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いよいよ出てきたか…

  • Aソ連型の97%がタミフル耐性=今冬流行の3分の1-日本へ本格上陸・厚労省(時事ドットコム)(記事削除)

昨年に比べるとタミフル耐性ウイルスが爆発的に増えている模様。
これから2ヶ月間はホントにインフルエンザが増える時期なので、用心しなくては。。。

…昨年中にワクチン打つつもりだったんだけど、体調崩して機を逃してしまった。
今からでも打ったほうがいいのかなぁ。

効果(メリット)と副作用(リスク)

  • タミフル:保護者も不安…医療機関で混乱も(毎日新聞)(記事削除)

今年は幸いにしてインフルエンザにならなかったのだが、昨年はまんまと感染し、タミフルのお世話になりました。
幸い異常行動というような行為には至らず、寒気と発汗で布団を駄目にしたぐらいでした。

現状、薬と異常行動の因果関係について、世間ではかなり疑問視する点があり、かなり問題になりつつあります。
ただ、薬の効果自体はかなりあるようなので、(1)医師に病状の発生時期・患者の体質などを正しく伝え、相談し、(2)子供への処方の警戒、(3)患者の容態の看ることができる人の付き添いなど、患者・保護者・医師の間で十分なコンセンサスを取ることと、治療管理体制が維持できるのであれば、私は処方してもよいのではと思っています。

最近思うのは「患者・保護者・医師の間で十分なコミュニケーションを取らないことに問題があるのでは」と思うのです。
昔とは薬の効能も飛躍的に上がっているのにもかかわらず、副作用などのリスクもあることも多いです。
特に風邪を含めた抗ウイルス薬については、リスクが大きいような気がします。
数年前にも過去にも「ジスロマック」という薬で、報道があった事を覚えている方もいらっしゃると思います。
実際、風邪の特効薬であると誤解されていた方も多いようです。

それを回避するためには、医師と患者・保護者でコミュニケーションを取るほかありません。これが最も有効なリスク回避策です。

もちろん、医師は昔よりも薬に対する説明や副作用のリスクについて十分に説明し、患者の理解を得なくてはならないと思います。
ただ、それだけではなく、患者や保護者にも医師との向き合い方、姿勢も大切だと思います。
薬に対する効能だけを気にするのではなく、自身の体質に合うか、副作用のなどのリスクに対して十分に理解し、確認を取る必要があると思います。

昨今の新薬については、劇的な効果を発揮することもありますが、世の中なんでもそんなウマい話ばかりではありません。
ましてや、自分の身体に直接影響しかねない話、慎重になって然るべきだと思います。

ちなみに、私のインフルエンザ判断基準。

  • くしゃみ100連発
  • 急に悪寒、発熱感
  • インフルエンザが明らかに流行っている時期である。

こうなったら、とにかく病院に行って鼻に麺棒突っ込んでもらいます。
つまり、インフルエンザの検査キットで判定してもらうという事。1000円前後の自己負担で済むのなら、やってもらうのがよいです。

ついでに、私的予防策。

  • 油断しない、流行期には「うがい」と「手洗い」は鉄則。
  • 年始直後のラッシュアワーに電車に乗る際、周辺に「くしゃみ100連発」の人がいたら、要警戒。

タミフル怖っ。

2018年11月時点で「タミフルと異常行動について因果関係は認められない」ことが厚生労働省により認められ、副作用の疑義は解消されたことを、ここに追記します。

ちなみに他のインフルエンザ治療薬を服用した場合においても、同様の異常行動が認められる事案も報告され、これらの異常行動は、「治療薬が原因」ではなく、インフルエンザは脳症を起こす可能性もあるなど、脳に関する影響もあることから「インフルエンザそのものが起こす症状である」という考えが一般的になりつつあります。

そのため、インフルエンザの症状やその治療にあたっては、患者の異常行動に注視することと、安全対策に万全を期すよう、関係機関から発出されています。

  • インフルエンザ治療薬:タミフルで異常行動死 服用の2少年、副作用か(毎日新聞)(記事削除)

最近の薬って、よく効くのはいいんだけど、なーんか怖いんだよねぇ。

昔、私が処方していた風邪薬(たしか抗生物質だったかな)も、安全性情報が出たんだよねぇ。
確かに効き目は強いんだろうけど、なんか頭がフラフラするというか、頭だけ疲労感が残るみたいな、ね。

ま、健康が一番って事ですな。