カテゴリー: ブログ

  • 買ったばかりのOAチェアが壊れたので、部品交換

    事の始まり

    コロナが本格的に流行する直前、2月頃に仕事で利用してたOAチェアが壊れました。

    結論としては、普及品のOAチェアには必ずついてる、支柱のシリンダー破損です。
    実は、一般的にレバーと自重で調整できるタイプのOAチェアにはほぼ必ず使用されている、このシリンダー部品。世間に出回っているものは、わりと「規格品」のようです。というのも軸のサイズ等がほぼ同じ。
    そのせいか、Amazon などの通販サイトでシリンダー部品だけを単体で購入して、自前で交換することだって、実は可能だったりします。(ただし実際には割と大変です。)

    ただ自分の使ってたOAチェアは購入してから20年ぐらいは使ってる代物で、背もたれと座面裏を停めているボルトが、長年の重量(経年劣化?)で何本か折れていたり、座面のマットもかなり汚れていたので、これを機に新調することに。

    またもや破損

    そして2月末に新調したハイバックタイプのOAチェア。5月末にまたシリンダーが破損。。。

    シリンダーガスが充填されてる部分が外部に漏れないようにするためのロッドカバー(部品)が見事に割れて、抜けてしまった。

    原因はプラスチックの破損だが、おそらくプラスチックの強度不良、もしくはカバーをシリンダーにはめ込んでガス充填する際の手順か力のかけ具合を間違えたのか。
    いずれにせよ、ここまでバッキバキなのは、座っただけの重量オーバー程度では流石にならない。

    しかも、さすがに購入してから3ヶ月だったので、メーカーに部品交換を要求したところ、あっさり成立。
    まぁ全交換を要求することも可能だったのかも知れないが、ハイバックタイプの割と重くてデカいOAチェア、仕事場である家の2階から降ろし、梱包して発送することを考えると、ちょっと気が遠くなったので、シリンダーのみ交換を依頼することに。

    じつはこれがまた大変だった。

    シリンダーを外すには

    購入時の取扱い説明書を確認したところ、シリンダーまわりの部品組み立ては、手順のほぼ初期段階。
    原則として分解の場合、組み立ての逆を辿る必要があり、つまり初期段階まで椅子をすべて分解する必要がある。

    実際にはショートカットできるかも知れないが、肘掛けとか背もたれが付いたまま、シリンダーを外すにはかなり大変だし、余計なキズを付ける可能性だってある。

    しかもこのシリンダー、実は組み立ての過程で、車輪のある台座の部品枠と座面の部品枠の間に人間の自重を以て挿入、固定されるように作られている。
    よってこの3つの部品を分解するためには、力業で引っこ抜く必要がある。

    この手順を Web で色々と調べてみたところ、潤滑油と部品のキズ防止のための「あて板」や養生など利用し、ハンマーなどで、接合部の部品を引っぱたくというのが、やはりオーソドックスみたい。

    自分はDIYの経験が多少あるのと、力業についてもあまり躊躇なかったので、Web でみた手順そのままで対応しました。

    考察

    メーカーとのコミュニケーション

    最近よく「メーカーが対応してくれない」とか色々たまに耳にしますが、少し思ったのは「ちゃんと状況を説明できていないから」じゃないかなぁと思いました。

    確かに購入者からしてみれば面倒な事かもしれませんが、人とコミュニケーションを適切に取る事は、人間社会にとって基本中の基本です。
    「とにかくよくわからんけど、壊れたから直せ」とか「交換しろ」では話になりません。クレーマーと同じレベル。

    自分に落ち度がないのであれば、それを証明するために、購入日の情報やレシート等の準備、商品の型番、壊れた状況・部品の確認など、メーカーに対して必要な情報を開示する。
    そもそも応対する際は、挨拶など適切なマナーや節度を用いて対応するのが、人として、人間社会的な対応ってものではないかと。

    これができないから、メーカーと適切に対応してもらえないのではないかと。

    今回の場合、とてもスムーズに対応いただけたと思います。

    ただまぁ、中には変なメーカーやその窓口もあるので、一概には言えませんが。。。

    初期不良の見極め

    今回の場合、購入してから3ヶ月で破損ということで、部品の無償交換もスムーズだったのですが、自分の場合、もしも客先で作業に出てしまった場合、保証期間内での故障には辿り着けなかった可能性もあります。
    それに椅子の場合は利用頻度や重量など、個人の状況や利用環境に差が大幅にでやすいので。

