預金・学資保険関係の税金とか

よく間違えるので、記録。

普通預金・定期預金・定額預金

  1. 預金保険制度の対象預金であるため、金融機関毎の預金者1人あたり、元本1,000万円までと破綻日までの利息などが保護される。
    ただし、普通・定期・定額などの預金種類や支店またぎ等で複数口座を持っていても、預金保護されるのは合算で1,000万円まで。
  2. 預金そのものは、原則青天井。
    ただし、ゆうちょ銀行は、2015年9月現在、法令により1人あたり1,000万円までに預金が制限されており、それを超える預金は、原則引き出す必要がある。(利息や振込等で増えた場合も、引き出す必要あり)

預金と税金

  1. 利息に対してのみかかる。20%の源泉分離課税がかかる。
  2. 預金は土地・家屋・有形償却資産ではないので、固定資産税は発生しない。
  3. ただし贈与した場合は、贈与税が発生するので注意。
    暦年贈与の場合、年間110万を超える贈与から課税対象。
  4. つまり、税務署からケチをつけられたくなかったら、親から子へ毎年100万ずつ贈与するのが一番。
    10年で1000万円、無税相続できることになる。

学資保険

  1. 契約者保護機構により、元本の8割は保証されるものと思われる。
  2. 複数社の学資保険を合算、満期額が1,000万円までの契約しかできない。(保険対象者が15歳以下の場合、700万円まで。)
  3. 途中解約は、ほぼ元本割れ。

学資保険と税金

  1. 生命保険なので、税額控除の対象となる。
  2. 満期保険金は一時所得にあたるため、特に支払った金額を超える部分(利息)が課税対象となる場合がある。
    ただし実際の話、1,000万円 or 700万上限があり、かなり幼いタイミングで前納したとしても、課税される可能性はかなり低い。(課税されたとしても、数万程度の微々たる金額ではないかと思う。)
  3. ただし、契約者本人(親)が死亡した場合、贈与税・相続税、もしくは所得税が発生する可能性がある。

初めて音楽配信サービスを利用してみた

Amazon Music を利用してみた感想。

確かに手軽ですね。
バンバン楽曲を購入して利用したくなるのも、わかります。

利用することになった経緯

今、客先様の職場でデスクを借りて作業をしているのですが、近くで Pepper のアプリを開発してる方がいまして、こいつがまぁ、操作するたびに動いたり喋ったりするんですよ。

最初のうちは「すごいなぁ」と思っていたのですが、こちらの仕事が忙しくなってきて、そうすると、Pepper の挙動(不審)とか(不規則)発言とかが、だんだん「イラッ」としてしてくるようになりまして。

まぁ携帯音楽を使用が黙認されている職場なので、音楽を聞きながら仕事しても良いのですが、自分ポリシーとして「職場で携帯音楽使ったら負け」的な理由で、使っていませんでした。
でも今回は、さすがに「負け」を受け入れるしかありません。

(まぁ、もちっと Pepper がちゃんと喋ってくれればいいんですが、どうも開発者は発音のイントネーションを調整しているらしく。いちいち発音時の音の高低が変化して、それがウザい。)

というわけで、Amazon Music を利用開始。

まぁ、他の音楽配信サービスも含めて、吟味しても良いのかも知れませんが。
自分の場合、すぐに利用したかったのと、普段から Amazon 利用しまくりなので、その路線でなんとなく決定。
Android の Amazon アプリで初めて音楽を購入したら、Amazon Music アプリのダウンロードも指示されたので、そのまま道形にダウンロード。

・・・なんか、音質悪くない?

最初は Amazon Music アプリがヘボいのかと思い、普段使っている PowerAMP でも聴いてみたのですが、やはり、音質あまり良くないみたいですねぇ。

でもって色々と調査・考察。

自分は普段 CD からデータを落として、PowerAMP で聴いてるんですけど、だいたいビットレートは256kbps(128~320kbps)の VBR なんですけど、Amazon Music の楽曲は 256kbps の CBR で提供されているそうな。

どうもこれが原因かな。微妙に音が平べったく聞こえるんですよね。「臨場感がない」と言いますか、「音の層の厚みがない」と言いますか。

とはいえ CBR と VBR の差なんて、よほどの機材と環境じゃないと聞き分けができるかは疑問もあるし。
(そもそも人間の耳でこのレベルの聞き分けが可能かは、難しいか?)
でも「気分の問題」とは言えない感じだったしなぁ。

