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少女セクト

成年指定のコミックの書評です。ご注意ください。

まぁ「レズもの」とか「萌え~」とか言ってしまうとそれまでですが、表紙絵のタッチを見ての通り、繊細かつ美麗なのに、キャラクターの表情がすごく上手に表現されている。

もちろん主人公の桃子と思信(しのぶ)とのやりとりな非常に上手。
一緒に音楽セッションをするまでのシーンや高校卒業後の桃子と思信、それを取り巻く人達とのやりとりなど、エロマンガの部分より、それぞれのキャラクター間のやりとりのほうが普通に面白いという、エロマンガのなかでは希有な作品。
普通のエロマンガみたいにガッついていない。「やおい」とかBLのように女性にも好まれる作品なのかも知れません(…にしてはエロシーンがちょっと生々しい、か。)

エロシーンが作品のアクセントが生まれているのかも知れませんが、エロシーンの部分を上手く描写すれば、今の業界なら普通の雑誌でも通用するんじゃないかなぁ。

SHUFFLE!(アニメ)

18 禁ゲームブランド、Navel のデビュー作品。
キャラクターデザインに西又葵、鈴平ひろという、同人誌界においてはお馴染の二人によるもの。

時は 10 年前、ある遺跡から発見された2つの扉が開かれ、神族が住う「神界」、 魔族が住う「魔界」そして我々の「人間界」の3つが互いに繋がり。その3種族の交流がはじまった。
そんな中、国立バーベナ学園の生徒である主人公「土見稟」は、幼い頃に両親を失ったものの、幼馴染みの「芙蓉楓」と一つ屋根の下に住んでいるものの、ごく平凡な生活を送っていた。
そんなある日、神王の一人娘で神界のプリンセス「リシアンサス」と、魔王の一人娘で魔界のプリンセス「ネリネ」が学園に転校してきて、稟の平凡な生活は終わりを告げ、波乱万丈な日々がはじまる。

っとまぁ、基本的にはゲーム原作に沿った形のアニメーションなのだが、18 話以降がオリジナルの展開となっており、これが原作ファン層の評判を著しく欠いてしまったという結果になっている模様。
でも個人的には、この時点でゲームをやってなかったし、その辺はあまり固執しない(というか、できない)性格なので、そんなに悪い仕上がりとは思えませんでしたが。

アニメ自体のクォリティは非常に高いので、良いのではないでしょうか。

金のもつ鍋

  • もつ鍋居酒屋 金蔵銀蔵(MIフードシステム)(閉鎖)
  • もつ鍋居酒屋 金蔵銀蔵(ぐるなび)(記事削除)

まぁ男2人で入ろうとしたんだが、当初カウンター席しか空いておらず。しかも幅1m弱の2人席。カウンターの両方はそれぞれカップルが座っている状態。

「すんません。デブなので、ここに2人では座れません」

と退店しようとしたところ、もう少しで座敷が空くとの事。10分弱ほど待って、ようやく食事に有り付けそう。
店内は、いわゆる最近流行の「個室居酒屋」タイプ。

ちなみに私が行ったのは、池袋西口店。開店したばかりのせいかはよくわかりませんが、結構おいしかった。

もつ鍋の豚骨感がなかなか美味で、特によかったのが、もつ鍋の残りでやった「雑炊」。これがウマー。

翌朝までやっている店なので、機会があればまた使いたいなぁと。

ヨーグルティング(Yogurting)

記事掲載当時は「おすすめ」としていましたが、サービス開始後の社会評価については低調な結果に終始したことを、ここに追記します。

  • ヨーグルティング(閉鎖)

学園 MMORPG(多人数同時参加型オンラインRPG)という新しい分野の開拓するべく、お隣の韓国から日本向けサービスがいよいよ上陸。

韓国からは「ラグナロクオンライン」が先に上陸し、韓国以上の盛り上がりを見せていただけに、それに追随するべく、期待度も高いのはないかと。

ちなみに日本でのサービス窓口は、これまた「ラグナロクオンライン」とおなじく、ガンホーである。

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ARIA The ANIMATION

アクションなど一切なし。まさにヒーリングストーリー。
まぁ「綺麗」とか「美しい」とかだけでは物足りない人には向かないかもしれませんが、これはこれで結構いいと思うんですけど。

