マイクラには氷ブロックとして「氷」「氷塊」「青氷」の3つがある。
マイクラの世界において、これらの「氷ブロック」は、基本的に高速移動のための手段に利用される事が多い以外に、利用手段は少ないような気がする。
そんな氷ブロックではあるが、細かく違うところがあるので、まとめてみた。
ざっくりまとめてみると
氷
- 「氷雪」バイオームに隣接する水性バイオームとして「凍った海」「凍った湖」「凍った川」などで自然生成。
- 雪が振る高度やバイオームでは「水」が「氷」に変化する
- 雨が雪に変わる高度はバイオームによって変化するため、一概には決まっていない。
- バイオーム毎に基準温度(Y=64の温度)が決まっており、その温度から高さ30ブロック毎に基準温度は0.05ずつ減少するため、計算すれば雪の降る高度は解る。
- でも現実的には面倒なのと、雨の降らないバイオームもあるので、雨のときに雪のテクスチャーが出る高度を探せば、自ずと「水」が「氷」に変化する高度を発見するのが一番簡単ではないかと。
- 硬度 0.5、爆発耐性 0.5(干草の俵と同じ、ガラスよりも少し固い程度)
- 太陽以外の明るさ11以上の光源で溶ける
- 滑りやすさ 0.98
- ボートで滑った時の最高速度 40 m/s(氷・氷塊のほぼ倍速)
基本的に松明とか光源が近いと溶けるので、そのままでは使いにくいブロック。
氷塊
- 「氷雪」バイオームの「氷樹」、もしくは「氷雪」に隣接する水性バイオーム「凍った海」に生成される「氷山」などで自然生成。
- 氷 x 9 ⇒(作業台)⇒ 氷塊 x 1
- 硬度 0.5、爆発耐性 0.5(氷と同じ)
- 光源では溶けない。
- 滑りやすさ 0.98(氷と同じ)
- ボートで滑った時の最高速度 40 m/s(氷と同じ)
基本的には「氷」の溶けない版が「氷塊」という理解で良いかと。
(実際のところ、それ以外の特徴も効果もないので。)
よって、いわゆる「氷ボート」(氷塊の道路+ボートで作った高速移動ルート)を作る場合、氷塊もしくは青氷で作ることになる。
ちなみに「エリトラ」で移動する場合 30 m/s(花火で最大加速しても 38m/s)なので、「氷塊」で作った場合、「エリトラ」で移動している程度の速度にしかならない。
(それでもトロッコの 8 m/s よりも 4 倍近い速さ。作業台でクラフトするにしても、青氷よりはコスパ的には見合う。)
青氷
- 「氷雪」バイオームに隣接する水性バイオーム「凍った海」に生成される「氷山」の水面付近や底面、「凍った深海」に生成される。
- 水面付近や水面下に部分生成されるので、氷塊よりも生成量は少ない。
- 氷 x 81 ⇒(作業台)⇒ 氷塊 x 9 ⇒(作業台)⇒ 青氷 x 1
- 「青氷」1個作るのに「氷」が81個必要なので、クラフトのコストは高い。
- 硬度 2.8、爆発体制 2.8
- 光源では溶けない。(氷塊と同じ)
- 滑りやすさ 0.989(氷・氷塊よりも滑る)
- ボートで滑った時の最高速度 75 m/s(氷・氷塊のほぼ倍)
つまり「青氷」で氷ボートを作成すれば、エリトラ移動の倍の速度で移動できることになる。
ただし前述の通り「青氷」を「氷」からクラフトするには、コストが高く、現実的ではない。
少なくとも8個でクラフトできる「氷塊」を簡単に手に入れることが可能な「氷雪」バイオーム(特に「氷樹」「凍った海」など)を見つけるまでは、氷ボートを作るのは非効率だと思う。
またサバイバルで氷ボートを作成する場合、ネザーに作成するのが最も効率的な移動手段となる。(ネザーの1/8の移動+青氷ボートだと、5千〜1万ブロック単位の移動が、ものの数分程度で完了できるようになる。)
もう一つ注意しておいた方がよい点として、高速移動は、描画処理が追いつかなくなるリスクに伴うあるため、クライアント(マルチプレイ環境の場合、クライアント・サーバ両方)のマシン性能に余裕がない場合は、あまりお勧めしない。
最悪の場合、ロールバックによって入手したアイテムがロストしたり、マルチプレイ環境の場合は、サーバ側がエラーでダウンしてしまう可能性もある。
(番外)薄氷
上記以外の例外として「薄氷」というブロックがある。
これは「氷渡り」エンチャントの付加されたブーツで水辺に近づいたり、水面に乗ると、プレイヤーとその周辺の水が凍ってしまうのだが、その時に生成されるのが「薄氷」。
見かけ上「氷」にかなり似たテクスチャーではあるが「氷」ブロックとは異なる別物。
「氷」はシルクタッチのついた道具で破壊するとドロップはするけど、「薄氷」の場合は何もドロップしない。
あと、時間と経過によって、自然に溶けてしまい、水に戻る。
(夜や洞窟内など光量の少ない場所で自然には溶けない。これは「氷」と同じ)
そんな感じでクラフト等にも一切利用できないブロックなので「番外」という事で。