しかもさらに調べてみると、楽曲によっては、ダウンロード版をAmazonに提供する時点で、すでにワザと音質を落とした版を提供してこともあるそうな。

まぁ「その場しのぎ」で導入したものなので、そのうちちゃんとCDを購入して聞き比べてみます。

自宅持ちのサーバをクラウドに

自宅のサーバをクラウドへにするべく、少し考えてみたのですが。結局、当面の間は保留することにしました。

経緯。

事務所は「事務所兼自宅」なのですが、息子が生まれたので、子供部屋を確保すべく、仕事部屋としている部屋を、近々明け渡さなくてはなりません。(仕事部屋は納戸に移動する予定。)
そのため、家にある機材や書類を減らす必要があり、その一環として、サーバを減らしたいと思い立ちました。

現在の機材はおよそ6万円で、3年ぐらい前に購入しました。
本当は当方が利用している「さくらのレンタルサーバ」に入れたかったのですが、以下の Web アプリに問題もあったため、あえなく現在の状態に。

  • TInyTynyRSS の処理(RSSの巡回取得処理)が cron で稼動している。この処理が遅く「さくらのレンタルサーバ」の制約に引っかかる。
  • Redmine。Ruby on Rails で書かれていて、さくらのレンタルサーバでも無理矢理設置することはできる(らしい)のだが、恐ろしく遅い(らしい)。

この機材には VMWare を乗せていて、当初は「これで必要に応じて、仮想サーバを建てればいいや」と思っていました。
でも結局は、さくらに載せられなかった Web アプリしか稼動していない Web サーバと DB サーバのみしか、稼動してません。容量も空き放題の状態。

そのため、さくらの VPS かクラウドに載せ変えて、自宅の機材は停止させようかな、と考えた次第。
自宅サーバは電気代もかかるし。

結論。

見送りです。

さくらのクラウドの場合、最低スペックにしても年間 25,000 円ぐらいかかってしまう。(月 2,000 円ぐらい。)
これを高いと考えるかは、人によるかもだが、自分の場合はちょっと高いと感じた。(年間 10,000 円ぐらいなら考えるのだが。。。)

さくらの VPS にしても良いのだが、ディスクの途中増設が不可能。
よって容量超過時には、上位プランを別契約して、再セットアップ、データ移行という大きな手間が発生する。
(Redmine があるので、容易にディスク容量増やせないプランは、少し厳しい。)

他社を探しても良いかもだが、管理上、契約先も増やしたくないので、とりあえず保留。

「プレミアム商品券」施策は下品な施策。

  • なるほドリ:プレミアム商品券はお得なの? /和歌山(毎日新聞)(記事削除)

まぁ、国が地方創生目的で4000億もの税金をバラ撒いた結果が「これ」。

「おカミの『おこぼれ』に群がる卑しい人達」にも嫌気が刺すんだけどね。なんすかこれ?
前日早朝から並んで商品券買うとか、「清貧であれ」とは言わないし、日々の生活が厳しい人には垂涎のものかも知れないけれど、自分はとても恥かしくて、できない。

これが国が目指した施策の結果であり、国が地方に対してカネを急にバラ撒いた事による、地方の「応え」。

国「お金あげるから、これで地方創生考えて」

地方「こんなカネいきなり貰われても困る。」

誰かが、こう助言「プレミアム商品券でいいんじゃね?」←こいつが犯人

地方「そ れ だ !」

まぁ、多分こんな感じではないかと。

麻生が2009年に国民全員にカネをばら撒いた「定額給付金」制度と同じ。
ただ「現金」が「金券」に代わり、責任が「国」から「地方」に転嫁されただけ。

国民 「こんなアホな施策、誰が考えたんだ!」
国 「施策は地方が考えました。」 ←こうやって責任を地方に擦りつけ。

とはいえ、国も「ハコ物」でしかカネを使うことはできないんだから、しかたないけどね。
でも、こんな事に税金を使うんなら、まだハコ物、、、そう、「国の威信にかかわるオリンピック、新国立競技場」にカネ使ったほうが良かったんじゃないかな?

