月別アーカイブ: 2010年9月

読んでて気持ち悪くなってきた…

  • 札幌連続女性暴行「容疑者の実家」ネットデマ 電話攻撃の全容(1)「違うって証拠あるのか」(北海道新聞)(記事削除)

イベントのスタッフをやっている関係で、問い合わせの応対をすることも多いのですが、似たような感じの方々からの問い合わせ(?)を受けたりします。
幸いにして、頻繁ではありませんが、極稀に。

内容を分析してみるに、どうやら彼らには既に自分自身の「解」が存在し、それが正しいことを信じて疑わない、(こちらの事情云々は正直どうでもよくて)その「解」が正しいことを認めないと納得できないといった感じです。
正直そんな状態の方に問い合わせされても、そしてこちらとしての見解や認識を述べても、「解」と合致していなければ、相手は納得できないといった感じ。結果、押し問答。

まぁ、昔はそんな問い合わせは全然なかったのですが、昨今は情報や知識を集めやすくなった時代。情報の信憑性や取捨選択ができないまま、自身の理性や社会的行動を無視または度外視して、垂れ流しにやってくる世の中。

人相手の生業をしている者からしてみると、正直どうしたもんだかねぇと思う、今日この頃。

そんな私も宇宙の仕事

おお、糸井さんトコが宇宙部員を募集しておられる。
面白そうな職場だとは思いますが、給料が見合わなさそうなので、厳しいかなぁ。

そんな私も、フリーの宇宙職なのです。
でももっぱら、さすらいのスペースマン。

昔、キャプテンフューチャーのエンディングが「おいらは淋しいスペースマン」ってタイトルだったなぁ。

冤罪の根本原因

  • 村木元局長無罪:本紙報道検証…容疑者側への取材さらに(毎日新聞)(記事削除)

まぁ捜査方法については、昔から冤罪を生みやすい組織の構造や体質があると思う。
確かに人の交友関係でも、憶測や誤解から発生するトラブルはあるし、私自身そういうものを沢山見てきたように思う。
でも捜査機関でそのような誤解やトラブルは許されない。
もちろんそのような事がないように、問題となった捜査については検証され、それに携わった職員はそれなりのペナルティは受けているとは思う。

それでもこのような出来事が度々起きるのは、組織として根本的な対策が為されていないからと考えられる。
たとえば誤った捜査を抑止するために、捜査の過程そのものを常に監査・検証することができるような組織が必要なのかも知れない。

彼らはその事に気付いていないのだろうか?
もし気付いているのであれば、なぜそのような組織を作ることができないのか?
結局「組織の体質」という問題に還ってきてしまう。

この「検証」記事を読んで、捜査側の検証を思った次第。

確かにあんまり飲まなかったな…

  • 猛暑なのに過去最低 8月のビール類出荷(産経新聞)(記事削除)

個人的な周辺環境の変化で、確かにここ最近は飲み会が減ったのもある。

でもどちらかというと、あまりにも暑くて、飲んだそばから汗がダラダラ出るのが嫌で飲まなかったってぇのが正しいかも。

というのも、我が家のリビングにはエアコンがなく、隣室にあるエアコンから扇風機で冷気を送ってる。
ところが地デジ化でリビングのテレビを新調したら、これがやたらと熱い。
その結果、エアコンの冷気が効かず、普通の食事でも大汗かいて食べる有様。
しまいにはソファーに座っても座面が汗で湿る始末。食事後はパンツもシャツもびしょ濡れ。風呂場直行の日々。
まぁ、そんな中でいくら冷やしたビールを飲んでも、汗ばっかり出てしょうがない。

というような今年の猛暑だったとさ。

IT情報技術専門職の受験資格が凄い

  • 【総務課】平成23年度枝幸町職員(社会人)を募集(枝幸町)(閉鎖)

ついったーで話題になってたんで。
でも、必要な資格が…ちょ…これ全部って。。。

それぞれを見ると、個人的にはそんなにハードルが高い資格ではないと思う。でも筆記試験だけ取得できるものでなく、技能も問われる資格もあり、一朝一夕で取得できるものではない。
とはいえ、これだけの資格を揃えて持ってる人って、ほんと日本中に何人ぐらいいるんでしょうかね?
こんだけの資格を取得させてくれる会社が、あんまりないような気がします。資格オタでもこれはなぁ。

それに給料が新卒給基準で記載されてるんだけども、実質手取ってどれくらいになるんでしょうかね?
こんだけ資格あるのであれば、少なくとも月40万以上は貰えないと厳しいんじゃないかなぁ。