    そこで、ちょっと今回の経験で思った点を最後に。

    というのも。今思えば組み立て直後の段階から、シリンダーの動きがすこし悪かったような気がします。というのも、座面の上下昇降時に、スムーズに上がらなかったり。

    あと「ギシギシ」音もあったと思います。以前は少し体重移動しただけで異音がしてましたが、部品交換したら、異音はしなくなりました。
    もちろん異音はシリンダーだけでなく、座面と背もたれなどの部品などからも生じることがあるため、一概には言えませんが。
    今回の場合、今思えば部品提供の段階で、シリンダーに何らかの問題があった可能性があります。

    ちなみに、イスで使われているシリンダー、実は普及品のイスの場合、部品としての規格というか、市場に出回っている品物のサイズバリエーションが意外と少ない。
    さすがにホームセンターで部品売りされていることは、ほぼないと思うが、Amazon や楽天、MonotaRO などの通販サイトで部品を探すことが可能。

    ただし部品の種類が少ないとはいえ、長さや太さ・機構などが若干異なる場合は多いので、購入する際は厳密に計測したり、サイズを読み間違えないように注意する必要はある。

    また交換の際は、けっこうな労力(工具や己の力加減など)が必要なので、自力交換はあくまで自己責任で。

  • Python と git と Redmine

    最近、色々な場面で Python がプログラム言語として仕事や話題に上がってくる事が増えたので、ちょっとこのタイミングで勉強しようかと。

    丁度、ChatWork から Slack への引越データが公式が提供するインポート/エクスポート機能だけでは上手く移転できないのと、引越のついでにデータの中身(添付ファイルのリンク先とか)を少しイジりたかったので、これらの変換プログラムを Python でやってみることに。
    (プログラム自体は多分使い捨て。ゴミプロになる予定。)

    さらに「ついで」として、プロジェクト管理で使用している Redmine。こいつも git と繋ぎ込みできるため、その環境も整備する方向で。

    ちなみに今のトレンドだと、GitHub とか GitLab とか使うんだろうけど、以下の点から見送り。

    • Redmine でプロジェクト管理を網羅的運用してる。
    • 基本的にプライベートリポジトリ(非公開のプログラム)しか作らない。
    • 便利な機能色々あるだろうけど、今回は「リモートリポジトリ置き場」以上の機能は不要。
    • 英語をはじめ、外野からどうこう言われたり、対応するのは面倒。

    …そのうち気が変わって、使い始めるかもしれませんが、現状はこんな感じで。

    でもってリモートリポジトリは、Redmine のサーバとは異なるサーバで運用している。
    このような場合、Redmine サーバまわりで若干トリッキーな構築が必要になるので、これも併せてやってしまう。

    ・・・なんだか「大盛り」にしすぎですかね。。。

  • 昨今の中国「叩き」

    別にトランプ某氏の肩を持つわけではありませんが。

    最近というか、以前から情報ネットワーク・半導体・電子機器分野において、中国の「動き」が変なことは、もはや周知の事実。

    電子機器に変な(ハッキング可能な)チップを乗せたり、不正アクセスなどを、こんなに頻繁に繰り返している国はとても限られている。

    その中でも、突出して多いのは「中国」と「アメリカ」だ。

    ただアメリカの場合、ハードウェア分野における不正行為は皆無に等しいが、中国の場合は、半導体といった電子回路にまで不正を盛り込んでくる。

    不正アクセスにおいても「アメリカ」からのアクセスは、散発的というか、衝動的というか、チームワークの感触がまったく感じられない。(勿論「例外」はあるとは思うが、その例外行為が、対して一般的な民間起業を狙うことは、ほぼ皆無。)
    それに対して中国の場合は、人海戦術というか、とにかくあらゆる手段を講じて、頻繁に攻撃してくる。

    中国大陸から直接だけでなく、上海や深圳に籍のある ISP 企業の香港のゲートウェイを使って不正アクセスしてくるとか。

    中国政府は定型文的に、不正行為について、常に否定しているし、日本のインターネットサーバは、極めて「ユルユル」なものも多いので、狙いやすいのも確かにあると思う。
    国によって技術力や人口の差はあるだろうし、隣国である点も加味したとしても、さすがにこれだけ中国からの不正アクセスの偏りが大きいと、国家が否定するのはさすがに限界があると思う。いくら「アメリカが中国のサーバを使って不正アクセスしてるんだ」と言っても、だ。もしアメリカの所為なら、なぜ中国は、お家芸の人海戦術をもって、中国国内の不正アクセスを調査摘発しないんだ? 彼らの技術力と機動力があれば、簡単な事だと思うのだが。

    それに、だ。
    昨今の電子機器や情報技術における中国だけへの大きな依存は、安全保障だけでなく、一般的な製造分野においても大きなリスクであることは、今回のコロナ禍で露呈した。

    値段や機動力では、たしかに太刀打ちできないかもしれない。だがそこを技術力や、適切な保護施策でカバーしたり、アイデアを絞らないと、経済不況や今回のウイルス禍、(あってほしくはないが)大戦などの有事発生時、地球単位の事象において、常に被害を被ることになるのだが。

  • メーリングリストを別サービスに置き換えるための課題

    Line や Slack などのサービスを利用する?