でも、国のスタンスにも理由もある。
生活保護対象者や所得税・住民税が免除されている人に対して、減税したり特別給付金を出しても、経済界は納得しない。だって、ギャンブルや既存の借金返済に使われても、経済界としては意味がないんだから。
それに対して「プレミアム商品券」は、有効期限が定められていて、必ず使用しなければならない。しかもギャンブルには使用できず、地域で必ず消費されるものだから、経済界に直接の利権はないけれども、納得はできる。

個人的には「国民全員に『プレミアム商品券』を均等に行き渡らせる施策にすれば良かったんじゃない?」と思うのだが。
でも、これだとカネが商品券に変わっただけで、「ばら撒き」には変らないか。うーむ。

社会保険への施策をしても、今の医療界は、「治療という」の名の下、やらなくてもいい治療も促すし

これは「穿った見方」ではないと思うんだが。

人の死の経験

自分はまだ実際に臨終の場に立ち会ったことはありませんが、人の死そのものには、わりと小さい頃から身近に感じてきました。

父方の祖父

自分が小学校低学年の頃に亡くなったのですが、この時が人の死に触れる最初だったと思います。
葬儀が始まるまでの間、自宅の寝室に安置されていました。
顔には白い布を被せられて、親類縁者が弔問に訪れる度に、布を取って声をかけていた記憶があります。
当然死んでるのですから、声をかけても動くわけはありません。このときは本家で葬儀が執り行われることになり、集落規模の大きな葬儀で、寺の総本山からも多くの僧侶が来たのを覚えています。

友達の近所の上級生

そして小学校高学年の頃になると、よく遊んでいた友達の近所で、たしか小児がんで亡くなった上級生の葬儀があり、こちらも自宅で執り行われたため、偶然友達の家で遊んでいた自分も、参列しました。
出棺の際、多くの上級生が泣いていました。

中学生に進級する頃

小学生の中盤何年かの間、近所のそろばん塾に通っていたのですが、そこで上級生の男の子がよくいじめられてました。

当時はなぜいじめられているのか、まったく知りませんでしたが、雪合戦のときには、上級生が雪玉の中に小石を入れて投げつたりしていました。
それ以外にもいじめられて泣いていたのを、何度か見かけた記憶があります。

そしてその子は、中学に進級ののち、自殺しました。

自分がその中学校に進級する、ほんの数ヶ月前の冬の出来事だった気がします。

当時、子どもの自殺は非常にセンセーショナルだったようで、田舎であったものの、全国ニュースで報道され、テレビでも学校が報道されました。

いじめが原因ではあったと思いますが、今でも理由はわかりません。
でもいじめていた人物の顔は、今でもはっきり覚えているし、その人物は自分が上京する時点でも、その集落に住んでいるのを記憶しています。

母方の祖父

自分が上京して数年後、母型の祖父が亡くなりました。
このとき人生初めて火葬場まで行き、荼毘に付される一部始終を経験しました。

ものの1時間前後で火葬は終わり、遺骨だけの状態になって火葬炉から出されます。
このときは、虚無感を感じた気がします。

友人の死

最近、上京後にできた友人が亡くなりました。
自分と同年代で妻子を残しての旅立ちでした。

死因は肝臓がんでしたが、当人が気付いた頃には既に手遅れでした。
もともとワーカホリックな面があったようで、本人の自覚の具合はさておき、ストレスも多かったと思います。
あと、それほど酒が強くないにも拘わらず、付き合いで酒を嗜む機会が多かったようです。
中年層において個人差はあるものの、健康に対するリスクを目の当たりにしました。

これ以外にも、過労死やメンタルが影響しての自殺など、気付けばリアルに顔を知った方々の何人もの人が、この世から去りました。

自分も遅かれ早かれ、死は向かえる事になります。
でもそれ以上に、他人の死は身近に遭遇することがあります。

だからこそ、死というものを、生きているうちに考えを巡らせることは、大事なことだと思ったりする今日この頃の出来事。

子の親に対する評価

  • 保育所は迷惑施設か<上>福岡県古賀市の新設保育所の場合 反対運動で高さ3メートルの防音壁(西日本新聞)(記事削除)

「終の棲家」として静かに暮らせる場所を求めたものの、そこに保育所ができてしまう。
確かにそれは、不幸だとは思うし、それに抗うのは理解できる。でも、やはり違和感を覚えるのだが。。。

