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「個人サークル」とは?

「サークル」というのは、もともと趣味や研究をする人の「集まり」を指すので、「個人サークル」というのは、相反する単語を繋げた、ヘンテコな言葉のような気がする。

この「個人サークル」という言葉。おそらく現代の同人誌(業界?)で生まれた言葉ではないかと思う。
もともと同人誌は、同じ趣味・趣向などを持つ者らがグループを設立したり、大学などのクラブ・同好会などの延長線で、集団からサークル活動が生まれ、それが主な流れとして捉えられたため、そこから「サークル」というものが標準的に使われ始めたのではないかと推測される。

もう一つは、この「サークル名」、好きな名前を付けることができるし、しっくりこなかったり、別の活動をするときは別の名前を付けるなど、商業的な意味を持つ「屋号」よりも、もっと自由度が高い。

そして、もともと同人誌活動は、別にグループではなく、個人でも制作・活動できる。
そう言った過程で「個人サークル」という言葉が誕生したのではないか思われる。

とはいえ、同人誌のサークルにおいて、本来の意味であるところのグループとしての「サークル」だろうが、「個人サークル」であろうが、同人誌の「読み手」としては別に変わらないのではないかと。

ちなみに「同人」という単語も、元々、その名の通り、同じ趣味趣向や志を持っている「グループ」を指すところから生まれた言葉だと思う。

ただ現在における同人誌における「同人」は、グループというか、同じ趣味趣向や志を持っている「人達」という、もっと漠然とした繋がりで指しているのではないかと思う。

まぁ、この業界には「ゴロ」みたいな人が結構いて、これが結構迷惑してる時がある。

たまにサークルやらクリエータから相談される事がある。

まぁ、縁切らせたり、場合によっては興信所とか弁護士とか、結構大変だったりする。
でも、こんな私を信頼して相談しに来る友人知人達を大切にしたいとも思っているし、この業界の「膿」とか「負の部分」と思って、対応したりする。
でも、精神的な労力もかかるのは事実。

まぁ、口約束上の行為とは言え、約束不履行や違反行為に対して、クライアントが我慢ならない状況に至っている以上、そして困っているところを相談されている以上、第三者と言えども、断固たる対応にて助けるざるを得ない。

まぁ普通に仕事をしていて、友人知人の関係から、企画や営業を手伝っている人は多いと思うし、そういう人はまぁ、信頼のうえでやっているので、「ゴロ」よりはいいかなぁと思うけど。

ここでの「ゴロ」は、正社員として会社で働くなどの社会経験が少なく、特に必要される「営業の実績」のない人が行っているタイプ。
こいつらの性質が、ホントに悪い。場の空気を読まないし、ゴリ押ししてくるし、都合よく曲解してくるし、人の話を理解できないし。

意味不明なゴリ押しをしてきたり、「それはやりたくないんだけども」というようなクライアントの意向を、無視もしくは勝手に曲解して推し進めたり。
まぁ、往々にしてトラブルになります。

てかさ、同人でカネ稼いでも、大した儲けになんかなるわけないし、社会的な実績にもならん。
あと間違って儲けてしまうと、もっと恐ろしくて、カネの恐ろしさに巻き込まれてしまう。

何よりも「ゴロ」なんで将来性がない。真面目に働いたほうが余程マシ。

何かやりたいという気持ちは理解するけど、正直オススメできない。
まさに「その場しのぎ」なだけであって、自分の評判落とすリスクを踏んで、この業界に関われなくなるぐらいなら正直、 や め た ほ う が い い 。