記事の信憑性

  • ノム監督の妻、沙知代さんが「暴力団関係者と相撲観戦」の記事めぐり週刊新潮を提訴(産経新聞)(記事削除)

週刊新潮編集部のコメントを見て、ふ~ん。
じゃあ、取材に応じなければ、客観的事実で感じた事から推測で記事にするのはいいんだ。それが名誉毀損であっても。

ふ~ん。

てか、実際に記事読んで見たけれど、関連性の物的証拠が乏しくね?
だって相撲の席って、同じマスでも最終的に切り売りされることあるし。

でも、読者は記事の内容を鵜呑みにすることが殆ど。それは人の思考として、報道や記事は真実を伝えるという固定観念があるから。
そして記事の内容が真実だと思い込んだ人が、時には大変な事を仕出かしたり、時には集団心理を煽って世の中に悪影響を及ぼす事だってある。

まぁ今は、インターネットの普及によって、情報源が変わりつつある。そんな中で雑誌の地位も影響力もどんどん小さくなっているのは事実。
業界そのものに魅力が失われつつあるのだから、そこに携わる人の「質」が落ちるのも現実だと思う。
そんな質の落ちた情報を読んでいるという事も知って起くべきだと思う。

もちろん、すべての記事の質が落ちているとは思わない。中にはインターネットでは手に入らないような素晴らしい記事もある。
でも、質の落ちた記事が雑誌そのものの品格や信頼を失墜させ、すべてを駄目にしている。

その原因は、今の出版社、編集部の体質や体制にあるのではないかと、問いたい。
真偽の見極めが非常に面倒なので、真偽の内容が疑わしい記事は、別の雑誌でやっていただけると有難いのだが。

あ、ちなみに最近の野球賭博の話は別ね。あれはあれで事実っぽいし。
あと本人は知らないけど、実は関係者が仕組んでたりとかはあるかも。
だって相撲のマス席というのは、いわゆる富裕層や会社の接待とかで使われる席というのが常連で使われていて、相撲はいわゆる興行として非合法な組織との関係も「伝統的」に深いみたいだし。
そんな中にノコノコ行けば、釣られることもあるわけで。
いやぁ、コワいコワい。

個人的には相撲好きなんだけどなぁ。