タグ: 個人的な感想

  • 動画を見て思ったこと。

    今回の話題、資本主義というか人間社会であるなら、どこでもある話ではないかと思います。

    権力を有する者と技術知見を有する者とのバランスというのは会社組織だけでなく、ちょっとした仲間関係から国家レベル、資本主義・共産主義など、社会ではどこでもある話ではないかと。

    自分も技術者・知見者の端くれとして人生を送ってきましたが、様々な会社と話をしてきました。
    結局のところ、経営を全面に出すと技術知見を有する人が離れていく傾向が多い気がした。その原因は、技術知見者の意見を尊重したり、関係をはじめとしたバランスを保てなくなることが、ほとんではないかと思う。
    とはいえ技術知見者側の性格というか(言葉は悪いが)偏屈な方も多いので、正直お互い様であるような気もする。

    とは言え、いずれにせよ所属している会社であれば、個人的には一緒に仕事できるか、できないかという話に行き着くのではないかと。
    個人も会社を選ぶ権利はあるので、デメリットはそれなりにあるかもだけど、究極(?)としては、最終的に伸るか反るかの判断は、自分にあるわけで。

    翌々考えてみると、ごく当たり前な話ではあるんですが、その「ごく当たり前」を自分自身、見失うことがあるんだよなぁ(感慨)

  • マイクラサーバ、立ち上げの試み

    この記事は、今後更新される可能性があります。

    サーバのインストール手順については、ググると先達の Web 記事がいくつかヒットするので、ここでは解説していない。
    あくまでプラン選択の経緯を記事にしてみた。

    また、利用したマイクラサーバは Vanilla(バニラ)ではなく、今後の利用を考えて、Spigot を選択。

    さくらのVPC 512MB プラン

    以前は512MBなど、低スペックなVPCサーバでも利用できたようなので、元々所有していたサーバ契約を流用して、インストールを試みてみた。

    ビルドは何とか成功、でも起動しない。

    コンパイル時にもメモリ不足のエラーが表示されたが、無理矢理ビルドすることは可能。
    しかしながら、サーバ実行(起動)の過程でメモリ不足となり、立ち上がらなかった。

    さくらのVPC 1Gプラン(今ここ)

    こちらのプランだと、サーバも起動できる。
    ところがプレイ中、ボートやトロッコなどで高速移動すると、処理落ち(移動が巻き戻ったり、切断、例外発生によるサーバーエラー終了など)が頻発。

    原因がメモリ制御なのか、処理速度(CPU)の問題なのかは不明だが、いずれにせよ、メモリ1Gであっても、新規ワールド(空間)への立ち入りや複数人でサーバに接続すると、かなり不安定になるのではと思う。

    現状、拠点でブランチマイニングや、精々近所の村や洞窟探索を中心にプレイしてるので、何とか動作している。
    しかしながら飽き足らなくなれば遠征することになると思う。
    おそらくそれは、時間の問題かと。

    結論

    メモリは最低でも1G以上必要、ただし限界は近い

    おそらくクラウドサービスを利用してマイクラサーバを立ち上げる場合、CPU やハードディスク容量については、一定以上のプランを利用すれば、ほぼクリアできることが判明した。

    しかしながら Java を利用しているため、初期のモジュールビルドにも、マイクラサーバの実行にも、とにかくメモリを喰う。

    おそらく2G以上のサービスを利用するのが安泰だと思うが、そうすると今度は、費用面が問題になると思う。
    例えば、さくらインターネットの場合だと、プランを1G⇒2Gにすると、基本料金がほぼ倍になる。
    ざっくりだが、年額でおよそ1万⇒2万の差。
    いくつか他の VPC 事業者もみたが、ほぼ同じ傾向。

    個人的にはAWS(EC2)に移行しようと思ってる

    ちなみに仕事用を中心に、オンプレサーバをクラウドに移行したので、玉突きで空いたオンプレサーバをマイクラサーバにしようかとも思った。

    しかしながら、オンプレサーバのディスクをSSDに換装したり、電気代などの維持費を考えると、先のクラウド移行した理由が破綻してしまう。
    なので今のところは、AWS(EC2)などのインスタンスの自由度が高いクラウドにマイクラサーバを移行することを検討中。

