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選挙

基地問題や戦争問題を中心にしても、選挙には勝てない

各政党が普段から市民に対して、どのような活動と実績を踏んできたかの結果ではあると思う。
政治というのは、市民の支持を得られなければ、得票に繋げられないという、根本的な数の論理。

そんな中で、長年続いている基地問題を持ち出しても、市民生活に直結するような問題、雇用や物価、治安、福祉、医療など、市民生活に直結するような問題に対して、真摯に訴え、向き合ってきたのだろうか?
もしその実績があるのなら、それを前面に打ち出せていなかったのではなかろうか?

個人的に基地や戦争・平和問題に関しては、あまりにもメディア騒がしく、沖縄の日々の記事を見ても、大量に出てくる。
確かに重要な話題ではあるが、社会生活などの実情との乖離・違和感を、市民は感じているのではないか?

結局、そのあたりのバランスを欠いた県政を行ってきた結果ではないかと思う。
先の静岡県知事の件もそうだけど、意固地に拘るべき問題が何処にあるのか、見極めなくてはならない。

日本の政治

日本の政治は、いわゆる地元の名士とか政治屋といった、いわゆるインテリ層によって成り立ってきた。これは大昔、武士や貴族が政治を行ってきた時代から、何にも変わっちゃあいない。
今の日本は、戦後の大混乱があって、そこから立ち上がって、世界有数の先進国となった。でもそれは政治家の力ではなく、国民が献身的に心血を注いで努力した結果だからこそであると思う。

まぁ国を営むうえで、政治や官僚が不要とは思わない。国を運営するためには、指導力や能力が必要で、それには政治や官僚は不可欠だと思う。
でも今の日本の国家を指導・企画する立場であるべき政治家や官僚は、国民の要望という影に隠れ、または誇張し、小手先だけの施策だけを行う。その結果、今の日本の財政赤字は破綻寸前。彼らの所為で、今に日本はボロボロ。こんな事では国民は国に対して敬意を払うこともできないし、何よりも納税意欲は持てない。

今の経済社会において、政治の指導力は果たして必要なのだろうか? 彼らの果たすべき義務は国力を挙げるための施策と、赤字を減らすための努力。
そのために国民が心血を注ぐだけの努力が欲しいのであれば、まず「職業政治家」をぜひ廃していただきたい。今の彼らの政治手腕は、一流企業の経営者の手腕にも劣ると思う。
政治という社会の中で結局うま~くうま~く立ち回っているだけだけであり、私からしてみると、滑稽に見える。

ちなみにヨーロッパ、特にスウェーデンをはじめとする北欧圏では、政治家を国民が監査するシステムがあり、国民が政治とは別の手段で国家運営を関係している。
確かに日本も国民が政治に参加するため参政権はあるのだけれども、政治手腕とは別の方向性で国の政治に参加できるようなシステムがあってもいいような気がする。司法における裁判員制度で、国民が密接に関わることになったのだから、それを見習って、国家運営に対して国民が監査できるようなシステムが必要かと。欧米型の政治システムは、今となっては古くて無駄が多い。

とはいえ、そんな事が話せる時代は、この先 50 年はないかなぁ。国家が破綻するのが先かもねぇ(憂

日本の黄昏

  • 政策、自民に協力要請=消費税「結論の期限切らず」―衆院予算委で首相(時事通信
  • 名古屋市議会:解散署名27日開始 市長、トリプル選視野(毎日新聞

まぁ、最終的には税金問題になってくるとは思うのだが。

国家財政も地方財政も総合的に見ると破綻寸前なのは明らかで、個人的には責任問題とか政争なんかよりも、日本の運営をなんとかしてもらいたい。

とはいえ、自民党には戦後60年のツケを払っていただきたいと思うので、政権政党にはなって欲しくない。彼らは、彼らなりのビジョンで戦後日本を建て直してきたのだとは思うが、結局そこで掛けてきた税金は官僚とグルになって無駄使い。国内外問わず、ろくな政策運営を行ってきた、その事実は翻すことはできない。
それに民主党も所詮自民のドロップアウト組で職業政治家とか、イロモノ政治家ばかり。別にパフォーマンスなんかしてもらわなくても構わない。
今は政治家や官僚の思い云々なんか正直どうでもよくて、日本の赤字と政策の弱さを何とかすべきではないかと、本当に思う。

このままでは、日本の経済は遠からず成り立たなくなるのは事実。今や日本で誇れる技術はますます先細り、日本人そのものの意気込みなんてものも、幻想に過ぎず。

…いっそ金(きん)でも買い込んで、少しでもリスクを緩和しておくべきとかと、最近本当に思ったりする。

遅配

個人的に東京~沖縄の荷物を送ることが多い関係で、ゆうパックはよく利用する。
てか沖縄は、もともと宅配事業そのものがヨワくて、今でこそ配達時間は変わらなくなってきたが(あ、離島は別ね。)、昔はゆうパックのほうが届くのが速かった。そして今でもゆうパックは他社よりも安い。それに、郵便用に確保していた航空コンテナの「空き」をゆうパックに振り替えるなど、弾力的な運用が可能なため、他社よりも安定した輸送が確保されている。まぁそもそも、東京沖縄間の航空便取扱量そのものが他の宅配業者よりも圧倒的に多い。そんな関係で郵便局のポテンシャルは、こと沖縄では十分に発揮できているような気がする。

本当に個人的な話ではあるが、今回の出来事なんかで、ゆうパックが槍玉にあがったり、自分の荷物は遅れるのは、とても心が痛む。
まぁ、一過性の出来事であればよいのだが、赤字が膨らんで破綻するのは本当に困る。特に沖縄方面便の宅配便は、ゆうパックと他社便では数百円から数千円の差で異なるので、痛手はかなり大きい。

普通の企業では、経営と現場とか中央(本社・本店)と現場とかの2大攻防ではあるが、郵便の場合はそこに政治・官僚という三層構造の攻防がある。
しかも、政治家は自分の知っている事だけで推し量り、それを無理やり通そうとする。

もちろん政治と官僚によって、今の郵便事業は生活を便利にしてきたが、それ以上に国民への「負債」を積み上げてきた。
無論許容できる負債であれば誰も文句は言わないだろうが、時の政治や官僚によって、負債を膨らませたのも事実。

結局、無駄な債務を国から切り離すために公社→民営化となるのだが、それをまた政治によって翻弄させようとしている。

総合的な経営判断ができない政治家や官僚には早々にご退場いただきたいものだ。

ちなみに、こんなビジネスモデルはいかがだろうか。

  • 配達困難地域の配達事業→公社化(個人向け宅配事業にかぎり、民間業者の配達も請け負う。それぐらいの事業規模。内務の一部は福祉事業。)
  • 輸送税の導入(一律課税)→公社の財源。(いわばユニバーサル税? 現在は通信にもユニバーサル料金なるものを取ってるし。)
  • 現郵便局は配達業務を除く郵便業務と、地域金融事業のみを請け負う。保険は現契約のみとし、原資が一定額以下になった時点で民間保険会社に経営売却する。

…とまぁ、素人の発想なので魔に受けないでください。
たんなるアイデアですから。

地域格差をなくすべきというのであれば、国レベルでその部分だけ支援すればよいと思う。

それにしても……マンゴー、腐る前に届くといいなぁ。