    そのためにはまず、サービスの「将来性」を見極める必要もあります。
    たとえば長期利用可能か、一般的に認知されているか、など。
    近い将来にターミネートを迎えるサービスは勿論、無料⇒有料化されてしまうとか、制限が厳しくなるようなサービスはもちろん、サービスが社会的に認知されていること、「知る人ぞ知る」というようなサービスも選択は困難。

    あと大きな問題として「費用」。
    そして便利なサービスを利用するためには、有料サービスが「壁」となってしまいます。
    たとえ月々 500 円でも、100 名だと5万円、年間 60 万かかるようなランニングコストを支払うことになります。

    無料サービスだけで運用することも、ある程度は可能かもしれません。
    しかしながら、履歴が検索できない点をはじめとする制約が壁になったりします。
    無理矢理利用するために、トリッキーな運用をするのも、管理が煩雑になることだってあります。

    引き続きメーリングリストサービスを利用する?

    急場を凌ぐ意味で、引き続きメーリングリストサービスを利用するのもアリです。
    盲目的にメーリングリストを重宝している会社も多くあります。

    しかしながら様々なSNSが台頭してきた社会において、メーリングリストは最早レガシーなシステムとして位置づけられています。
    実際、Webサービスとしてメジャーなのは、もはや「Google グループ」だけになってしまいました。
    無料で提供されているサーバソフトウェアも、メジャーなものは fml など、選択肢が限られてます。

    このような選択肢の少なくなりつつある状況を考えると、メーリングリストの将来は暗く、利用できなくなるのも時間の問題かも知れません。

    それに、大量のメンバーにメールをばらまくこのシステムは、

    • メールは、すぐに埋もれてしまう。
    • 埋もれないよう、受信者が努力する必要がある。
    • 一度埋もれたメールを探すためには、手間がかかる。

    というような感じで、利用者にコストやリスクを負わせてしまいます。
    またウイルスやSPAMメールをばらまく機能として使われることもあり、通信業界でも度々問題視され、今後メールフィルタリングの対象となる可能性だってあります。

    しかもメールリストによる情報伝達は、情報を受け取る側の意識として、たとえ重要な内容を含んだものであっても「ダイレクトメール」扱いになってしまう傾向があります。
    つまり優先順位が低い扱いとなってしまう、「訴求力に欠ける」というのが実状だと思います。

    メールでの情報伝達というのは、正直なところ限界にきつつある思っております。
    Slack をはじめとした、全く別のSNSサービスを利用するような「前向きな検討」をするほうが、健全な気がします。

  • コロナ禍の私

    日記がてら。

    自分はフリーのITエンジニアでして。昨春までは客先常駐の案件をやってたのですが、自宅中心作業に切り替えて、はや1年。そんな中でのコロナ禍。

    今春は子供が卒園⇒小1になったりするタイミングでして、バタバタしているところにきて、コロナ騒ぎでカミさんの仕事(イベント業)が吹っ飛んだり。
    小学校も入学式だけやって即休校。

    そんな非日常を送っております。てか、多分これまだ「非日常」だよな?

    そんなわけで、カミさんも自宅ワークにシフトチェンジし、家族3人、自宅にずっといるという状況。
    もともと子供は、生まれて3ヶ月ちょいで保育園に入ったので、このタイミングで3人自宅生活がこんなに長く繰り広げられるのには違和感。

    でもみんな意外と順応してまして。
    たとえば子供は「友達と遊びたいよー(泣)」とか、カミさん家事で毎日ブチギレとかはなく。
    まぁ、子供のしつけ的な面でのいプチ衝突は、他の家庭同様に茶飯事。

    さらに驚いたのは、緩いとはいえ、計画性を持って生活してること。
    子供の小学校の課題とか仕事とか、やることはそれなりにあるものの、もっとダラけた生活になるかなぁと思ってたのですが。
    まさか毎日朝会やって、1日の計画たてて過ごす、しかもその生活に慣れるとは思ってもいませんでした。

    確かに通学通勤時よりはかなり緩い生活だとは思います。
    でも、ちゃんと午前中は学校の課題やドリル、正午を見計らって人のいない近所の公園でボール遊びや運動とかやってる。
    親も子供の行動の合間を縫って、上手く仕事を進めていく。

    「意外とできるじゃん。」

    ちょっとした充実・手応え感があるんですよ。これには驚いた。

    まぁ勿論、うちは特殊なのかも知れない。
    社会には色々な事情を抱えている家庭もあるだろうし、ポリシーや価値観の異なる人もいる。人それぞれではあると思う。
    それに。これから確実に景気が悪くなるので、たとえコロナ禍が過ぎ去っても、みんな元通りに戻るとは思えない。