    ただし、正直なところ AWS のようなクラウドサービスは、一般的な VPC サービスに比べて、設定や操作が煩雑なのと、費用面のコストが見えにくいので、かなり躊躇している。

    しかしながらインスタンス(CPU やメモリのスペック)切替が容易なところは正直魅力的だし、バッチを頑張って作れば、未使用時にはサービス停止して、費用節約も不可能ではない。

    でもまぁ、さくらインターネットのVPC契約を1年契約にしてしまったため、とりあえず、解約時期までにEC2環境を整備しておこうかと考えているところ。

  • マイクラおじさん、はじめました。

    最近この歳になって、VTuber にハマってしまい。
    その影響で、今さら Minecraft にハマってしまい。

    …この流れで察することができる人は、そこそこいるのではないかと。

    という事で、今回は環境の話。

    現在のマイクラには、C++でコーディングされた「統合版」(Bedrock Edition, 通称 BE)と「Java版」(Java Edition, 通称 JE)の2種類がある。
    歴史的には「Java版」がルーツだが、ゲーム機やタブレット端末では「統合版」のみ利用可能、対して PC では「統合版」「Java版」の両方が利用できる。

    なぜ「統合版」のみがスマホやゲーム機に対応したのか考えてみたが、おそらく Java Runtime Environment(JRE)がボトルネックになっているものと思われる。

    Java とマイクラ(というかゲーム)は愛称が良くなかった

    そもそも Java は、Oracle の方針など諸々の経緯から、現在「事実上」PC 向けのプログラミング言語になりつつあり、スマホなどのモバイル機器やゲーム機などの環境、特にゲーム分野においては距離を置かれつつある。

    その理由として、 JRE(いうか Java)は、スマホやゲーム機の場合、原則としてハードウェア側に Java (JRE)が「別途」インストールされていることが前提となる。
    この「別途」というのが曲者。
    たとえば Java のバージョンアップに対応する必要が常に生じるわけで、デバイスによってはそれが難しい場合がある。
    しかも Java は(表現の適切かは、さておき)「半分コンパイルしたプログラムを半分インタープリターで動かす」つまり「ランタイムプログラム」というアーキテクチャー上、動作時のメモリと CPU の負担が大きい。

    Java 版のゲームプログラム側でこれらの差異を補完することは、できなくはないとは思う。
    しかし当然ながらアプリ本体が巨大化するだろうし、レガシーな機種を意識する必要が生じてしまうため、ゲームの発展を考えると、それが「足枷」にもなってしまう。

    オフィスなどの業務システムについては、今まで C/C++ 言語などでの生じていた開発コストが、Java の登場と発展によって削減されたり、オブジェクト指向の概念の加速化など、プログラミングの世界において貢献した点は色々とある。
    ただゲームなどの機種(スペック)差や、挙動がシビアなソフトの開発には向かなかったという事だと思う。

    JRE は際限なくメモリを喰う

    メモリ制御が重い

    Java においてもメモリ制御は、プログラミング次第で柔軟にできる。しかしながら、この処理が正直、重い。

    これはマイクラのプログラミング上の問題でもあるのだが、たとえばマイクラは、一般的な RPG などとは異なりワールドの生成が、キャラクターの移動に応じて、動的に生成される。
    このワールド情報、一度生成されてしまえばデータが保存されるので、それ以降はデータの読み込みのみになり、負担は下がるのだが、それでもメモリを大量に消費したり、解放する場面がある。

    こういった場面は他のゲームでもあるとは思うが、前述の通り Java はランタイムプログラム経由という構造上、その処理がどうしても遅くなってしまう。

    メモリを喰う

    ただでさえ JRE の動作だけでもメモリを喰うのに、マイクラ本体を稼働させるのに、さらにメモリを喰う。

    これをスマホやゲーム機など、性能差のあるデバイスで採用するのは、おそらく現実的ではなかったのだと思う。

    そのため「統合版」は、C++ で作成され、かつ、各デバイス毎に対応したことにより、ラグなどを生じない形でのゲームを展開することができた。
    おそらく、この選択肢がより現実的だったのだと思う。

    ただし Java 版にもメリットがある

    それは Java にすることによって、「有志」が独自の機能を追加することが容易になった点にある。

    これは自前のサーバを立てることも可能にし、自前のサーバー上でワールドを構成、しかもマルチプレイをすることが可能にした。
    しかも、それぞれ別々のワールドを、ポータル(穴)を経由して接続することも可能。
    それ以外にも様々なプラグインなどが展開され、独自の拡張・発展を続けている。

