駿河屋通信買取のポイント

追補記事として「駿河屋通信買取のポイント(2024年現在の追補・訂正)」を追加しました。

一部誤解している点あるかも。。。

駿河屋の通信買取の場合、「あんしん買取」の場合は3千円以上の買取、「かんたん買取」の場合は商品点数が30点以上であれば送料無料。
ただし、いくつか守るべきルールがある。

「ゆうパック」の「着払い」で送る

ヤマトや佐川急便など「ゆうパック」以外で送付した場合、送料無料にはならない。

また、元払い(発送人が送料を支払った状態)で発送しても、送料の買取時精算はしてくれない。

100サイズ以上で送る

「あんしん買取」かつ3千円買取がほぼ確実な場合であれば、100サイズ以下で送付しても問題はない。

必ず「1箱あたり3千円を余裕で超える額」を目安に送ること。

よく誤解されがちだが、「あんしん買取」の場合は「3千円以上の見積であれば、すべて送料無料になる」わけでではない。
品物の状態によっては買取額が「減額」されることだって十分にあり得る。
そして最終的に買取額が3千円に満たない場合になってしまった場合、送料が買取額から「天引き」されるおそれがある。

さらに「送付の際に適当な箱がなかったから」などの理由で複数口で送ってしまった場合にも、買取額が「1箱あたり1,500円」に満たない場合は、逆に送料が請求されてしまうので、注意。

大量の物品を送るときは注意

種類によっては、1回あたりの買取数を制限している場合がある。
よく確認すること。

個人的な心構え

気長にやる

「査定が遅い」「連絡がない」とかいうツイートなどをたまに見かけるが、こう言った短気または文句の多い方々には、心身によろしくないので、通信買取はお勧めしない。

買取依頼する品物の種類の量、繁忙期(コミケなどの大規模同人誌即売会の開催日前後)などにおける買取依頼の場合、見積提示が遅れたり、買取依頼(送付)してから、査定・買取額確定までに時間がかかることは、よくある話。
自分の場合、見積り依頼⇒買取完了まで最大1ヶ月近くかかった事もある。

個人的には通信買取は「忘れてても別にいいや」ぐらいの気長な感覚でやるのをお勧めする。

あまり高額買取に拘らない

中古買取全般で言える事だが、「自分の感覚よりも65%ぐらい低い査定になる」と思っていたほうが、心のストレスになりにくいかと。

実際のところ、ニッチ。希少な品物であれば買い取り価格は高くなるが、駿河屋で取り扱っているマンガ・アニメ・ゲーム・同人という分野は、たとえニッチな品物であっても、需給が成り立たないような品物については、二束三文の買取になる。

それ以外にも、流通量が多いもの(たとえば同人の場合、大手サークルなど発行部数が多い作品など)や、紙製品の多い分野なので、品物の状態(劣化具合)など、場合によっては買取価格が付かないこともある。

基本的に中古買取に利益性は、ほぼ皆無

中には利益をあげるような「プロ」も確かにいると思うが、そういう特殊な人達の事を考えるのは時間の無駄。
あくまで「不要品を上手に処分する」程度で考えるのが良いかと思う。

買取ルールは絶対に守る

これは鉄則

たとえば駿河屋で買取していない一般の生活雑貨や衣料品は送らないとか、買取依頼の書類は適切に準備する、適切な整理・荷造りを行う、などといった決まり事は必ず守るべき。
相手との商取引の効率を重視・尊重する点からも最も重要。

これは一般的な商取引でもそうなのだが、客は店よりも立場は上ではない。この点をはき違えている人は、商取引だけでなく、人とのコミュニケーションの在り方など、基本的な部分から考えを改めるべき。

あとこれもよく誤解されているが、買取を依頼するのは「個人」であるのに対し、買取店は会社であり「組織」である。
「個人」は小回りが効くし自由度は高いけど、会社や企業という「組織」は、ルールに則って運営されているものなので、個人に比べて自由度は低いもの。
よく自身の都合とか、自分が有利だったり、自分の効率を優先する形で物事を進める方がいるが、これらは往々にして迷惑なことが多い。相手の都合に配慮して取引をすることが必要。

まぁ「心象」だけでビジネスは成立してはいないけど、「心象」はビジネス上において重要なポイント。

「店頭買取」「通信買取」どちらを選ぶ?

正直なところ、何とも言えない。
なので以下は、あくまで個人の推測。

商業作品の場合であれば、買取相場をオンラインで確認することも可能だと思う。ところが同人作品のように、バーコードや商品コードのないような物品の場合、いちいちオンラインでは査定していないのではないかと思う。

そうなってくると、店頭の買取担当者の「目利き」に一存することになってくる。
別に店頭買取担当者の「目利き」を疑っているわけではないが、担当者だって人間である。個人差として習熟度や得意不得意はあるはず。

これは、おそらく通信買取でも同様の状況が生じているとは思う。
ただし通信買取の場合、「目効き」のスタッフが複数人いる場所での査定を行っているはず。
その場合、たとえ習熟度が低かったり、不得意分野のスタッフが査定にあたっていても、熟練・得意分野のスタッフに確認しやすいと思うのは、邪推だろうか。

確かに送料の問題はあるが、その点を考えると、通信買取のほうが高額になる可能性は高いかと。

自分なりのベストプラクティス

「あんしん買取」に「かんたん買取」を追加して通信買取する

駿河屋には「あんしん買取」という買取額の事前見積するシステムがある。
これは買取を依頼する側(つまり我々自身)が、駿河屋の買取Webを使って検索し、買取依頼する品物の査定額を調べてから、その内容に沿って送るというもの。
(ただしこの時点での査定額、あくまで買取予定額。実際の買取額は、品物を送付して状態を査定してから決定となる。状態が悪いなどの理由で実際の買取額が減額されることはある
これを使えば、買取最低額はクリアできるし、現実の買取相場も把握できる。
(幻想を抱かずに済むという意味も、多分にある。)。

その点を利用して「あんしん買取」でおよそ1万円分の品物を準備。残りは「追加分」として、それ以外の品物と一緒に箱詰めして送っている。

しかしながら「同人作品」などをはじめとして、品物にJANコードや商品型番などが付属していない品物もある。
それに「そもそも検索するという『手間』」も含め、買取検索の利用には「限界」がある。
なので、自分の場合は、1回の発送(1箱分)あたり5千~1万円前後を目処に「あんしん買取」の品物を設定している

「あんしん買取」には「追加分」として「かんたん買取」依頼品を同梱することが可能

個人的には、上記「あんしん買取」の買取金額を目処に買取を依頼。
実際に送付する際には「かんたん買取」の「追加分」を含めて大きめなダンボール箱に同梱して、発送している。

通常「かんたん買取」のみで発送した場合、30点以上の買取であることと、買取金額が1,500円未満だと、送料が請求されてしまう恐れがある。
しかも「かんたん買取」は、事前に買取金額が判らないからので、発送時点で送料がかかるかどうかも不明。

