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東京⇔三重、弾丸帰省

最近、オヤジの調子が悪くなってきた。
まぁ昔から糖尿病で薬漬けの生活を送ってきて、年々その副作用やら何やらで、身体中のあちこちにガタがきている感じではあるし、まぁ自分もその自覚はあるようなので、まぁ「なるようにしかならん」という感じなので。

まぁ子(自分)としても、親の周辺事情(手続きやら何やら諸々)を粛々と進める昨今。

そんな動機ではありますが、用事のため、この週末に弾丸帰省してきました。
行程としては以下。

  • 金曜夜に夜行バス(池袋⇒四日市)
  • 土曜終日、用事やら諸々。
  • 土曜夜に夜行バス(四日市⇒池袋)

まぁ見事な弾丸帰省。

高速乗合バス、鳥羽線(通称)

愛称なし、西武と三交で路線名も統一されていないような路線ではありますが、1988年から30年以上運行されている夜行バス。

ルート自体は色々と変遷があるが、今も昔も高速夜行バスとしては中々硬派な部類の路線ではないかと思う。

以下は1便2便(磯部始発終着〜立川新宿池袋経由)の話。
3便4便(鳥羽始発終着〜横浜羽田経由)は若干ルートが異なるのだが、利用客の境遇(?)はほぼ同じ。(コロナ禍以降、3便4便は運休中)

理由その1:寝られる時間が短い。

まぁ「ドリームなごや」などもそうなのだが、夜行便としては運行距離も短いので、寝られる時間そのものは短い。

実際それはダイヤを見ると明らかなのだが、1便(下り)の場合、乗車最終地が立川駅22:45、消灯はされるものの、ほぼ寝られずに一時間強ほど走ると、唯一の開放休憩となる足柄SAに0時過ぎに到着、そこから新東名⇒伊勢湾岸道は道路状態の良い区間なので睡眠可能だが、三重の最初の到着地が桑名駅という、愛知の県境に近い場所。そこには4時頃に到着してしまうので、実質睡眠時間は3時間ぐらいしかない。

それ以外の区間でも睡眠できるのでは?

大宮⇔(首都高)⇔池袋と新宿⇔(首都高・中央道)⇔立川間は一部高速を使うものの、橋脚の継ぎ目とか意外と振動が激しい。それ以外の都心区間は一般道で信号や右左折もするので、寝るのはかなり難しい。
この区間、およそ2時間30分。。。

そして三重区間は、もっと過酷。
桑名駅最寄りの高速出入りである長島ICから三重県内は全線一般道を走る。
理由は、県内唯一の高速道路が県内の内陸側を走っているため、遠く、利用できないため。

まぁ、概ね国道23号線を南下するルートであり、線形などは比較的良い。
でも桑名から先、四日市・鈴鹿・白子・津・三重会館・松阪・伊勢市・三交伊勢・二見浦・鳥羽・磯部と、近鉄特急停車駅以上の県内の主要箇所を全停車してゆく。
この三重県内の桑名⇔磯部バスセンター間、およそ4時間。これも都心区間同様、睡眠はほぼ難しいと思う。

理由その2:バスのサービスも、今となっては中々の硬派

実はこの鳥羽線、利用客がそこそこいらっしゃる(特に週末便は利用者が多い)のと、距離と停車バス停の多さなどの理由から、座席数を絞るような車両導入で運行するのが難しい。

今は1×3列車による運行となってはいるが、シートピッチはいわゆる夜行標準仕様のみ。身長の高い自分にとっては中々の厳しさ。

プライバシーカーテンも、着いているのは窓際のA・C席のみ。中央のB席はカーテンなし。A・C席のカーテンも、あるのはサイドのみで、前後は仕切りなし。(ただこれは、もしかしたら、車両によって多少違いがあるのかも?)

リクライニングやレッグレスト・フットレストは付いているが、レッグレストとフットレストはお互いが干渉するため、利用に難あり。
フットレストを利用すると、前席下には足が入らなくなるため、背の高い人には不向き。

まぁ、路線の運行距離的に「硬派にならざるを得ない」という感じの車両。

結論、年寄りにはかなりツラい。

今回、土曜日に用事を済ませて帰ってはきたものの、日曜は自宅でほぼ爆睡してました。とにかく睡眠時間が稼げないのと、首が凝るのが難点。

それでも利用する理由

新幹線は東京⇔名古屋

つまり自宅の最寄り駅から東京駅まではJRや私鉄を乗り継いでいかなくてはならない。これが1時間以上かかる。対して池袋であれば、西武線1本だけ。

これは三重側も同じで、名古屋から実家についても1時間以上かかる。

これが意外と面倒なうえ、荷物を持って移動するには疲れる。
しかも新東名の開通と、自分の場合、四日市乗降(三重側のバス停でも最初・最後のほう)な点、四日市からはカーシェア移動で深夜早朝でも移動できるなど、新幹線を経由するルートに比べて、バスで移動する時間も殆ど変わらないし、荷物を持っての移動が楽。

余談:料金的「対抗馬」を調べてみた

この記事を作成した2023年6月時点における夜行バスの対抗馬としては、激安4列シート車運行の JAMJAM、WILLER、三重県にあるバス会社が運行する「あおぞらライナー」、あとは東京⇔名古屋間のドリーム号および JR 高速バス昼行便をはじめとする各社各路線が対抗馬となる。

まぁ、これらを敢えて利用する事は、自分の場合「ない」ので割愛。

となると新幹線を調べてみたところ、「ぷらっとこだま普通車プラン」が東京⇔名古屋 8,600 円で最安値。
ただし実はこれ、いわゆるJR東海が発行する「きっぷ」ではなく、JR東海ツアーズ(グループ会社ではあるが、JR東海とは別の会社)の取り扱う「旅行商品」でなる。そのため、様々な制約がある。

たとえば、JRの乗換改札は一切利用できない
名古屋駅の場合は、駅中央に自由通路があり、そこに新幹線の外改札もため特に問題ない。
しかしながら東京駅の場合、丸の内側の在来線改札はJR東日本の改札のため、今回のしかも JR 東海ツアーズ「旅行商品」で、この改札は通行することはできない。そのため、八重洲口側の外改札まで大きく迂回する必要がある。
それ以外にも、列車変更や座席変更、目的地変更(短縮・乗り越し)などは一切できない、都区内・市内在来線との通用ができない、払戻手数料が切符よりもかかる、運休時の取り扱いが切符と異なる等の違いがあるため、注意が必要。

ただ、これらを加味しても敢えて利用するのであれば、自分の場合、名古屋発着でカーシェアを借りる前提で、以下の新幹線(こだまの始発が終電)を利用することになると思う。

  • 東京 6:30 発 ⇒(こだま701号)⇒ 名古屋 9:06 着
  • 東京 20:27 発 ⇒(こだま757号)⇒ 名古屋 23:06 着
  • 名古屋 6:45 発 ⇒(こだま700号)⇒ 東京 9:30 着
  • 名古屋 20:46 発 ⇒(こだま754号)⇒ 東京 23:24 着

家族ドライブ旅行

正月の三が日をちょこっとだけ避けた三重弾丸帰省

  • 子どもが冬休みなど長期休みの時にじゃないと、家族で帰省できない。
  • でも大人はそこまで休みじゃない。
  • 6日には仕事があるので、戻っている必要がある。
  • 三が日は帰省ラッシュに捲き込まれる。
  • 実家周辺で買い物移動するため、車が必要。
  • 「さわやか」に行きたい(子どもの希望)

こんな感じの課題から、今回は3〜5日の弾丸帰省と相成りました。

帰省記事というよりかはドライブ記事です、はい。

キャンピングカーも考えた、けど

バンコンならまだしも、キャブコンは小回りが効かない。そんな中、混雑する「さわやか」や実家まわりの各種買い物に行くのは正直厳しい。

途中でカーシェアに乗り換えるのもアリだけど、それはそれで色々と面倒だし、乗り換えるにしても、キャンピングカーを駐車する場所が必要。

という事で今回は見送り。

バンコンクラスのキャンピングカーを使う場合は、キャンプ場や道の駅・SAPA・RVパークなどの大きめな駐車場や休日などを混雑する時期を避けたショッピングモールやスーパー等をある程度目星を付けて移動しないと、色々とハマるので。

とはいえ、3ナンバー車のミニバンで帰省したのですが。

カレンダー的な考察

年始の帰省なので、行楽や帰省Uターンのラッシュに捲き込まれる可能性があった。

ただ今年の場合、カレンダー的に3日前後が土日ではなく、4日以降が普通に平日だったので、ラッシュピークは2日と3日。
しかも我々の向かう下り線ではなく、上り線のほうが渋滞予測のメイン。

とはいえ、3日の日中は普通に東名下り線も混雑する。
しかもトラックではなく乗用車がかなり多いうえ、みんな車間詰め詰めで運転されるので、そのまま運転するとかなり疲れる。

