月別アーカイブ: 2011年2月

続・善意の匿名の第三者

以前つぶやいたか、ブログ記事にしたかは覚えていないが、相変わらず2ちゃんねるに触発された「善意の第三者」からの通報に悩まされている話の続報を聞いた。
わたしの結論としては、複数人から別々のアプローチで相談されたら動くけど、1 人の「匿名の」チクりメールと2ちゃんねる内の記事だけで動くことは、組織の対応としては、あまりにも脆弱な情報源であり、影響のあるような行動は困難という判断。

それに当件については、既に情報を掴んでいたので、当事者と話をしたそうな。
彼らは「浅はかな行動」をした点、批判を受けている点について反省はしているし、それに対する「彼らなり」の対応を行った。
我々も彼らの行動が様々な場面で「浅はか」であることは指摘し、我々の企画に影響しないよう注意を伝えている。

我々としては、余程のトラブルであり、当事者の行動や企画の推進状況に甚だ疑問があれば、企画の中止、撤回、引継ぎも考慮する。
でも今回の企画については、トラブルの元となった件とは内容そのものが異なり、同様のトラブルは発生し難いと考えている。
企画の推進という点においては、若干不満が残る点はある。でもそれはスタッフ内部の企画推進でも起こる事象であり、すでに遅れている企画はあるという点。
それに企画の内容が過去に我々が直接行った企画に似ており、会場・スタッフ内部でも特に異論が出ていない点。
企画内容が既に告知されている点においても、現時点で企画を我々が引き取った場合、企画者当人らの「面子を潰す」ことになってしまい、彼らの信用を更に陥れてしまうことに繋がり、それは我々の本意ではない。
当事者の応対を見る限り、確かに「隙」はあるが、それなりの対応は進められており、彼らの面子を潰してまでの対応を取るには、あまりにも大人気ない。

それに対して、通報者は1人。しかも情報ソースは2ちゃんねる。しかも匿名。
彼らの行動によって直接迷惑を被ったのかも知れないが、そうであっても被害者は当事者に直接苦情を言うのが常套手段なはず。

それを「あの人はあんなトラブルを起こした人だから、企画をさせるな」と匿名で告げ口するなんて。
たとえ遠まわしな内容であっても、人の品格を疑う。
しかも先に送られてきたメールには「会場に連絡する」とか書いてるし、脅迫・強要に値する。
督促などのTPOを弁えていない。

メールの内容を見ても、明らかに「自身が受け容れられない人を排除するタイプ」であり、他人のミスを許せないタイプ。
そんな顔の見えない、自身の主張を繰り返す匿名の1人と、ミスは起こすけど、真摯に行動して顔の見える人であれば、現時点ではまだ後者のほうが信頼に値する。

自分が嫌だから、他人の行動を受け容れられない人は、それらに参加すべきではないと思う。
同人誌即売会も然り、2チャンネルに投稿も然り。
受け流すことができない人、割り切れない人は参加してはいけない。トラブルを起こすだけ。心労を増やすだけ。

もちろん企画が失敗することがあるかも知れないし、中止することだって、今後あり得るかも知れない。
でも現状においては、中止するほどのトラブルが我々自身に発生していない。
そもそも企画を広く募集し、推進も任せているのは、スタッフのリソースだけで楽しいイベントを作るのは非常に困難であり負担が大きいため。
そこで参加者に協力してもらい、みんながより楽しめるイベントを作り上げるられるように考えたシステム。

通報者には理解・容認できないかも知れないが、その点を踏まえても、企画は現状のまま進めていくことになる。

同人誌即売会というムーブメントを支え、共有する者として、失望させてないで欲しい。
これは企画の当事者にも通報者にも伝えたい。

…まぁ匿名の人に回答しても、きっと「失 望 し ま し た。」的なメールが返ってきて後味悪く終わるんだろうなぁ。まったく。
この人のおかげで、とても後味の悪い記念イベントになりそうだ。。。

FireFox や GoogleChrome などで Amazon 広告タグが正しく表示できない件について

当ホームページにて、標記の現象が発生しております。

原因は調査中ですが、おそらくココログの「仕様」という名の不具合が原因だと思われます。

今時、Internet Explorer でしか動作検証しないのとか、正直 あ り え ま せ ん 。

おそらく問題解決は困難かと思いますので、コンテンツを契約ISPごと移転する方向で考えています。
てか、自前のホスティングに移動だな、こりゃ。

問題解決まで、しばらくお待ち下さい。
(でも、当方の作業タスクの関係で1~2年ぐらいかかるかも。)
てかさ大手ISPは、とうとうインターネット接続「専門」業者に成り下がります。
まぁ、それ位にしか使えなくなってしまったという事。

koki(作家)