これを回避するため「あんしん買取」で送料無料となる3千円をクリアし、そこに「かんたん買取」分を追加することで、なるべく多くの品を一度に発送できるようにしているというからくり。

若干面倒なように見えるが、同人グッズなどをはじめとする買取価格を検索しても見つからないような品物については、この「追加分」として同梱することで手間を省略し、なるべく多くの品物を一度に送って買取を依頼することができる。

ちなみに「買取検索」でヒットしないものは、個別に問い合わせて買取金額を確認することができる。
だが、同人グッズのような品物を個々に問い合わせて金額を確認することは現実的ではないし、往々にして「現物確認しないと査定できない」「0円買取」と言われるのがオチなので、手間を考えると、とっとと送ってしまうのが良いと思う。

箱は最大100サイズ超ぐらい、重量 20kg 前後を目標

若干大きめではあるが、容積や箱の運搬などを踏まえると、これ位のサイズが最も現実的ではないかと思っている。
自分の場合、近所の小さな郵便局に持ち込んで発送しているのだが、窓口や保管場所が大きくないし、ほぼ女性職員で占めるため、検量などで手持ち可能な限界として、このサイズ・重量に配慮して送っている。

発送物によっては、このサイズ・重量にならない場合もある。あくまで目安。

ゆうパックは30kgまで遅れるのだが、20kg超えると、いよいよ1人では持ち運べなくなってくる。それぐらいの重量。

ちなみに小学1年生手前の平均体重が20kg。成長面において「だっこ」の限界ライン。
(20kgだって結構な重さがあるし、個人差によって持ち上げられないとは思うが。。。)

同じ品物は送らない

単なる「記憶違い」や、同人の場合は「共同購入などのミス」によって、品物をダブって購入所持している場合がある。
この場合、同じ品物を送らないように配慮すること。

複数個の同一品を買取依頼した場合、店からしてみれば「不良在庫」に繋がるリスクが生じる可能性だってあるわけで。
その点から買取金額が下がったり、場合によっては買取不可となる可能性もあるので注意。

「あんしん買取」の見積依頼は月金土日曜日に出す、祝日にも注意

見積依頼を出してから見積金額が表示されるまで、概ね2日~4日ほどかかる。

あくまで経験からの「およそ日数」。
買取窓口が繁忙なタイミングによっては、それ以上かかることもある。

あとこれが大事なのですが、見積金額が提示されてからは5日以内に荷物を必着させないと、見積金額での買取が保証されなくなる。
しかも最終的に提示される買取金額も、個々の買取金額ではなく、総額表示のみになってしまう場合あり。

この辺を加味すると、火水木曜日あたりに見積依頼した場合、回答が週末に掛かってくる可能性が生じる。
そうなると郵便局が休業日のため月曜日まで発送を待つ必要が出てくる。
結果、その影響により「5日以内の必着」に遅延するリスクが発生する。

なので、この曜日のタイミングにも十分注意すること。
同じ理由で年末年始やゴールデンウイークなどのタイミングにも十分注意。(自分は連休に見積依頼することは避けている)

でも、たとえ5日以内の必着から遅れたからと言って、経験上「1日程度」であれば、総額表示の買取にはなってしまうものの、ほぼ買取金額に近い金額での買取になると思う。
(こんな「つまらない事」で客と揉める気は、店にはない思う。。。)

ただし、相場が日々変化するような品物、例えばコミケ直後の同人誌や、入手困難な最新ゲーム機器など、「転売ヤー」の餌食になりそうな品物の買取の場合は別の話。
タイミングに左右される品物の買取において遅延して、買取価格が安くなってしまうのは、買取を依頼する側の自己責任。

NVR500 の共有フォルダでハマったはなし

SMB の話です。

どうやら最近の Windows10 では SMBv2, SMBv3 で繋ぐみたいで。しかも SMBv3.1 つまり最新バージョン優先のようで。
SMBv1に至っては、設定しないと接続できない状況にまで成り下がったらしく。

調べてみると、SMBv1 はランサムウェアの餌食になったらしく、その影響で、Windows10 の途中で SMBv1 での接続が既定では無効にされたみたい。

その影響で、NVR500 の共有ディスクは参照できないのだと思い至ったので、以下のサイトなどを参考に SMBv1 で接続できるように設定してみた。

ところが

いくら設定をしても「¥¥xxxxxxxx~」ではネットワーク接続できない。
IPアドレスでもドメイン名を入力しても、だ。

でも windows7 環境で接続を試みたところ、あっさり繋がった(共有フォルダが参照できた)。

なので今度は試しに「ネットワークドライブの割り当て」で確認してみたところ、こちらも駄目。
ホスト名・IPアドレス、いずれの方法でもサーバが見つからない。

でも ping を打てば返ってくるし、そもそもルータからクライアントの IP アドレスは払い出されてる(ルータのDHCPサーバ機能は動いてる)し、そもそも Windows10 マシンからインターネットには繋がってる。ネットワーク的には問題ない。

ここまでやって気付いたのだが、もしかしたら認証まわりか、ポリシーまわりの設定がおそらく影響している可能性を疑っている。

断念

とまぁ、ここまで色々なことをやってきたのだが、これ以上を色々と調べて試すとなると、今度はレジストリとかポリシーまわりの設定まで弄る必要が出てきそう。

でも、それはそれで煩わしい(トリッキーだ)し、いよいよ本当にPC本体のセキュリティを危険に晒すリスクもありそうだし。
そもそもそこまでして、繋ぎ込むメリットもないだろう、という気分になってきた。

というわけで、ここで調査打ち切り。

有効活用の模索 ⇒ 断念

ここで方針を変えて、レガシーな共有ドライブを、ownCloud 経由でディスクとして利用できないかを検討してみた。

…とまぁ、ここまで図を作ってみたのだが、これも結局は断念することにした。

理由は以下。

そこまでしてSMBv1 しか使えない機材を、ずっと使い続ける必要はのか? メリットは?

この点に尽きる。

いくらネットワーク上のルールを厳格にしたとしても、今のご時世、ここまでしてわざわざトリッキーなネットワーク環境を構築するだけの、自身が納得できるメリットにはならなかった。

それにゴチャゴチャ難しい環境を構築したとしても、機材は老朽化する。
そんな機材を無理矢理使ったとして、「それが壊れたら」と思うと、今度は復旧そのものが難しくなってしまう可能性が高い。

それぐらいであれば、最新の機材を準備して快適な環境を手に入れたほうが、カネはかかるが、精神衛生上よろしい。
いや、たとえ今すぐに手に入れなくても、故障したときの事を考えて、スムーズにリプレースできるような環境を維持しておいたほうが良いのではないかと、考え至った次第。

気がついたら、機材・環境は老朽化

スマホなど端末の進化は著しいものがあるが、それはサーバとかネットワークも一緒。
いつの間にか(というか「あっ」と言う間に)機材はポンコツになり、ネットワークプロトコルなどの規約も進化してる。

そう考えると、ルータやサーバの類も、それらが作られた時代のものを頑なに利用するのは、セキュリティや故障のリスクを考えると、良い手段とは言えない。

先人の教えに「大事に使え」というような考え方もあるし、それが可能なものもある。
しかしながらモノによっては、長く使うことが、最終的に大きな不利益を被る危険性があることも、認識しておく必要がある。

とはいえ、カネかかるなぁ。(溜息)

余談1、DroboFS は何故か繋がってる。

ちなみに同じ状況(SMBv1 しか対応していないの)は、我が家で所有している DroboFS でも発生している、はず。

そころが、なぜかこちらは、SMBv1 で接続しているにも拘わらず、普通に参照できる。読み書きも正常。何故?