1月3日(火)、 1日目

上記を踏まえて、中央道⇒富士山東側を南下⇒東名というルートにて移動。

8:30 出発

中央道までの一般道は、調布ICを目指すいつものルート。

⇒(富士街道)⇒ 保谷中南 ⇒(伏見通り・新武蔵境通り)⇒ 境一丁目東 ⇒(アジア大学通り)⇒ 境五丁目 ⇒(天文台通り)⇒ 上石原 ⇒ 調布IC

まぁ2車線に拡幅された新武蔵境通りをそのまま南下しても良いのだけれど、50km/h の割には交差点が多いので、加速停止が頻繁。下石原交差点の右折で詰まることも多い。
なので自分は途中で天文台通りに移動して、上石原交差点を左折して調布ICにアプローチしている。(時間的には若干劣るかもだけど、新武蔵境通りに比べると混雑も交通量も少ないので、まだ走りやすい。)

10:30 谷村PA

調布IC⇒(中央道 E20)⇒ 大月JCT ⇒(中央道 富士吉田線 E68)⇒谷村PA

往路最初の休憩。ほぼ順当。

11:30 愛鷹PA

谷村PA⇒(中央道 富士吉田線 E68)⇒ 富士吉田IC⇒(東富士五湖道路 E68)⇒須走IC⇒(R138 須走道路・御殿場バイパス)⇒ 仁杉JCT・新御殿場IC ⇒(新東名 E1A)⇒ 御殿場JCT ⇒(東名 E1)⇒ 愛鷹PA

以前は新東名延伸前の利用で、須走IC⇔御殿場ICは一般道経由、しかもバイパスも一部未整備だったので、かなり便利になった。
このルートだと実は、調布の上石原交差点以降、信号交差点なしで新東名にアプローチできるという大発見!!

しかも天気が良ければ富士山も近くで見られるという、素晴らしいルート。

個人的には外環が出来るまでは、環八&東名渋滞に捲き込まれるか、もしくは圏央道の海老名JCT付近で渋滞に捲き込まれるかの二択しかなかったので、思わぬ収穫。(とはいえ、中央道も八王子まで都市部の渋滞があるけれど。)

ちなみに愛鷹PAの休憩は「さわやか」の混雑状況確認のため。このタイミングでどの店舗に行こうか考えようかと思っていた。

「さわやか」店舗チョイス

まず御殿場インター店の選択は、最初から「ない」。
というのも、開店の30分前の時点で400分以上待ちとか、正直待つ気にならないので。

余談だが、近所にアウトレットや富士サファリパークがあるので、そこで時間調整するのはありかも。
でも、富士サファリパークを1周してきても、まだ有り余るレベルの待ち時間。
昼に夕飯を予約するレベル。

そもそも今回は帰省目的だし、ホテルの夕飯時刻もあるので、ここで大きな足止めを喰らうわけにはいかない。
なので、ここで他の店舗を検索することで目的地を決める。

ちなみに上記の店舗一覧では待ち時間が表示されるので、予定を組み立てるのには便利。

以下2023年1月時点の情報です。
今後店舗の増減や客の流れに大きく左右される事柄なので、あくまで考え方の参考とし、利用は自己責任でお願いします。

「さわやか」は以下の店が、一段と混雑している。

  • 利便性の良い静岡市内の都市部の店舗。
  • 関東圏の行楽エリアにあたる以下の店舗。
    • 御殿場インター店(関東圏からみて東名インターの最初にある店舗。)
    • 函南店(伊豆半島の付け根付近。伊豆行楽地の道中・箱根からも近い)

なので個人的には、以下の店を使うようにしている。

  • 富士錦店(東名富士IC)
  • 富士鷹岡店(新東名新富士IC)
  • 静岡瀬名川店(東名日本平久能山SIC)

今回の場合は「富士鷹岡店」を利用した。
ただ、やはりそれでも180分待ちだったので、近所のイオンモール富士宮で買い物しつつ、時間調整。

ただし「富士鷹岡店」も、隣りに「田子の月 鷹岡店」という、地域では有名な菓子店があるのを知り、駐車場にて時間まで待機しつつ、ちょっと立ち寄り。

田子の月はサービスエリアや都心でも期間限定の店舗出店していたりするので有名かも。
元々は和菓子店だが、ブッセやカステラ、フィナンシェなどの焼き菓子も扱っている。
富士山をモチーフにしたお菓子がいくつかあるのも良いし、お値段も良心的。

17:15 浜松SA

富士IC⇒(東名 E1)⇒清水JCT⇒(清水連絡路 E52)⇒新清水JCT⇒(新東名 E1A)⇒ 浜松SA

15時前後に遅い昼食。まぁ、仕方ない。
定番のげんこつハンバーグを食べ、移動再開。

当初は最寄りの新富士ICから新東名直行しようと思いきや、ラジオで新富士IC ⇒ 新清水ICで事故渋滞の情報を偶然キャッチ。確認したところ「渋滞5km、通過40分」とかなり詰まってそうなので、東名経由に一旦変更。

とは言え、同様の理由に東名に流れてきた乗用車が増えてきたようで、交通量は多め。東名は新東名に比べると坂や勾配が多く、車線も狭いので、若干詰まる箇所もあったものの、清水連絡路から新東名に復帰しても問題はなさそうだったので、そこから新東名に復帰。

浜松SAにて本日2回目の高速での休憩。

19:15 ホテルナガシマ、宿泊

浜松SA ⇒(新東名 、伊勢湾岸道 E1A)⇒ 湾岸長島IC

しっかし、相変わらず車線を詰めすぎな乗用車が多い。
ACC でも車間詰め詰め設定のままで走ってるのか知らないけれど、これだと確かに玉突き事故になるわ。

「さわやか」待ちで時間を取られたものの、夕食バイキングには十分問題ない時間にホテル到着。

三重実家は現在、父親介護の影響で、実家宿泊が憚れるので、定宿になりつつあるホテル。スパ施設や遊園地、夏はプールもあるという、昭和の頃からのリゾート施設で、バイキングも定番なので、家族旅行の際は便利に使わせて貰っている。

隣接の「ホテル花水木」が有名で、客室種類も多いのだが、こちらだと食事が部屋食やレストランの決まったメニューになってしまう。
なので子どもに好評なバイキングもあり、スパ施設も近いホテルナガシマの方が、個人的によく使う。

1月4日(水)、2日目

11:30 一路実家へ

湾岸長島IC ⇒(伊勢湾岸道 E1A)⇒ みえ川越IC ⇒(四日市・いなばポートライン)⇒(シドニー港通り)⇒(R23 名四国道)⇒

朝食後に精算は早々に済ませ、遅めのチェックアウト(鍵返却)。

実家に帰省しつつも買い物のため、母をピックアップして早々に出発。

この辺りは気張って普段行かないショッピングモールに行く寄りかは、地元民の勝手知ったる店に行くのが、一番良い感じ。

そこで昼食も食べた。(定番の「すがきや」)

帰宅して父の帰りを待ってから、暫し歓談ののち、帰路へ。

19:00 なばなの里⇒湯あみの島(予定変更)

⇒(R23 名四国道)⇒ なばなの里 ⇒ 湯あみの島

夕食ついで&ライトアップを見るために「なばなの里」への立ち寄り変更。
先日ホテルナガシマに宿泊した際、付属していたチケットの中には「なばなの里・ナガシマスパーランド(遊園地)・湯あみの島」3箇所、2日間有効の通行証が付属しているので、こちらを行使することにした。
(無料になるのは入場料のみ。遊園地の遊具等は別料金。)

1月5日(木)、3日目

0:00 鞍ヶ池PA

日を跨ぎつつ、帰路に就く。
新東名経由のほうが早く帰れるんだけども、交通量が多いのと、中央道経由でも道路凍結の可能性はあれど、雪はなさそうなので、中央道経由で帰ることに。
(冬用タイヤチョイスしてよかった。)

湯あみの島 ⇒ 湾岸長島IC ⇒(伊勢湾岸道 E1A)⇒ 豊田東JCT ⇒(東海環状道 C3)⇒ 鞍ヶ池PA

帰路最初の休憩。トイレ&コーヒー入手。

2:00 小黒川PA

鞍ヶ池PA ⇒(東海環状道 C3)⇒ 土岐JCT ⇒(中央道 E19)⇒ 小黒川PA

中央道上り、仮眠の定宿。
この PA には普通車用「離れ」の駐車スペースがあり、そこがお気に入りの場所。

ここで3時間ほど仮眠。

5:45 諏訪SA

小黒川PA ⇒(中央道 E19 E20)⇒ 諏訪SA

仮眠後、小黒川PAのトイレまで歩くのが寒いので、早々に移動開始。
諏訪SAのトイレ近くに車を駐車。

7:30 談合坂SA

諏訪SA ⇒(中央道 E20)⇒ 談合坂SA

ここで朝食やお土産調達など、少し眺めの休憩。
途中、富士山と朝焼けがよう見えた。

12:00 帰宅

談合坂SA ⇒(中央道 E20)⇒ 調布IC ⇒ 上石原 ⇒(天文台通り)⇒ 境五丁目 ⇒(アジア大学通り)⇒ 境一丁目東 ⇒(伏見通り・新武蔵境通り)⇒ 保谷中南 ⇒(富士街道)

特に渋滞に巻き込まれる事もなく、帰宅。

途中、八王子IC手前で追い越し車線走行中、覆面にパトライト回された時はかなりアセった。この辺りは下りが続き、都内に入るので、調子にノってると取り締まりに遭遇する可能性があるかも。日中の高速走行、速度には注意。
気が付くと後部にヤツがいる。