    でもなんというか、もっと仕事の進め方やスタイルに柔軟性・可能性があるような気がした。

    確かに仕事場で仕事をすることが必要な業種や作業もあるとは思う。
    でも、都会に住んでいる人の何割かは、絶対にその必要のない仕事に従事しているはず。
    そんな人達にとって、通勤はあまりにも無駄な移動だったりする。ギスギスした人間関係に疲弊している人だっているはず。

    そんな事を、イロイロとダラダラと考えている今日この頃。

  • AT・CVT車は便利だけど

    今回は車の話。初めて話題ですね。

    以前は「都会住み=車必要ない」論者だったのですが、郊外に住むとタクシー捕まんなくて不便とか、子供が生まれて郊外店に買い物行くのに不便とかありまして、そこにきてカーシェアが大衆化して便利になった事もあり、一念発起して数年前に免許取ったのですが、予想外にハマってしまいイマココ。

    車そのうち買いたいなぁ。今はカーシェアだけどさ。

    それはさておき、自分もご多分に漏れず AT/CVT 車に乗ってます。てかカーシェアだと、ガソリン車はほぼ CVT 車しかないし。レンタカー屋でタウンエースとかハイエース借りれば、AT車かな。

    まぁカーシェア・レンタカー族にしてみれば、車のメンテは自分の責任ではないので、あまり考えたことがないけれど、最近 YouTube とか、高速とかで自走不能なトラブルとか見てると、ミッション系のトラブルは増えてるような気がしますねぇ。

    確かに AT/CVT車とかは便利だけど、万能ではない。
    結局、人の手に委ねられてる部分、つまり乗り方やメンテを適当にやってると、壊れるのも早い。

    しかも便利になったぶん、壊れるような乗り方をしていても、予兆に気付くことができず、気がついたら高額な修理費がかかるような壊れ方をする。

    では、どんな乗り方やメンテをすれば良いのか。

    教習所とか取説に記載されている手順で操作する

    これが一番の基本です。
    皆さんは教習所で習った手順で、パーキングブレーキとかシフトレバーの操作をしてますかね。

    よく、シフトレバーを「P」に入れずに、先にパーキングブレーキを入れたりしてませんか。

    最新の車や高級車の場合、パーキングブレーキを入れれば勝手にシフトレバーが「P」になったり、内部的に「P」にしてる車もあります

    でもこれは、ここ数年の話。それ以前の車や大衆車は、そうではありません。
    そういう車の場合、エンジンからの伝達を無理矢理ミッション内で抑え込むような挙動をします。
    勿論、車には様々な安全機構や故障を防止するような機構が入ってるので、必ずしも壊れる可能性ではありません。でも正しい操作をすれば、壊れる可能性は更に低くなるのです。

    それ以外にも、高速域でいきなり低速域のシフトチェンジをするのも、当然よくありません。
    これも勿論、すぐには壊れるような挙動ではありませんが、エンジンだけでなく、ミッションにも一時的に大きな負担かけます。
    エンジンブレーキをかける目的で、坂道や適当な速度と回転数の中で、低速シフトに入れるのは、何ら問題はありません。

    でも急減速目的で低速域にシフトチェンジすると、かなりの負担になります。

    メンテナンス

    オイルは燃焼目的のガソリンだけではありません。
    車は所詮「機械」「金属」のカタマリです。機械や金属の機構や油圧など、円滑に動かすあらゆる所で「オイル」が使われてます。

    つまり、エンジンだってオイル使ってるし、ミッション・ブレーキだってオイルを使ってます。
    それを認識されてないというか、想像力の足らないドライバーの多いことに驚く。

    そして丁寧に乗らない車は、これらのオイルが汚れます。
    もちろん距離に乗じてもオイルは汚れますが、それ以上に丁寧な乗り方をしなければ、このオイルは汚れるのです。それが前項の話に繋がります。

    さて、この様々なオイル、点検や交換距離の目安が記されていたりするのですが、これが意外と守られていない。

    確かに車検や法定点検のタイミングで確認はするでしょうし、そこで問題が見つかれば必要に応じて交換するのでしょうが、無理を強いる乗り方をされている方は、もっと小まめに点検しないと。
    意外とこれをケチる人もいるようで。

    あと点検を適当にやる業者もいるので、注意。
    たとえディラーであっても、適当な点検やメンテをやるような人は、どこにでもいます。
    怪しいなぁと思ったら、別の業者をあたるのが吉。