確かに DroboFS には、個々のユーザIDとパスワードを設定しており、フォルダ毎にそれぞれびアクセス権も設定している。
対して NVR500 には、元々、代表的なユーザIDとパスワードは設定できるものの、個々のユーザを設定することはできない。

その辺りの「違い」が今回の原因なのか?

余談2、リプレースを考えている。

色々と考えた結果。やはり SMBv3 に対応しているNASへのリプレースを考えている。
そうした場合 Synology などが割とリーズナブル、かつシェアも高そうなのだが、個人的なポリシーとして NETGEAR の ReadyNAS を採用するつもり。

ちなみに、我が家にはオンプレサーバが何台かあるので、これらの資源を有効活用すべく、フリーのNAS用OSとか ownCluod を利用することも検討した。ところが、色々調べてみて結果的に不採用。メーカーのサーバを利用したほうが安全そう。

不採用1:フリーのNAS用OS

FreeNAS など、いくつか代表的なOSが開発されているが、いかんせん「安定性に欠ける」というような記事が散見される。

確かに「どんなマシンでも動くようにする」ためには、それだけ「汎用的なプログラムが必要になる」のは当たり前。
それに対してメーカー製のNASは、製品に特化したOSを構成することになるし、それだけ「余計な部分」が削ぎ落とされている。
つまり、安定稼働の追求力が、フリーに比べて桁違い。

しかも最近は AWS (S3 ストレージ)などのクラウドを使ったバックアップの連携まで考えられているとなると、メーカー製NASは、その「手厚さ」も桁違い。

それにアプリケーションサーバのOSをフリーで選定するのとは訳が違う。
NASのOSは「ストレージデータ」というかなり大事な資産を管理している。
これを破損することは勿論の事、サーバそのものの安定稼働やバックアップにまで考慮すると以下略。

不採用2:フリーのオンラインストレージソフトウェア

要するに ownCloud の事。商用に例えると DropBox が近い。

こちらも検討したものの、やはり FreeNAS と同じで安定性やサポートに一抹の不安が残った。

それともう1点。

ownCloud 上で管理するファイルは、あくまでローカルファイルとの「同期による共有」となる。
つまり、原則としては、実体ファイルはローカルにも存在することになるため、ローカルディスクの容量を逼迫してしまう。

まぁ厳密にはクラウド(サーバ)上にのみデータを保存する形にして、必要に応じてデータをダウンロードする形での運用も可能だが、その場合は運用や設定に手間が生じることになる。

ちなみに「その1」:商用NASとしては、Drobo も採用候補だった

ところが、そもそもNAS製品については主力製品ではないようで、該当製品が2つしかない。
しかも米国サイトのサポートをページを見た限りでは、SMBv2 のサポートに留まっている(SMBv3 にまだ対応していない)模様だったのと、国内シェアやクラウド連携など機能面で弱そうだったので、今回は採用を見送った次第。

ちなみに「その2」:「個人的な理由」とは

こちらは「続きを読む」参照。

続きを読む

「@nifty @homepage」利用者だった人のための「@nifty ホームページサービス」について

【2021/05/10】
「標準モジュール」に関する記事について、認識の違いがあったので修正。

いつも「ホームページの仕様、どんなんだったっけ?」ってなるんで、備忘録。

経緯

元「@nifty @homepage」利用者は、「@nifty ホームページサービス」への移行案内の際、適切に手続きをしていれば、「@niftyホームページサービス(ミニ)」というプランで移行されている。

これは @nifty を2016年以前から契約利用し、かつ当時無料にて提供されていた「@nifty @homepage」を利用していた人向けの、言わば「救済」プラン。

プラン毎の違い

ちなみに「@nifty ホームページサービス」には、以下の3つのプランがある。

  • LaCoocan ライト(1G。CGIなど色々不可)
  • LaCoocan スタンダード(4G。CGI、DB利用可)
  • LaCoocan スタンダードプラス(10G。スタンダードの大容量版)

「ミニ」プランから「LaCookan スタンダード」「LaCookan スタンダード」のプランに変更することは可能。ただし変更後は、再度「ミニ」「ライト」プランに戻すことができない。

「@nifty ホームページサービス」既存の各種プランと違うところ

  • ディスク容量が2GB(ライトは1GB、スタンダード4GB、スタンダードプラス10GB)
  • CGI は Perl のみ利用可(ライトは利用不可)
  • CGI 定期実行が利用可(ライトは利用不可)

機能の違い

「@nifty ホームページサービス」への移行によって変わった機能

プライベートパック

アクセス制限機能(.htaccess、.htpasswd)による BASIC 認証に変わる(利用には再設定が必要)。

SSLも未提供。

URL

別物のサービスなので、URLも変わる。

FTP

サービス自体が別物扱いなので、すべて再設定が必要。
接続先ホスト名・アカウント名などが変更になる。

CGI

ホームページアドレスとCGI環境のアドレスが統合され、すべてホームページアドレス内で動作するようになった。
つまり cgi-bin ディレクトリがなくなり、すべて homepage ディレクトリ配下で、HTML ファイルと同じ場所にCGIの実行ファイルを設置し、そのファイルに実行権を与えれば動作するようになる。

「@niftyホームページサービス」では提供されなくなった機能

  • アクセスカウンター
    (自前CGIで実現可能。だが今時のコンテンツにおいてアクセスカウンターは流行らないし機能不足。解析用途であれば、Google Analytics などを導入するほうがよいと思う。)
  • サクサクかきあげ君
  • 簡単マイページ設定
  • 公開停止・再開機能(アクセス制限機能で代用可能)
  • 素材集(巷のWebコンテンツから拾えばよい)

「@nifty ホームページサービス」から提供される新機能

  • CGI 定期実行(LaCoocanライトを除く)
  • .htaccess(アクセス制限)
  • 独自ドメインの利用(ドメイン取得や維持は別料金)
  • カスタムエラーページ

LaCoocanスタンダード(プラス)にアップグレードすることで提供される新機能

  • sendmail
  • アクセスログ解析
  • 簡単インストーラー(WordPress などが導入可能、らしい)
  • データベース(MySQL、SQLite)

Perl(CGI)について

Perl 5 標準モジュールが一部欠けている

@homepage 時代と同じ。
ちなみに、perl 5.8.7(2021年3月時点)