最後に

現在、外環の大泉⇔東名間の工事が行われているが、たとえ通じたとしても、東名の東京〜足柄の断続的な渋滞が継続されるかぎり、帰省ラッシュの時期や日中の混雑を避けるために別ルートを考えなくてはならない。

個人的には今回の富士山ルートは、東名の足柄⇔御殿場超えよりも楽な気がする。

それとUターンを夜行かつ途中仮眠前提であれば、中央道の選択もあり。
夜行バスも新東名全通した今では少なくなってしまったものの、その前は中央道経由で運行される便もそれなりにあった。
交通量の少ない道路を選択するのは、正直ストレスが少ないですし。

とはいえ中央道も週末の行楽渋滞はあるので、その辺りを見極めたいところ。

車間詰めすぎは危険

車の流れに乗って巡航するのは構わないけれど、車間詰め詰めで運転してる車のとても多いこと。

免許取得の際に適切な車間距離に学んでいるはずなのに、命を引き換えに車間を詰めるのは正直どうかと思ってしまうのだが。

ドラレコの普及しつつある現在、そのうち車間詰めすぎの事故は、自己の過失として保険支払いを渋られるような時代が来るかも知れん。

「片道GO!」を使ってみた

料金とかサービスは記事掲載時点のものです。
サービス内容については、必ず公式サイトの最新の記事をご確認ください。

トヨタレンタカーには、車両限定・貸渡期間限定・ワンウェイ専用の激安サービス「片道GO!」というのがある。

これはワンウェイで通常利用された車両を、本来の利用地域に戻すため行われているサービスで、元々はレンタカー会社の社員やアルバイトで行われていた回送を「サービスとして提供してしまえ!」という形で始まったものと思われる。

レンタカー会社としては一石二鳥ではあるが、利用者にとっても果たしてメリットがあるのか、Win-Win が成立しているサービスなのか検証してみた。

新幹線利用に比べて安いかは、かなり微妙

3人ファミリー以上の利用であれば、おそらく「レンタカー代+ガソリン代+高速道路の利用料」としても、「新幹線利用料」に比べて安くなると思うが、もともと1〜2人利用の場合だとかなり微妙になる。

もともと「片道GO!」は2,200円/24時間、または4,400円/48時間の貸渡期間固定のサービスではあるが、予約時点で「あらかじめ車種が決められている」サービスのため、ハイブリッド車でないミニバンクラスになると、当然ガソリン代も嵩む。

出発店舗は固定。返却店舗についても、一部地域は注意が必要

「返却店舗」は地域内の指定店舗が選べるものの、「出発店舗」は予約の時点で固定されている。
そのため利用するには、その店舗までは別の交通手段(つまり「別途交通費」)が必要となる。

なお「返却店舗」についても、たとえ同一地域であっても、系列会社の違いで返却できない店舗がある。
たとえば大阪府の場合だと系列会社が2社あり、返却店舗が「トヨタレンタリース新大阪」となっている場合、「トヨタレンタリース大阪」の店舗に返却することはできない。

また、店舗の規模によって返却できない車種(車高制限や貨物・バスワゴンなど)もあるので、注意が必要。

途中変更できない

返却時刻オーバーや、指定以外の店舗への返却など発生した場合は、すべて正規料金に基づいた金額で再計算され、返却時に差額を請求される。

なので流動的な予定での旅行における利用には向かない。
交通渋滞も考慮したうえで、返却時刻を厳守する必要がある。

その他の制約

  • レンタカーマイルなどのポイントサービスは一切不要されないし、利用もできない。
  • その他割引サービスは併用できない。
  • 利用車種・時期に合わせて指定の場所への電話予約のみ。Web予約不可。
  • オプションは保険のみ。チャイルドシート・タイヤチェーンなどの貸出不可。
  • 以前ワンウェイ利用された際のオプション品が車両搭載されることがある。(原則利用不可)
  • 「らくらくチェックイン」サービス利用不可のため、料金先払い。

自分の場合(まとめ)

このような形で色々と制限・成約が多いサービスではあるが、タイミングや用途が合致すれば便利なサービス。

一時期、車を持っていないドライバーが、便利に移動するためにこのサービスを利用して激安に移動するような記事・話題があったが、自分自身で運転する以上、疲れるし、ガソリン代や高速道路料金もかかるので「お得か?」と言われると、正直かなり微妙なレベルではないかと思う。

でもファミリー旅行などの場合だと、新幹線の駅⇒自宅までの移動などがダルいので、近隣にトヨタレンタカーの店舗があって、タイミングなどが合えば、帰りの新幹線を払い戻して利用するのは「あり」かも知れない。

ちなみに今回自分が利用したのは、「都心郊外⇔新幹線⇔東海地方」の弾丸帰省。
もともと名古屋駅から東海地方の帰省先まではレンタカーを借りていたのだが、たまたま愛知県内でミニバン・東京都返却の「片道GO!」車両が発生したので、速攻で電話予約。
借りていたレンタカーについても返却先変更の連絡を貸出店に電話してオッケーをもらい、そのまま「片道GO!」車両の店舗で乗り換える形で移動。
(「片道GO!」貸出店も名古屋と同じ愛知県なので、ワンウェイ料金は発生せず。)

自分自身の運転は疲れるものの、子連れでの新幹線移動も結構大変。
それにコロナ禍において駅構内や公共交通の利用はリスクもあるので、ある程度の回避もできる。
それに帰途の際、コインランドリーや夕食がてら静岡県内の「さわやか」、入浴施設などに寄り道立ち寄ることも出来たし、仮眠しながら帰れたので、まぁ「良し」という感じ。

でも夜間の新東名⇒東名はトラックがメチャクチャ多いし、車間ツメツメで運転しているので、ACCとレーンアシスト使っていても神経遣うのが難点。

結局疲れるのは変わらない。うーむ。

いわき・阿武隈、高速ドライブ

はじめに

都心から、いわきや郡山界隈に日帰り旅行を想定して走ってきた。
でも祝日の深夜なので、乗用車の走行が少なく、ほぼトラックのみの走行。

外環(C3)大泉IC⇒三郷JCT

深夜帯は関越や与野・戸田界隈の物流団地から流れてきたトラックが多いものの、23時以降だと、長距離はほぼ出発した後のようで、そこまで混んではいない。
とはいえ、トラック同士の追い越し待ちとか、右車線を低速キープする車両などで、たまに詰まる程度。日中の走行感とはまるで異なる感じ。

でも美女木・浦和・三郷など放射高速道と頻繁に離合する。しかも防音板で合流部の見通しが悪かったり、加速車線が短い中で大型車が加速しきれずに合流してくるんで、左車線をキープするのも危険なんですよねぇ。

常磐道(E6)三郷JCT⇒いわきJCT(約170km)

水戸ICまではトラックが多いものの、片側3車線なので、乗用車は気持ちよく走行できます。
水戸以遠は片側2車線になってしまいますが、ここまでに交通量自体が激減するため、引き続きスムーズな走行が可能。

個人的にはいわきJCT以遠も利用したことはないので、そのまま直進したいけど、片道1車線なのと、朝までに都心に戻れなくなってしまうため、そこはグッと我慢。
今後いずれかの機会まで持ち越し。

磐越道(E49)いわきJCT⇒小野IC(約32km)

この区間(会津若松ICまでの福島県側)は、片側2車線で整備されているため、暫定1車線よりは走りやすい。比較的新しい路線でもあり、路面も安定している。
ただし起伏やカーブがかなり多い路線。しかも山間部を通り抜けるようなルートのため、横風の抵抗をモロに受ける区間が続く。走行する際は、横風に煽られないよう、別の神経を遣う必要があり。

ちなみに常磐道⇔東北道の横断ルートでかつ片側2車線ルートなので、深夜の交通量は多いかと思いきや、こちらもトラックは少なめで走りやすい。

あぶくま高原道路(E80)小野IC⇒矢吹IC(約36km)

磐越道をそのまま郡山JCTまで進んでも東北道には抜けられるが、都心に戻るには遠くなってしまうため、磐越道の途中で下りました。
ちなみにこのルートだと郡山JCTを経由するよりも35kmほど短くなる。
ただしあぶくま高原道路は、70km走行できる高速道路ではあるものの、片道1車線のため、前にトラックがいるとどうしても遅くなってしまう。
途中いくつかのIC付近に追い越し車線が整備されているため、途中で追い越すことは可能だが、その点、許容する必要あり。
とはいえ全線で36kmしかないので、そうこうしてるうちに終点に着いてしまいます。
ちなみに東北道側に近い7km弱のみが有料区間なので、郡山経由するよりもかなり道路料金はかなり安い。

深夜の交通量は、磐越道同様ほぼ皆無ですが、トラックがたまに走行している程度。

東北道(E4)矢吹IC⇒川口JCT(約186km)

都心への復路コース。
この時間帯になると、地方⇒都心へのトラック交通量が増えてくる。
とはいえ追い越し車線はほぼキープされているため、スムーズに走行可能。

外環(C3)川口JCT⇒大泉IC(約18km)

