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大陸人ってのはさ。

「日本のように消費者に対して高い信頼を置いている社会」というのは間違い、「日本のように他人に対して高い信頼を置いている社会」なんだと思う。

まぁ細かいことは日本人を分析しなくてはならないので、その分野の権威でもない私としては、ここで多くは語らない。
でもひとつ言えるのは、それは「この精神的な豊かさが日本人が誇るべきアイデンティティの1つ」であるということ。

それに、中国人が恐縮する話ではないと思う。最近は日本人でさえ、精神的な豊かさは消えつつある。とてもガサツな社会になったもんだと嘆きたい。
まぁこれも、モノの豊かさ、グローバル化ゆえの反動…なのかも。

作品に対してのタブー

日本のライトノベルやマンガは、世界中から見て、とても個性的な表現手法であると思うし、これはある意味前衛的なのかも知れない。
そして、それら表現や作品に触れることができる我々日本人は、大変幸せだと思う。

しかしながらそこで生まれる作品は、必ずしも他国でも受け入れられるかというと、実はそうではない。
それぞれの国・文化・民族・宗教などにおいてはタブーが存在し、それらを扱った日本の作品は時に激しい拒絶や批判をを受けるというリスクを負うこともある。場合によっては表現手法そのものが否定される可能性もあり得るというのは、人間の過去の歴史からも、十分に考えられることである。

もちろん表現の自由は尊重すべきではあると思う。でも、そのほうがおもしろおかしいからと言って、そのほうが読者にうけるからと言って、作品を発表するのは良いことなのかというと、ちょっと考えるところがある。
何も考えずに作品を発表することは、結構リスクであると思ったりもする。

これらに妥協するため、作品に手を加えることべきなのかも知れない。
対抗するための理論武装をすべきかも知れない。

…最近の「たが」が外れっぷりは気になるので、ちょっと書いてました。。。

池袋にある中国?

確かに中国人は最近増えていて、以前は目立たなかった中国人向けの店が、街の目立つ所に店を構えるようになってきた。
ただ、昔から店を開いている中国人もいるし、実際そういう店は自分も利用したりすることがある。

逆に最近新たに進出してきた中国系の店は、どうも入りにくい。確かに馴染み薄いというのも理由なんだろうが、それとは別に、どうも店に入りにくいのだ。

この理由の一つとして、どうも彼らは彼らの視野で商売しているというのがある。
確かにそれそのものは悪くはないかも知れないが、それは彼らの価値観であって、日本の価値観ではない。
で、日本の価値観で商売しないで、店が繁盛するほど、日本人もお人好しではないし、他の店に行く。まぁ、「もてなし」なわけですよ。「サービス業の基礎を学べ」なわけですよ。

もう一つ。海外から来ても日本人に受け入れられず、結局事業に失敗してしまう原因の一つに、日本独特の仲間意識というのがあると思う。
それは日本という狭い土地で長い間育まれてきたものであって、当の日本人にも理解は難しいが実際そのような意識は存在する。その形態に決まりはなく、商店会という形であったり、昔からの町そのものに意識が存在することもある。そこに日本人は惹かれ、時には頼って生きてきている。
それを理解せずに、元来日本人が育んできた土地で事業に成功できるほど、日本は甘くはない。

良くも悪くも日本という国は保守的なのである。