ちなみに公式的には標準モジュールは提供しないとしているが、実際のところ、一部は利用可能。
しかしながら、例えば「DB_File」や「DateTime」モジュールが利用できない等、便利なモジュールが一部省かれている。
それに、今は使えているモジュールが今後使えなくなる可能性だってある。
なので、意味合いとしては標準モジュール提供は保証しないという形で捉えるのが妥当。

その影響により、ファイルアクセスだろうが、データアクセスだろうが、何をするにしても、原始的なレベルの作り込みが必要になる場合がある。

よって「@nifty ホームページサービス」における Perl は、かなり単純な機能のみを提供するようにしないと、開発・保守の両面からコストが発生することを念頭に置く必要あり。

自分の場合も、バックオフィスは別プロバイダで提供されている PHP と MySQL などで実装し、「@nifty ホームページサービス」はフロントエンドに徹し、Webコンテンツの稼働に必要なデータ類を、可能なかぎり構築してから転送している。

具体的には、バックオフィスにて tsv 形式のデータファイルなど、フロントエンド用のWebコンテンツ動作に必要なデータを構築・管理。
フロントエンド側では、バックエンド側からアップロードされたデータファイルなどを Perl を用いた CGI で動作させている程度に留めている。

ちなみに自分で必要な Perl モジュール(パッケージ・ライブラリなど)を設置することで「@nifty ホームページサービス」上で高度なWebコンテンツを構築することができる可能性はある。

ただ個人的には、今のご時世、小手先でゴチャゴチャ調整するのは時間がかかるし、ライブラリのアップデート時などの追従性やセキュリティ面も考えると不安。
もしそのようなコンテンツを実現したいのであれば、コスト面も踏まえると、もっと別の自由度の高いプロバイダーのサービスを使うと思う。

そもそも「@nifty ホームページサービス」が、いつまで CGI のサービス(というかホームページサービスそのもの)を提供してくれるかも不明。
(昨今ISPのホームページサービスは、契約者の利用率も右肩下がりなうえ、システムアップデートの追従やセキュリティなどの観点からコストに見合わず、提供終了されつつある。)

ここまで考えると、他のプロバイダーサービスを利用するほうが良いのではないかと。

use strict; use warnings; は役立たず。

とは言っても「外せ」という意味ではなく。

「@nifty ホームページサービス」は、(@homepage サービスの時代と同じく)ブラウザ上では全部500エラーが表示されるだけ。
また管理画面等からエラーログを確認するための手段もない。そのためエラーが発生しても、原因を掴むことは至難。

実際には、デバック文を挿入したり、変数を表示させるなどの手法で動作確認したり、ソース全体を、

eval {
  ...(CGIソース本体)...
};
if ($@) {
    print "Content-type: text/html\n\n";
    print "<title>error</title>\n";
    print "$@\n";
}

で囲い込んで、無理矢理エラーを表示させることも可能かもだが、正直微妙。

自分の場合はエラーを追跡するため「だけ」に、標準モジュールの存在しない開発・動作確認用のサーバを別途建てて、それから「@nifty ホームページサービス」にデプロイしています。

この環境を構築するのが一番面倒、という話もある。

【参考】使い道

これらサービスの制約下でも、当方では無駄なく使っている。
以下参考まで。

ちなみにいずれのコンテンツも、管理機能はWebプログラミングが可能な別サイトに構築。

期間限定の共有フォルダ

URLを知っていればアクセスできるようなファイルを置く場所。
期間超過のファイルは、「CGI定期実行」機能によって削除。

ただし前述の通りSSLが使えないため、盗聴されると可能性あり。そのため、そのリスクを負っても問題ないようなファイルしか扱えない。

画像アルバム

風景写真とか。素材写真とか。
こちらも当方(撮影・作成者)で権利関係の弊害がなさそうな画像を公開するために作った。

郵便番号⇒住所変換

文字通りのツール。
そもそも tsv 形式のデータの抽出速度がどれ位かかるのかを調べるため、実験的に作ったもの。
現実的な速度で提供できるように試行錯誤しながら提供中。

車に求めるもの

以下、あくまで個人的な意見です。
個人によって考え方には差があるはずなので、その点ご了承ください。

個人的に自車は所有せず、カーシェアとかレンタカーがライフスタイルに組み込んでいるので、様々な車種に乗ることが多いのだが、今回初めてトヨタ C-HR というコンパクト SUV なる物を運転してみたので、その感想まわりとか。

「SUV」と「コンパクト」を併せ持つのって、何だか本末転倒というか相反するというか。。

コンパクト SUV

乗用車の総合的な利便性は、コンパクトカーよりも劣る。
SUV 並みのゴツい足回りにはなってるし、外装がカッコもよくて、フロント席のラグジュアリー感も確保してるけど、逆に言えばそこに徹底してるだけ。

フロントガラスは狭いし、サイドなど車両全体が丸みを帯びているため、とにかく視認性が悪い。

後席がとにかく狭い。クーペ並みに足下が狭い。
カップルとか単身者が乗るならまだしも、ファミリーにはお勧めできない。

T-CONNECT

carrozzeria (Pioneer) に慣れてしまっている自分としては、どうにも機能不足。
直感的操作の際、違和感を感じる。

あと個々の機能についても洗練差がある。

たとえばマップ表示中にマップボタンを再度押しても、ユーザが設定した縮尺のマップにならないとか、ナビとは関係ない部分、ラジオのエリアプリセットひとつにおいても、練馬だと埼玉のプリセットが表示されたり、ワイドFM帯が表示されなかったりとか、重箱の隅的な。

クルーズコントロール

トヨタ車のコントローラーは、ウインカースイッチ(バー)の下部に、別途、コントロールバーが設置されていて、それで制御するんだけど、これがイマイチ使いにくい。

ホンダ車のように、ステアリング上にコントローラを設置してほしい。

居住感と容量

SUVにはどうも高級車のようなラグジュアリー感を求めている人がいるようで、それが各所に詰め込まれているが、個人的にはそこまでラグジュアリー感を全面に出す必要はないと思う。
それなりの居住感については確保してほしいとは思うけど。

背丈体格の違いがあっても、疲れにくい運転ポジションが確保できるとか、フロントやハンドルの位置や視認性、疲れにくいブレーキやアクセルのポジションなど、人間の五感がどうしても頼る必要が車にある以上、その部分に対しての洗練化を伸ばしてほしい。

荷室容量は、それなりに確保してほしい。

リア席を潰せば、それなりの荷室空間を確保できるのは判ったから、普通に荷室サイズを確保してほしい。

まとめると

とまぁ小型SUVの評価としては、

コンパクト SUV に乗るぐらいなら、
普通(3ナンバー車)の SUV を無理して買え。

こんなところでしょうか。

余談

個人的な会社別車両評価。

独断と偏見に満ち満ちてるので、読む方は自己責任で。
意見は求めてません。

トヨタ

ザ・大衆車。良くも悪くもスタンダード。
普段の街乗りから長距離まで一番普通に乗り回せるから、どうしてもこれが第一選択(基準点)になってしまう。

ホンダ

5ナンバー車の出来は良い。スピードの伸び・バランスが良いし、車内の広さに拘りがあるようで、居住性が上々。
個人的にはACCがステアリングに組み込まれている点がお気に入り。
ただトヨタにちょっと及ばない部分があるような。重箱の隅的な。

