同人誌へのバリデーション

ちょっと無礼な内容なので、穴の中で叫んでみる。

ネットの普及とかでここ数年下がった気がする。
まぁ、ディープなものではなく、世間に浸透し認知されつつあるという事だとは思う。それによって「失ったものもあるだろうが、得たものもある」というだけの話かと。

まぁそんな中で「失ったもの」の話。
というのも、最近に思うのは「世間知らず」な人が増えたなぁという点。まぁ同人誌の世界だけではなく、一般的にもそうなってきているご時勢ではあるのだが。

要するに、「同人誌即売会とは何ぞや」というのが分からない人、理解しない人、する気がない人がとにかく多い。確かに同人誌というムーブメントの敷居そのものが下がったのも確かにあるのだが、それを差し引いても、だ。まぁ総じて、自分で調べない、もしくは調べるのが下手、空気を読まない、そんな方々が増えてきたという感じ。
最初から「目的意識」とかそういうのは必要ないけど、作品に対して興味があるとか、自らが表現したいとか読みたいとかあると思う。まずはそこから。

以下「聴いた話」という事で。

例えばサークル参加申込とか。同人誌即売会の理解が乏しい方から「本を作って参加したい、申込方法を教えろ」みたいな問い合わせがよくあるそうで。
ちなみに往々にして無礼な言葉遣いでの問い合わせ、もしくは残念ながら意志だけが先走っていて、実際サークル参加できるだけの能力を伴わない方々からの問いあわせ(たとえば、説明しても「…はぁ。」としか応えられなくて、理解してくれているのか全然分からない)などなど。
普通は申込書の内容、一般的な知識、一般的参加してみての経験、または友人や先輩などからの情報などなどから、問い合わせなどなく申込されてくるのがほとんどの中、そんなものの対応が増えてきているみたい。

でも所詮は人相手の世界。主催者も無碍にはできないので、可能な限りは答えるんだと思う。結果、担当者の神経をすり減らすというような状況。
でも正直なところは、イベントを主催している本音を代弁するなら「正直面倒くさい」。そこまで言わないにしても、「余計な手間は懸けたくない」、「分かっている人に参加してほしい」というのは本音。なんでも手取り足取りレベルを要求するような質問は勘弁して欲しいんだと思う。

ちなみに「サークルカットって何書けばいいんですか?」とかならまだマシ。「郵便局の振込ってどうやってすればいいんですか」とか「サークルってどうやって作ればいいんですか?」とかになると、さすがに煩わしくなってくる。即売会の主催者は、金融機関の職員でもなければ、人生相談が商売でもない。イベントの主催者に問い合わせするのは、ホント萎えるのでやめてほしい。

確かに「なんとなく面白そうだから仲間になりたい」というアプローチ方法もあるとは思う。でもこのアプローチはまず一般参加することが第一であって、サークル参加はその次。いきなりサークル参加というのは、ちょっと危険。サークルであれば自らの表現を示すために、作品を作らなくてはならない。「ラーメン屋を制覇」するのと、「ラーメン屋を経営する」では、全く違う。それと同じ。

とはいえ、人の性格が千差万別なのと同じようにアプローチの手段も様々なのは理解できる。それに最初から「本質を理解しろ」とまでは言わないし、楽しみ方は人それぞれ。

そのためには主催者に迷惑はかけず、まずは「自分で調べて、自ら理解して参加する」「友人知人から内容を教えてもらい、そこから内容を理解して参加する」のいずれかというのが、同人誌へのアプローチの基本ルートだと思うんですよ。
といいますか、同人誌だけでなく、物事に興味を抱き、自分も仲間になりたい、参加したいという衝動には、まずこれが必要なのではないかな、と。

一般参加者はカタログを購入すれば、入場は可能だけれど、サークル参加者は「申し込んだら、あとは当日」というわけにはいかない。
宅配便で搬入するならその期間、サークル入場が可能な時間帯、イベントそのもののレギュレーション(スペースの大きさと搬入量規制、スペースのディスプレー規制、作品ジャンルによる規制など)、成人向け作品の場合は頒布物が法令やイベント主催者のルールに従って修正が施す、などなど。
買う立場の一般参加者とはベクトルが異なるルールがいくつも存在する。しかも、今の同人誌即売会にサークル参加するには、ルールが結構多い。
そして、何よりもサークルは自らの表現を示す作品を「同人誌」という形にしなくてはならない。そのためには原稿を描かなくてはならないし、印刷して製本もしなくてはならない。そこは最早イベント主催者が介在できない領域であり、自らの遂行能力だけが問われることとなる。

しかも、それらほとんどがそれぞれのイベントの雰囲気を知ったうえで「体得」すべき事であるというのが、この世界。各イベントで参加案内は記載されているものの、これはあくまで最低限の知識であって、しかも「即売会が何たるか」を知っていることが前提での記述でしかない。

確かにハマれば楽しい世界だとは思う。でもそうはいかない人も中にはいるし、別にそれでも構わない、同人誌という世界は本来「知る人ぞ知る」世界なのだから。

…なんかね、まともな議論をするのに参加するのが、ほんと馬鹿馬鹿しくなってくるんだよねぇ。

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作成者: かず

東京練馬に生息する、干支も4週目終盤のオッサン。 最近は四十肩?五十肩?に悩まされております。 楽に治せる方法、ダレカオシエテクダサイ。。。