てか、職場で何させられるんだろ?
確かに外注出すのよりは、自前で職員がいて、その人に自前で設備工事をやってもらえれば、そのぶん人件費も調達の手間・コストは遥かに低いと思うが。
でも、さすがにいきなりこれ全部持っている人は早々いないと思うし、職場とのマッチングが上手くいかないような気もする。
普通はそこそこの資格者を採用して、追加で資格を取らせるとかのほうがよいと思うが。

募集要項そのものがやる気のないブラフなら、まぁそれはそれで。。。

まぁ、地方に引きこもりを画策している私としては、そこそこの資格は取得したいと思ってる。電気屋をやる気はあんまりないけど、資格はソフト・ハードの両方を持っていたいなぁ。

結局変えるのかぁ。

  • 新設「さくらんぼ小」校名変更へ 成人向けサイトと同名(朝日新聞)(記事削除)

まぁ、変更の理由は確かに納得できるけど、なんか切ないというかヤルセナイというか。

潜在的にアダルト向けな内容のコンテンツを好まない市民は実際多いわけで、この一連の出来事によってその方々の反感を買うのは事実。
それが鬱積して発散されることがないといいなぁと思う。

てか最近このあたりの業界は、首謀者はさておき賛同者が社会に対して挑発的な行動が目立つ。個人的にはある程度アンダーディープな世界であるのが、お互いのためだと思うのだが。

校名

  • さくらんぼ小学校、アダルトサイトに同じ名が(読売新聞)(記事削除)

ちなみに内の近所には、さくら小学(ry
げふんげふん。

まぁ、確かに校名を変える必要はないんじゃないかな?
地元の名産とか市民の意見を尊重しているのだから、それを誇りに持つのはよい事かと。
ちょっと気持ち悪いとは思うかもしれないけど、公序良俗という点からしてみて、アダルトサイト側のほうが、どう考えても歩が悪い。たとえ表現云々とか言ってもね。まぁ配慮ですよ配慮。

SSDの魅力と現実に板ばさみ~

まずは「SSDは何ぞや?」というところから。乱暴に言うとSSDはHDDのメモリ版。
HDDのようにモータとヘッドによる駆動がないので「故障する可能性が少ない」とか「アクセスが速い」とか言われている。言わば次世代のハードディスク。

はい、乱暴ですね、すみません。という訳で詳しいことはググッテクダサイ。

でも以前からSSDには、私も興味があるのは他人と一緒。
確かに普段から仕事でPCを使っているので、マシンが速いのに越したことはなく、それにあたりSSDは魅力の一品。

ただ、もっと恐ろしいのが「データが破損して復旧できないこと」。つまり、記憶媒体の破損。これが一番オソロシイ。

で、記事にはHDDの故障経験が4割とあるが、HDDが巷に普及してから20年そこそこで4割であるのに比べて、普及が3年もそこそこのSSDの故障経験が2割弱は、いくら何でも高すぎる。

まぁ、これも記事にもあるのだが、HDDメーカーと異なり、既存の基盤製品の製造ラインで製造できるため、コスト面を抑えられるため、こぞって参入。
その結果、安全面が疎か…というよりも、このあたりの技術がまだ未成熟なため、結果故障が多発しているのではないかと思う。
確かにHDDも、昔は今に比べて故障は多かった…気がする。

あと、SSDドライブはその中でRAID0(まぁ、読み書きを早くするための技術)のような動きをしていて、1つの記憶データを複数のチップに同時書込していて、それで1つのチップに負担がかかるのを防いだり、速さを稼いだりしている。これも確かに技術としてはありだと思う。
しかしながら、データを一度にやり取りするのはそれだけ回路やチップに対して電気信号を多く展開する必要があり、そのぶん負担はかかる。その点の配慮が疎かになっているのではないかと私は推測する。

そもそも電気回路はそのものに大きな弱点を抱えている。その原因が瞬電や静電気などに弱いという点。

たとえばデータを記憶している最中に電源が切れたりすると、途端に壊れることがある。しかも性質が悪い事に、メモリが丸ごとイカレることが殆ど。例えば本体に挿してあるUSBメモリを、切断操作をせずにいきなり引っこ抜いて壊した経験がある人も多いと思う。
また電源スイッチをいれた途端に静電気などの影響で壊れるという事もある。

ただしノートパソコンにあるSSDの場合、基本的に電池の充電回路を介して給電している。つまり、パソコン本体そのものが、瞬電に対して比較的耐性がある。
またノートパソコンは、内部に埃が入りにくい。もともと密閉性を高めていることもあるが、そもそも機器が密集しているので埃が入る隙がデスクトップにくらべて低い。
まぁ構造上デスクトップに使用しているSSDよりは壊れる可能性は低いような気がする。とはいえ、携帯するという場面が多いので、振動で壊れたりするし、密閉性が高いために熱で壊れることもある。キーボードにコーヒーをブチ撒けて壊すこともあるので、一長一短。