マツダ

コンパクトカーでも速度重視な感じ?
スピードの伸び・バランスはホンダ車以上。でも車内の広さが、どの車種も気になってしまう。

ニッサン

昔は良かった。ある意味、トヨタ以上の標準な車だったし。
今のニッサンはどこに行きたいのか、正直良くわかんない。
EV専業になるなら、それもいいんでない?
会社もゴタゴタしてるし。

スバル

多分、一度も運転したことがないので、態度保留。
最近ゲンキな会社なので、気にはなってるんですけど。

三菱

以下同上。
てか、もはや「何の車種作ってるんだっけ?」のレベル。

スズキ

全体的にアクセルがフニャフニャ感が気になる。アクセル踏んだときとスピードの「伸び」に独特な感じがするのは気のせい?
二輪も含めてスズキはスズキ。

ダイハツ

ザ、軽自動車。

フォトアルバムを設置する

こちらの記事は、今後のシステム開発で経過に応じて、随時編集・追記します。

プロバイダーのホームページ領域を有効活用するため、フォトアルバムでも設置しようかと考えている。

まぁ「フリーのCGIとかプログラムを導入すれば、いいんじゃね」というレベルの、とてもありがちなシステムをつもりなんだが、それら「吊るし」のシステムだと、自分が契約している Web サーバ領域を有効利用するためには、仕様・環境などの条件がイマイチ合致しない。

特に問題となるのがこれ。

@nifty ホームページサービス ミニプラン

そう。
公開ページの設置を予定しているこのWeb領域が、曲者。
もともとは、老舗の「@nifty @homepege」の後継で、先代で提供されていた機能を、最低限継承した代物。

なので、Perl は使えたりするものの、5.8.7 と古かったりとか、一部の標準モジュールが使えなかったりする。
PHP も、このプランでは使えない。

別の記事でも書いたが、上位プランに変更することにより、PHP やデータベースが利用できるようになるのだが、料金や自由度を考えると、別会社のプランを検討する。

確かに巷の Perl CGI を探してきて、それを改造して無理矢理動かすというのも一案。
しかしながら、それだと楽しくないし、そもそも巷の Perl CGI も、かなり前に作られたものが多く、レガシーな作り物が多い。

そんなこんなの理由で、昨今のスタンダードな Web システムの実装とレガシーなサーバ環境の共存を研究する目的で、フルスクラッチしてみることにした。

システム構成

ありがちな「公開系」と「管理系」の2構成。

フロントエンド(公開系)

サーバは「@nifty ホームページサービス」
Web コンテンツは「Perl (CGI) + Vue.js (CDN)」で実装。

こちらは「見せるだけ」の機能に特化して、複雑な処理は走らせない。
というか、制限付き CGI (Perl 旧バージョン+標準モジュール一部欠け)をゴリゴリ開発する気は、更々ない。

Vue.js を利用するものの、フレームワークというよりは、結果セットのフィルタリングやソート時のエフェクト用途で利用する感じ。
ほぼ「受け身」のシステムなので、この程度の簡単な環境で構築。

バックオフィス(管理系)

サーバは「さくらの VPS」
Web コンテンツは「Laravel (PHP) + Vue.js(Laravel のUI として利用)」

こちらは管理機能を実装するため、Web システムとしてはガチ。
とはいえ、昨今の Web システムでは、割とスタンダードな環境。

ちなみに Laravel が Ver.5.x までであれば、Vue.js は内包されていたため、「さくらのレンタルサーバ」でも構築できた。

しかしながら Laravel Ver.6 以降、Vue.js はコマンドで追加インストールするようなスタイルになった。
しかもこのコマンド、中で npm を使用するのだが、この npm が「さくらのレンタルサーバ」がインストールされていない。

調べた限りでは「さくらのレンタルサーバ」に npm を力業でインストールするような猛者もいたようだが、当然ながらトリッキーなため、この時点で「さくらのレンタルサーバ」も採用外とし、「さくらのVPS」への実装とした。

個人的には、今後のシステム開発において「さくらのレンタルサーバ」は、パッケージ不足等で、いよいよ「使えない」という時代がやってきた事を感じてしまった瞬間であった。

公開系と管理系、「さくらの VPS」で構築すれば楽じゃね?

確かにそうなんだけども。
でも、元々「さくらの VPS」は、非公開系のサーバとして運用しているという個人的な事情と、公開系と管理系を同居させることによるセキュリティ面の配慮で分けた次第。
また「レガシーな Web 領域(=@nifty ホームページサービス)を有効利用する」という命題に応えるため、このような環境にした次第。

重要な考慮すべき部分

バックオフィス⇒フロントエンドの同期

データの追加・更新・削除の都度、キューを作成し、それを非同期バッチにて処理する事によってデータの内容をフロント側に反映することで同期する。

クラッシュ対策(バックアップ)

システム基盤(プログラムソース)については、別途バックアップする(というか、Git に保管しておく)のが前提。
ここで言うのは、データの話。

ちなみに、この Git リポジトリ。PostHook で別サーバに Fetch してるので、リポジトリ自体も複数保存している。

公開系

もともとデータはすべて「管理系」に保持していて、そこから抽出・アップロードされるため、クラッシュしても、データは「管理系」のほうから再度抽出することでリカバリ可能とする。

管理系

データについては、日毎のバックアップをバッチ処理し、バックアップサーバ(ストレージ)に転送する。

考えていること

データ連携

最初はこんな感じで考えていたのだが、もしかしたら Perl の簡易データベース(dbmopen など)が使える可能性があるので、利用可能であれば、その形式に寄せるつもり。

画像

閲覧用画像データには、コピーライトの埋め込みで、以下の候補を検討中。(TBD)

  • ウォーターマーク ⇒ ImageMagic で可能だが、簡単に消せる。
  • 電子透かし ⇒ できればこっちを考えている。
    ステガノグラフィーが主流だと思うけど、技術的に標準化されてないので、できれば標準的なのが使いたい。

談合坂SICを利用する場合、鳥沢駅側からのアプローチは危険

大月から談合坂 SIC を利用する際の話。

まぁ素直に大月 IC から中央道に入るのが正しいとは思うが、今回は猿橋寄りでの用事だったのと、真夜中だったので、このまま R20 を進んでも良いかなぁと思ったのです。

ただ、深夜の R20 をほぼ制限速度で走っていたこともあり、後ろから大型トラックに煽られてた感もある中、鳥橋駅界隈を通過したところで偶然「談合坂 SIC、←」みたいな標識を見てしまい、何も考えずに、そちらに入っていってしまった。