COMITIAに出ていた作品で、久々にガツンと来たものがあったので、個人的にプッシュ。

こちらのサークルに参加されている koki さんの作品。
残念ながらこの方の作品は、今回この本1冊しか読んでいません。
しかもこの1冊には前後のストーリーが描かれていないので、正直なところ話の全体像はよくわかりませんでした。

でも、今回この本に収録されている作品は、前後のストーリーがなくても、その内容の「熱さ」がとてもよく伝わるものとなっていました。
まぁ作者が個人的に「好き」なストーリー部分だけを興してできた、いわば「切り抜き」なのかもしれません。
体裁や吹き出しの部分など、絵以外のマンガ・誌としての出来映えについては、かなり「荒さ」もあり、技術的には「まだまだ」なのかも知れません。でも、少なくとも描かれている絵には、とても「チカラ」を感じました。

その最大の要素として、おそらくアナログで描かれているという事。
最近のパソコンのデジタルで作成された作品とは違う「新鮮さ」が出ていて、ちょっと体が震えてしまいました。

最近はデジタル化が進み、ある程度の技術はソフトが補ってくれます。
でも、アナログの部分というのは、マンガを描く人には必要な知識や技術が潜んでいて、たとえデジタルであっても、アナログで培われた知識やの技術を持っているクリエータのほうが、より多彩な表現力などポテンシャルが高いのでは思ってしまいいました。

今後の作品に是非期待したいものです。
こういう人は、とても応援していきたいなぁ、と思います。

ダム

  • 橋下知事、住民に陳謝 槙尾川ダム建設中止(産経新聞)(閉鎖)

資料を見ていないので妥当性を判断できないけど、政策転換によって着工中の工事を中断する場合、その補填策で元々以上の費用がかかるなら、無駄であっても地元の感情を重視して進めてしまうほうがよいかと。
それが政治というものですからねぇ。

ダム建設以降の維持を地元にやらせるとか、建設費用を地域課税とか、水道事業とかに増額加算して賄うとか。
沈殿物とかで使い物にならなくなった時点で、再評価してもいいと思う。そして間違た行為だと決まった時点で、当時のダム推進派を一人の残らず戦犯として吊るし上げてもよいのではないかと。

個人的にはダムを建設した場合のリスクのほうが高いと思うし、時間がかかっても、治水施策や山林施策を徹底的にやったほうが、地域経済も自然保護の観点からもよいのではと思う。たとえ水害が何度も起きても、だ。
ダム施策は問題を1世紀単位で持ち越すだけであり、将来の世代にリスクを引き継いでいるだけで、結局はその場しのぎの解決にしかならない。治水事業としては、最低の施策。
それよりは、河川事業や山林事業をしっかりと行うべきかと。

まぁ、両者とも視野が狭いから仕方ないか。。。

「政治の評価は歴史がしてくれる」とは的を得ているとは言えるが、碌でもない施策をした人は歴史から抹消されるだけなんだよなぁ。
これが一番腹立たしいので、碌でもない施策を提唱している人に投票してはいけません。

最終的に苦い思いをするのは「自分」なのだから。

国民年金基金を考えてみた

国民年金基金試算

国民年金が約79万、国民年金基金が試算した口数掛金で約25万だから、合計105万弱
しかもこれは「年金」なので、月額に直すと9万に満たない。。。

しかしながら、生きていれば80歳超えた辺りで年金のモトは取れるし、途中で死んでも一時金という名目で掛金が一部戻ります。
(ただし、死んだ時期によっては戻らなかったり、満額ではありません。収めたお金がそっくり返ってくるわけでもありません。でも掛金が全額控除されて税制優遇もされてるから、一概に損得勘定できないかと)。

ちなみにサラリーマンの場合「厚生年金」になりますが、福利厚生をちゃんとやっている会社でサラリーマン一筋で働けば、何も考えなくても、それだけで月13万は貰えると思います。
公務員の場合は「共済組合」という事で、厚生年金以上のさらに手厚い年金が貰えます。
(ちなみに厚生年金の場合、法人を「人」と見立てて、年金を課金し、その分を上乗せしているだけ。でも会社にとって、負担の大きい制度。)