    また、メンテを安く適当に済ませると、あとでイタい出費を重ねる事態もあるので、ちゃんと妥当な金額を払ってやるに越したことはありません。

    結論

    結局は「人の手」なので、そこをケチるのはよくないですね。

  • 「IT技術屋」として駄目だろ

    いや、自戒なんですが。

    フリーになってから、わりと客先常駐の長期案件に携わってたり、あと子育てとかもあってですね、自分のブログページを放置してたんですよね。

    そしたら、ブログの内容もデザインも陳腐化しちゃいまして、明らかに見劣りしてしまいまして。

    今は子育てとか、長期の客先常駐に違和感も感じてしまい、ライフスタイルも変えている真っ最中。
    このまま、ブログをさらに放置するのも「技術者として良くないよなぁ」と思った次第。

    でもブログサイトは、世間的にも最近は流行ってないし、個人的には「業務紹介や案件募集するだけの、ポートフォリオ的な位置づけでいいかな」「この先も面倒を見る機会は、そこまでに多くないであろう」と思った。

    なので、あまり面倒をかけずに、商用サービスで、このサイトのを設置してるISPが提供している「さくらのブログ」でいいかなと思って、試しに載せ替えてみた。

    まぁ正直、あまり期待はしていなかったのと、実際に載せ替えてみたものの、ISPが提供しているブログのテーマとかは、明らかに「ダサい」。
    でも必要な要素は揃ってるし、当初の目的は果たせるなぁと思い、本格的にサイトのデータを移設しようかと思った時点で、ふと立ち止まった。

    「IT技術屋として、果たしてこれでいいのか?」と。

    でもって、更新を放置していた WordPress をアップデートして、テーマを入れ替えてみたところ、気付いてしまった。

    「予想外に進化しているではないか」と。

    もちろん賛否あるとは思うが、WordPress はもはや単なるブログツールとしての要素だけでなく、CMSとして十分な機能を提供していることに驚いた。

    何よりも、数年前のテンプレートは迷走していた感があった公式テンプレートが、ここ数年でかなり洗練されていた。
    以前は日本語のようなマルチバイト文字の表示が微妙だったり、コンテンツを引き立てるためには「画像」が必要な要素であった。

    そのため、どうしてもカスタマイズが必要になってしまい、これが標準品の利用重視で利用したい私としては、最大のボトルネックだったのだが、その問題は完全に解消されていた。

    しかも、この記事をタイプしている時に使っている、新たにダッシュボードに搭載された標準のブロックエディタ。
    これが予想以上に使い勝手が良くて。

    大廻りになってしまったものの、結局「さくらのブログ」は止めることに。まさか WordPress がここまで進化してるとは思わなかった。。

    とはいえ WordPress はクセも多いので、もしかしたら表組みの記事とかは、苦手かもしれない。
    ちょっと「見せ方」を考え直す必要があるかも知れない。
    でも、ここまで洗練されてきているのであれば、IT技術者として WordPress の提供する技術を思う存分把握する上でも、使うのが妥当だと思う。

    でもなー、あーまたサイトの載せ直しかぁ。
    ハァ。(ため息)

  • いわゆる「お受験」を断念した理由

    この記事は、色々と表現しにくいので、あえて「です・ます」調にしました。

    私の子は0歳から保育園に入園したのですが、その際、登降園ルート上に某有名私立小学校前がありまして。

    当時は自分も「この私立に通わせたいなぁ」と漠然と思っていたのですが、そのルートを6年間見続けてきた結果、いわゆる「お受験」は断念しました。
    その理由を記事にしてみました。

    あくまで一方的で個人的かつ否定的な見解です。
    記事上にある校風や入学児童の集め方について、疑問を抱かない方々がいるのも事実だと思いますし、考え方は「人それぞれ」だと思います。
    その方々の考え方について、受け容れることはできかねますが、否定はしません。

    どこの私立も、こうではないと思います。
    でも、わりと「こんな感じ」で人を集めている(特に伝統的な校風をもつ)私立の小学校は多いような気がします。
    この点、学校当事者の方々からしてみれば、否定される方もいるとは思いますが、少なくとも私自身には、表面的にみただけでなく、集めた情報や知識を持ってしても、結果的に「そうなっている」「そう見えていまっている」というだけの話です。

    小学校の「お受験」は「保護者も含めてお受験」

    「お受験」のために私立小学校に向かう保護者の姿

    習い事とか面接の練習とか、そう言った話ではなく。

    入学説明会、受験当日、合格発表と、それぞれの場面で、スーツ姿の保護者(入学希望のお子様)を眺めてきました。

    最初は「そんなもんかなぁ」と漠然に思っていただけなのだが、その光景を6年間の間、何度か見てきて「違和感」を感じたのです。

    そう「あ、この学校は、そういう人達を集める学校なんだ」と。

    重要なのは「親の面接」

    その中で出てくるのは、親も含めた「面接」です。
    子供の勉強よりも、むしろこの「面接」のほうを重要視していると見てよいのではないかと。

    子供は「できて当たり前」で判断

    おそらく子供の勉強や理解度、成長などの見極めは、小学校の受け容れる側からしてみれば「最低ライン」なんだと思います。
    受け容れる子供については、おそらく「できて当たり前」が前提なんです。