これが良くなかった。

地図を見ていただければ判るのですが、実は凄い山道(急勾配・ブラインドカーブ多数)を超えることになります。
こんな山道を走るのなら、上野原 IC まで R20 を普通に進んだほうが速い気もします。

集落内など一部狭路の箇所はあるものの、SIC 設置の効果か、かなりの部分が2車線(片道1車線)に拡幅されてます。
しかしながら無理矢理拡幅した感じは否めず、急カーブが連続。
普通車でもセンターラインを超えず、車線を維持するのは困難な箇所が多数。それにあまり路肩に寄り過ぎると、今度はフタのない側溝に落ちる恐れもあるような道。
しかも急カーブだけでなく急勾配も凄い。下り坂でもだと1速とかエンジンブレーキ全開にしないと、すぐスピードが上がってしまうような道でした。
正直お勧めできません。

しかも深夜はかなり真っ暗。街灯は点在してるものの、お世辞にも整備されているとは言えない状態。
さすがにこの時期(3月上旬)は遭遇しませんでしたが、暖かくなるとケモノが出そうな空間を通り抜けます。

この道(山梨県道 30 号大月上野原線、r30)は、扇山の麓付近にある旧甲州街道になぞられた道で、途中恋塚(一里塚)や犬目宿(宿場)を通過します。その旧道そのもの、または旧道に沿って整備されているため、勾配やカーブがキツいのです。

ちなみに現在の国道(R20)やJR中央本線は、もっと下にある桂川流域に沿っており、中央道はそれよりも山間部を通過するものの、トンネルと橋で通過しています。

また地図を眺めたかぎりでは「コモアしおつ」ニュータウンのある四方津駅の方、山梨県道 507 号野田尻四方津停車場線(r507)からであれば、急坂・若干の狭路(1.5 車線)ではありそうなものの、まだ利用し易い気がします。
とはいえ、四方津の方々は上野原IC・大月ICをそれぞれ利用してる気もするのですが。どうなんでしょうかね。。。

夜景
上野原市犬目(旧甲州街道犬目宿の東側)に設置された
大野展望台(見晴し台)から中央道上り線、談合坂SAの夜景

余談

この SIC、整備目的の一つとして「コモアしおつ」ニュータウンから下り線方面の利用効果を謳ってますが、正直どの程度の利用数があるのか疑問が残ります。
たしかに利用者皆無ではないとは思いますし、R20が事故や災害等で利用できない場合の効果の可能性は否定しませんが、整備をペイする程の効果があるとは、正直疑問。

しかもハーフインターチェンジではなく、フルインターチェンジ。
さらに言うと、構造上、下り線は談合坂サービスエリアは利用できないのに、上り線はわざわざ談合坂サービスエリアも利用できるよう、市道までガッツリ整備されている。

ちなみに、この周辺にはゴルフ場が3つもある。特にうち1箇所は中々のお値段。

正直、勘ぐってしまうのですが。

まんだらけサーラへの道

最近もろもろの事情により、まんだらけサーラに向かう事がある。
その理由はさておき、我が家からの道程はそれなりのドライブ距離になるのと、ナビやGoogleマップのルート検索だと、ベストな道が出てこないので、ここにまとめてみた。

とはいえ。

正直なところ「外環大泉IC(起点)⇒東関道潮来IC(終点)」の一択しかない。

渋滞などの交通支障があれば、これ以外のルートもありだが、基本はこのルートが安牌。

ちなみに以下のルートがよく案内されるが、却下の理由。

  • 常磐⇒外環
    距離的には最短かもだが外環が片道1車線。
    しかもトラックがそこそこ走ってるので、流れが遅くなるのと、稲敷東ICからの一般道が長い。
  • 大栄ICから下道
    一般道が長い。これなら終点の潮来ICまで高速走ったほうが楽。

東関道は潮来ICまで片道2車線以上で整備されている。そのため、とにかく速く走ることができる。

距離と時間

ちなみに片道140km弱、ノンストップでおよそ1時間45分~2時間。
9:00出発だと外環の渋滞に巻き込まれる可能性が高い。
かといって10:00出発だと到着が昼頃になってしまう可能性があるため、午前中に荷扱いしてもらうなら、9:30出発ぐらいがベター。

休憩ポイント

高速のPAを基準に以下。

往路

(新倉PA)(湾岸幕張PA)(酒々井PA)(大栄PA)、佐原PA
まぁトイレ休憩ぐらいで考えてます。

復路

(佐原PA)(大栄PA)、酒々井PA、(湾岸幕張PA)(新倉PA)
一応、遅めの昼食ポイントとして酒々井PAを考えてます。

ちなみに潮来ICの近くに「道の駅いたこ」がありますが、行ったことがないです。
こちら食堂やキッチンカーがあるようですが、情報が少なくて。
別に評判は悪くなさそうですが、バリエーションはそれほどではないのかもと思ってます。
なので食事の種類を選ぶのであれば、酒々井PAが無難かと。

CASIO KL-8500 の電池交換

当記事は、あくまで KL-8500 の話です。
他の機種・機器で同じ法則が通用するわけではないので、十分注意してください。
ソケット形状や端子の位置によっては、正しく動作しない可能性があります。

NAME LAND(ネームランド)のメモリ保護用電池の交換です。
ちなみに電池がなくても動作しますが、起動の都度、初期化を要求されたり、設定した書体選択がデフォルトに戻ったりと、色々と煩わしいです。

というわけで電池交換。ところが!!

CR2023 電池が売ってない!

実は Panasonic などの著名なメーカーは、CR2023 は終売してまして、ほぼ売ってないんですよ。
まぁ Google とかで探すと売っている店もあるんですが、さすが電池でメーカー終売してるし、電池そのものの使用期限(電池は使ってなくても劣化する)や海賊品(偽物)とかの存在を考えると、できれば通販で買いたくない。

代用品ないんだろうか?

結論

探した結果、以下の電池が代用できます。

  • CR2025
  • CR2032

実はコイン型リチウム電池にも「規格」がありまして、「C~」で始まるものであれば、公称電圧3V、「~R20~」が電池直径20.0mm、最後の2桁が高さ(電池の厚み)を現してます。

つまり、メーカー指定の CR2023 は、3V、直径20mm、厚さ2.3mmを現していて、互換性の候補は、

  • CR2025(3V、20.0mm、2.5mm)
  • CR2032(3V、20.0mm、3.2mm)

の2つが代表的選択となります。
そしてこの2つは特に問題なくソケットに挿入でき、稼働します。

ちなみに CR2016(3V、20.0mm、1.6mm)という薄型電池もありますが、こちら CR2023 よりも薄いため、電池がソケットの端子が上手く接触しない可能性があります。
実際に確認したわけではないのですが、選択しないほうが無難です。

もちろん CR2016 を2枚重ねとかは厳禁。
直列になってしまい電圧が6Vに倍増するため、最悪の場合、機器が壊れてしまいます。

対して CR2032 は、指定の CR2023 よりもかなり厚みがありますが、電池ソケットには挿入することができます。
ただし、いわゆるソケット内の「遊び」がなくなるため、次の交換時、ソケットからかなり外れにくくなります。その点覚悟してください。
自分はこれにハマってしまい、精密ドライバーで電池の表面をガリガリ傷つけながら、なんとか隙間に引っかけて取り外すことができました。