この辺りについて不公平を訴える話題がよくありますが、日本の年金福祉システムは、構造上、サラリーマンや公務員、自営業という単位で、そう言った人達ごとに、個別に手厚く保護しようとする、政治家やら官僚などによって、1票という大義名分の下、勝手に構築されてきた物なので、私には不公平そのものを訴える理由がわかりません。
不公平を訴えるべきは、そのようなシステムを作り上げてきた政治家であり官僚であるべきです。
自営業者に対する手厚い年金システム構築を訴えなかった戦後の政治家とか自営業者そのものを恨むべきかと。
まぁ、その辺は別のお話。

話を戻して、自営業の場合。
まぁ、巨匠で印税収入があるとか、地主で家賃収入が入るとか、生涯現役で収入が絶たれる事がないとか、既にひと山儲けて資産があるような方々は別にいいのですが。
私みたいな普通のエンジニアやクリエータ、職人などの自営業者は、死ぬまで今と同じ収入水準の仕事があるとは考えにくいし、仕事ができるとは限りません。老後がかなり心配です。
そうした時に頼る年金が月額9万って、、、。
結婚してれば、二人で何とかスレスレな感じですが、貯蓄がなければ何もできませんなこりゃ。

「生活保護とかあるから生きてゆける」と言う人もいますが、じゃあ「生きているだけの老後」に何の価値があるのでしょうか?
それに、そのような義務を犯してまで年金を払わなかった人の生活保護のために、我々は住民税を納めているわけでもありません。
余裕を作るために、最低限「人に迷惑をかけないため」には、結局のところオカネが必要なんですよ。

そんな感じで「最低限の生活」を確保すべく、年金基金を利用するのは一つの手かな、と思い至ったわけです。
今は個人年金やら民間投資やらの手段もあります。まぁ生活や時間に余裕のある人はいいかも知れませんが、そうでない人や興味のない人にはリスクが大きすぎるかと。

そんなのよりは、税金の優遇があったり、掛金がほぼ満額戻ることを目論んで、堅実に年金基金を積み上げておくほうがいいと思います。
それでも、手元にオカネが残るなら、投資とかすればよいかと。

とはいえ、国民年金基金は国民年金法の下に成り立っているものであり、そして年金にもリスクはあります。
国家財政が破綻したり、経済が破綻すれば、掛金に見合った金額が支給されない可能性があります。
それに、現在の政権には「保険と年金の一体改革」を唱えてる方が一部いらっしゃいます。年金制度が改正されれば、国民年金法の下に成り立っている国民年金基金は影響を受ける可能性があります。
これもリスクです。

ちなみに「国民年金」のほうは国民の義務なので、堅実に支払うべきものであり、払わなければ、老後にビタ一文戻ってきません。
戻す必要もないと思います。それで路頭に迷っても、知ったことではありません。

年金の強制徴収については、私は賛成です。年金が貰えないとか文句言われるぐらいなら、取り立てる位がちょうどよいかと。
もしくは一定資産・収入以下の人には拒否権を付与して「強制徴収は拒否します。将来年金が受け取れなくても一切文句は言いません。」的な文書を貰えば強制徴収を免除するとか。

フリーターの人も、まぁ夢を追いかけたりするのは個人の自由ですが、老後は考えておいたほうがいいですよ?
最近のホームレスとか独り身事情を見てると、オカネのない老後はホント悲惨すぎる。

phpMyAdmin のディレクトリを移動したとき

現象

Web サーバのメンテナンスや整備で、phpMyAdmin のディレクトリを移動し、phpMyAdmin のログインからユーザ名とパスワードを入力し「実行する」をクリックした際、

エラーが出たためセッションを開始できませんでした。 PHP やウェブサーバのログファイルに出ているエラーを確認して、PHP を正しく設定してください

というエラーに出くわすことがある。

原因

phpMyAdmin のディレクトリを移動する前はログインできていたのに、移動した途端に動かなくなった場合、cookie 内に保存しているセッションが不整合を起こしている可能性があり。

config.inc.php の中に

$cfg['Servers'][$i]['auth_type'] = 'cookie';

と設定している場合は、セッションは cookie に格納されている。

対処

  • クライアントの該当する cookie を削除。
  • ブラウザを再起動。phpMyAdmin にアクセスし、再度ログイン。

ただし、これでもエラーが発生する場合や、上記の場所とは違う画面や操作でセッションのエラーが発生している場合、php.ini の設定など別の問題が考えられるので、ググって確認するべし。