少し古い記事ですが、良記事なので。
そもそもエアコンは、室外機で室内と屋外の温度差を熱交換して冷やしたり暖めたりするので、そもそも気温差のない状態では熱交換の効率が悪くなるため、冷えにくくなります。
そして「冷えにくいから」と言ってエアコンを強くしたり、長時間運転すると、今度は室外機本体や廃熱フィンなどが温度差によって結露し、これが結氷に繋がりエアコンの効きが悪くなったりします。
この室外機の結露⇒結氷による「効かない」トラブル、冬場は特になりやすく、暖房運転・雨天・高湿・などでも発生します。
でもって対策ですが、正直あまりオススメな手段はないです。
例えば、室外機を大型なものにしたり、業務用にすれば、低能力で稼働するようになるため、これらのトラブルは減少しますが、高額です。
室外機にお湯をかけるのは、結氷を溶かす効果が一時的にありますが、気温・天候次第で今度はかけたお湯が冷めて、そのまま結氷するし、そもそもお湯との温度差が金属の膨張収縮を促すことになり、場合によっては故障や低寿命に繋がります。
結局のところ、窓を開けて外気を直接取り込むのが一番良いと思います。