    ちなみに「統合版」も Microsoft が独自に提供している Minecraft サーバサービス等を利用しており、それを利用すれば、マルチプレイが簡単にできる。(ただし有料サービス)

    さらに「統合版」の場合、様々なイベントや追加 Mod が提供されており、いわゆる大衆的なゲーム要素を公式が提供するという、本来のゲームサービスの姿となっている。

    Java 版の未来

    正直なところ、個人的には悲観的に考えている。

    現在 Minecraft は Microsoft が買収し、サービスを提供している。
    そして開発形態も、以前は「Java 版」でアップデートされた機能を、各デバイスなどのプラットフォーム版(「統合版」になる前の姿)に移植される形だったが、現在は「統合版」で実装された機能を「Java 版」に移植するという「逆の流れ」になってしまった。

    これはおそらく、開発コストなどを踏まえた結果だと思うが。Java 版の開発が後発になった事に、正直不安を感じている。

    「統合版」で実装された機能が「Java 版」で実現できなくなる未来

    現時点でも「統合版」と「Java 版」の間では、細かな機能や挙動が異なる部分が既に生じている。
    そもそも Java は、前述の通り、このようなスタイルのゲームの開発言語としては向かない、ボトルネックになっている事がという事が立証されている。これは今後致命的になると思っている。

    「『統合版』だけあればいいんじゃね?」という流れに向かうのはとても自然な気がするのだが、この考えは杞憂なのだろうか。。。

  • 生保の新入社員勧誘(昔話)

    学校卒業後、最初の会社に就職した際に契約した保険証書が出てきた。

    まぁ最初の会社は、割と早いタイミングで辞めてしまい、その時のゴタゴタで引落に使っていた銀行口座の残額を空っぽにしたので、その過程で未払い⇒失効したと思う。

    褒められたもんではないけれど、まぁ、色々と当時の「若気の至り」という事で。
    色々、察してください。。。

    でも、彼らの当時のセールス方法、今もこんなセールスをやっているのかは知らないが、今を思っても、正直ウザかった記憶しかない。

    もしかしたら、個人情報や社外秘に対する意識が変わっている昨今では考えられない話かも知れないが、経験ログとして記事にしてみた。

    何故か、職場に入ってくる

    昼休みに、彼らは何故か職場に入ってきて「営業」をするのだ。
    入口の受付(総務)の人が制止する素振りもない。

    そして春先に入社した社員(つまり私)は、格好の餌食に

    おそらく、今は情報セキュリティなどの理由で入室する機会は減ったかもしれない。

    でも、今でも外の通路や社員食堂で営業が待ってたりするのではないかと。
    もしかしたら、機密保持契約を結んでて、正々堂々と執務室に入室してくることだって、あるかも知れない。

    そして、目が合ったが最後、会話したら最後、とにかく保険の資料とか書類を渡してくる。

    今となっては、とにかく昼食は、屋外に食べに行くべきだったと思う。

    生命保険への加入は必要か?

    結論から言うと、加入しておいた方がいい
    病気や事故などは、いつ遭遇するか分からないし、実際遭ってしまった場合でも家賃や生活費は必要になるわけで。

    そんな時、会社は保障してくれない。

    ただ、大手生保の営業が勧めてくる保険には、入らないくてもいい。
    それが、たとえ1万円だったとしてもだ。特に一人暮らしの人。
    新人時点で、何かと物入りで欲求も多い時期に、自分の薄給から出すような額ではない。

    個人的には都府県民共済で十分。
    しかも健康なのであれば、共済の提供する特約もとりあえずは必要ない。
    高額なオプションの付属する生命保険は、必要ない。

    割と知らない人が多いが、もともと健康保険に加入していれば、その保険の範囲内で可能な治療はできる。
    生命保険はそれに上乗せされるサービスと考えるべき。

    例えば、入院するにしても衣類やテレビ等の付加サービスを利用するには、追加料金が必要になる。
    部屋だって個室を希望すれば、差額ベッド代が請求される。

    どちらかというと生命保険は、その部分を補うシステムであるとシンプルに考えたほうがいい。
    そこに保険の種類として、高度先進医療や特定疾病に特化したものや、各種特約によってサービスや保険金が上乗せされる。

