ地方選の場合、うちの地域は広さのわりに人口密度が高いため、議員定数が大きく、結果、候補者数が乱立。結果、選挙カーが毎日縦横無尽に走る始末。
しかもうちび家は地域内でも主要道路沿いである割に、片道2車線の広く、周囲はマンション&分譲住宅だらけという場所。道が走り易いのかも知れないが、とにかく選挙カーの往来が多くてヤカマしい。
特に最終日は最悪。何度「最後のお願い」をされにきたことか。
ちなみに、ちょこっと数えてみたけど、ピーク時で1時間で10台以上、おそらく毎日100台近くの車が往来することになる。も
そのくせ、選挙カーのほとんどは名前を連呼するだけという、いわゆる「すりこみ作戦」状態。政策の主張も何もあったもんじゃない。右曲がりな街宣車よりも、よっぽど性質が悪くてヤカマシイ。

あと面白い応援つーか、バカな応援も多い。選挙カーに手を振ると「手を振ってのご声援、ありがとうございます。」みたいな事は良く聞くとは思いますが、ちょっとわからなかった応援の応対がありました、、、

「うなずいての応援、ありがとうございます♪」

……うぅんんんんん??
頷くだけで、応援していると見做されるのか?

「苦しい戦いを強いられています。」

……マラソンでもしてるのか?
まぁ、ネームバリューやコネがなくって苦しい戦いをしているんでしょうかね。それなら納得。

もう、なんだかさっぱり意味がわかりません。頭悪いことこの上なし。
きっと近所の人も思った事でしょう。

駅の入口には必ず立って挨拶しているし。しかもこの時期だけ。ウザいことこの上なし。

ちなみに、みなさんは地場の政治家を皆さん知ってますか?
皆さんの納めている地方税から彼らのオマンマ代が出ているのですが、そのお陰で何かいいことありましたか?
私には何一ついい事なんて起きてません。それなのにこの時期にだけ町中を回って、有権者に媚びへつらうあの態度というか、性格というか、どうも滑稽で受け入れ難い。品性を疑うんですよ。
政治家とか地域政治の恩恵って、あまり得ている実感が沸きませんよねぇ。そのくせ税金すげぇ高いし。

  • 長崎市長選:人と人を結ぶ「のび太」 田上さんの素顔(毎日新聞)(記事削除)

そんな中、アツい選挙もあったことは事実。事の発端自体を考えるえと不本意でしょうが、市民の良識とか団結力とかが功を奏した選挙戦だったのではないかと思います。
こんな選挙なら、参加してみたいなぁ。