こちらも往路同様、トラックの交通量は多めだがスムーズ。
ちなみに内回りの新倉PA⇒大泉JCTの区間は、外環延伸工事の影響で車線が頻繁に変更されるため注意。
というのも、この区間は途中3車線を挟んで、走行・追越車線の組替えが行われる。
たとえば「2車線(右寄せ)⇒3車線⇒2車線(左寄せ)」のものが、ある日の工事を挟んで突然「2車線(左寄せ)⇒3車線⇒2車線(右寄せ)」になったりする。
そのため、今まで走行車線を走ってたのに、急に車線減少したり、追越車線を走ってるという事になったりして、ドライバーが一瞬躊躇することがあって、これが結構危険だったり。

感想

途中用事を挟んだとはいえ、500km弱を8時間ほどの移動。
距離感としては新潟とか浜松まで行って帰ってくるのとほぼ同じ感じになるので、ドライバーにはかなりキツい行程になることが理解できた。
やっぱこの辺りで遊ぶのなら、宿泊か仮眠を挟まないと少し大変かなぁ。

車の話

ちなみに今回のドライブは、5ナンバーのコンパクトカー、しかもレーンアシストとクルーズコントロール機能付きの車両。
距離があるとは言っても、この機能があると運転がとても楽。
でも5ナンバーの100キロ以上での巡航は、路面が良くないと少しキツい。

新東名はさておき普通の高速は、補修や路面下の施工物(橋の継ぎ板とか、路面下の通り抜け穴のコンクリ埋設物)などの影響で、路面が意外とデコボコしてる。
しかも今回は横風もあり、ハンドルもってかれないように気を遣って走行してきた。

また今回は荷物を搭載しており、そこそこウエイトもあったのでまだ安定してた方なのかも知れないが、やっぱ3ナンバー車のほうが、気楽に高速走行できるなぁと思ったり。

ちなみに今回の5ナンバー車コンパクトカーだと、エンジンの回転数は、だいたい100キロ巡航だと2000転前後を維持することになる。
これが峠の坂道とかに差し掛かると、2500~3000前後まで上がるってくる。
まぁ車種とか重量によって回転数は左右されるため、一概とは言えないけど5ナンバー車の場合、目安はこれ位かと。

ちなみに2000回転だと、エンジンが唸り上げてるという程ではないが、そこそこエンジン音はする。
これが3ナンバー車だと100km以上でも回転数は抑えられるぶん、そこまで音はしないんじゃないかな。

この回転数、別に危険とかオーバーヒートとかの心配まではしてないけど、例えば都心から中央道の下りルートだと、延々と坂道登ることにはなるので、エンジンの負担は大きいくなるんだと思うし、燃費も悪くなる。

ちなみに新東名の120キロ区間とかは、5ナンバー車だと負担大きそう。
とはいえ2500回転弱で走れるのと、勾配も緩いので、エンジンがずっと唸る状態ではないだろうけど。

それにハンドルや車体の安定感が、まるで変わってくると思う。たかが10~20kmの差かも知れないが、普通のコンパクトカーで120キロ巡航は、あまりオススメできないと感じた。

練馬大泉から足柄までの車移動ルート

今年はコロナ禍という事で、実現見送りですが、行楽やら帰省やら仕事やらで運転するそのたびに、自宅のある練馬大泉から東名方面に向かう際のルート選択にいつも迷います。

そのため今回は理論的に整理すべく、ルートのメリット・デメリットを検証をしてみました。

その1、環八・東名ルート

97km(うち一般道15km)、所要1時間30~50分。

環八⇒東名東京ICという、最もスタンダードなルート。

以下は東名入口までのルート図。

メリット

ルートとして判りやすい。最短。

デメリット

環八でも最も混雑するルートを通るため、午前中を中心に渋滞にまきこまれる。

環八は交通量が多く、信号も多い。
「上高井戸1丁目」「三本杉陸橋」交通情報ラジオでお馴染みの渋滞ポイントなど、立体交差になっている箇所も合流部を中心に渋滞する。

このルートでは混雑時に東名入口まで1時間半もかかることは、よくある話。
それに東名に入ってからも、海老名JCTを超えるまでは「大和トンネル」など、有名な渋滞ポイントが複数存在する。

夜中など空いている時は利用するものの、混雑時は避けたいルート。

ちなみに、環八を利用しない方法として住宅街の道(生活道路)を抜ける方法があります。
「井草三丁目」交差点右折ではなく、図に示すような「石神井消防署前」を右折し「桃井四丁目」までバスみち(2車線道路)を迂回するぐらいであれば問題ないとは思います。
ただしこれも結局、混雑する青梅街道に出るし「四面道」交差点で右折が必要です。
しかも途中、西武新宿線を踏切交差するので、朝ラッシュ帯の利用は、正直「賭け」レベルではないかと。

桃井四丁目から先も、生活道路を通過することは可能だと思います。
ただし都内の生活道路は、一方通行や狭路がとても多く、事故のリスクがとても高いです。
そのため非推奨の意味も踏まえて、今回のルート選択(時間や距離の検討)からは除外してます。

普段利用することのない生活道路を迂回ルートとして利用するのは、とても危険なので、やめておくべき。
あえて犯罪者になるリスクを冒す必要はないですし、地元の生活者からしてみても、とても迷惑なので。

対して、環八ではなく環七、山手通り、首都高C2、明治通り、C1という感じで都心主要道に迂回するのは、選択肢として「アリ」です。

しかしながら練馬から東名方面に向かう場合、これら迂回先にも渋滞リスク、一般道経由の場合は右折が伴う点(=左折よりも時間がかかる)、迂回による距離増加になってしまい、時間の短縮はそれほど見込むことができません。
そのため非推奨ではありませんが、「あえて」今回のルート選択候補からは外しました。
ただし「東名・環八ルート」選択後、途中でこれらルートに切り替えるのは、ありかも知れません。

その2、中央道ルート

117km(うち一般道12km)、所要1時間40分~2時間。

伏見通り・新武蔵境通り(都道7号、12号)⇒中央道調布IC⇒八王子JCT⇒圏央道⇒海老名JCT⇒東名という、少し遠回りなルート。

以下は中央道入口までのルート図

メリット

環八を回避できる。渋滞をストレスに感じる人にとっては、大きなメリット。

デメリット

環八ルート同様、中央道に入口までの一般道が混雑する。
新武蔵境通り(都道12号)の工事が終了し、西東京(保谷)から深大寺付近まで全線2車線となった。そのため以前より渋滞は短くなったものの、信号が多めなのが難点。
また深大寺の先から甲州街道交点となる「下石原」交差点は、片道1車線のため、渋滞しやすい。
環八ほどの混雑ではないが、「下石原」交差点は甲州街道や調布ICに抜ける最後の右折交差点。右折車も多く、道も狭い。そのため右折するまでに時間のかかることが多い。

ちなみに、これを回避するために途中の「野崎八幡前」交差点から東八道路に右折し、すぐ先の「天文台北」交差点から「天文台通り」に迂回するルートがある。

この「天文台通り」は武蔵境駅付近が起点で新武蔵境通りと並行しているので、より手前から迂回ルートとしての役割を担っている。
そしてこのルートは、最終的に「石原」交差点で甲州街道に出ることができる。しかも交差点「左折」で中央道入口に入ることが可能。つまり「下石原」交差点「右折」よりも、より早く中央道にアプローチでき可能性がある。

しかしながら「天文台通り」は全線片道1車線。そのため朝夕ラッシュの時間帯は混雑すると思われるので、迂回するにしても注意する必要あり。

その先の中央道は、2車線なので交通量はやや多め。時間帯によっては渋滞する。
さらにその先の圏央道は、長大トンネルによって線形は比較的良いものの、こちらはいわゆる「トラック街道」。かつ全線2車線。海老名JCTなど東名合流を中心に渋滞しやすい。

その3、関越道ルート

147km、所要1時間50分~2時間10分。

関越道練馬IC⇒鶴ヶ島JCT⇒圏央道⇒海老名JCT⇒東名。大廻りルート。

メリット

一般道は地元の一部だけ、ほぼ高速。

デメリット

環八・東名ルート+50kmなので、さすがに遠回り。
そのぶん高速料金も高くなる。

でも一般道で1時間以上タイムロスがあるなら、選択肢に入れてもよいかも?