    そして更さら、老後の積立金や一時金支払い、金融資産などとの連携サービスなど、色々なものがくっついてきて、正直わけが分からなくなる。

    保険掛金での積立は、儲からない確率が高い

    生命保険を財テクの一種として考えている人がいるが、分散投資の一つとして考えるのならまだしも、就職直後のお金の余裕がない時期に、生保だけを財テクとして考えるのは勿体ないので、絶対にやめたほうがいい。

    それに例えば定年(満期)まで、保険掛金を支払ったとして、その掛金総額以上の保険金が返ってくることは、ほぼない。

    無論、不慮の病などで人生半ばでこの世を去ることになる人などにおいては、保険掛金の総額よりも保険金のほうが多くなる場合はあるかもしれない。
    でもそれは、あくまでケース・バイ・ケースな話であって確実性はない。

    世の中の大半の人は、定年まで生き延びるわけで。
    そうなった時に、満期まで支払った保険掛金の総額よりも、保険金が上回る事は、まずない。

    将来の子供のため、妻のため、万一自分に何かあった時の事を考えると入っておいた方が良いかもと考えるかも知れないが、基本的に家族に残すための保険とした場合、莫大な保険掛金が必要になる。

    生命保険は税制上の優遇(控除)があるので、そのメリットを活かすという点では、加入してもよいかも知れない。
    ただし、あくまで「そのメリットを活かす」という程度の掛金に留めたほうがいい。

    個人的には、この「メリットを活かす」ためには、現時点での払込掛金の上限でを超えない額とするのが良いと思う。
    そうなると一般生保の掛金では簡単に超えてしまうため、個人的には、都道府県民共済のような小規模かつ年毎に返戻金があるような、小規模な保険のほうが良いと思う。

    生命保険のデメリット

    保険会社の倒産・資産運用が不明瞭・不祥事

    今まで様々な保険会社が不祥事起こしたり、経営破綻したり(破綻しなくても吸収・合併を繰り返したり)と、大手生命保険会社にて一貫して健全な運営が行われている企業は、あまり多くない。

    自分が若い頃に契約した会社は2社あったが、そのいずれも現在はその会社単体では存続しておらず、合併してしてしまった。

    理由は色々あるだろうが、結局の所、社会変化に追随できなかったわけで、そのような保険会社に一生涯の保険掛金を預けるだけのメリットが、どうしても捻出できない。

    保険資産の運用が不適切

    特にこれ。
    高度経済成長時においては、物価上昇や社会成長に併せて、漫然とした資産運用であっても問題なかっただろうが、それが頭打ちとなった1970年代後半以降、マトモな資産運用ができる保険会社は、かなり減ったはず。

    特に現在においては、とてもシビアな資産運用を行わないと利益なぞ出せない時代。保険会社ごときの資産運用でそれができるわけがない。

    春先、保険営業の餌食となりそうな方々へ

    まず、保険の知識がほぼないはず。

    とりあえずは、都道府県民共済のような小規模共済に加入して、保険の営業とは絶対に目を合わせないほうがいい。
    そして「別の保険に入ってるから」という理由も含めて、絶対に言わないこと。

    【余談】生保に入っていた方が良い人は、どのような人か?

    こういった人は、普通の生保に契約したほうがよい。

    • お金に余裕のある人
    • 細かい事について興味のない人、面倒に思う人。
    • 運転などにおいて性格が豹変する人。自身の健康に対して無頓着な人。つまり最終的に生保の厄介になる確率が高い人。

  • さくらのレンタルサーバに Nextcloud 入れてみた感想

    インストール方法は割愛

    ググれば既に解説されてるサイトがいくつかヒットするので、詳しくはそちらを参照。
    自分の場合、この時点での最新バージョン(21.0.1)をインストールしたが、以下の点にハマったこと以外は、問題なくインストール、稼働してます。

    ハマったこと

    WAF は必ず「無効」にすること。

    別に Nextcloud の問題ではなく。

    インストールの途中で Nginx のエラーが出たり(レンタルサーバは Apache 稼働)、スタイルシートなどが反映されず、レイアウトが崩れたり、最初、理由がさっぱり判らなかった。無駄にすること数時間。