最も無難なのは CR2025。どうしても見つからないときは CR2032 を選択する、という感じですかね。

以上、あくまで延命の参考になればと思いますが、もともとメーカーサポートも切れた製品ではあるので、本体を買い換えるのが無難だと思います。

以下、余談

この機種、当時はパソコンと専用ケーブルでデータリンクできるオプションがありまして、パソコンで作成したラベルデータを直接印刷することができたのです。それが便利と思い購入しました。

しかしながら、本体のメーカーサポートが終了し、対応ソフトもサポート切れ(Windows xp までしか対応してない、バージョンアップ対応なし)となりました。
しかもデータリンクケーブルがRS-232Cだったりと、昨今のPC運用の中では使い勝手が悪くなってしまいました。

そのため長くお蔵入りしてましたが、テープカードリッジが大量残ってたのと、今回定型書式のラベルを複数印刷する必要が出てきたので、一時的に復活させて、データを直接入力して印刷することになりました。その過程で発生した出来事を記事にしてみました。

ちなみに今は、テプラに乗り換えてます。Wi-Fi対応で、プリンターとして認識できるタイプ。
ラベルプリンタも進化しました。

いわき・阿武隈、高速ドライブ

はじめに

都心から、いわきや郡山界隈に日帰り旅行を想定して走ってきた。
でも祝日の深夜なので、乗用車の走行が少なく、ほぼトラックのみの走行。

外環(C3)大泉IC⇒三郷JCT

深夜帯は関越や与野・戸田界隈の物流団地から流れてきたトラックが多いものの、23時以降だと、長距離はほぼ出発した後のようで、そこまで混んではいない。
とはいえ、トラック同士の追い越し待ちとか、右車線を低速キープする車両などで、たまに詰まる程度。日中の走行感とはまるで異なる感じ。

でも美女木・浦和・三郷など放射高速道と頻繁に離合する。しかも防音板で合流部の見通しが悪かったり、加速車線が短い中で大型車が加速しきれずに合流してくるんで、左車線をキープするのも危険なんですよねぇ。

常磐道(E6)三郷JCT⇒いわきJCT(約170km)

水戸ICまではトラックが多いものの、片側3車線なので、乗用車は気持ちよく走行できます。
水戸以遠は片側2車線になってしまいますが、ここまでに交通量自体が激減するため、引き続きスムーズな走行が可能。

個人的にはいわきJCT以遠も利用したことはないので、そのまま直進したいけど、片道1車線なのと、朝までに都心に戻れなくなってしまうため、そこはグッと我慢。
今後いずれかの機会まで持ち越し。

磐越道(E49)いわきJCT⇒小野IC(約32km)

この区間(会津若松ICまでの福島県側)は、片側2車線で整備されているため、暫定1車線よりは走りやすい。比較的新しい路線でもあり、路面も安定している。
ただし起伏やカーブがかなり多い路線。しかも山間部を通り抜けるようなルートのため、横風の抵抗をモロに受ける区間が続く。走行する際は、横風に煽られないよう、別の神経を遣う必要があり。

ちなみに常磐道⇔東北道の横断ルートでかつ片側2車線ルートなので、深夜の交通量は多いかと思いきや、こちらもトラックは少なめで走りやすい。

あぶくま高原道路(E80)小野IC⇒矢吹IC(約36km)

磐越道をそのまま郡山JCTまで進んでも東北道には抜けられるが、都心に戻るには遠くなってしまうため、磐越道の途中で下りました。
ちなみにこのルートだと郡山JCTを経由するよりも35kmほど短くなる。
ただしあぶくま高原道路は、70km走行できる高速道路ではあるものの、片道1車線のため、前にトラックがいるとどうしても遅くなってしまう。
途中いくつかのIC付近に追い越し車線が整備されているため、途中で追い越すことは可能だが、その点、許容する必要あり。
とはいえ全線で36kmしかないので、そうこうしてるうちに終点に着いてしまいます。
ちなみに東北道側に近い7km弱のみが有料区間なので、郡山経由するよりもかなり道路料金はかなり安い。

深夜の交通量は、磐越道同様ほぼ皆無ですが、トラックがたまに走行している程度。

東北道(E4)矢吹IC⇒川口JCT(約186km)

都心への復路コース。
この時間帯になると、地方⇒都心へのトラック交通量が増えてくる。
とはいえ追い越し車線はほぼキープされているため、スムーズに走行可能。

外環(C3)川口JCT⇒大泉IC(約18km)

こちらも往路同様、トラックの交通量は多めだがスムーズ。
ちなみに内回りの新倉PA⇒大泉JCTの区間は、外環延伸工事の影響で車線が頻繁に変更されるため注意。
というのも、この区間は途中3車線を挟んで、走行・追越車線の組替えが行われる。
たとえば「2車線(右寄せ)⇒3車線⇒2車線(左寄せ)」のものが、ある日の工事を挟んで突然「2車線(左寄せ)⇒3車線⇒2車線(右寄せ)」になったりする。
そのため、今まで走行車線を走ってたのに、急に車線減少したり、追越車線を走ってるという事になったりして、ドライバーが一瞬躊躇することがあって、これが結構危険だったり。

感想

途中用事を挟んだとはいえ、500km弱を8時間ほどの移動。
距離感としては新潟とか浜松まで行って帰ってくるのとほぼ同じ感じになるので、ドライバーにはかなりキツい行程になることが理解できた。
やっぱこの辺りで遊ぶのなら、宿泊か仮眠を挟まないと少し大変かなぁ。

車の話

ちなみに今回のドライブは、5ナンバーのコンパクトカー、しかもレーンアシストとクルーズコントロール機能付きの車両。
距離があるとは言っても、この機能があると運転がとても楽。
でも5ナンバーの100キロ以上での巡航は、路面が良くないと少しキツい。

新東名はさておき普通の高速は、補修や路面下の施工物(橋の継ぎ板とか、路面下の通り抜け穴のコンクリ埋設物)などの影響で、路面が意外とデコボコしてる。
しかも今回は横風もあり、ハンドルもってかれないように気を遣って走行してきた。

また今回は荷物を搭載しており、そこそこウエイトもあったのでまだ安定してた方なのかも知れないが、やっぱ3ナンバー車のほうが、気楽に高速走行できるなぁと思ったり。

ちなみに今回の5ナンバー車コンパクトカーだと、エンジンの回転数は、だいたい100キロ巡航だと2000転前後を維持することになる。
これが峠の坂道とかに差し掛かると、2500~3000前後まで上がるってくる。
まぁ車種とか重量によって回転数は左右されるため、一概とは言えないけど5ナンバー車の場合、目安はこれ位かと。