「中央道ルート」記載の圏央道のデメリットと、狭山PA付近、あきるのIC付近、海老名JCTなど、渋滞ポイントがさらに追加される。

ちなみに最近、逆ルートを走行したのだが、交通量が少ない時間帯の走行はかなり楽なものの、圏央道は物流街道らしく、トラックの通行が多い。そのため IC や PA の合流やトンネル内のサグ部や急カーブ、車幅も若干狭いので、注意が必要。
関越道は3車線なので、かなり運転は楽だが、大泉・練馬の起終点は外環道の工事の影響で、車線ルートの変更が頻繁に行われるので注意が必要。

ルート選択のポイント

個人的には利用する時間帯によって「環八・東名ルート」か「中央道ルート」を使い分けてます。

夜間・早朝(午前6時ごろ)までに環八ルートの半分以上を通過できる、1時間以内に東京 IC に着けるのであれば「環八・東名ルート」。それが難しい場合は「中央道ルート」という感じ。

ただし「環八・東名ルート」と「中央道ルート」の差は、結果的には「誤差の範囲内」であると思います。
工事や行楽シーズンなど、ある程度決定的な判断材料となる点もあるとは思いますが、事故などの突発的な状況が発生したりすると、あっと言う間に予想が外れてしまうので、あくまで参考程度といことで。

「関越道ルート」については、さすがに遠回りなので、あまり現実的ではないのかもしれません。
ただ中央道の集中工事が発生する場合、時間帯によっては選択肢になると思っています。

余談

個人的には外環の関越・東名区間が開通すれば、言わずもがな、このルート一択(本命)になると思ってます。
渋滞も予想されますが、厚木まで1時間あまりで到着できるのが現実的になるのかも。

余談その2

ちなみに実家が三重にありまして、今まで帰省には新幹線をよく使ってました。

ただ、新幹線は確かに速いのですが、練馬⇒東京、名古屋⇒三重の在来線の移動と乗り換えに時間がかかるため、結果的に4時間以上かかってしまいます。

対して、ここ数年の新東名・新名神開通や、新東名の静岡区間の一部120km/h化の整備などによって、車でもノンストップであれば、理論上は5時間台で帰れることが判明しました。
実際には途中休憩や食事などを挟むため、早くても8時間ぐらいの余裕を見て帰ることになりますが。

運転手は確かに疲れます。ただ新東名の場合、東名に比べると線形が圧倒的に良く、走行時のストレスは軽減されます。

あと個人的にはクルーズコントロール(ACC)とレーンアシスト(LKAS)搭載車両を使用しています。
安全面や車線変更の必要性などから、ハンドル操作やブレーキ操作は必要ですが、巡航と車線維持のためのアクセルやハンドル操作が不要なのと、高速道路でも特に線形の良い新東名は、かなり楽に運転できるので、休憩回数も減らすこともできるのではないかと。
ただし楽に走れるぶん、眠気には注意が必要。寝不足や体調が悪い時などはとても危険です。

それを考えると、子連れで、大きな荷物を持って鉄道移動するのよりは、途中で気軽に観光地へ立ち寄ることが可能な、車での帰省は選択肢として十分ありです。

秋旅行を考えてた時の記録

秋が深まる前に、キャンピングカー借りて旅行を計画。

行程表

  • 木:1日目
    • 21:00発、貸出
    • 21:30着、自宅
    • 23:00発、(外環 ⇒ 常磐、230km)
  • 金:2日目
    • 02:30着、道の駅 よつくら港(福島いわき)、車中泊
    • 08:00起床、朝食、散策(農産品の営業9:00~)
    • 10:00発、(常磐道、200km、途中福島第一第二原発付近通過)
    • 13:00着、道の駅 上品の郷(じょうぼんのさと、岩手石巻)、昼食、入浴、買い物(夕飯、朝食)
  • 土:3日目
    • 08:00発、(本庄・坂田・鶴岡)
    • 20:00着、新潟
  • 日:4日目
    • 08:00発、(長岡・魚沼)
    • 15:00着、自宅
    • 18:00着、返却

結果、断念

家族のスケジュール(行事や仕事)などが合わず、実現できず。

あと、強行軍すぎる。

もともとキャンピングカーで出掛ける予定だったが、この計画は正直無謀。

そもそも、キャンピングカーはスピード出しても 95km/h ぐらい。
実際のところ、これ以上の速度を出すことも可能だろうけど、構造上、車両の安定性(バランス)が悪いうえ、架装重量がそこそこあるので、高速度での巡航は気を使う。
要するに運転が疲れる。

そうなると、休憩挟むとして70km/h想定。
5時間運転として350km/日移動が限界なわけで。

ちなみに後半(土日)の行程が雑なのは、計画途中で断念したから。。。

車中泊

なぜ、車中泊なんてするの?
そんなの、決まってるじゃないですか。
「やりたいから」ですよ。

メリット

日中移動よりも距離を稼ぐことができる

休日の日中移動だと、他の行楽客と移動タイミングが同じになり、当然交通量も多く、渋滞に巻き込まれる可能性が高いです。
休憩所のSAPAも混雑します。これらを回避することが可能。

ETC利用あれば、高速代割引

深夜(0~4時)に通過する場合、ETC利用3割引のメリットがあります。
しかも、0~4時に利用さえしていれば、適用されるしメリットが大きい。
(ただし利用方法(ルートや時間帯)によっては適用されない場合もあるので、注意。)
休日利用にも3割引の適用の制度がありますが、都市部は適用されない場合があります。

デメリット

荷物が多くなりがち

寝具などを搭載する必要があるぶん、準備の手間が増えます。

たとえば、エアマット or インフレータブルマット or 寝袋 or ブランケット、シェード or カーテン
これらは「快適」に就寝するためには、必要になるものでして、逆に、それを犠牲にするのであれば、不要な物だったりもします。

ベッドメイキングや収納に時間がかかる

車という狭い空間を「寝室モード」にするには、それなりに時間がかかります。
日中は空いてる座席上に置いておいても差し支え内荷物も、就寝時は空間確保のため、座席下や通路部分に荷物をとにかく詰め込む必要があります。

そのあと、エアマットなどを展開し、ようやく寝室空間が出来上がります。

起床後も、この逆作業が必要になるわけで。

このことから、荷物を座席下もしくは座面より下の箇所に収納できる形態の物を用意する必要あり。
楽だからと言って、旅行用の大型トランクケースとかに荷物を詰め込むと、就寝時に困ります。

運転手は疲れる

同乗者は移動中も睡眠できますが、運転手は当然ながら移動中睡眠できません。
そのための「車中泊」ではありますが、睡眠時間は同乗者に比べて減少します。
事前に「寝溜め」という考え方もありますが、夜勤に慣れてる方はまだしも、普通の人への効果は微妙。

メリットでもありデメリットでもあり

レンタカー代は、高速深夜割引とトレードオフの関係

深夜割引は確かにメリットですが、前日夕方から借りることを考えると、その分レンタカー代が嵩むので、そこを考えると「トレードオフ」の関係です。でも最近は無料で前夜から貸出サービスを行っているレンタカー会社もあるので、一概にデメリットにならないのかも?

車中泊に向かない車

「仮眠」の場合

車中泊と言うには、おこがましいレベルだが、ちょっと仮眠できるレベルで良ければ、シートを倒せるタイプの座席がよいです。

そういった意味では、トラックタイプ以外、普通車であれば問題ないと思います。

軽~5ナンバーのコンパクトカーなど、大人1~2人

これも運転席+助手席で寝るのが基本になります。
前席を限界まで前に出し、ヘッドレストを外して背もたれを外せば、フルフラットに近い状態にできる車種もありますが、就寝は2名が限界かと。

軽ワゴン

後席を倒してフルフラットにできる車種もありますが、こちらも大人2名が限界。車幅が狭いし、車長も短い。

5ナンバーのミニバン、大人1~2人

大人2人ぐらいであれば就寝可能ですが、狭いです。
イメージとしてはセミダブル。

寝るときの騒音の話

エンジン音

エンジン音やその振動などが気になって眠ることができない人は、そもそも車中泊はお勧めできません。

耳栓を使用することにより、ある程度の騒音は軽減できますが、経験上、一般的に売られている耳栓では、エンジン音を完全に遮断することはできません。それに耳栓でエンジンの振動は消せませんし。

また自車のエンジンを停めても、他車のエンジンは聞こえます。これは遮音性に優れた高級車でも、完全には遮断できません。
PASAでの車中泊において、音だけはどうしようもありません。

ハイブリッド車

停車中は完全に無音になるわけではないです。
たとえば空調を利用している場合、エンジンが掛ったり切れたりします。これが普通のエンジン車に比べて、寝ている時は意外と気になります。

ガソリン車だと、アイドリングしているかエンジン切るかの2択なので、音は継続しているほうが「慣れ」で気にならなくなるのでは。

駐車場のルールや法令によって、アイドリング不可の場合があります。ルールは守りましょう。

雨音

雨音が気になる人は、車内泊は(以下略)。
しかも木陰の下に駐車すると、雨音とは別に、葉っぱに溜まった水が落ちる音が、大きく響きます。これが意外と気になる。

「お静かに」は基本通用しない

特にPASA。
「アイドリングストップ」はマナーですが、所詮「マナー」でしかなく、みんなが守ってくれるわけではありません。
それに、バスは室内空調のため、冷凍車も保冷のためにはエンジンは停めることができません。
そもそもPASAは住宅街ではないので、こんなマナーは通用しません。

静粛性を確保したいのであれば、なるべく静かな駐車場所を確保したり、耳栓をするなど、自衛するほかありません。

車中泊に向かないPASA

小型車と大型車が隣接している

大型トラックはエンジン大きいので、普通にうるさいです。
また保冷トラック(冷凍車)やバスは、空調や保冷用のサービス電源用に別にエンジンやファンを装備しているため、これもうるさい。

車両の出入りが頻繁な駐車場

PASAの出入口付近、大都市圏のPASAなど。
車の往来の都度、音や振動で目を覚ますことになります。

照明の近く

SAPAには、照明がとても明るい場所もあります。
特に最近はLED化によって明るい場所があるので、駐車時にも気を遣います。

人の往来が多い場所

トイレや店舗付近は、人の往来が多く、それが気になります。
それにバス休憩や若者グループは、昼夜を問わずやってきます。

幹線のPASA(特に平日)