    結局原因は「これ」。

    WAF を有効にしてたのをすっかり忘れてた。
    無効にしてインストールしたら、すんなり入った。

    いきなり結論

    重い

    所詮「レンタルサーバ」(共用サーバ)なので、レスポンスは期待してなかったけれど、Web 画面はかなり「もっさり」してる。
    遅いからと言って、レスポンスか返ってくるのを待たずにあちこちクリックすると 500 エラーになる。
    でも、この辺りは WordPress(特にダッシュボード、管理画面)の挙動でも同様なので、期待しないほうが良いかも。

    一応 Nextcloud 内部でも、キャッシュなどのレスポンス対策は施されているようだが、大量のユーザを抱えての運用には耐えられないと思う。
    レンタルサーバ上の Nextcloud は、あくまで個人利用ぐらい。

    ちなみに、レンタルサーバのプランを上げることによって「重さ」が軽減できるとは考えないほうがいい。

    「多少」は軽くなる可能性があるものの、体感できるほどのレスポンス改善はおそらく期待できないと思う。

    IT技術者じゃないとインストールは難しい、かも?

    インストール等はかなり簡単にできるようになってはいる。しかしながら、Apache などの conf 設定や、Nextcloud 自体の config 設定など、細かな設定調整をしようとすると、IT技術者としての知識や経験・勘所が必要な部分がどうしても出てくる。

    また、セキュリティ面の部分も考えると、適切なIT技術者がインストールや設定を担当するのが望ましいと思う。

    Android, iOS などのアプリ提供を謳ってるけど、アプリで直接できるのは、ストレージ機能ぐらい

    CalDAV, CardDAV を用いた同期(連携)については、Android, iOS の Nextcloud アプリを経由してやれるようだが、あくまで同期だけ。
    Android, iOS の Nextcloud アプリが、直接カレンダー機能などのグループウェア機能を提供してるわけではない。

    WebDAV に関連する機能は、レンタルサーバのプランに依存する

    さくらインターネットの場合、レンタルサーバでも「マネージドサーバ」プラン(1台、丸ごとレンタルプラン)じゃないと、そもそも WebDAV 自体が使えない。

    そして、それは WebDAV を使用した規格である CalDAV, CardDAV も使えないことを意味する。

    カレンダーやメール閲覧機能について

    Nextcloud システムは、アプリ(というかプラグイン?)機能として、カレンダーやメール、連絡先などの各種グループウェア機能を導入することができる。

    しかしながら、機能面ではお世辞にも洗練されているとは言えない。
    Nextcloud をビジネス上の統合環境として捉えるのであれば、選択するも良いとは思うが、その場合は、専用サーバを建てて運用するのが良いかと。

    そして専用サーバを建てるぐらいであれば、Google Workspace(旧 G Suite)などのサービスを使ったほうが良い気がする、のだが?

    それにレンタルサーバで Nextcloud を運用する場合、付加機能はそのままサーバ負荷になってしまう。
    あくまでクラウドストレージとして割り切って、これらのアプリ導入は控えたほうが良いと思う。

    外部ストレージ

    たとえば、NextCloud のストレージから別サーバの領域を「外部ストレージ」として繋ぎ込むことが可能。
    接続できるのは、Amazon S3 などの各種クラウドサービスのオブジェクトストレージや、FTP, SFTP で接続できるサーバ領域など。

    ちなみに SMB/CIFS などにも接続できるが、今回はさくらのレンタルサーバに Nextcloud を設置したので、使えない(使わない)のではないかと。

    自分の場合、いくつかの Web 領域として無駄に保有してる領域を FTP 接続して使ってみた。

    「1つの外部ストレージの接続設定=1つのディレクトリ」として認識する

    そのため、外部ストレージ配下の最大容量は、外部ストレージとして接続した先で個々に提供されている領域の上限になる。
    接続先の領域サイズが極端に小さい場合は、その領域内に保存するファイルの容量に注意する必要がある。

    あと、当たり前だが、ストレージ領域として合算された領域サイズとして、一連で使える訳でもない。

    Web領域を繋ぎ込むことも可能だが、セキュリティに注意

    ホームページ領域として提供された空間を FTP, SFTP で外部接続して有効利用すること自体は可能。
    ただし、これらの領域は元々ホームページの領域として公開されている領域なので、外部接続先として繋ぎ込むディレクトリに対し、適切なアクセス制限を施さないと、ホームページの領域として丸見えになってしまうので、注意すること。