    もちろん子供の個性や苦手なことがあっても、仕方ありません。それは学校だって尊重するでしょうし、何よりも、これから成長の「伸びしろ」がある子供に対して、高い要求を求めているわけではないのです。

    ただし、それはあくまで建前です。現実的には、高い競争率の中に残らなくてはなりません。
    そうすると、原理的に「できて当たり前」が前提なってしまうという結論が、最も自然だと思います。
    この原理を逸脱していることは、絶対にないと思います。

    そう考えると、この時点での「子供の個性」なんて、上記の原理を考えると、極めて些細な話ではないかと。

    もちろん成長の過程で「子供の個性や性格」は人間として重要や要素です。
    でも原理が優先されているのが現実、それが「お受験」なんです。

    そうなると、現実的な「ふるい」のポイントは「親」という事になります。

    もちろん親の仕事内容や一般的な考え方は判断材料になるでしょう。そしてこれも「当たり前」のラインです。

    そしてここが、ポイントだと思います。

    親が小学校の運営を理解し、かつ協力できるか

    保護者にも小学校教育に対し支援・協力は求められます。子供のために学校に尽くす必要が「当たり前に」あるのです。

    もちろん「寄付」という、金銭的な支援も求められると思います。

    それ以外にも、具体的には保護者としての活動が求められると思います。それに協力できますか?

    例えば、私立小学校の近隣住民であれば、朝の通学時間帯に駅前や登校ルートに、PTAとして防犯・交通協力の当番を請け負ったり、とか。

    学校行事だって、盛り上げるために積極的に親が関わる必要がでてきます。しかも親同士それぞれで尊重しながら

    それが可能かを、面接の過程で見極めているのです。

    親⇒子への協力・支援

    また学校教育についていけるよう、保護者が協力する場面も、公立小学校に通う子供以上に必要になります。

    塾に丸投げなんかできません。見栄とかそういう表面的な話ではなく、子供がちゃんと小学校の教育についていけるか、そして進学系の中学校に向けての見極めとして、親も逐一、勉強を観てあげる必要が出てくるはずです。

    こんな感じで6年間を過ごしていかなくてはなりません。
    その「覚悟」が必要なんです。

    「抽選」はブラフ

    上記までの試験や面接の課程をクリアした時点で、選考に残った子供は、もはやその中の誰が入学しても、問題ありません。

    でも、まだその時点でも定員を超過している状態のため、最後に「抽選」が行われます。

    この「抽選」が小学校入学選考の「公正性公平性」をアピールするための最後の「仕上げ」なんです。

    だってここで選考で漏れたとしても「抽選で落ちたんだから仕方ない」で済むし、抽選という「公正な判断」に対して、クレームを入れるのは、甚だ難しいです。

    選考から漏れた子供や親が全員納得するかは、判りません。
    でも、ある程度の人は、これで納得するでしょうし、対外的にも公正に見えるのです。(実際公正なのですし。)

    この一連の流れを考え、自分に当てはめて、シミュレーションした結果

    なぜか「滑稽」に感じてしまったのです。

    真剣かつ一生懸命に「お受験」される方々には不快に感じるかもしれませんが、自分の最も引っ掛かったのは、この「滑稽さ」なんです。

    個人的には、この「お受験」に付き合う自信は当時ありました。
    でも情報や資料を集めたり、実際の光景を日々見つめてきた結果、いつのまにか、その熱意はどうでもよくなってしまいました。