舞台はテラホーミング化された火星「アクア」にある都市「ネオ=ヴェネチア」。
マンホーム(地球)から、この地にやってきた主人公「水無灯里(みずなし あかり)」が、街を縦横無尽に走る水路をゴンドラで案内したりする「水先案内人(ウンディーネ)」なるべく、「ARIA COMPANY(アリア カンパニー)」で訓練をする毎日。
そんな中で、友人や先輩、そして様々なアクアの人達や自然に触れたり、時には不思議な出来事に遭遇しながら、心暖かな日々を綴る物語。

これだけだと「これの何処が面白いの?」とか言われるかもしれませんが、この雰囲気に魅力を感じる人もきっといるはず。
ちょっとでも気になった方は、ぜひぜひご覧あれ。

ちなみに、私は先に「アニメ」を観たので、まだ「原作(マンガ)」は読んでおりません。
でもアニメを観ていると、「あ、ここは多分マンガの表現そのままだな」と思うような場面、特にキャラクターのギャグ絵とかがそこかしこに出てくるので、このあとマンガのほうも読んでみようかと思ってます。

ひとひら(マンガ)

熊鷹芸術学院(高校)に入学した麻井麦は、極度のアガリ症。そんな子がちょっとした出来事から、演劇研究会に入会してしまい、なんと舞台に立つことに……
演劇部との対決やライバル=友人の登場や親友との別れなど、主人公を中心に様々な学園生活が待ち受けている。

…とまぁ、笑いあり、涙ありのストーリーではありますが、あんまり堅い話ではないし、ドロッとした感じもそんなにしないので、比較的ライトな作品。
でも、キャラクターの表情や背景などもしっかり描かれていて、丁寧な感じがします。

ちなみに、桐原いづみさん初の連載オリジナル原作品なのですが、桐原自体はサークル「UNI-SEX」という同人活動をしていて、今までラグナロクの同人誌を中心に多数発表してきています。その頃からストーリなどのスケールが同人誌にしておくには勿体無いくらいに出来がよかったので、ぜひぜひ商業活動をしてもらいたいと思っていたのですが、そんな中「ひとひら」がオリジナル原作として軌道に載れたことは、素直に喜ばしいことです。
こちらの同人誌も機会があったら紹介してみたいなぁと思います。

でも、最近は商業活動が多くなってきたようなので、同人活動自体のペースは落ちそうですかね。

  • UNI-SEX Web(原作者サイト)(閉鎖)
  • コミックハイ!(双葉社)(廃刊)

うた∽かた

「キディ・グレイド」でお馴染み、後藤圭二&門之園恵美のコンビがお送りする、古都鎌倉を舞台とした非常に「淡い」物語です。
キャラクターは確かに「萌え」なのかもしれませんが、ストーリーなんと形容してよいのかはわかりません。

そう、強いていえば、非常に「せつなくて」「綺麗」なストーリーといいましょうか。
作品のクオリティ自体は非常に高く、それぞれストーリー毎に参加しているスペシャルデザイナーも楽しみの一つ。

魔法少女リリカルなのは

都築真紀さんが展開する「とらハ」ワールドの一つ。

ストーリーについては、公式ページを見ていただくとして、個人的には「かわいい」女の子がたくさんでてくるのと、年齢の割には結構しっかりした性格&物語が展開されるので、印象はよいかと。

ただ、比較的クサい話なので、それが駄目な方はちとキビしいかな。ぼくも、これを一気に見るのは流石に疲れます。

でも、ま、子供に見せてもヴィジュアル的には全然問題ないのと、ステッキがどっかの仮●ライダーみたいに喋ってカッコいいので、おもしろい作品かと思いますが、いかがでしょうか。

ちなみに「パクリ」がどうの、とか言わないよーに。ナンセンスですから。

魔法少女リリカルなのは

フルメタル・パニック? ふもっふ(アニメ)

お、おもしろい。

特に下ネタが好きなわけではありませんが、もう、はちゃめちゃなところの突き抜けっぷりがもう、面白い。
別に意味のあるストーリーではないので、まぁ思いっきり笑って、すっきりするっつーことで。

原作を読んだんですけど、読めばアニメの突き抜け方もにも納得できる作品です。

シナリオ(の突き抜けっぷり)★★★★★(文句なく満点)
キャラクター(の突き抜けっぷり)★★★★★(文句なく満点)
作品自体の完成度突き抜けっぷり★★★★★(文句なく満点)
合計(の突き抜けっぷり)★★★★★(文句なく満点)