    ちなみに ISP によっては、そもそもアクセス制限を施すことができない場合ホームページサービスもあるので、注意。
    その場合、外部ストレージとしての使用は望ましくない。

    遅い

    ただでさえレンタルサーバ上の Nextcloud 本体への接続が遅い状況下で、さらに FTP 接続した先の外部ストレージを参照する以上、レスポンシブとは言い難い。
    フォルダの同期という形で利用するのであれば、違和感を感じることはないかもだが、Nextcloud のWeb画面からテキスト等を直接参照・編集する場合には、かなり遅く感じる。
    (たまに 500 エラーも発生する。)

  • 車に求めるもの

    以下、あくまで個人的な意見です。
    個人によって考え方には差があるはずなので、その点ご了承ください。

    個人的に自車は所有せず、カーシェアとかレンタカーがライフスタイルに組み込んでいるので、様々な車種に乗ることが多いのだが、今回初めてトヨタ C-HR というコンパクト SUV なる物を運転してみたので、その感想まわりとか。

    「SUV」と「コンパクト」を併せ持つのって、何だか本末転倒というか相反するというか。。

    コンパクト SUV

    乗用車の総合的な利便性は、コンパクトカーよりも劣る。
    SUV 並みのゴツい足回りにはなってるし、外装がカッコもよくて、フロント席のラグジュアリー感も確保してるけど、逆に言えばそこに徹底してるだけ。

    フロントガラスは狭いし、サイドなど車両全体が丸みを帯びているため、とにかく視認性が悪い。

    後席がとにかく狭い。クーペ並みに足下が狭い。
    カップルとか単身者が乗るならまだしも、ファミリーにはお勧めできない。

    T-CONNECT

    carrozzeria (Pioneer) に慣れてしまっている自分としては、どうにも機能不足。
    直感的操作の際、違和感を感じる。

    あと個々の機能についても洗練差がある。

    たとえばマップ表示中にマップボタンを再度押しても、ユーザが設定した縮尺のマップにならないとか、ナビとは関係ない部分、ラジオのエリアプリセットひとつにおいても、練馬だと埼玉のプリセットが表示されたり、ワイドFM帯が表示されなかったりとか、重箱の隅的な。

    クルーズコントロール

    トヨタ車のコントローラーは、ウインカースイッチ(バー)の下部に、別途、コントロールバーが設置されていて、それで制御するんだけど、これがイマイチ使いにくい。

    ホンダ車のように、ステアリング上にコントローラを設置してほしい。

    居住感と容量

    SUVにはどうも高級車のようなラグジュアリー感を求めている人がいるようで、それが各所に詰め込まれているが、個人的にはそこまでラグジュアリー感を全面に出す必要はないと思う。
    それなりの居住感については確保してほしいとは思うけど。

    背丈体格の違いがあっても、疲れにくい運転ポジションが確保できるとか、フロントやハンドルの位置や視認性、疲れにくいブレーキやアクセルのポジションなど、人間の五感がどうしても頼る必要が車にある以上、その部分に対しての洗練化を伸ばしてほしい。

    荷室容量は、それなりに確保してほしい。

    リア席を潰せば、それなりの荷室空間を確保できるのは判ったから、普通に荷室サイズを確保してほしい。

    まとめると

    とまぁ小型SUVの評価としては、

    コンパクト SUV に乗るぐらいなら、
    普通(3ナンバー車)の SUV を無理して買え。

    こんなところでしょうか。

    余談

    個人的な会社別車両評価。

    独断と偏見に満ち満ちてるので、読む方は自己責任で。
    意見は求めてません。

    トヨタ

    ザ・大衆車。良くも悪くもスタンダード。
    普段の街乗りから長距離まで一番普通に乗り回せるから、どうしてもこれが第一選択(基準点)になってしまう。

    ホンダ

    5ナンバー車の出来は良い。スピードの伸び・バランスが良いし、車内の広さに拘りがあるようで、居住性が上々。
    個人的にはACCがステアリングに組み込まれている点がお気に入り。
    ただトヨタにちょっと及ばない部分があるような。重箱の隅的な。