    もちろん、私立は素晴らしいと思う

    整った設備と、プロフェッショナルな教員、伝統や積み重ねによって組み立てられたカリキュラムや行事など、それはそれは素晴らしい学校教育が施されるはずです。

    でもシミュレーションした結果、そこに「はめ込まれる」自分の子供の姿、そして親である自分の姿が、想像できませんでした。

    私立小学校ではなく、公立小学校で学び、時には悩み、そして成長する姿、こちらのほうが遙かに想像しやすいです。

    自分はそちらを選ぶ事にしました。
    これはただ、それだけの話なのかも知れません。

    【余談】お金はかかります

    教育費そのものは恐ろしく高くはないと思います。
    教科書代なども文科省基準などがあり、逸脱していないと思います。

    でも「学校運営費」という名目の費用が発生します。
    場合によっては「寄付金」も求められるでしょう。

    それに教材費・旅費・被服費(制服代)、私立ならではの費用がかかると思います。

    もしかしたら、これからのIT時代を見据え、ノートパソコン代がかかるかも知れません。

  • 秋旅行を考えてた時の記録

    秋が深まる前に、キャンピングカー借りて旅行を計画。

    行程表

    • 木:1日目
      • 21:00発、貸出
      • 21:30着、自宅
      • 23:00発、(外環 ⇒ 常磐、230km)
    • 金:2日目
      • 02:30着、道の駅 よつくら港(福島いわき)、車中泊
      • 08:00起床、朝食、散策(農産品の営業9:00~)
      • 10:00発、(常磐道、200km、途中福島第一第二原発付近通過)
      • 13:00着、道の駅 上品の郷(じょうぼんのさと、岩手石巻)、昼食、入浴、買い物(夕飯、朝食)
    • 土:3日目
      • 08:00発、(本庄・坂田・鶴岡)
      • 20:00着、新潟
    • 日:4日目
      • 08:00発、(長岡・魚沼)
      • 15:00着、自宅
      • 18:00着、返却

    結果、断念

    家族のスケジュール(行事や仕事)などが合わず、実現できず。

    あと、強行軍すぎる。

    もともとキャンピングカーで出掛ける予定だったが、この計画は正直無謀。

    そもそも、キャンピングカーはスピード出しても 95km/h ぐらい。
    実際のところ、これ以上の速度を出すことも可能だろうけど、構造上、車両の安定性(バランス)が悪いうえ、架装重量がそこそこあるので、高速度での巡航は気を使う。
    要するに運転が疲れる。

    そうなると、休憩挟むとして70km/h想定。
    5時間運転として350km/日移動が限界なわけで。

    ちなみに後半(土日)の行程が雑なのは、計画途中で断念したから。。。

  • 終活っぽい事をはじめました

    この記事は、項目を適宜追記していきます。

    とはいえ、重病というわけでもなく。
    今のところ寿命までは、あと30~40年ぐらいはありそうですが。

    終活はじめた理由

    子供ができた

    子供ができたことによって、生活環境が大きく変わりました。

    サラリーマン ⇒ フリーになった

    別にブラックという訳ではなかったのですが、社員10人にも満たない零細IT企業に10年以上在籍していた影響で、技術が陳腐化しました。
    当然給料が上がらない中で、自分の立ち位置を模索していたのですが、商流の細いIT企業に在籍するのは将来が危ういと判断し、退職。
    そして今、フリーになって5年以上経過。
    収入面に余裕ができて、心に余裕ができたからか?

    某同人誌即売会のスタッフを辞めた

    もう10年近く前の話ですが。
    当初は復帰する可能性も考えていたのですが、スタッフであった友人が急逝したり、子供が産まれたりと、人生のターニングポイントがいくつも発生した関係で、自分の中でも完全に立ち消え。

    今も別に疎遠にしてる訳でもありませんが、進んで即売会の会場に行くことは大幅に減りました。

    終活の中身

    当然ながら「断捨離」です。
    将来的に自分や子供など子孫に残されると困る物を、片っ端から処分。

    まず親の持ち物

    親の遺している物品を見て愕然

    昭和の人は何かと色んな物を持っていまして。
    そんな親も老朽化。(失礼)
    でも最近、たまに帰ると、少しずつ処分作業をしている状況ではあるもの模様。

    家財

    死蔵してる物から順番に、片っ端から処分してます。

    実家にある私物(本や玩具)は、ほぼ引き揚げました。
    実家に遺してあるのは、親子の関係を記す母子手帳やアルバム類、そして、宿泊時の衣類ぐらい。

    衣類

    着物などについては、買取業者に二束三文で引き取って貰いました。
    それ以外の衣類については、資源ごみかリサイクル。

    思い出の品

    飾ってる衣類については、普通に置いてあります。
    特に愛でている品でもないとは思いますが、彼らの生活上の潤いとして、残しておくべきかと。

    質素が慣れている人であれば、最初から飾ってないでしょうし、そうではなく、飾っているということは、それだけでも愛着とか心の支えになっているのでないかと。

    これらを存命のうちに積極的に処分してしまうのは、流石に可哀想。

    墓地

    家系が結構古いために、墓も寺の境内に何基かあります。
    さすがに自分達の世代で、そしてこのご時世、しかも自分も父母も住んでいない土地にある古い墓の管理は、正直厳しい。

    なので、親戚達に声を掛けて、必要に応じて墓じまいをする形で検討しています。

    うちの父母は、ともに同じ墓に入ることは「さらさら、ない」らしく。
    とは言っても、そのまま放置するのは、ご先祖様に悪いので、墓じまいを検討。

    寺としては貴重な収入源を失う事になりますが、お布施を増やすとか、そこは色々と考えてます。

    とはいえ、親戚にゴネられる可能性もあるので、そんときは、その親戚に全て任す(法的に明確譲渡する。維持費も当面の費用だけ支払って、枯渇後は負担してもらう)つもりで考えてます。