東名などの幹線の場合、SAはすぐに満車になるため、総じてPAはトラックが多くなります。
そして普通車の駐車場でも、大型車駐車場に停める場所がなければ、駐車されます。
でも、大型車が駐車し難い構造のSAPAや駐車レーンなどもあるため、個人的には車中泊候補のPASAについては、予め Google マップの空撮を確認・把握するのが良いかと思います。

ベストな駐車場

都市部よりは、郊外まで移動してから仮眠

練馬在住のなので個人的な話になりますが、東名であれば、富士川SAまで頑張って移動するようにしています。
関越なら谷川岳PAか塩沢石打SA、中央道なら八ヶ岳PA、東北道なら阿武隈PA

郊外に行けば行くだけ、自家用車は少なくなる傾向にあると思います。

こんなSAPAは敬遠

  • 交通量の極端に少ない高速のPASA
  • 路上にスリップ跡の残るPASA

防犯上怖いので、人のいる SA に泊ります。

寝るときは

エンジンを停める

自分は「エンジン停めなくても寝られる派」ですが、ガソリン代勿体ない・エコ、騒音源を減らすなどの理由から、エンジンは停めます。

ただ寒い日はともかく暑い日にエンジン止めるのは厳しいかも。
なので、冬場はエンジンをかけたままでも迷惑のかからないPASAもしくは、車が少ない道の駅・公共駐車場に停車します。

窓にカーテン・シェードを付ける

外から見えないようにします。
完全に暗くすることは難しいですが、かなり暗くすることができます。快適に眠るには、暗くすることが一番。

あとはプライバシーやセキュリティ的な目的もあります。

必ず施錠する

防犯的な意味で忘れてはいけません。家と同じ。

換気には気を遣う

降雪地などでアイドリングする場合、特に注意しましょう。
積雪で床下のエンジンの排気部分が埋まってしまい、排気が車内に充満して窒息死という事故もあります。

内気循環も安全はありません。たとえ内気循環にしてても、一定微量は外気が混入するようになっていますし、そもそも車体は空気が抜けるよう、わざと隙間があるように作られています。
そのため、すぐに窒息するような事態に陥ることはないですが、二酸化炭素濃度は上がりますし、なによりも室内のカビや細菌が滞留するので、そのまま睡眠するのも、あまり身体に良くありません。

よって空調は「外気導入」にしておくのが良いと思います。

結露対策は困難

人間は、酸素を含む空気を吸って、二酸化炭素と水分を含む息を吐きます。
これが結露の原因です。どうしようもありません。

車の運転中は、空調の外気導入やエアコンの作動、移動による空気の自然循環によって結露は緩和できます。

でも睡眠中「結露しないようにする」には、実際のところ「窓を開けて寝る」「エンジンかけてエアコンを点ける」しか、対策法は難しいと思います。

特に複数人でエンジン停止して仮眠する場合、車内はあっという間に結露します。

【余談】東名と新東名どちらを選ぶか

トラック・乗用車ともに東名のほうが多いと思います。
これは東海地方(特に静岡)には企業や物流拠点、港湾、工業施設などが東名周辺にあるためだと思います。

道ができて、その周辺の施設や人が集まるのは、歴史が証明しており、東名も然り。
それに東名のほうが都市・工業地域により近いですし。

対して新東名は、まだ歴史が浅いうえ、東名に比べて、かなり内陸部を通過するため、これら工業地域から、かなり離れているのです。

ただし新東名もガラガラという訳ではありません。
名古屋以西~東京を結ぶトラックやバスなどは、断然走りやすい新東名を通過します。

それに、元々路肩も広く、曲線の少ない道路で見通しも良いことが、東名にくらべて交通量が少ないように見える理由ではないかと。

なので、御殿場側下りだと、夕方~深夜1時頃までは、トラックが多いです。

東名のPA

ほぼトラックの独壇場です。
夜間でも普通車は停車できますが、トラックの交通量が多い深夜時間帯のPAは、彼らの仮眠場になってしまいます。

東名のSA

都市圏のSAは若者の車も多いので、わりと煩いです。

事前準備のポイント

どこのSAPAで車中泊するかを、あらかじめ調べておく

まずは目的地を決める。そのためにはパソコン版の Google マップを使うのが便利。
Google マップにはルート検索機能があり、しかもパソコン版には出発時刻から目的地までもおおよその時間も計測してくれる機能がある。
時間については100%信頼できるわけではないが、およその目安とするには十分な機能。

そして車中泊できる場所を決めたら、駐車場の空撮写真を確認する。
これで、実際の何処に停めれば、一番静かに眠ることができるかを考えることができる。

ただし空撮写真は一定のタイムラグがあり、新設されたばかりの道路や工事などによって変更される場合もあるので、一律信用することはできない。その辺りは割り切って使うこと。

あと、予定は予定通りにいかない事もある。
目標とするSAPAは何箇所かを選ぶべき。

この辺りを考えながら、充実した(?)車中泊ライフを満喫しよう。

沖縄、飛行機メモ

ゆき 7/7

千川、5:05 発
 東京メトロ有楽町線、新木場ゆき
有楽町、5:28 着(乗り換え)5:36 発
 JR 山手線、外回り
浜松町、5:39 着(乗り換え)5:43 発
 東京モノレール、羽田空港第2ビルゆき
羽田空港第1ビル、6:04 着
 搭乗〆切 6:35
 第1ターミナル2階北ウイング、G搭乗ゲート付近
東京羽田、6:55 発
 スカイマーク、SKY511 便
沖縄那覇、9:25 着

かえり 7/9

 搭乗〆切 16:40
沖縄那覇、17:00 発
 スカイマーク、SKY518 便
東京羽田、19:20 着
羽田空港第1旅客ターミナル、20:00発(6 番のりば)
 東京空港交通、池袋地区、ホテルメトロポリタンゆき
ホテルメトロポリタン、21:10 着

2006 ⇒ 2007年越強行軍ツアー

すみません。書きかけの項目です。写真とかも、別途アップします。

今年は、訳あって実家方面に帰る必要が発生。ただ、12/31 の夕方までは某ビックサイト方面で作業してまして、さらに 1/3 には仕事があるので、自宅に帰らなくてはならない。
そんな中、こなした旅行(?)です。(ただし、家関係のネタはブログに書くのが憚られるので割愛します。)

ちなみに、ちょこっと「水曜どうでしょう」っぽくしてみました(笑)

12/31(土)16:00 ここは東京ビッグサイト。6時間後には伊勢入り

16:00 ビッグサイト出発

某イベント会場での作業も3日目最終日。まぁ、朝 4:00 に起床して 24:00 に寝るという、めちゃくちゃな作業を3日やってきましたが、それも最終日。いつもなら、撤収作業をして自宅に帰るのですが、今回は違う。

そう、そのまま自宅に帰らず、実家のある三重に行くことになったのです。

その経緯や理由については、至極プライベートな事なので割愛しますが、28 ~ 31 日に引き続き、さらに年始1月2日までの長期ロードになっちまいました。。。

そんなこんなで、16:00 で切り上げて、出発…と行きたかったのだが、後片付けが終わりきらない。
それでもなんとか約 30 分遅れで東5ホールを出発するも、電話などが立て続けに鳴って作業が追いかけてくる。
さらに問題だったのが東京駅までの移動。
はじめは、国際展示場 ⇒ りんかい線 ⇒ 大崎 ⇒ 山手線 ⇒ 東京でいこうと思っていたのですが、りんかい線のきっぷをあらかじめ買ってない。
そんな状態でりんかい線の国際展示場駅まで歩いて、さらに混雑する国際展示場のきっぷ売場でどれぐらい時間がかかるのかものすごく不安になる。

そして色々と考えた結果、バスターミナルから都バスの「直通 東京駅ゆき」(いわゆる国展 01 系統)に乗ることにしました。

バス乗り場にやってくると列がそこそこあったのだが、バス停のほうが近いし、東京駅まで直通だし、200 円で安いということで、列に並ぶ。
ちなみにこのイベント日における直通バスの乗車列は「着席列」と「立席列」で別々に並ぶようになっており、乗車時における一時的な列の混乱(=時間ロス)が軽減されている。
すごく関心した。
まぁ、それでも結局乗るまでに 20 分。そんな中でもメールやら電話がかかってくる。そして乗車 ⇒ 発車。それでもメールがやってくるので、揺れに揺れるバスの車内で返信。
ちなみに「都バスは、とばしません」。法定速度を守っているのか(それにしても遅い!)運転の遅いこと遅いこと。ビックサイトから東京駅に向かうタクシーにバンバン抜かれます。

しかも東京駅に近づくにつれ、赤信号の多いこと多いこと。
ビッグサイトを出発して 20 分後の 17:30 ごろ、ようやく東京八重洲口に到着。

ちなみに、到着はバスターミナル内ではなくヤンマービル前、つまり八重洲の交差点の反対側。仕方ないので重たい荷物(カートバック)を担いで、八重洲地下に入り大丸方面へ。
大丸の中は正月用品の最終販売でごった返し。実家の土産でも買おうかと思ったが、大混雑に負けてしまい、早々に通り過ぎて東京駅の改札へ。
ここで、新幹線の乗車券を購入。ちなみに、長距離の乗車券は「指定席券販売機」(紫の券売機)で買う。これ以外では窓口に行かないと買えない。