    マツダ

    コンパクトカーでも速度重視な感じ?
    スピードの伸び・バランスはホンダ車以上。でも車内の広さが、どの車種も気になってしまう。

    ニッサン

    昔は良かった。ある意味、トヨタ以上の標準な車だったし。
    今のニッサンはどこに行きたいのか、正直良くわかんない。
    EV専業になるなら、それもいいんでない?
    会社もゴタゴタしてるし。

    スバル

    多分、一度も運転したことがないので、態度保留。
    最近ゲンキな会社なので、気にはなってるんですけど。

    三菱

    以下同上。
    てか、もはや「何の車種作ってるんだっけ?」のレベル。

    スズキ

    全体的にアクセルがフニャフニャ感が気になる。アクセル踏んだときとスピードの「伸び」に独特な感じがするのは気のせい?
    二輪も含めてスズキはスズキ。

    ダイハツ

    ザ、軽自動車。

  • コミティア80

    初めての2ホール開催。大手という程のサークルはあまりいなかったのですが、サークル数は2600強と今までで最も大きなイベントとなった。
    また、11~16時開催となったが、イベント終了まで、会場内は比較的混雑が続いていた。

    そして、コミティアの目玉は「企画」。拡大開催という事で、大小多種多様な企画が催された。

    まずサークルとしては、歴史企画、豆本企画の各集合サークルブース。
    他のサークル単体の展示企画も含めて、コミティアでは恒例のサークル展示とはいえ、いつもより多く多彩で、見ごたえがありました。

    そして、メガネ部、メイド部、もじ部のサークル企画。いわゆるジャンル配置が中心だったのですが、オリジナルパンフレット(メガネ部)やスタンプラリー(メイド部)など、オリジナルでもサークルが一緒に盛り上げていました。
    そして大規模な企画。その目玉として講談社。「もやしもん」にでてくるキャラクター「A・オリゼ」を壁に投影したり、合体「A・オリゼ」を模したぬいぐるみを展示してみたり。また、複製原画展や巨大パネルなどの展示もありました。

    出張編集部や村田蓮璽さんの企画ブースに並んで盛況だったのが「米沢嘉博を語るトークライブ」。立ち見も出るほどの大盛況でした、やっぱり普通の即売会とはちょっと異なるところがいいですねぇ。コミティアならではの手作りな雰囲気の企画コーナー、味があります。

    COMITIA

  • comic1 雑感

    レヴォの実質後継イベントにあたる comic1 が、去る4月30日(月/振休)、東京ビッグサイト西3・4ホールにて開催されました。

    レヴォの系譜ということで、男性向け中心のオールジャンル同人誌即売会、特に成人向け作品の傾向が強いイベントとしての旗艦的立場となります。
    公式な参加者数については把握してませんが、約2万人前後ぐらいでしょうか。会場の規模の割にはかなりの入場者数だったのではと思います。

    新刊自体は結構でてたんだけど…さ

    参加サークル自体、いわゆる大手サークルが多数参加しておりましたが、昨今の女性主催者たる大手サークルは、仕事が忙しいようで、スゴい種類を出すサークルというのは、ほんの僅かでした。
    しかもそういう超大手は、どこの本も正直「微妙」。特にゲーム関係を本業にされている方々は、カラーだけどペラい折り本やイラスト本、スティックポスターなどのお茶濁し系が多い。同人活動は本業よりも優先度低、でも支持手くれる人がいるから作る、というような、やや息切れ気味な感じがします。

    それ以外のサークルについては、まぁ出たとこは出たという感じ。
    新刊のオフセット率も高い。でも部数については一部微妙なところも。
    まぁ、新刊の入稿タイミングやサークル自体のポリシーや「しがらみ」とか、色々とあるようなのですが、一部サークルによっては、販売開始30分ぐらいでオフセット新刊が完売するケースも。

    まるでコミケットスペシャル

    まぁ、24時間ではないですし(スタッフは前日設営~打ち上げまで24時間ですが)、2回まわしではないですし、企画や展示といったものもないので、そういう意味では、純粋な同人誌即売会だったのですが、一般参加者は走る走る。結構「血眼」状態でした。
    まぁ、当たり前でしょうけど、入場口も広いし、いわゆる「超大手」が入口から離れた会場奥に配置されていたので、結果、一般参加者は全力疾走。