    なぜか、親名義の山があります。
    人工林が70%を占める私有地です。

    実はこれがかなり厄介で、本当は自治体や国に無償譲渡したいのですが、今のご時世、彼らも人とカネがないので、受け容れてくれることはありません。

    ちなみに以前(半世紀以上前)は、まだ無償譲渡の可能性があったのですが、十数年ぐらい前に市町村合併してしまい、可能性は潰えてしまいました。。。

    なので自分の場合は、林業法人を作って、管理しています。
    でも、こちらも今のご時世、材木がすぐ高く売れるわけではないので、基本「積極経営」ではありません。
    人工林としての価値が高い(人工林としてメンテナンスが可能な)場所については、引き続き人工林としての営林を行い、逆に価値が低い場所については、少しずつ広葉樹林(自然林に近い形)に戻すことを事業目的としています。
    これらは必要に応じて森林管理署の指導や助言をうけつつ、管理を行っていて、また自然林に戻す事業については、NGOや学術関係者の方々に適宜協力を依頼をしつつ、行っています。

    【余談】自然林に戻すこと

    自然分野の知識人にはよく知られていますが、一度人工林にしたものを自然林に戻すのは、生半可にはできません。

    人工林は、そのまま放置しても、簡単に自然林へは戻りません。

    まず、そのまま放置すると、本来は伐採すべき間伐材が伸びてしまい、細い木ばかりになってしまうため、伐採しても木材としての価値を失ってしまいます。

    そして何よりも怖いのは、天候など自然災害です。
    放置された人工林は、天候や災害の影響を受けやすく、簡単に「地すべり」など、森林崩壊が発生します。

    そうなると、山下の住民にも迷惑もかかる(場合によっては家財や生命の危機を生じさせる)可能性だってあり得ます。
    そして地滑りを起こした山林はそのまま「ハゲた」ままになってしまい、景観もみっともない。
    しかも、その後の複数の災害を、更にひき起こす危険すらあります。

    個人的にはそれが嫌なので、自然林に戻す努力をしています。

    早くて上手くいって半世紀以上、場所によっては、何世紀もかかる可能性だってありますし、何度も失敗する可能性だってあります。

    でも、人工林から得た木材の売却益を原資として、バランスを見ながら、細々ながら事業を続けていければと思ってます。

    保安林区画について

    自治体や国から「保安林」などに指定された区域は、間伐と植林については補助金が出る場合があります。
    その区画については人工林のまま活用しています。これが最終的に林業法人の原資にもなります。

    ただし人工林としての価値が低い斜面(北側の斜面や林道造成が困難な箇所など)については、管理維持が困難なため、間伐の都度、自然林に戻す作業をしています。

    自衛隊や高圧送電線の鉄塔など貸与している土地

    こういった土地区画には賃料収入があるのですが、概ね補助金相当。
    別に利益に繋がるほどではありませんので、保安林と同じ考え方で維持してます。

    ただし樹林の高さ制限とか、管理上の手間がかなりかかる箇所については、日当たりの良い場所でも、自然林に戻すことがあります。

    ちなみに国有林への譲渡とは違い、追加貸与や譲渡の要請については、用途や公益性公共性などの一定の審査をしたうえで、かなり柔軟に対応しています。

    貸与譲渡したほうが道路整備もしてくれるし、管理の手間が省けるので。

    もちろん演習地としての区画要請については、周辺住民にも配慮して検討しています。

    最近は、メガソーラーや風力発電に関する譲渡についての要請もありそうですが、こちらは事業継続性などを厳密に見極めたうえで、譲渡や貸与するつもりです。
    途中で倒産して、設備そのまま放置とかはあり得ないので。それなりの保証金を積んでいただくことが前提になるかと。
    まぁ今のところ、そんな話は来ないですが。
    (山奥とか方角的に適してないとか、設置や送電設備にコストがかかりすぎるとかが理由ではないかと。)

    自分の持ち物

    書籍・グッズ・CDなど

    同人誌も含めてですが、随時見直しを行って、大半を処分する方向で進めています。
    購入は引き続き行いますが、もはや「所有欲」の維持はせずに、「要らないな」と思ったら、処分する方向で。

    「転売ヤー」ではないので、買ってすぐ売るみたいな事はしません。

    PC機材

    こちらも書籍類同様。処分の対象。

    電子媒体

    フロッピーや光磁気ディスクなど、メディアとして「終わった」ものは、随時データを HDD に吸い出して、処分する方向で。