そして改札の中へ、久々の大晦日の東京駅。それなりに混んでました。

ここで池袋の事務所で仕事してたIと合流。新幹線の中で食べる弁当とケーキを購入。
いざ新幹線改札口 ⇒ ホームへ

東京 18:50 発 「のぞみ 51 号」博多ゆき(東海道新幹線)

以前、500 系新幹線に新大阪~東京を乗ったのですが、狭い3人掛けのBC席、これが見るからに通勤電車 or 観光バスみたいに狭い。しかもオヤジがA席(窓際)でイビキかいて寝てやがって、頭にきてその場でグリーンに切り替えるという事をやってみたり。 え? 心が狭い? だってあの時は疲れてたしねぇ。
そして今回は、初めての 700 系新幹線、指定席は少し不安だったのですが、やはり広く 500 系より居住性も高い。名古屋までなら指定席でいいですね。そして弁当&ケーキを食べ、仮眠をして名古屋へ。

名古屋 20:33 着

つきました。名古屋。。。
………いつも思うのは、駅出口案内の判りにくいこと判りにくいこと。南口とか北口とか書かれていても、どっちが南で北かが、すぐにはわからん。新幹線の長いホームをウロウロ。そしてコンコースをウロウロ。ようやく近鉄のりかえ口へ。

「ここでは「ゆめもうで切符」は売っていないので。向こうの改札に行ってください。」

あ、企画券は連絡改札の窓口では売っていないのね。JR線・新幹線連絡改札口から地下改札口へ抜けるためのチケットを持って通常の切符売場窓口へ。名古屋~北楠までの片道切符と北楠からの「ゆめもうで切符」を購入。
というのも、帰りは実家最寄の駅で下車してしまうため、そこまでの片道という事で名古屋~北楠の片道切符を購入しました。

あと、特急券。
事前にクレジットで購入していたので、特急券自動発売機で取得しようとする。
まず、どこのボタンを押せばよいのかが全然わからん。
よーく見ていると、右上に「インターネット予約」(だったかな)という、とってもとってもと~~~~~っても小さなボタンを発見。

…………………わかんねぇよ!!

てっきり、何かのマークだと思ってました。ふぅ。
目に入りにくい表示なので、ほかのボタンと同じ並びに表示してほしいものです。
そしてようやく購入。ちなみにネット購入の場合、発車3分前までに発券しないと、特急券を取得できないらしいので、使う人は要注意。
クレジットカードと暗証番号を入れるだけで即発券してくれると、ありがたいなぁ。
きっとセキュリティ的に駄目なんだろうけどさ。

ちなみに名古屋駅はJRも近鉄もコンコースはものすごく閑散。まぁ、みんな紅白みてるんかなぁ。

名古屋21:02発 「特急」宇治山田ゆき(ビスタカー)(近鉄名古屋線 ⇒ 山田線)

実は、「初ビスタカー」だったりします。
実家が近鉄沿線にもかかわらず、ビスタカーには乗ったことがありませんでした。
というのも、実家に住んでいた頃、名古屋や伊勢には急行で1時間圏内だし。
大阪に遊びに行くこともあったけど、だいたいタダの特急。
もしくは早朝に出て、普通&快速急行を乗り継ぐことが多かったなぁ。

今のビスタカーは3代目ながら、初期 1978 年から製造。
最後期のものでも 1985 年製なので車齢は 20 ~ 30 年弱で実は古い車両だったりします。
そこで 1996 年以降に随時改装されて「ビスタEX」となりました。
まぁ若干見栄えや内装は変化したものの、椅子暖房が熱いとか、やはり最近の電車よりは古臭さが見え隠れします。
また2階建てであるが故に、天井が低いとか座席上の荷物台が狭いなどの問題もあります。
まぁ最近は「物珍しさ」よりは「快適さ」や「速達性」が特急に求められている時代なので、それで近鉄でもアーバンライナーなどが生まれたんでしょうね。
でも個人的にはこういう「変り種」の列車、個人的には好きなんですよねぇ。ふぅ。

伊勢市 22:25 着

ようやく伊勢市に到着。東京から4時間半。早いっすねぇ。
今回泊まるホテルは外宮側。つまり近鉄側のショボい出口(失礼)ではなく、JR側の出口。エスカレータやエレベータなどはなく、カートバックを「担いで」えっちらおっちら階段を上がり、長い連絡橋通路を通って、JR側の出口へ。
伊勢市駅は近鉄線ホーム・JR東海伊勢車両区・JR線ホームという構造で、真ん中に車庫線があるため、連絡通路が長いんですよ。

ようやく伊勢市駅前に到着。駅前広場では大きな焚き火をしています。おぉ、暖かい。

とりあえず、駅からホテルに電話をして道順を確認し、ホテルへ。(と言っても、外宮への参道でした。)

  • 22:40「ビジネスホテルサンドー」チェックイン

ちなみにビジネスホテル。ツイン2室、あとはシングルばかりのホテルですが、東京のワシントンホテルとかよりは全然広かったです。うん快適だ。
まぁ、ボロいという点は仕方ないという事で。

  • 【暖房】
    切と弱、中、強の3段切替。ちなみに、冬でも裸で寝なければ「切」でもOKなぐらい、暖かいです。
  • 【テレビ】
    地上波は無料。よくあるエッチな放送は有料。
  • 【電話】
    古いダイヤル式の電話機。ちなみに携帯は普通に圏内です。
  • 【ユニットバス】
    完備。
  • 【タオル】
    バスタオルと普通のタオルが1枚ずつ。
  • 【歯ブラシ】
    歯磨き粉があらかじめブラシについていて、水で濡らして使う「あれ」。
  • 【洗髪】
    シャンプーのみ。リンスなし。
  • 【石鹸】
    先頭で1個60円売ってる「あれ」
  • 【浴衣】
    あります。
  • 【コンセント】
    あります。
  • 【お湯】
    魔法瓶にお湯が入ってます。
  • 【冷蔵庫】
    部屋にはありません。各フロア毎の階段付近に共同で使える冷蔵庫があります。
  • 【インターネット】
    モジュラー式ではありませんので、ホテルの回線を使ってのネットは一切ダメです。携帯で繋ぐか、もしくは、セキュリティ対策していない無線LANスポットでも探してください。
    (「市」とは言ってもドが付く田舎ですので、公衆無線LANスポットは充実していません。多分、駅周辺のごく一部のホテルだけかと思いまぷー。)

ちなみに、年末年始でも1人1泊¥4,500(素泊まりのみ)とゆー、激安価格。
しかもファミマが近所にあるので、困ることはあまりない。
それに美味しいものが食べたければ、地場の美味い店に行けばよいし、「伊勢 庄や」という居酒屋も年中無休でやってます。
ちなみに「庄や」ですが、伊勢うどんとか、地場の海産物、酒があるらしく、地元地域に特化しているみたいで、結構いいっすね。

23:45 ごろ「伊勢神宮(外宮)」到着 ⇒ そして元旦

手前で、NHKが「ゆく年くる年」の中継やってました。
その場所で年越し。「あけましておめでとうございます」。
そして、中継が終わったのを見届け、外宮の拝殿へ。
年始を廻った直後なので人が多い。
お詣りして、お神酒ももらいました。

0:45 ごろ 「外宮前バスターミナル」(内宮へ移動)

伊勢神宮周辺は、かなり昔から三重交通の周辺営業所(場合によってはかなり離れた営業所)から掻き集められた余剰バス(しかもB特急車だけでなく、昼行高速バス(A特急車)も含む)を使って、夜通し伊勢地域を走り回るという、空前の輸送体制を取っている。
外宮 ~ 内宮の間は、臨時バスがほぼ定員を満たすと出発し、日の出前になると、今度は「伊勢神宮~二見浦」、「伊勢神宮~朝熊山」方面の「初日の出」見物のバスとなる。
私も外宮のバスターミナルから、乗車券買って乗車。うーむ、ここにきてかなり眠くなってきたぞぉ。

1:00ごろ「伊勢神宮(内宮)」到着

うつらうつらしているうちに、内宮前バスターミナルに到着。
こちらは外宮と異なり、入口である「橋」から拝殿まで結構距離があります。
途中、大きな焚き火とかがあって、中々の雰囲気。

平安神宮や熱田神宮、明治神宮などの都会にある神社とは違い、大焚火も幻想的。
しかも、都会ではないので、晴れた今年の夜空は星も良く見え、まさに「天に轟く劫火」のよう。あ、神聖な場所で「天に轟く劫火」はないですね。すみません。

そして、やはり都会の神社と異なり、拝殿が非常に狭い。なので、お参りするまですごく並びます。ちなみに、私も時間的なタイミングが非常に悪く、夜詣りの一番人出の多い時間帯に来てしまいました。
ちなみに、途中で拝殿正面と側面の2系統に「なんとなく」分かれます。現地や毎年お詣りする方は知っての通り、いわゆる「右と左」です。拝殿正面にこだわらなければ、右よりに並びます。そうすると夜詣りの人出の多い時間帯でも、多分1時間ぐらいでお詣りできると思います。ちなみに私は頻繁には来ないので、今回は拝殿正面にこだわり左寄りに。1時半から3時半ごろまでの約2時間は並びました。。。最後には足の感覚がなくなりました。。。

4:00「おはらい町」

完全に冷え切った体を温めるべく、内宮前から続く「おはらい町」へ。寒さで眠気とふらふら彷徨いつつ、出店の伊勢うどん屋さんを発見。食べました。これがすんごい旨かったー。やっぱ伊勢うどんは、飾らずどんぶり片手に食すのが一番旨い!!
そして、お馴染みの赤福へ。

ちなみにこの「伊勢だより」、たしか1年365日、毎日変わるんでしたよね?