    当然コミケットみたくスタッフも多くないので、まぁ走ります。
    ちなみに、走って転倒してケガしても(まぁ主催者の安全管理責任もあるでしょうけど)あんな会場で走る本人が一番悪いので、自己責任ってことで。

    思ったより、外周が買えた

    相変わらず超大手の「信者」が非常に多い。
    まぁ個人の趣向なので正直どーでもよいのだが、日本人は基本的に独占欲というか志向性が高い民族のようなので、ほかの物には目もくれずに突き進むそうです。その表れですな。

    ちなみにオタク文化を支えている(この場合、お金を落としてくれるという意味の)「屋台骨」は彼らなので、それはそれという事で。

    そのお陰か、思ったよりも本が買えた。シャッター前を外して何人かで手分けして買物したんだけれど、外周の半分くらいのサークルは、思ったよりも買えたんじゃないかなぁ。島中も然り。
    まぁ、普通じゃないですかね。

    愛されているなぁ、と

    主催者が愛されているのか、イベントそのものが愛されているのかは判りませんが、前日の設営も含めて、どこからともなく多くの参加者が手伝っており、こういうのはいいなぁと素直な感想。
    通常「ぽっと出」のイベントについては、大抵微妙な部分を盛っていたりして、ネットで叩かれたりします。
    まぁ、comic1 の場合もバッシングはあったようですが、所詮「2ちゃんねるは便所の落書き」程度。イベント当日を見る限り、主催者側の大きなトラブルはなかったようです。
    当然、企業スポンサーなどがついている訳でもないので、やっぱイベントはシンプルなポリシーのもとで行うのが一番よいのかもしれません。

    とりあえず、参加者の満足度はそれなりに高いイベントとなったようで、なによりです。
    レヴォと異なり年1回の開催という事で、次回は来年の春開催予定との事。期待の集まるイベントがまた増えました。

  • SDF1008

    10月8日に集中開催したようです。

    • キミキス「キミトノキスヲ
      1F大展示ホール(約120サークル)
    • ひぐらし「雛見沢村綿流し祭5
      1F大展示ホール(約85サークル)
    • RO「RAG-FES14
      1F大展示ホール(約80サークル)
    • アイマス「アイドルプロジェクト2
      1F大展示ホール(約60サークル)
    • ハルヒ「禁則事項ですキョン君2(はあと)
      1F大展示ホール(約55サークル)
    • TYPE MOON「蒼月祭15
      1F大展示ホール(約45サークル)
    • ONE中心Tactics/Key系「BrightSeason23
      1F大展示ホール(約25サークル)
    • 成年向ちちゃい子オンリー「Loけっと2
      1F大展示ホール(約20サークル)
    • つよきす中心きゃんでぃそふと「Mighty Heart!」(閉鎖)
      1F大展示ホール(サークル数不明)
    • ToHeart2「東鳩祭2-E」(閉鎖)
      1F大展示ホール(約35サークル)
    • マリみて「十月のロザリオ」(閉鎖)
      2F小展示ホール(約140サークル)

    っとまぁ、その数、ざっと11。うちSDF主催のイベントは8つ。
    最近、Pio や都産貿で開催されるイベントのうち、年に何度かはSDFさんと、あとケットコムさん主催のイベントが同日に一斉開催されているようですが。。。

    まぁ同日開催だと、

    • どこかのカタログを持っていれば、他のイベントの会場にも入ることが可能にしてしまう。

    とか、

    • サークルが集まらなかったイベントの場合、合同開催にしてしまう。

    というような、参加者の相互集客が可能というメリットはありますが、「すごいなぁ」と思うのは、「よくこんだけのイベントを同時に動かせるメンバーがいる」という事。
    あと、実際参加者の入り具合とか Pay とかは、どうなんすかね?
    でもまぁ、トータルでは 500 サークル弱集まっているし(SDF主催以外のイベントも含めると700サークル)、Pay はしてそうですね。
    これだけ集まれば、一般参加者もそれなりにいるでしょうし。

    蒼月祭
    RAG-FES
    雛見沢村綿流し祭
    キミトノキスヲ
    禁則事項ですキョン君(はあと)
    アイドルプロジェクト
    Loけっと
    (さらに…)