でも逆にデスクトップの場合、ノートパソコンに比べて電源から回路に比較的すんなりと給電されている。そのため、瞬電の影響も受けやすい。
また、マシンの中の隙間も多く、家の中で使用する関係でホコリも吸いやすい。しかも金属部分も多い。その結果、中に溜まったホコリが原因で、静電気などが電源投入時など何かのはずみで発生。
そんな環境下でSSDを使用している場合、HDDよりも明らかに耐性は低いと思う。最近はある程度瞬電に堪えられる電源もあるとはいえ、UPSなどを導入したほうがよいかも知れない。

まぁ総じて、SSDはまだまだ品質の問題と技術の習熟不足があると思う。
HDDの場合、専用のラインと、普及してから20年以上経過し、製造各社には習熟したノウハウがある。それが品質を維持するための効果として現れているのに対し、SSDを製造するメーカーはまだそこに到達していない。
あと、使用する環境。パソコンの能力が飛躍する事は回路がどんどん密集してデリケートになってることを意味する。でもメーカーの品質ではカバーできないものが出回っているのも事実で、その部分を補うのはユーザーの行為にかかってくる。つまり、使用する環境とかメンテナンスに配慮することなどを、ユーザーがおこなうということ。

そんなこんなで、とりあえずもう少しの間は見送りかなぁ。でもノーパソだとSSDモデルにするかも。軽さ重視で。

電子出版業界

  • 【電子書籍ウォーズ(上)】グーグルとアマゾンの攻勢(産経新聞)(記事削除)

そろそろ電子書籍業界の収益が、出版業界からしてみても無視できない領域に到達してきている。
日本では Sony をはじめとするグループが事業会社を立ち上げて独自規格を打ち出そうと躍起になっているが、やはり Google や Apple などの開発速度には応えられていない。
これはおそらく事業会社が出資各社の意向を聴きながら進めているためで、これまたなんとも日本的な文化が足枷になっているのではないかと思われる。
まぁ、こんなことしてればアメリカの開発力には絶対に勝てないわな。

電子出版業界の未来はそんなに開けていないと思っています。まぁ時代の流れに沿った既存の利権の食い合いのような気が。
そもそも出版物というのは、著作権をはじめとする権利が、普通の物品とはその敷居が大きく異なっている。無論、通常の品々にもこのような権利はあるのだが、出版物は比較的容易に複製ができてしまうため、その点において特段の配慮が必要で、その部分の開発においては技術力をはじめとする能力が必要。
しかも、そもそも作者・出版・印刷・流通などからして、非常に保守的な意識が高い面々が、権利・利権を持っており、そこから版権を確保できなければ意味がない。
そして今はすでに、どこがビジネスプラットホームにおいて天下を取るかの、戦国状態。
ちなみに、ビジネスプラットホームが奪取できれば、版元との利益配分が二束三文であっても、莫大な収益を上げることができるというのは、お分かりかと思う。

ちなみに電子書籍というのは、技術面において真新しい部分がほとんどないのも事実。確かにハードの進化に合わせての機能追加とセキュリティ面での進化はあるんだけれど、「見せるための技術」においては、それほどの進化はない。
だって、所詮媒体が紙から電子媒体に移っただけだし。

あとこれは持論なのだが、そもそもコンテンツ産業というのは、一種のマネーゲームと私は思っている。細かい話は抜きにするが、乱暴に言ってしまうと、コンテンツ産業で生まれた利益は、所詮、国力の維持には寄与しない。一次産業で得られる原材料も二次産業で得られる物としての生産物も得られない。コンテンツ産業に従事している人、特に営んでいる人の殆どは、自身が好きでやっているのであり、そこに賛同者が集まることで売買が成立し、経済が成り立っている。そう言った意味では、一次・二次産業に比べ国力の増強という面において社会に寄与しているとは言えない。
確かにコンテンツ産業は、人間社会において充実な生活を送るために「ある程度」は必要だと思う。でも限度を越えてしまうと、それは結局、人間本来の知的ポテンシャルを無駄な方向に消費させている、要するに能力の無駄遣いに繋がっていると、最近常々思う。
まぁ、もっと乱暴に言ってしまうと、地球規模の経済破綻が起きたとき、電子書籍が読めるのよりは、畑でできた食料を持っていたほうがよいということ。そう言った点で、私のコンテンツ産業としての魅力は、最近ちょっと低い。

まぁ人の人生なんて 80 年ぐらいしかないのだから、今の私が何を言っても仕方ないのですがー。

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