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涼宮ハルヒの憂鬱(原作)

谷川流さん原作の作品。

ラノベにしては、少し「小難しい」部分があり、多少引っかかることはある。とはいえ、何カ所かがスムーズに読めない程度。
あちこちに時間的「トリック」がストーリースパイスとして含まれていますので、そこんところがおもしろいのと、なんと言ってもキャラクターの極端な「個性」。これがおもしろい。

BENJA-MING(いとうのいぢ、イラスト、公式)

でも、さすがに中身がマンネリ気味かなぁ。

久しぶりに面白そう。

…どうよ。

ちなみに原作は筒井康隆氏。新潮文庫から出ているそうな。
金を湯水の如く使いながら、何事件を解決するという話しが、なんともおもしろそう。

…いや、深キョンはこの際どーでもいいわけで。どちらかというと原作に興味が。。。

南青山少女ブックセンター

主人公(男)が、男性恐怖症少女に「ふぁぶ」されてしまうのだが、、、この意味について内容が判りたい人、買って読むべし。

個人的には、湖湘七巳さんが目次に書いているラフ絵が相当気に入ってたりします (-.-)”>

(桑島由一、原作)

(湖湘七巳、イラスト)

蒼穹のファフナー

う~ん。舞台はエヴァとダフネとSEEDを足して割った感じ?
キャラクターと声は、SEED?
もう少し見てみないとあれですけど、微妙な作品。

「あたし、子供がロボットに乗って戦うアニメって嫌い~」という声が隣から……
でも冲方丁さんが絡んでいるアニメなんだよなぁ。ちょっと魅かれるものを感じるんだけど。。。

おねがい☆ツインズ

「今度のブームは双子かぁ?」と思ってたら、Please! の新作も(ちょーっと違いますが)双子ネタでした。_| ̄|○

最初は「おねティ」の続編かなーとしか思っていなかったのですが(だって、最初は「おね2」って発表されてたし)、下北沢某所でこのアニメを(しかもプロジェクターで)見た際、見事にやられてしまいました。
それからは毎週欠かさず見る始末。

ちなみに Please! 前作の「おねがい☆ティーチャー」についても、まだ見ていなかったので、まとめて見ちゃいました。
話の舞台は同じで、おねティのキャラクターが引き続き登場するので、予習がてら見るのも良いかと。(^.^)

それにしても、この手のアニメをプロジェクターで見るのは、もはや犯罪ですねぇ。

シナリオ:★★★★
キャラクター:★★★★
作品自体の完成度:★★★★☆
合計:★★★★☆
  • Please!(制作)(閉鎖)

よくわかる現代魔法

コンピュータと魔法が織り成すストーリーということで、コンピュータ関係の脚色。
しかも舞台が東京ということで、私には受け入れやすい話でした。

あまり専門的ではないとは思うし、専門的と思う点があっても、用語の解説と、この小説にあわせた解説・展開がなされているので、話しに躓くこともない、と思います。あまり自信ないですが。

あとは、キャラクターの個性でしょうか。
「萌え」の要素を惜しげなく詰め込んでいます。

  • 共月邸(イラスト、宮下未紀)(閉鎖)

マリア様がみてる(アニメ)

ちょっと「上品」とか「気品」を出すために努力したのか、かえってキャラに不自然さがあるような気がします。もう少し全体的に「やわらかさ」があってもいいんでない?

例えば「絵」。ひびき玲音さんが直接キャラデザしているわけではない成果、ベタ絵に違和感を感じてしまう。少し「目」にインパクトありすぎかと。
色合いももう少しソフトな方が良いかと。少し地味すぎ。
例えば「シナリオ」。紺野さんの表現をシナリオに流すのって、結構難しいかも。祐巳の百面相に入る際の流れとか、キャラの振る舞いとかに、イマイチ不自然さが残る。上品な言葉使いを如何に自然に見せるか、これが出来ていない。

まぁ、もう少し完成度が欲しいと思いました。このようなテイストの小説をアニメ化するのって、難しいんでしょうかねぇ。
こうゆう作品はSFアニメと違い、CGとか駆使するだけではどうすることもできる事ではない。むしろ原画のコマ割りや場面とか、シナリオ・声優などの製作全体を含めたテクニックとか職人技にかかってくるので、そっち方面のキャリアが少ない製作陣には、厳しいかもしれません。

期待度が大きい作品の割に、やっぱりというか、少し残念。

シナリオ:★★★
キャラクター:★★☆
原作への忠実度:★★★☆
(努力は認めるが、求める方向が、
 ちと違う気が。。。)
総合評価:★★★
  • マリア様がみてる(TV版公式)
  • Web コバルト集英社、コバルト文庫公式)
  • Russian Blue(キャラクター原案、ひびき玲音公式)