自分も子供が生まれて育てているが、この記事にでてくる既に子供を育て終えた男性の意見など見ていると、ちゃんと子育てにかかわってきたのか、疑わしく思う。
ただ、そんな彼らにも理由はきっとあると思う。たとえば仕事が忙しくて、家事・子育てに参加できなかった。とか。家庭環境に難があったとか、子供の成長によって性格の変化、とか。

でも、どうも彼らの場合、「子供」ではなく「子分」として、自分の子供に関わっていたのではないか、と感じてしまう。

実際に、子供の目線や考えを重んじてコミュニケーションをしてきたのだろうか、と。

自分は外で稼ぐ、子育ては妻に任せる、と、一見、効率的な作業分担のように思う。でもこのような家庭・家族は、果たして「家庭」「家族」と呼べるような関係なのだろうか?
段取りや理屈だけで、家庭・家族は成り立たない。それは人間なのだから。

それに子供は、親の接し方に対して、非常に敏感であることを絶対に忘れてはならない。
自分では分からないかも知れないが、子供は親の姿を敏感に把握している。
だって人間関係において、親子ほど距離の近い関係はない。子供は親自身以上に親の行動や性格を把握している。
それは最終的に将来、老後・死後、親自らの力が及ばなくなった段階で、子の親に対する評価が下されることになる。自分に返ってくることになる。

個人的には本当に父親として愛情を注ぐ覚悟がないのであれば、子を作るべきではないと思う。避妊すべき。パートナーともちゃんと話をすべきだと、自分は思う。

そうじゃないと、子供は幸せにならないし、自分自身にも不幸になる。

区議選

があるのですが、候補者それぞれの考え方があると思うけど、名前だけを連呼して街宣する行為に意味があるのか、甚だ疑問を感じる。

もちろん印象を残して、投票に繋げると考えもあるだろうけど、自分の場合「よしこいつには入れないでおこう」と、いつも強く思う。

駅前でも、単に挨拶と握手をしているだけの人には、入れない。ちゃんと自分の主張を述べられる人に投票したい。

最近、都市部の議会も若者議員が増えてきているが、自分に考えのない人が特に多い。もしくは自分勝手というか、意味不明・共感できない人とか。

議員というのはもちろん自分の主義、主張も必要だが、地域や市民の声を聴き、それを行政に繋げるのことも大事なわけで、その辺りのバランスが必要な役割だと思うのですが、どうも日本の議員というのは利己的に振れている人が多いなぁ。

フリーのプログラミング屋さんの記録

あくまで個人的な経験上の話です。
これを参考にして短絡的に会社を辞めるのは、お勧めしません。
何事も知識・情報を仕入れてことと、自分の性格やスタンス・センスに向いているかをよく考えたうえで、決めるべきです。

最初のうちは情報サービス会社に勤めてました

情報系の学校を卒業し、IT系業種に就くという、最も無難なキャリアルート。
2000年前後ということで、バブル崩壊を抜けつつあるタイミングだったものの、まだまだ就職難の続いていたタイミングではあるものの、とりあえず就職できたのは良かった。

でも自社で作業をしたのは、結局最初の3ヶ月ぐらい。
そのあとは外に出される。
まぁ、そう言う意味ではシステムエンジニア関係で「あるある」の事実上の外注派遣会社みたいなもんだったのでしょう。
社長自体も「できれば自社で仕事をさせたい」とは言っていたので(どこのIT系会社の社長はみんな言うけど、それを実践できてる会社は少ない)、派遣みたいな業態を目指していたわけではなかったでしょう。
でも、会社として最も楽に安定した収益を出す方法としては、この業態なんですよね。一度吸った汁の味は忘れられないということで、会社もこの道を選んだのでしょう。

ただ、あと個人的にも、いわゆる人材派遣会社とは違うため、雇用が安定している点は良かったのかも?
結局足掛け13年ぐらい過ごしてしまいました。

ちなみに自分の場合、月20万ちょいぐらいだったから、年間で200~300 万そこそこ。そう、馬鹿みたいに易いんです。
安定してても、これでは日々の生活だけで終わる。

あと客先のシステムの案件なので、新たな技術スキルを身に付ける機会にも恵まれない。

結局「カネ」と「スキル」の上達を犠牲にしただけなんですよ。

フリーになってから

という事で、個人事業主つまりフリーになりました。
ちなみにフリーの場合、「給与」とか「手取り」という概念はなくなってしまう。
「売上」から「経費」を差し引いた金額が「収入」になるのだが、これは「給与」とは違う。
給与は年金や健保、住民税、所得税などが月々に「控除」されていく。この「月々」というの部分がミソ。

