- 橋下知事、住民に陳謝 槙尾川ダム建設中止(産経新聞)(閉鎖)
資料を見ていないので妥当性を判断できないけど、政策転換によって着工中の工事を中断する場合、その補填策で元々以上の費用がかかるなら、無駄であっても地元の感情を重視して進めてしまうほうがよいかと。
それが政治というものですからねぇ。
ダム建設以降の維持を地元にやらせるとか、建設費用を地域課税とか、水道事業とかに増額加算して賄うとか。
沈殿物とかで使い物にならなくなった時点で、再評価してもいいと思う。そして間違た行為だと決まった時点で、当時のダム推進派を一人の残らず戦犯として吊るし上げてもよいのではないかと。
個人的にはダムを建設した場合のリスクのほうが高いと思うし、時間がかかっても、治水施策や山林施策を徹底的にやったほうが、地域経済も自然保護の観点からもよいのではと思う。たとえ水害が何度も起きても、だ。
ダム施策は問題を1世紀単位で持ち越すだけであり、将来の世代にリスクを引き継いでいるだけで、結局はその場しのぎの解決にしかならない。治水事業としては、最低の施策。
それよりは、河川事業や山林事業をしっかりと行うべきかと。
まぁ、両者とも視野が狭いから仕方ないか。。。
「政治の評価は歴史がしてくれる」とは的を得ているとは言えるが、碌でもない施策をした人は歴史から抹消されるだけなんだよなぁ。
これが一番腹立たしいので、碌でもない施策を提唱している人に投票してはいけません。
最終的に苦い思いをするのは「自分」なのだから。