このあと、ちょっと散策したものの、寒さと眠気に耐えられず、あえなく断念。
内宮前 ⇒ 外宮前ゆきのバスで戻りました。
元気だったら、散策したあとで二見浦か朝熊山方面の「初日の出」見物のバスに乗っていたかったなぁ。

6:00「ビジネスホテルサンドー」(1泊目)

ホテルに戻ってきたのは明け方。この時点でもうフラフラ。とりあえず、あとは寝るだけでした。

祝!! 元旦「ペンギン」ミッション(笑)

12:00 起床

2~3箇所くらい遊びに回れるかなぁと思っていましたが、無理でちた。
だらだらしながら、ようやく外出したのは 14:00 頃。

とりあえず、「CAN ばす(三重交通の伊勢二見鳥羽の観光用路線バス)」で二見浦へ行くべく、伊勢市駅前のバスターミナルに移動。
伊勢市駅でバスのホーム(のりば)をようやく探し出し行ってみると、職員が立っていたので、出発時刻を尋ねるつもりで聞いてみる。

僕「あの~、CAN ばすで二見浦に行きたいんですけれども。」
職員「外宮前に行ってください。」

との事。「へ?」てな感じ。まぁ、きっと正月の臨時運行をしているために区間運休しているんだろうと思い、外宮前のバスターミナルへ移動。そして、またもや職員が立っていたので、尋ねてみる。

僕「あの~、CAN ばすで二見浦に行きたいんですけれども。」
職員「今日は、ここからは出てませんよ。」
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僕「ええええええっ!! だってだって、伊勢市駅前の職員はそんな事一言も言わなかったよー。」
職員「(しばし考えて)…………、CAN ばすは内宮前のバスターミナルから出発しているので、外宮前 ~ 内宮前は臨時バスで移動して、内宮前から乗ることになります。」

…はぁ。まぁ仕方ないので、ちょっと内宮前ゆきの臨時バスのりばを見てみると、結構ならんでいる。
しかも、臨時バスも料金がそれなりに高い(おとな¥410)。
という事で、短気な私は、そこからタクシー乗って二見浦へ行くことにする。
つか、CAN ばすのページにちゃんと書いておいてくれよぅ(泣)

14:30「二見シーパラダイス」到着

タクシー代、3,000 円ぐらだったかなぁ。無駄遣いしてしまった。orz
しょんぼりしながらも、とにかくハラヘったので、遅い昼食。ビールも飲みながら。

そして夫婦岩へは行かず、今回最大の目的地「二見シーパラダイス」へ、ご入場~♪

アシカショーとかやっているのと、ここの動物はとにかく触れたりすることも可能。なんと言っても、とっても動物と人間がとっても近い。

そして、ぺんぎんぺんぎんぺんぎん。

閉館の 17:30 まで粘って、買物してました。

17:30「夫婦岩東口」バス停前

バスの来る 18:12 まで、暗いバス停で待ち合わせ。

暗いよー。寒いよー。

19:00 宇治山田駅到着

(なんだか食べてばかりだが、)晩御飯に有りつくべく、駅前にある「めいりん村(明倫商店街)」方面へ。
でも正月という事で、人は皆無。開いてる店もほとんどなし。駅前通りに面して営業していそうな食事屋さんを発見。ご飯ご飯。

帰りにサークルKに寄ってみると、「ポリンまん」発見。
こんな場所で、なんだか現実に引き戻された気分に。

  • サークルKサンクスのオリジナル中華まんにラグナロクオンラインの人気キャラクター「ポリン」が登場!!「ポリンまん」2006年12月20日(水)発売決定!(サークルKサンクス)
  • 中華まん(サークルKサンクス)

21:00 伊勢市駅に戻り「ビジネスホテルサンドー」に到着(2泊目)

ホテルの部屋に戻り、風呂入って、とっとと爆睡。

1/2 最終日「実家に9時間だけ滞在」ミッション

忙しい身なので、今日中に帰りたかったんだよぅ。それでスケジューリングしたらこんな事に。

8:00 起床

まだ寝れる感じだったのですが、そういう訳にもいかないので、起きて歯磨き・洗顔。

9:45頃 チェックアウト・出発

サービスというサービスは全然なかったけれど、個人的には煩わしくなくて、これで十分。
外に出ると曇天。これは雨になるかも、傘もっていないけど大丈夫かな?

9:07 伊勢市駅

ちょっと気になったポスター。

「クマのコドウ」=「熊野古道」だそうで。。。

伊勢市 9:07 発「急行」上本町ゆき(近鉄山田線)

途中の伊勢中川まで移動。

伊勢中川 9:07 発「急行」名古屋ゆき(近鉄名古屋線)

乗り換え。雨が降ってきたのでビニ傘を購入。

津にて記念撮影。

伊勢若松 10:03 着

久しぶりに降りた駅。こんなにホームの幅狭かったっけ?

伊勢若松 10:23 発「普通」名古屋ゆき(近鉄名古屋線)

さらに実家の最寄り駅へ移動。

長太ノ浦 10:26 着

近鉄名古屋線の駅は、駅舎自体は建て替えで綺麗になっていたりしているんですが、ホームは古いまんまってのが多いっすね。
普通しか止まらない駅とか、上り下りの各ホーム間に跨線橋なんかなくて「構内踏切」っていう駅も多いですよ。
まぁ、こっちの方が階段昇り降りしなくてすむし、ぜんぜん楽なので、跨線橋は作らないでほしいですが。

雨が降っていたので、両親が車で迎えにきてた。まぁ、家まで歩いても5分くらいのところなんですけどね。
ちなみに以前住んでいた家は、老朽化で解体され、新築になったのが8年ぐらい前。初めて帰りました。
あーーー親不孝者で、ごめんなさい。

まぁ、一家団欒しつつ、町の周囲がどうなったのかが気になり、とりあえず外出。
近所の海です。

この辺は遠浅の海ではないので、昔から海水浴はできませんでしたが、子供の頃はよく砂浜にきて遊んだりしてましたね。
それも堤防護岸工事の影響で砂浜が随分なくなってしまいました。。。

あと、長太の大樟(なごのおおくす)(長太の大楠)

寒かったので、近くまで行かなかったですが。

まぁ、寒かったので1時間くらいで戻ってきました
それにしても、正月だからでしょうか、人が歩いていない。。。
しかも雲っているから、さらに町の荒廃感が伝わったり。
なんだか、元々ここに住んでいた同級は、結構、実家を出て行った人がいるみたいです。
まぁ、田舎だし、親元から離れて住みたい人もいるでしょうしねぇ。僕もそんな一人。。。
でも、周囲の田んぼが侵食されて、住宅地になっているので、そんなに人口が少ないわけでもなさそうです。名古屋から一応1時間圏内ですし。(平日は名古屋 23:01 の急行か、23:05 の特急に乗れば帰れるので。)

そんなこんなで、探索終了。寒いので何処にも行かず、家でマッタリしながら晩飯。
帰りは塩浜まで車で送ってもらいました。

20:33 塩浜駅

お。「はかるくん」だ。

塩浜20:54発「急行」名古屋ゆき(近鉄名古屋線)

21:00 名古屋着

ここで1時間ほど時間調整。
お土産を買いつつ、土産として売っているものを買って、その場で開けて食べたり。

ちなみに、いわゆる普通の菓子土産の紹介。

いわゆる「どら焼き」みたいなものです。粒あん好きの方にはおすすめ。

伊勢の定番みやげ。
名古屋の新幹線ホームでも売っていますが、ケーキと同じ生菓子扱い。しかも、生あん&生もちなので、冷蔵庫にいれると硬くなってしまう。よって、常温冷暗所保管。日持ちもしません。
また、中身が小分けされていませんので、会社の土産には不向きかと思います。(最近は小分けされているものもあるそうですが。)
ちなみに、パッケージが非常に似ている「御福餅」というのもありますので、ご注意を。

名古屋 22:09 発「のぞみ52号」東京ゆき

最近、長距離の乗り物は、必ず「夜」に乗っている事が多い気がします。景色が全然楽しめない。

23:48 東京着

0:30頃 自宅に到着

とまぁ、ハチャメチャな詰め込み旅行でしたが、それなりに楽しかったので「良し」とします。こんな旅行は、体力のあるうちにやっとかないとねぇ。

という事で、お粗末様でした。