対してフリーの場合はそうでなく、収入の中から得た金額から、都度支払うべきものを支払っていくのが個人事業主。日々の生活費もこの収入の中から支払っていく。

とはいえ、事業の財布と生活上で必要な財布を一緒にして運用していたら、帳簿が大変な事になってしまう。
そのため給与と同じ感じで、毎月定期的に事業用の銀行口座から生活用の口座に自分で移し替えるのが、おそらく一般的。
そのほうが帳簿の管理もしやすい。

ちなみに個人事業主になって家計に入れている金は、45万ぐらいになった。
ただ、そこには住居兼事務所としての家賃や電気代なども含まれるし、年金・健保・税金も支払っているのだから、実際の生活費30万ぐらいになる。

でも余裕はかなりできた。それは何か。

フリーのメリット・デメリット

経費が自前

自分の場合、パソコンは本業でも私用でも利用している。

そのパソコン。会社員だと、普通は自分個人のパソコンを買っても、そしてそれで会社の仕事をしていたとしても、それはあくまで個人のものになる。
中には個人用パソコンの購入に一定の補助を出す会社もあるかも知れないが、普通は一銭も経費にはできません。

ところが個人事業主の場合、そのパソコンを仕事で利用しているのであれば、経費できるわけです。
もちろん参考書籍だって、仕事上必要で購入したのであれば、経費にできます。

自宅で仕事をしているのであれば、電気代・通信費・家賃なんかも「家事按分」が前提ではあるものの、一部は経費にできちゃいます。
仕事でタクシー移動することだって「交通費」として経費にできますし、飲み会の費用も、仕事上の付き合いであれば「接待交際費」にできます。
いちいち経理や上司のお伺いを確認する必要もありません。

ただしデメリットというか、守らなくてはならない点もあります。

まず経理を自分でやらなくてはなりません。
もちろん会計士・税理士などの経理業務を外注に出すこともできますが、一般的な考え方として、経理の面倒は自分でみる必要があります。そこに経理上のトラブルがあっても「税理士に頼んでたから詳細は知らない」では通らないんです。カネの流れは把握する必要がでてきます。

あと何でも経費にはできないし、収入以上の経費を立てることもできません。つまり仕事をして収入を得られなければ経費にはできないんです。

フリーは将来までの保証はしてくれない

もちろん、フリーになるとか、起業するといった目標の人もいるし、実際にそれを実践している人は沢山いると思う。

ただし、よく調べてくれ。
フリーには退職金といったシステムは存在しないし、老後の保証も存在しない。

こういうことは、日本の社会システムであり、それに準じて人生を送らないと、非常にリスクのある人生を送る可能性があることを、高校生までのうちに学校でちゃんと教えるべきだと思うが。

いまの教育では、その知識は一切習得できないので、ちゃんとちらべるべき。

例えば年金

自分の記憶では、中高生のタイミングで社会科として「年金」の云々について、ざっくり教わっただけ。要するに、テストのため、受験のための知識。

実際には国民年金は年間で70~80万しか貰えない。
月換算で6~7万だよ。
ちなみに東京のワンルームが家賃だけで相場が7万ぐらい。光熱費もちろん別。
だから年金だけでは生きていけない、生活保護まっしぐら。

日本には公的年金というシステムがあって、将来老後において年金を受け取るためには、通常18歳ぐらいからコツコツ年金を支払う必要がある。

一般的な会社員の場合、給与明細の控除の部分で差し引かれてしまうので、あまり意識しないと思うが、フリーの場合は当然自分で支払わなくてはならない。

しかもこの年金システム。国民年金、厚生年金という感じで2階建て構造になっていて、フリーには「厚生年金」という部分の上乗せ部分が存在しない。
実際は「国民年金基金」というシステムを利用して、フリーでも上乗せのような部分を追加することは可能だが、実際のところそういった将来の部分も自分でよく考えて、日々の収入から支払っていく必要がある。
こういうの、学校では習ったこと、、、ありませんよね。

それ以外にも、健康保険は国民健康保険になってしまう。この保険料が恐ろしく高い。収入が800万ぐらいの家族世帯の場合、あっと言う間に年間100万前後の国保の請求がやってくることになる。