ちなみに2000回転だと、エンジンが唸り上げてるという程ではないが、そこそこエンジン音はする。
これが3ナンバー車だと100km以上でも回転数は抑えられるぶん、そこまで音はしないんじゃないかな。

この回転数、別に危険とかオーバーヒートとかの心配まではしてないけど、例えば都心から中央道の下りルートだと、延々と坂道登ることにはなるので、エンジンの負担は大きいくなるんだと思うし、燃費も悪くなる。

ちなみに新東名の120キロ区間とかは、5ナンバー車だと負担大きそう。
とはいえ2500回転弱で走れるのと、勾配も緩いので、エンジンがずっと唸る状態ではないだろうけど。

それにハンドルや車体の安定感が、まるで変わってくると思う。たかが10~20kmの差かも知れないが、普通のコンパクトカーで120キロ巡航は、あまりオススメできないと感じた。

小学児童がコロナウイルスに感染した時のタイムライン

うちの子が罹ったわけではないですが、小学児童がコロナウイルスに感染した場合の小学校・学童・役所の対応タイムラインです。

当記事の内容は、あくまでコロナ禍における小学生児童を持つ親や関係者など、どのような状況となるかを参考にとしていただくための資料です。
一般社会的な反応を求めたり、対応の是非や妥当性についての判断・議論・批評したりすることを目的とはしていません。

当記事については、一部を誇張したりするような偏向的な意見や記事との連動を防ぐため、URLリンクによる引用のみを許可し、部分引用・全体を含めた転載のすべてを禁止とします。
(当然ながら語尾や記事レイアウトを修正しただけの、いわゆる盗用など、著作権等各種法令についても、従来通り主張します。この点については、サイトポリシーを参考にしてください。)

学校組織・児童生徒・職員などにおけるコロナウイルス発生時の対応については、国家行政(関連省庁)などから各種指針や通達は行われているものの、実際の対応は、それぞれの自治体や、その中の組織に委ねられてます。
また各地域社会における各種事情(いわゆる土着の人間関係、社会的、政治的理由など)によって、対応や判断も大きく異なる点もあると思います。
また各自治体の対応の「差」を論じることが、この記事の目的ではありません。

コロナ禍における対応については、一律であるべき点を前提とした記事や論調が多々あります。
しかしながら現時点においては、各自・各所の状況に応じて模索すること(ガイドラインに沿って、現場に応じた対応を整える)が「本来あるべき姿」であり、良き点は取り入れる、協調・協力すべき事柄だと思います。

その点を踏まえ、当記事が一助になればと思い、記したものになります。

当該児、土曜までの状況

月曜 発熱欠席
火曜 解熱により登校
水曜 再発熱欠席
木曜 
金曜 PCR検査実施
土曜 検査結果陽性

小学校・学童・役所等の対応

土曜

学校、第1報

メールにて一斉連絡。
月曜および火曜は消毒のため、学校臨時休業。
児童の健康観察について注視の要請。
感染者等へのプライバシー・差別やSNS等への掲載などの注意啓発

学童、第1報

メールにて一斉連絡。
月曜について当該児童については、受け入れ不可。

日曜

学校、第2報

濃厚接触者が判明するまで間、児童の外出自粛要請。

月曜(学校:臨時休業、学童:当該校児童の受入れ停止)

学校、第3報

メールにて一斉連絡。
担任⇒電話による健康観察実施。(全児童)

学校、第4報

メールにて一斉連絡。
濃厚接触者については別途連絡済。
それ以外の児童については、濃厚接触者に非該当。
これにより非該当学童については、火曜より受入れ再開。
感染者等へのプライバシー・差別やSNS等への掲載などの注意啓発

役所、第1報

Webによる告知。
小学校児童のウイルス感染判明までの経緯説明。
濃厚接触者について、27日まで自宅待機・保健所による健康観察実施。
当該小学校についての臨時休業。
当該小学校保護者について対応周知済。

火曜(学校:臨時休業、学童:受け入れ再開)

学校、第4報

メールにて一斉連絡。
学校再開に関する連絡
感染者等へのプライバシー・差別やSNS等への掲載などの注意啓発

水曜(学校:再開、学童:通常)

通常授業。
児童への感染者等へのプライバシー・差別やSNS等への掲載などの注意など啓発指導。

木曜(学校:通常、学童:通常)

役所、第2報

Webによる告知。
濃厚接触者について、PCR結果陰性。

以上で終息。

個人的な感想

結論からすると、一般社会的にも妥当かつ現実的な対応だと思います。

「2日で学校再開するなんて、ありえない!」とか言う敏感な方もいるとは思いますが、でもこれが会社で発生したとしたら、何日も会社を臨時休業させるのが現実的でないのと同じように、小学生とはいえ、何日も学校を休ませるのは現実的ではありません。
親も仕事があるでしょうし、学校にだって行事や教育計画があります。健康面のいけるリスクもありますが、家族や個人の影響があまりに大きいのです。

社会活動の停滞は、現在の人間社会において、重大な支障となり得てしまいます。
そしてその後遺症は、不景気とか社会不安という形で、より中長期な影響を及ぼしかねません。

みんな、春先の大規模な休業を経験し、それに対する多大な影響を知りました。
確かに「新しいライフスタイル」を考えるための良い機会・経験にはなったと思いますが、すべての人が「春先の状況を再び受け入れることはできるわけではない」ということも理解する必要があります。
だから社会の大部分の方々は(盲目的な人も一定数いるとは思いますが)折り合いをつけて、仕事や学業に努めることを再開しているのではないかと思います。

正直なところ、明確な「解」を出すことは、現時点ではできません。
状況は未だ流動的であり、これが正しい行動かどうかなんて、誰にも判断できません。

でも、この行動が今のところ「正しい」と思って、日々の生活を受け入れていくしかない、現実を受け入れることが社会全体の安寧に繋がると、今は信じるしかありません。

幸いな事に、現時点での日本は、日々感染者は発生しているものの、大規模な社会不安に至るような状況にはなってませんし、これは国民性なのかも知れませんが、現実を受け入れ(または無視して)、日々の社会活動を行っている状況であると思います。

そういった点では、子供に対しては保護者や先生など、周囲の大人が健康観察をしっかりと実施し、出欠を判断するべきでしょうし、大人は社会の一因として、自身の健康管理を怠慢なく行い、社会に配慮しつつ、自身の生活を送ることが、今は大切なのだと思います。

幸いなことに、日本人はマスクに対して抵抗感が少ないこともあってか、または気候的影響(春夏の比較的湿度の高い時期)や生活変化も相まってか、都市部などの混雑は以前と然程変わらないものの、今春に発生したような大規模な感染は発生してません。

でも、これから乾燥する冬期に向かって、夏場に比べると風邪をひくリスクは高くなると思います。
これからの季節下でも感染者が増えなければ、国家レベルの大規模な規制を実施しなくても、いよいよ日本のマスク社会と自粛に対する国民性だけで、コロナ禍を乗り越えられるという状況が証明されることになりますが、さてさてどうなるでしょうか。