自分の場合、家族つまり子供がいて、その子の学費・養育費を稼ぎつつ、実際に育てていく必要もある。

子供が成人するまでの費用として諸説あるけれども、自分の中では、概ね2000万は稼ぎ出す必要がある。

それとは別に、老後の資金としても一般的には2000万前後の貯蓄がないと、余裕ある老後を送ることは出来ないと言われている。

会社員ならそういった点を、給与の中から年金や退職金積立といった部分から、あまり気にせず会社がやってくれたが、フリーだとそれを全部やることになる。

自由もあるが、覚悟も必要。それが個人事業主。

「母親も悪い」果たしてそうなのか?

  • マンションに男児遺体、男聴取 1人保護、母親「預けた」(47ニュース)(記事削除)

この一連の事件について、ワイドショーやネット上の意見などを見ていると、「母親が悪い」的な意見が散見されるが、正直とても気分が悪い。

「何ら素性の判らない人に子供を預ける」というのは、母親自身の境遇とか持ち得ていた知識から、そういう解決方法を見出したという、単にそれだけの事。

生活は、子供が出産する前と後では180度変化する。
その変化を、子供が産まれたら、無理矢理受け入れることになるわけで、それだけで親は疲弊するはず。たとえそれを覚悟していても、実際にはその覚悟を容易に上回る困難に遭遇し、否応なく対応する事に迫られる。

そして子育ては母親が行う事が多いとは思うのだが、現在の日本の「核家族化」された世帯においての子育ては、かなり無理がある。
これは、仕事を専業主婦であってもだ。
母親一人だけで新生児の面倒を見る事は、肉体的だけでなく、精神的にも不可能。たとえば目を覚ましている新生児は、抱いていないかぎり、常に泣いているものなのだが、それを横目に洗濯したり、ご飯を作ったり、宅急便の荷物を取る事さえも、かなり躊躇するはず。

しかも、だ。
しかもそれを事前に教えられる事は、ない。
そう、絶対にないのである。

それは教育で教えていないし、社会に出てからも、それを説かれる場はない。
教育の場では、保健や性教育、もうすこし突っ込んだところでも福祉や保育などを教わる程度のはず、受験に必要のない分野の内容なので。
社会では、妊娠した時点で保健所とかに「母子手帳」を貰いに行くと、母親教室などのセミナーや様々な資料を貰ったりするんだけども、「子育てが、どれだけ大変か」「母親だけで子育てすることの困難さ」を説くことは、まずない。
それはそれぞれの家庭で解決すべき問題だからと思っているのか、家庭の状況や子の性格などによって差がありすぎるからなのか、ネガティブな話だから話さないのかは判らないけど。

核家族化を真剣に止めなかった、それにしかも、母親に労働社会への参加と子育ての両方を求めている、今の日本や社会に責任がある。

あと、父親の子育てへの不参加。これが本当に駄目。
核家族である以上、父親が子育てに参加することは、単に「人手」という点だけでなく、母親の精神的な支えとしても絶対に必要なはずなのだが、それがまったく理解できていない父親もいる始末。
男が仕事を理由に子育てへの参加を避ける、断念するのは、非常にリスクを伴っている。

きっとこの母親も、親と一緒に住んでいれば、ちゃんと相談できる先があれば、このような事件に遭遇する可能性は低かったのではないかと思う。

業務終了~

足掛け3年ほど、先様に席を準備してもらってやってきた請負業務ですが、とりあえず終了しました。

これから5月末ぐらいまでは、自宅警備、自宅で請負案件を行って行きます。
まぁ、リフレッシュも兼ねて、ですね。

本当のところ先様の案件は、技術的にとても興味があったので、もう少しかかわりたかったのですが、職場の環境が合わなくなってしまったので、強制終了しました。まぁ契約社員でいうところの「更新しない」ってやつです。

なかなか残念ではありますが、技術でメシ食っている以上、それ以外のところで振り回されるのは、精神衛生上よろしくないと思い、また、別の引き合いも多くなってきましたので、とりあえず終了することに。
まぁ、こういう所の「機微」を、先様の中の方々が読み取れるようになれば、企業としてより成長する気がするとは思うんですけどねぇ。

という訳で、GW明けまでは「ぬるっ」とやっていきますよ~。